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元HDPのリーダーに長期禁固刑が宣告された

2024年05月17日 | 国内
5月17日 人民民主党(HDP)の元共同議長、セラハッティン・デミルタシュ氏とフィゲン・ユクセクダー氏は、2014年の抗議活動から始まり、東部トルコの大規模衝突に至った事件に関わったとして、禁固刑が宣告されています。

Hurriyet

デミルタシュ氏は42年の禁固刑を宣告され、ユクセクダー氏は30年3か月の禁固刑を宣告されました。二人の告訴には、「国家統一を混乱させた」などの罪状も含まれています。

5月16日の裁判では、親クルドのHDPの幹部や政治家を含む108人が裁かれ、29の罪状で、38件の加重終身禁固が宣告されました。

デミルタシュ氏は、アンカラの裁判所で行われた審理で、国家の統一と領土の保全を混乱させ、犯罪の実行を扇動し、テロリスト組織の宣伝活動を行ったなど、多くの訴因で有罪を宣告されました。裁判所はデミルタシュ氏の拘留の延長を裁決しました。

ユクセクダー氏も同様に、集会に関する法律に反対し、選挙関連で違反行為があったなど、複数の訴因で有罪を宣告されました。元共同議長ギュルタン・クシャナク氏とセバハト・トゥンジェル氏は、テロリスト集団のメンバーだったとして12年の禁固を宣告されましたが、2人は釈放されました。

裁判には、HDPの後継者ら、「人民の平等と民主主義党」(DEM党)、最大野党・共和人民党(CHP)など諸政党の代表の他、国際的監視団、国会議員、法律家、支援者らも出席しました。


トルコの若者の50%が幸福だと応えた

2023年、トルコの人口の15%が、15歳から24歳までの若者世代ですが、1280万の若者の半数以上が自分の生活に満足していると応えたと、トルコ統計局(TUIK)が発表しました。

 Hurriyet

5月17日に発表された統計では、トルコの若者の割合15.1%は、EU加盟27か国の昨年の数値を超しています。この調査によると、18歳から24歳の若者の54%は幸福だと思っていると応え、33.3%が幸福でも不幸でもないと応え、12.7%が不幸だと応えました。

また、南東部ハッカリ県は若者の割合が最も多く21.5%、反対に若者率が12.1%と最も低いのは北西部のバルケシル県でした。

この調査によれば、学生でなく、就職もしていない若者の割合は22.5%でした。就職している若者のうちの55.3%はサービス分野で、75%の若者が自分の職業に満足し、47.8%が収入に満足していると応えました。

また、若者の65.5%が自分の学歴に満足しています。この調査によれば、若者のインタネット使用率は97.5%に達しています。


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