トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

誘拐された旅行者は解放されたが、兵士3人が地雷で死亡

2012年06月04日 | 国内
6月4日 週末、テロリスト集団PKKに誘拐されたイギリス人ツーリストはビンギョル県ゲンチ地区で解放されましたが、救出作戦に当たっていた兵士3人が地雷の爆発で死亡しました。

 Hurriyet

誘拐されたイギリス人旅行者ジェイムス・マサミさんは健康状態はよく、事情聴取のためディヤルバクルへ送られました。
テロリストたちは6月2日、ディヤルバクルとビンギョル間の道路を封鎖し、バスを止め、乗客を降ろし、PKKのプロパガンダを叫んで、マサミさんを連れ去りました。

・・・そんなことをされて、プロパガンダに共感するヒトがいるわけないじゃん!3人の兵隊さんの若い生命を思うと悲しい。


  イスラムの最高聖職者も人工中絶論争に介入

トルコ宗教庁の最高職にあるメフメト・ギョルメズ師が、いまや全国的な論争となった人工中絶問題について発言しました。

 Hurriyet

ギョルメズ師は胎児を人間とするイスラムの考え方をベースに、エルドアン首相の発言を支持しました。
「胎児は、科学も認めているように、別個の心臓を持つ、1個の生命としての存在です」と、ギョルメズ師は今日、ムフティ(聖職者)の集会で語りました。
「だから、胎児には生きる権利があります。親がその権利を奪うことはできません」
ギョルメズ師によれば、「私のからだだから、私の好きなようにする」という権利は女性にはない。なぜなら、母親は胎児の所有者ではなく、胎児の生命を育む器だからだということです。

イスラムは望まない妊娠を防ぐための避妊具の使用は認めているが、中絶は殺人と考えるとギョルメズ師は言っています。


   「ときどきダイアリー」へ
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

医師グループが人工中絶の憲法上の保証を政府に要求

2012年06月03日 | 国内
6月3日 医師たちが人工中絶に対する憲法上の保証を求めて、議会に報告書を提出しました。8分に1人の女性が危険な中絶で生命の危機にさらされていると医師たちは言っています。

 Hurriyet
中絶を規制するAKP(公正発展党)政府の提案に抗議して、女性警官たちともみあう女性


人口中絶を法的に規制しようというトルコ政府の最近のイニシアティブに、「トルコ産婦人科医協会」が“中絶に対する憲法上の保証”を要求して、議会に報告書を提出しました。
報告書のタイトルは「人工中絶:健康な出産の権利と健康の権利」というもの。
同協会は“健康な出産に関して、女性が決める権利”が憲法で認められることを要求しています。
協会の会長イスマイル・メテ・イティル教授は、自分たちの意見を報告書にして提出し、健康な出産のための権利を求めていると言っています。

報告書には、アフリカ、ラテン・アメリカ、アジアで、多くの女性が危険な中絶手術のために命を落としていることなども書かれています。


PKKがイギリス人ツーリストを誘拐

非合法テロリスト集団PKK(クルド労働者党)と思われるグループが、昨夜、ディヤルバクル県ビンギョル・ハイウエイを封鎖し、イギリス人ツーリスト1人を誘拐しました。

 Hurriyet

テロリストたちはハイウエーを走ってきた数台の車を止め、車を降りるように命じました。テロリストは旅行者たちにPKKの目標を話し、さらにやってくる車を止め、車に火をつけました。
バスも止められ、乗客のイギリス人男性1人が連れ去られました。イギリス人は35歳くらい、観光旅行中で、トラブゾンに向かう途中でした。現在、この地域を捜索中。

・・・外国人をねらうテロや誘拐、怖いですねえ。PKKの連中は外国人に被害を与えれば、外国でもPKKが注目されて彼らの目的に有効と勘違いしているようです。
今度のトルコ行きには、私、トルコ初めての友人を同行するので、よけい心配です。


  「ときどきダイアリー」へ
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

女性初の伝統影絵芝居「カラギョズ」アーティスト誕生

2012年06月02日 | 文化
6月2日 舞台女優ミュゼイエン・ナルケセンさんは、長年、伝統の影絵芝居「カラギョズ」に興味を抱き、3年間の弟子入り修行の末、初の女性「カラギョズとハジヴァト」影絵師になりました。

 Hurriyet

「カラギョズ」はトルコ伝統の影絵芝居、主人公のカラギョズとハジヴァトのやりとりがおもしろく、オスマン時代の人気娯楽でした。

カラギョズの太く低い声を出すのは女性にはとてもむずかしいので、これまで女性のカラギョズ師はいなかったと、ナルケセンさんは言っています。彼女は3年間、発声訓練をしたそうです。
「カラギョズ・アーティストは人形に色を塗らなければならないので、絵心も必要だし、音楽家で俳優でもなければなりません」とナルケセンさん。

・・・私も先日、東京モスクで行なわれたカラギョズの公演を見ましたが、とてもおもしろかったですよ。たった1人で、何人もの人形を操り、何人ものセリフをしゃべり、音楽を流し・・・というすごい技に感心いたしました。
ラクダの皮製の影絵人形にもさわらせていただきました。ナルケセンさんの影絵芝居もぜひ拝見したいですね。


“イスタンブールちゃん”という名のソマリアの女の子たち

「イスタンブール」がいまソマリアの女の子のフツーの名前になってきたと、「世界ソマリア学生&職業人」(WSSP)の設立者カシム・モハメド・アリさんがHurriyet紙に報告してきました。

 Hurriyet

モハメド・アリさんはトルコのソマリアに対する援助を賞賛し、ソマリア人は女の子を“イスタンブール”と名づけることで、トルコに対する友情を示しているのだと言っています。
“イスタンブール”はいま、ソマリアの女の子のフツーの名になってきたとか。
「われわれはトルコ政府とトルコ国民に感謝し、トルコがソマリアの最善の友であることを誇りに思います」
2011年8月、ソマリアは65年ぶりという最悪の干ばつに見舞われました。そのときのトルコの援助が“イスタンブールちゃん”たちになったのです。

・・・“イスタンブール”が女の子の名で、“イスタンブール君”がいないのはどうして? ソマリアでも都市名は女性名詞なの?
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

人口中絶禁止に抗議する女性たちが逮捕された

2012年06月01日 | 国内
6月1日 今日、女性のグループが、家族・社会政策省の前に集まって、政府の中絶論に抗議しました。

 Hurriyet

「女性たちがここに来ています。ファトゥマ・シャヒン大臣はどこですか?」と女性たちはさびました。
女性たちは警察のバリケードを突破して、省内に入ろうとしましたが、警察が女性たち27人を逮捕しました。

なんだかどんどん逆行してゆくみたいですね。


え〜っ、ボスフォラス横断ケーブルカー計画だって!

エルドアン首相がチャムルジャの丘に、ど〜んと巨大モスクを建てると宣言したら、今度はイスタンブールのカディル・トプバシュ市長がボスフォラス横断ケーブルカーを計画だって! イスタンブール、どこまでやるの!

 Sabah

トプバシュ市長はエティレルとアルトゥニザーデを結ぶ空中ケーブルカーの建設計画を発表しました。市長によると、ケーブルカーは、首相が巨大モスクを建てると言っているチャムルジャの丘とも結ばれるそうです。

「われわれは巨大モスク計画より前から、このプロジェクトを考えていました。4年ほど前から空中輸送システムを考えはじめたのです。このシステムだと1時間に6000人の乗客を運べます」と、トプバシュ市長は言っています。
「ケーブルカーで2大陸を横断するという発想はきわめて重要であり、エクサイティングです」と、市長は観光と輸送の両面からのケーブルカーの重要性を強調しています。

・・・想像するだけでドキドキしてきますね。天空を駆けてボスフォラスを越えるなんて、ギリシア神話の神々のようではありませんか。
海底トンネルに空中ケーブル! ボスフォラスよ、永遠なれ!


   「ときどきダイアリー」へ
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

「アジア側チャムルジャの丘に巨大モスクを建てる」と首相

2012年05月31日 | 国内
5月31日 イスタンブール征服559年記念日の5月29日、エルドアン首相は、アジア側カンディリの伝統工芸センターの開館式でのスピーチ中、巨大モスクの建設を発表しました。

 Hurriyet
この丘のテレビ塔の隣りに巨大モスクを建てるんだって


「チャムルジャの丘のテレビ塔の隣りに、15000平米のモスクを建てます。計画はほとんどできました。この巨大モスクはイスタンブール市内のどこからでも眺められるように設計されます」とエルドアン首相は言いました。
モスクのキュリエ(建物群)には、“ハット”(トルコ・カリグラフィー)や金箔細工のような伝統工芸のための施設も入るそうです。「昔、モスクの隣りにメドレッセ(イスラム学校)があったようなものです」

この日の午前中、首相は、新たに修復されたファティフ・モスクとマフムート1世図書館の再開式に出席しました。
これら歴史的建物の修復には4年半の歳月と2400万リラ(約12億円)の経費がかかったそうです。「われわれの仕事はまだまだ終っていない」と首相は言っています。

巨大モスクまで建てちゃう首相、まさか「エルドアン・モスク」なんて名づけないでしょうね。


  イスタンブールのマクドナルドで爆発物発見

今日、イスタンブール・ファティフ区のマクドナルドの女性トイレで、従業員が爆発物を発見しました。

 Hurriyet

爆発物は瓶に入れて置かれていたようです。通報を受けて、爆発物処理班がただちに到着し、爆発物を処理しました。
無効にされた爆発物は詳しい調査のため、犯罪研究所に運ばれました。

ファティフ区のマクドナルドなんて、私がいてもフシギない場所。爆発したら、被害者は一般市民です。一般市民を殺傷することになんの意味があるのか。
夏に向かって、テロが活発化してきたようで実に不愉快です。


  「ときどきダイアリー」ヘ
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

イスタンブール征服559年は華やかなイベントで祝われた

2012年05月29日 | 国内
5月29日 今日はコンスタンティノープル陥落すなわちイスタンブール征服559年記念日、イスタンブールでは多くのイベントが行なわれました。

 Hurriyet

今年の祝典の中心はハリーチ(金角湾)です。歴史家によると、オスマン帝国の征服王スルタン・メフメット2世は1453年5月28日、金角湾からボスフォラス海峡に船を進めました。
今日は1万発以上の花火が打ち上げられ、ヒット映画「征服1453年」が大スクリーンに映し出されます。オスマン軍楽隊「メフテル」のショウも式典を盛り上げます。
96個のロボット・ライトと56の照明装置がステージを浮かび上がらせ、「愛、寛容、平和」などのメッセージが空に描かれます。

今夜のイスタンブール、見たかったです。


  ギリシア正教の総主教さまがカッパドキアでミサを主宰

カッパドキアのユルギュップ地区ムスタファパシャにあるギリシア正教のアギオス・ニコル修道院と教会が最近、修復され、再オープンされましたが、その教会で、イスタンブール・フェネルのギリシア正教会総主教座のバルトロメウ総主教がミサを挙げました。

 Hurriyet

新装なった教会で、バルトロメウ総主教は聖書を読み、祈りと聖歌を捧げて2時間のミサを終えました。ミサにはイスタンブールやアテネから400人の人が集まりました。

「カッパドキアは重要な聖職者や聖人が生まれ、初期キリスト教が始まった場所です。アギオス・ニコル修道院の修復はこの地方の観光に寄与するでしょう」と、バルトロメウ総主教は語りました。
「私はムスタファパシャのレヴェント・アク町長が、この歴史的修道院のオープンに私たちを招いてくださったことに感謝します。また、この修復作業にかかわった方々にも感謝します」


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

首相の発言で人工中絶が激しい論争に

2012年05月29日 | 国内
5月28日 人工中絶と帝王切開を非難するエルドアン首相の発言(昨日の頁)が、中絶は法的に認められた権利だとする人々と、首相の発言を支持する人々の間で論争になっています。

 Hurriyet
50人の女性グループがイスタンブールの首相オフィスの前に集まって抗議


ファトゥマ・シャヒン家族・社会政策相はエルドアン首相の発言を強く支持しています。
「政府は中絶の権利を変更するなどとは言っていませんが、家族計画の手段として、人工中絶にたよる必要はありません」
「帝王切開は苦痛のない出産のように思えるが、外科手術です。母親の健康にリスクがあります」と、シャヒン大臣は言っています。
エルドアン首相は5月25日、「私は人口中絶は“殺人”と考える」と言い、帝王切開にも反対を唱えました。

反対派の人々はエルドアン首相の発言を激しく非難しています。
「首相の発言にはたいへん失望しました。首相は女性のからだにまで政治を持ち込むのはやめて欲しい。要するに、首相が女性の膣まで見張ることはないと言いたいのです」と、最大野党・共和人民党のアイリン・ナズルアカ議員。
「ヨーロッパの国で中絶を禁じているのはマルタだけです。トルコは世界16,7位の経済力を持つ国になったのに、マルタといっしょにしたいのですか」
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

またも東南部で軍とPKKの衝突。戦死者1名

2012年05月28日 | 国内
5月27日 PKKの動き、夏に向かってまた活発になってきたようです。ほんとに嫌ですね。また、戦死者が出ました。

 Hurriyet

今日、東南部のシュルナク県で、またテロリスト集団PKKと思われる連中と軍の衝突があり、憲兵中尉1名が銃撃戦で戦死しました。

この地域で治安部隊による捜索作戦が行なわれていましたが、部隊とテロリスト集団がばったり出会い、治安部隊が投降を呼びかけたところ、テロリストたちは銃撃で応じてきたそうです。
テロの頻発はオリンピックにも影響してくるでしょう。ほんとにいい加減にして欲しいものです。


  人工中絶は“殺人”だとエルドアン首相

エルドアン首相は26日、「私は、人工中絶は“殺人”と考える」とアナトリアニュースに語りました。

 Hurriyet

エルドアン首相はさらに、「人工中絶を許す権利はだれにもない。子供を母親の子宮にいるとき殺すか、生まれてから殺すかに違いはない」と言っています。
トルコでは妊娠10週間以内の中絶は合法とされています。女性の同意が必要で、既婚女性は夫の同意も必要です。

エルドアン首相の公正発展党はイスラムをベースにしていますか、首相は女性に少なくとも3人の子供を持つようくり返し訴えています。
2004年、エルドアンの政府は姦通を犯罪とする法律を支持しましたが、EUからの激しいプレッシャーで放棄しました。



   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

テロリスト集団PKKメンバーの半分は子供

2012年05月27日 | 国内
5月26日 アメリカ国務省の人権リポートによると、山中にいるPKK(クルド労働者党)のメンバーのほとんど半分は18歳以下の子供だということです。PKKは子供を集めて、テロをやらせているんですね。

 Sabah

2011年のリポートでは、治安部隊との戦闘による死傷者数は、前年の2倍以上になっているということです。
市民の死傷者数も2010年来、増えつづけています。

トルコ治安部隊のリポートでは、2010年の1月〜10月の間に、31人の市民が死亡、53人が負傷しました。
同じ時期、治安部隊員は220人が死亡、475人が負傷しています。
テロリストは同時期、303人が死亡、5人が負傷。

・・・いまのトルコの最大の悩みのタネであるPKKの半分が子供だなんて、なんだかバカらしくなってきますね。でも、だれもが、いつ洗脳された子供に殺されるかわからないのです。
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

テロリストPKKが東南部で10人を誘拐

2012年05月26日 | 国内
5月26日 23日のことですが、東南部のディヤルバクル県リジェ地区で10人の人々が非合法テロリスト集団PKK(クルド労働者党)と思われる連中に誘拐されました。

 Hurriyet
東南部でPKKと戦う兵隊さんたちにも多くの犠牲が出ています。


誘拐されたのは男性9人と女性1人。詳しいことはわかりませんが、一般人のようです。
このところ、また激しくなってきたPKKのテロ、ほんとうに嫌ですね。PKKとしては軍の掃討作戦をやめさせようと政府に圧力をかけているつもりのようですが、エルドアン首相は、テロとの戦いに躊躇するところはないと言っています。

PKKはトルコもEUもアメリカもテロリスト集団と認定しています。
コメント (0) |  トラックバック (0) |