トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

日本の専門家が大地震の可能性についてトルコに警告

2022年12月31日 | 国際
1月1日 日本の地震の専門家・森脇義則氏が、トルコ、とくにマルマラ地方に大地震を予想し、東アナトリアとエーゲ海地方の断層ラインが分断しはじめていると言いました。

 Hurriyet

トルコは日本同様、地震国だと、森脇氏は、アフィヨンカラヒサルで行われた、地震のリスクと暮らしに関するセミナーで語りました。

森脇氏はダメージを最小限にして、地震から生きのびるためには、準備が必要だと指摘し、世界の地震の20%は日本で起こっているが、人々は訓練と準備のおかげで、地震の被害を最小限に食い止めていると言いました。

「日本は非常に深刻な地震を体験しています。日本では、人々は完全に準備しています。しかし、トルコの建物の60%は無認可建設だそうですね。トルコ当局はこの問題を解決し、地震の被害を少なくするべきです」と森脇氏は勧告しました。

彼はまた、イスタンブルの地震の可能性に関する情報を語り、マルマラ地方に大地震が起こり得ると警告しました。イスタンブルっ子及び地震のリスクの大きい地方の住民に、地震教育を施すべきだと、森脇氏は力説しました。彼はまた、地震教育のほか、トルコではふつうになっている不法建築の問題も解決すべきだと強調しました。

1999年、北西部のコジャエリ県でマグニチュード7.6の地震が起こり、記録的な被害が生じ、18000人が死亡しました。約1600万人が被害を受け、20万人が家を失いました。

同じ年の11月12日、黒海地方のデュズジェで、マグニチュード7.2の地震が起こり、少なくとも845人が死亡しています。


今年、1600万人のツーリストがイスタンブルを訪れたと思われる

トルコ最大の都市イスタンブルは、今年、1600万人のツーリストを迎えたと思われます。

 Hurriyet

2022年1月から11月、トルコの財政的・商業的センターであるイスタンブルは、1470万人の観光客を迎え、その数はコロナ・パンデミック以前の2019年の1490万人に迫っています。12月に訪れた外国人ツーリストに関するデータはまだありませんが、12月も観光事業は活発でした。

最近のデータによれば、今年、イスタンブルを訪れた人の数は、1600万人に達するだろうと期待されます。公的統計によると、11月、イスタンブルは134万人の外国人訪問者を迎え、11月として過去最高の数字を記録しました。

空路で到着するツーリストは年間ベースで33%以上増えて、132万人に達し、海路での訪問者は2021年11月に比して262%増え、19000人に達しました。

外国人ツーリストのトップはロシア人とドイツ人で、11月には194か国からの人々がイスタンブルを訪れています。ロシア人、ドイツ人に次いで多いのは、イラン人、サウジ人、イスラエル人、アメリカ人、イギリス人、フランス人です。

ツーリストの大部分は史跡を訪れる文化的観光客ですが、イスタンブルでのショッピングが目的の人々もいます。トルコは5000万人の外国人ツーリストと440億ドルの観光収入を期待しています。


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大晦日に攻撃を準備していたISILのテロリストが捕まった

2022年12月30日 | 国際
12月31日 大晦日の夜、人が集まる場所をターゲットに攻撃の準備していたISILのテロリストが、アフィヨンカラヒサル県で捕まりました。

 Hurriyet

イラク人が、ユダヤ教やキリスト教の祭事、教会、外国の大使領事館、ショッピングモール、娯楽センターなどを攻撃しようとしているという情報を得た対テロ・チームは作戦を開始しました。

自爆テロの訓練を受けていたイラク人、ライス・ラアド・アルレフィート、コードネーム・アブー・シュアイブは、12月29日、アフィヨンカラヒサールの住居で、対テロ・チームの作戦によって捕らえられました。

2013年、トルコはISILの最初の攻撃を受けました。それ以来、トルコは何回となく、ISILの標的になってきました。少なくとも自爆攻撃は10回、爆弾攻撃7回、武力攻撃4回を受け、315人が殺害され、何百人もが負傷しています。

今年11月13日には、イスタンブルのイスティクラル通りで、爆弾攻撃によって6人が死亡し、81人が負傷しました。トルコ当局はこの攻撃を非合法集団PKKと、そのシリア分派YPGによるものとして非難しています。この攻撃は、北シリアのマンビジのPKK/YPGの指示によるものと、トルコ政府は考えていると、スレイマン・ソイル内相は言いました。


100万匹以上のペットがPETVETに登録された

約647,000匹の 猫と457,000匹の犬が、農林省が定めた締め切り日の数日前に、PETVETと呼ばれるペット追跡制度に登録されました。

 Hurriyet

2018年に施行された動物保護法に基づいて、農林省は、飼い主に飼育されている犬と猫とイタチの正確な数を把握するプロジェクトを開始しました。この法律によると、ペットの猫と犬とイタチは、12月31日までにマイクロチップを埋めるよう指示されています。

PETVET制度を促進する発表に従って、飼い主たちは地方行政に申請して登録し、チップを埋めました。


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ウクライナ軍が戦争に助力するトルコ男性を表彰した

2022年12月30日 | 
12月30日 リヴィウでカフェを経営していましたが、戦争が始まってもウクライナを去らず、ボランティアの戦士となったトルコ男性が、ウクライナ軍によって表彰されました。

 Hurriyet

「私のようにボランティアとして戦うことを希望する者は武器を与えられ、射撃訓練を受けます。私たちはまだ激しい戦闘の場に出ていませんが、予備兵として、必要な時には戦う用意ができています」と、42歳のカディル・ソイルさんは言いました。

ソイルさんはイスタンブルに住んでいましたが、5年前、ウクライナの移住し、カフェをオープンしました。多くの人々が安全のためにウクライナを去りましたが、ソイルさんはこの国にとどまると決め、ボランティアの戦士になりました。

ウクライナ軍のリヴィウ司令部はソイルさんに表彰状を贈りました。ソイルさんは10か月間、戦争の犠牲者と、各地で戦う兵士たちを支援してきました。ウクライナでは今も激しい戦闘が続いています。

戦争の勃発以来、ソイルさんは自分の車で、戦場の兵士たちに食料や薬品を届けてきました。さらに彼は、必要とあれば、軍の病院のためにも働こうとしています。「市民の多くは戦場に行くのを怖っていますが、私は人々を支援することに喜びを感じているので、望んで戦場に行きます」と彼は語りました。

彼は自分の車を軍に寄付し、たくさんのブーツや寝袋も提供しました。「これはすべて私自身の意志でやっていることです」と彼は付言しました。


「ジャー・ケバブ」が2022年のベスト料理のリストに入った

世界の伝統料理の旅行ガイドブック「テイストアトラス」が、「2022年ベスト料理トップ10」に、ジャー・ケバブを入れました。

 Hurriyet

「テイストアトラス」は読者投票をベースに、世界中の料理からベスト50を選んで発表しました。ジャー・ケバブは、トルコ北東部エルズルム県をオリジンとするケバブのⅠ種ですが、「テイストアトラス」の9位にランクされました。

「私はジャー・ケバブを1位か2位にしたかったが、多くの国々の料理の中から9位に選ばれたのは名誉なことだと思います」と伝統料理の研究者として知られるケマル・コチ氏は言いました。「わが国のケバブはいま、世界中に、中国にまでひろがり、わが国の料理長が求められています」

ジャー・ケバブはオスマン時代からの料理だと、コチ氏は言いました。ジャー・ケバブという名は、皿ではなく、ジャー(焼肉の串)でサーブされるためだそうです。

ジャー・ケバブには、玉ネギ、塩、コショウに約12時間漬けた子羊肉が使われます。肉は大きな、水平に置かれた串で、薪で焼かれます。シェフは長い串を用い、串がいっぱいになるまで、柔らかく、ジューシーなラムを小片にスライスします。kono
ケバブは、昔式に串から直接、皿に盛るか、あるいは暖かい焼きたての、平たいパンに包んでいただきます。


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トルコ、シリア、ロシアの国防相が、2011年以来、初めて会談した

2022年12月29日 | 国際
12月29日 ロシア、トルコ、シリアの国防相が、12月28日、モスクワで、シリア内戦が始まって以来初めて会談したと、ロシアの国防省が発表しました。

 Hurriyet
左からロシアのショイグ国防相、トルコのアカル国防相、シリアのアッバス国防相


シリアとトルコの国防相間の会談も、2011年にシリア内戦が始まって以来初めてでした。ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相と、トルコのフルシ・アカル国防相、シリアのマフムード・アッバス国防相は、シリア危機の解決、難民問題、シリアの過激派集団と戦うための協力の方法など1を話し合ったと、ロシアの国防省は言いました。

ロシア国防省はまた、会談は建設的だったと語り、シリアとその周辺を安定させるために、会談をつづけることが必要だと付言しました。トルコ国防省も同様に、会談は建設的な雰囲気だったと言いました。シリア国営ニュースSANAは、「シリアのスパイのチーフも出席した。会談は前向きだった」と報じました。

11月、エルドアン大統領は、シリアとは11年間、外交関係はなかったが、シリアのリーダー、バシャル・アルアサドと会う可能性はあると言いました。12月中旬、エルドアン大統領は、シリアとトルコの外相が会った後、アサドと会うだろうと示唆しました。「われわれはシリア、トルコ、ロシアとして、一歩を踏み出したい」


トルコ人はレンズマメのスープを最も好む

トルコの有名な食品配達アプリ「イエメキセペティ」のデータによると、トルコで最も好まれているのはレンズ豆のスープで、また、ヨーグルトとヒヨコ豆でつくる「アイラン・アシュ」が人気急上昇しています。

 Hurriyet

最近の4年間の「イエメキセペティ」の加盟レストランへの注文をベースにつくられた「スープ・マップ」は、スープの種類、都市、季節、スープに添える料理、価格などがまとめられています。

2022年のデータによると、最もお手頃なスープは、平均21リラの「エゾゲリン・スープ」(花嫁のスープ)で、最も高価なスープは平均53リラの「ベイラン」でした。ベイランは南東部の県で3番目にオーダーの多いスープでした。一方、レンズ豆のスープは、すべての都市で最も好まれるスープの1位になっています。

2番目にオーダーの多かったスープは、地域によって異なり、エゾゲリン・スープ、チキン・スープ、「ケレ・パチャ・スープ」などでした。ケレ・パチャは羊の「頭と足」の意味で、アルメニアでは「khash」として知られています。

すべての都市で注文の多いスープのトップ5は、よく知られたスープが多く、「ベイラン」やオクラ・スープ(ガムボ)、スパイシーなチキン・スープ「アラバシュ」、パンを肉汁で煮た「ティリト・スープ」などが挙げられます。

魚スープは冬場に注文が多く、夏場はさわやかなアイラン・アシュが多くなります。アイラン・アシュは昨年よりぐんと増え、10位に昇格されました。トマト・スープ、オクラ・スープ、ナス・スープ、ブロッコリー・スープなど野菜スープも多く、ベイラン、魚スープ、チキン・スープのような肉入りのスープも高ランクに位置します。

スープといっしょによく注文されるのは、挽肉や刻んだ野菜、スパイスを平たいパンにのせた「ラフマジュン」で、次がアダナ・ラップ、チキンの串焼き、肉のピタ、ピラフなどです。


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トルコ人がスマートフォンを買いにジョージアへ

2022年12月29日 | 経済
12月28日 お手ごろ値段でスマートフォンを買い、値段が上がる年始前に電話登録を済ませてしまおうとするトルコ市民がジョージアに押し寄せています。

 Hurriyet

11月にサルプの国境ゲートを通過したトルコ人ツーリストの数は、昨年に比して293%も増加し、94,047人に達しました。今年、トルコ人が買って帰る携帯電話の数は、150万台を超えるだろうと専門家は予想しています。

コロナ・パンデミック前にも平均60,000人のトルコ人が隣国ジョージアを訪れていましたが、昨年、スマホが売れた数はたったの23,927台でした。

今年の11月12月に、ジョージアでのスマホの売れゆきが爆発的に増加した理由は、高性能のスマホが手ごろな値段で買えることと、来年初めにスマホの登録代が上がるためです。人々は登録料が上がる前に登録してしまおうと隣国ジョージアへ押し寄せているのです。

ジョージアで売られているアイフォンはトルコより平均15,000リラ安く、また、2023年1月1日からスマホの登録料が2723リラ(145ドル)から122%上がって、6091リラ(325ドル)になります。

14GBの容量のアイフォンPro Max は、ジョージアでは28,302リラ(1,500ドル)で買えますが、トルコでは同じ機種が43,999リラ(2,350ドル)します。トルコでは高性能スマホには、総じて81%の税がかかります。


北東部にすごい寒さがやってきた

北東部アルダハン県では気温がマイナス16度まで下がり、湖や川も凍っています。道路は霜で滑りやすく、公共交通機関は動かず、通勤通学も困難な状況です。

 Hurriyet

極度の 寒さのため、市内を走る車の窓ガラスは凍り、木々には樹氷が見られます。草木にできた氷晶が、絵のように美しい、魅力的な光景をつくっていますが、アルダハンの人々はシベリアの寒気のような天候に生活を乱されています。

この地域の住民メティン・ユルマズさんは、「耐えがたい寒さで、外には出られません。黒い霜も下りています。外に立ってはいられません。最近まで天気は良かったのですが、雪が降って、寒くなってきました。気温はマイナス25あたりだと思います」と語りました。「道路も凍っているので、交通は遮断されています。最高温度でストーブを焚いてもまだ寒いですね」

ポリフ地区の最低気温は零下16.7度、最高気温はマイナス6.6度でした。


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「1500万トンの穀物がウクライナから輸出された」トルコ運輸相

2022年12月27日 | 国際
12月27日 1500万トン以上の穀物が、イスタンブル穀物輸出協定の下に、何百隻もの船で黒海を通って運ばれたと、トルコのアディル・カライスマイルオール運輸インフラ相が言いました。

 Hurriyet

「運ばれた貨物の総量は1500万トンを超える」とカライスマイルオール運輸相は、12月25日、声明で言いました。合計585隻の穀物を積んだ船が、12月25日までに、ウクライナのオデッサ、クロノモルスク、ユジュニの港を出たと、運輸相は付言しました。

大麦、小麦、大豆、ヒマワリ粉、小麦のフスマ、エンドウ豆、ヒマワリの種、加工混合食品、テンサイ、ヒマワリ油、キャノラ種、トウモロコシ、大豆油など、13種の穀物類が、これらの船で運ばれたと、カライスマイルオール運輸相は言いました。

運輸相はまた、585隻の船のうち、200隻はトルコ船籍で、171隻は貨物をトルコの港に運んだと言いました。「貨物総量の15%がトルコに運ばれ、12%アフリカに、29%がアジアに、44%が中国に運ばれました」

ロシアとウクライナは、7月22日、黒海回廊によって、ウクライナの3つの港から穀物を輸出し、またロシアの穀物と肥料も輸出することを決めた協定に署名しています。共同調整センターがイスタンブルに設立され、8月1日、穀物を積んだ最初の船がオデッサ港を出ました。この協定は、11月、ロシアとの交渉の後、120日延長されました。


新年のプレゼントを贈る人は4人に1人

コロナ・パンデミックと、世界的な経済的、政治的、環境的問題による2年間の孤立状態で、希望のない、悲観的な気持ちになっている人が増えているようです。

 Hurriyet

来年への期待と希望を調べるために、ミリエット紙が行った調査によると、このムードは新年に対する期待にも反映されています。

コロナ・パンデミック、ウクライナ=ロシア戦争、高インフレ、選挙の雰囲気などによる厳しい問題の中で、10人に1人が来年に希望は持てないと答えたと、ミリエット紙は言っています。

新年のお祝いに愛する人々にプレゼントを買うかという質問には、回答者の約77%が「ノー」と答えました。贈物を買うつもりと答えた人は、たった12%でした。昨年、新年には友人や家族のために贈物を買うと答えた人は37%いました。


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ビルギ村がUNWTOの「ベスト観光村」のリストに入った

2022年12月26日 | 文化
12月26日 イズミル県オデミシ地区のビルギ村が、「国連世界観光機関(UNWTO)」による2022年の「ベスト観光村」のリストに加えられました。

 Hurriyet

このリストは毎年UNWTOによって選ばれますが、ビルギ村が今年のベスト観光村のひとつとして発表されました。ビルギ村は、2012年、ユネスコの文化遺産のリストにも加えられています。

ベスト観光村のリストに加えられる候補の村は、文化資源と天然資源、文化的価値の保護と振興、経済的持続性、社会的持続性、環境的持続性、観光開発と価値連鎖の統合、インフラ、行きやすさ、保健、安全性、治安の9項目で評価されます。

2022年の審査会には、57か国から130の申請が出されましたが、トルコの文化観光省の支援で、ブルサ県のジュマルクズク村とマルディン県のアヌトゥル村が、ビルギ村とともに、候補の村に入りました。審査の結果、ビルギ村は、今年の世界ベスト32観光村に入ることができました。

地方の開発を目的とする審査会の授賞式は、2月27,28日、サウジアラビアのアルウラで行われます。オデミシのメフメト・エリシ区長は、オデミシは歴史的村ビルギのプロモーションのために、あらゆる努力をしてきたと言いました。


「PKKはフランスにいる」カルン大統領顧問

エルドアン大統領の最高顧問が、日曜、PKKテロリスト組織と関係のある3人の殺害につづいて、パリを席巻している街頭の不穏な状態を批判しました。

 Hurriyet

「これはフランスのPKKだ」と、エルドアン大統領の外交政策顧問兼大統領府報道官のイブラヒム・カルン氏がツイートし、パリで車がひっくり返され、燃やされている映像をシェアしました。「貴国がシリアで支援しているのは、同様のテロリスト組織だ」と、彼は明瞭にYPGに言及しました。

「彼ら同様のPKKは、この40年間、何千人ものトルコ人、クルド人、治安部隊を殺してきた。いま、彼らはパリの街を燃やしている。それでもまだ黙しているのか」とカルン報道官は投稿しています。

69歳の白人フランス人が、パリのアフメト・カヤ文化センターで発砲し、3人を殺したため、街頭の抗議活動が始まりました。12月23日の、文化センターと近くのヘアサロンへの発砲は、賑やかなパリ10区にパニックを引き起こしました。

PKKの支持者を含む何千人もの抗議者たちが、12月24日午後、パリの中心の共和国広場に集まりました。衝突が起こり、デモ隊が警官に手投げ弾を投げたため、警察は催涙ガスを使用しました。

南部の港湾都市マルセイユでも、1000人余の人々が同様なデモを行い、警官との衝突が起こって、少なくとも2台の警察の車両が破壊されました。検事は、白人容疑者は12月24日、健康上の理由で拘置所を出され、警察の精神障害者施設へ移されたと発表しました。


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700年昔のトーラー(モーゼの五書)がギレスンで見つかった

2022年12月25日 | 国内
12月25日 北部ギレスン県で、700年昔のものと思われるトーラーを売ろうとしていた男が拘束されました。

Hurriyet

容疑者(頭文字I.M.P.)が、手書きのトーラーを150万ドルで売ろうと、イスタンブルからギレスンのブランジャクに来るという情報を得た憲兵隊は、行動を起こしました。容疑者が持っていた700年昔のものと思われつ聖書は押収され、容疑者は拘留されました。

トーラーは、創世記、出エジプト記、レビ記、民数記,申命記と名づけられた、ヘブライの聖書の最初の5冊を編纂したものです。つまり、トーラーとは「モーゼの五書」のことです。ユダヤの伝承では、「書かれた律法」として知られています。


クリスマスのミサがトルコでも行われた

イエス・キリストの誕生日とされる12月24日の夜、クリスマス・イヴのミサが、イスタンブルの聖アントワヌ教会や、メルシン県のギリシア正教会、ハタイ県の正教会とカトリック教会で行われました。

 Hurriyet

イスタンブルに暮らすキリスト教徒たちは、イスティクラル通りにある聖アントワヌ教会で行われたクリスマス・ミサに集まりました。国内外のツーリストたちも、このミサに興味しんしんでした。出席者たちはミサの前にキャンドルに火を灯して祈りました。讃美歌の合唱に従って、ミサは午後9時に始まりました。イエスの生誕を描写したバイブルの一節が朗誦されました。

ファティフ区のフェネル・ギリシア正教総主教座では、ギリシア正教会のバルトロメオス総主教が、ミサを主宰しました。ミサに来た人々はキャンドルに火を灯し、教会の入口のエリアで祈りました。フェネル・ギリシア正教総主教座内にある聖ヨルギ教会では、午後9時にミサが始まりました。トルコに住むギリシア人のほか、相当数の外国人ツーリストもミサに出席しました。

ミサの出席者の1人、テア・ハデリアさんは「今日はわくわく気分で、幸せです。私たちは私たちの教会で祈るのです。私たちはイエスさまの復活を信じています」語りました。

イスタンブルのほか、キリスト教と歴史的に関係のあるメルシンとハタイのいくつかの教会でもミサが行われ、この地方に住むキリスト教徒が出席しました。


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1億年昔のものと思われる洞窟が発見された

2022年12月24日 | 国内
12月24日 南西部ムーラ県ヤターアン地区で新たに発見された洞窟は、科学者たちによると、5000万年から1億年昔のものと推定されています。

 Hurriyet

多くの分野の科学者たちのチームが、ヤターアン地区への村道で発見された洞窟の研究作業にとりかかりました。科学者たちは、「黄色の草地」と呼ばれるこの洞窟の年代を判定するために、洞窟の地質構造を調査しています。洞窟内で行われた研究の結果と地質構造が記録されましたが、最初の測定によれば、洞窟の深さは108メートル、長さは208メートルということです。

多くの大学の教授たちが、洞窟内で発見された地質構造の研究のためにヤターアン地区にやってきたと、洞窟を発見したタルジャン・オーウズさんは言いました。

「ここにやってきた研究者たちは、ここからサンプルを取り、研究室で調査するのでしょう。最初の調査が終わったら、洞窟は当局に保護されることになるでしょう」とオーウズさんは言いました。オーウズさんは、洞窟内には多くの大理石の鍾乳石があると語り、洞窟は5000万年から1億年の歴史があると推定されていると付言しました。


「ギリシアは緊張をさらに高めることを止めない」アカル国防相

「ギリシアはわが国の善意のアプローチにもかかわらず、緊張と不法な態度をエスカレートさせつづけている」と、トルコのフルシ・アカル国防相が、12月24日、記者団に語りました。

 Hurriyet

ギリシアは、先週、NATOの演習に参加していたトルコのジェット機に、2度にわたって嫌がらせをしたと、国防相は言いました。「この敵意ある態度は、ギリシアがNATOの基本原則と価値観を無視するほど傲慢になっていることにほかならない。NATOがギリシアに、この無礼な態度を止めるよう言うべき時が来ている」

アカル国防相はまた、スエーデンとフィンランドのNATO加盟申請に関して、トルコは、両国がマドリードで署名した契約に従うことを期待しているとくり返しました。両国はこの契約で、テロリストへの支援を止め、引渡しリストに関して、トルコに対する制限を排除することを約束しています。

アカル国防相はF-16ジェット戦闘機をトルコがアメリカから購入する可能性に言及し、「トルコはアメリカ当局へのアプローチ改善に努めている。前向きで具体的な決着を期待している」と語りました。


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チャウシュオール外相とブリンケン国務長官が米土関係について話し合った

2022年12月24日 | 国際
12月23日 メヴリュト・チャウシュオール外相とアメリカのアントニー・ブリンケン国務長官が、12月22日、電話で、両国の関係と地域の問題について話し合いました。

 Hurriyet

トルコ外務省の声明によると、2人は最近のウクライナ情勢、とくに穀物協定の実施や、NATOの拡大、トルコのF-16戦闘機の入手のプロセス、近づく訪問のスケジュールなどについて話し合いました。

シリアの最近の状況も議題になり、また、チャウシュオール外相は、トルコはテロとの戦いをつづける決意だと強調したと、声明は述べています。ブリンケン長官はチャウシュオール外相に、国連仲介の「黒海穀物協定」のためのトルコ政府の努力に対して謝意を述べたと、アメリカ国務省のネッド・プライス報道官は言いました。

ブリンケン長官とチャウシュオール外相は、ロシアの理不尽な攻撃に対するウクライナの防衛を支援するにあたって、NATO の団結の重要性を力説したと、報道官は語りました。「ブリンケン長官も、シリアの状況について懸念を表明しました」

トルコは、11月13日のイスタンブル・イスティクラル通りでの爆弾テロ攻撃後、北シリアへの地上攻撃を始めたと、くり返し明言しています。この攻撃で6人の市民が死亡し、81人が負傷しました。

トルコ当局は不法集団PKKと、そのシリアの分派YPGの攻撃を非難しています。トルコはイラクのPKKと北シリアのYPGに対して、大規模な空軍作戦を開始しています。


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