KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★お正月の黒豆作り

2020年12月31日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
I am making sweet black soybeans for traditional Japanese new year food. I put rusty nails in the pot to make them brilliant black . My grandma used to cook this dish.  I have tried a few times but I couldn’t make it well .This is my first challenge in US .

お正月の黒豆を煮ている真っ最中。

祖母の作る黒豆が大好きだった。
ツヤツヤでふっくら。

「ふどう煮」と呼んでいて
学生の時にレシピをメモったほどだ。

これはとてもむずかしくてね、
シワが寄ったらいけないのよ。
ほらねこうして親指と人差し指で
キュッとしてスッとつぶれたらできた証拠。

20才そこそこだった私は
小さな料理ノートを片手に
祖母のしわしわだけど白くて細く
美しい手元を真剣に見つめ、味見をさせてもらった。

今もタンスの小さな引き出しに
そのブルーの小さなメモ帳は眠っているはずだ。

そして、息子が小さな頃に1、2回
お正月に作ってみたものの
冷めるとシワが寄ってしまい
あんなにふっくらとできることはなく
残念過ぎてそれからというもの
自分で作る気を失った。

もっぱら料理上手の妹Midori の作る
美味しい黒豆やお節料理
母が取り寄せてくれる美味しい重箱の
お節に任せっきりで、お雑煮くらいしか
作ることもなかった。

 でもニューヨークに来てからというもの
ジャパニーズニューイヤーパーティと称して
集まるようになったので
にわかに手作りお節を作り始めた。

そして、
フィンランドに住む姪っ子Saori も同じく
お節料理は作らずにいたそうなのだが
4才になるSayo ちゃんが幼児向けの日本の本を見て

これが食べてみたい!と言いだしたという。

今年は作ってみようと思う、
手に入る材料も限られているし
なんちゃってお節で雰囲気だけでも
作るというので、ニューヨークでできる
メニューをあれこれ送っていたら

私もやっぱり作りたくなってきた。

なにしろペンシルベニアのカントリーの
近くはお正月用の日本食材が
手に入らない。クリスマスのことで
頭がいっぱいだったし、もう今年は
いいや、と思って何も準備せずに
こっちに来てしまった。

クリスマスを過ぎて、あー。後悔…
やっぱりちゃんと考えれば良かった。

そう思っていたら
日曜日の教会の演奏のために
ブロンクスに戻ったリオが
ニューイヤーに欲しいものは?

Mochi モチは?

ジャパニーズスーパーマーケットで
なんでも買って帰るよ!と連絡が来て
スイッチが入った。
やっぱり作ろう、ちょっとでもいいから。

いつもの手作り伊達巻き、
カリカリ田作り、紅白かまぼこ
紅白なますにお雑煮があれば
お正月っぽい。






でも、急に黒豆が食べたくなってしまった。
瓶詰め買ってきて〜!と写真を送る。
見つからなければドライの黒豆でもいいよ、
言うとすぐさま、コレ?ときた。
乾燥豆で袋入り、北海道産 黒大豆とある。

黒豆は黒い大豆だったの?丹波の黒豆なら
知っているけれど。でもたぶんカタチは
そんな感じ。それ買ってきて〜!と返信した。

ネットで調べると錆びた釘を入れると
書いてある。そうそう、黒豆には
釘を入れるんだったっけ。

どこかあるかな?探してみなきゃ。  

今どきはサビ加工もしているのか
そうそう見事に錆びた釘もないが
それでもかろうじてガレージから
数本を見つけた。






落としぶたかぁ、木製のがないし
アルミホイルで。

錆びた釘を料理に使うなんて
初めて聞いたよ!






ナニコレ?アルミホイルがナベの中に
入っているよ、なんのために?

落としブタだよ!味を染み込ませるために
煮物とかには良くこうするの。

そんなの聞いたことも見たこともナイよ!
ひとつひとつに驚いている様子。

そして、
今日はもう少し買い出しに出かけた。

真っ赤なサクランボのようなラディシュは
「菊花かぶ」に。






これは学生時代の調理実習で習って以来。このあたりのスーパーではカブが
手に入らないのでラディシュで代用しようと思う。

これは切り方にワザあり。

日本の伝統美にどんな反応をするか楽しみ♪

そういっている合間にも、コトコトと
黒豆の香りが家中に広がっている。

ひと粒だけ味見してみると、懐かしい味。
かなり近くて感動してしまう。
指先でつぶれるくらいになるまでにはあともう少し。

ツヤッツヤ、ふっくらに出来るかどうか、
これも出来上がってからのお楽しみ。
記憶が定かではないけれど
ツヤを出すためにもうひと手間
あったような気がしてしかたない。

今度日本に帰ったら忘れずに
おばあちゃんの「黒豆のぶどう煮」レシピを
持って帰ってこよう。

#newyork #newyorkslowlife #pennsylvania #japanesenewyearsfood#japanesetraditionfood #sweetblacksoybeans #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#カントリーハウス#お正月料理#お節作り#黒豆

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★新しい一年を迎えるために

2020年12月28日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
I made Japanese decoration for new year. This is traditional style for the door or entrance. It contains a wish for harvest , health and happiness for your family to the new year.
  
新しい年を迎えるためのドア飾りを
ペンシルベニアのカントリーハウスで手作り。

やはりこれがないと年を越して
新年を迎えられない。

今いる場所が地球のどこであろうが
12月28日か30日、これもちゃんと
守りたいところ。

忙しい時はそんな余裕もなく
いけないと知りながらも一夜飾りで
ギリギリ、一夜飾りは縁起が悪い?
ならば、えぇい!年明けてからでいいや!

なんてこともあったけれど。






以前日本からなっちゃんが持って来てくれた
お正月のオーナメントを組み合わせて
ハウスにある松の枝や松笠
ノイバラの赤い実も一緒に

新たな命を吹き込むがごとく。

門松やしめ縄、ドア飾りを
玄関につけるのは、「年神様」に
ここですよ!こちらにお越しください!と
言う目印でもあったという。

五穀豊穣をお祈りして稲穂や稲を用いて、縁起物をそえる。

良い年になりますように、と願いを込めて
新しい一年を迎えた先人たちの想いを
今年は私も心の底から祈るように作り
玄関に飾る。そして思わず手を合わせた。

こんなこと初めてだった。






ザ・アメリカンな家でも、まるっきり
年の瀬気分じゃなくても
あたりが一瞬で神聖な空気に包まれた気がした。

日本の伝統だけれど
そこに込められた意味は昔も今も
変わることなく、国は越えても願いは同じ。

先日、ローカルラジオでこの辺りの
さまざまなボランティア活動の様子を
伝えていた。

ベーカリーのシェフが医療関係の方々に
チョコレートパンを差し入れしたり
買い物に行けない高齢者の方たちに
食べ物を届けるグループがあったり。

こんな状況の中でボクたちは本当に
ラッキーな暮らしをしているよね。
今度、ここに問い合わせて何かここで
出来ることがあるか聞いてみよう!

それはぜひともやってみたい。
年が明けたら連絡してみましょう、と
話し合った。

来年は出来ることをなにか少しずつでも
ささやかでも動き出してみたい。
そんな思いがこのところ、むくむく、
うずうずとし始めている。






#newyork #newyorkslowlife #pennsylvania #japanesetraditional#newyeardecolation #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#カントリーハウス#お正月飾り#手作りドア飾り#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★クリスマスは鴨のローストとファミリーzoom

2020年12月27日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
クリスマスディナーのメインディッシュは

「鴨のロースト オレンジソース」  

Duck を料理したことある?

ん?Duck ダックって、ダック…?
鴨か〜、ないなー。

一回チャレンジしてみたい!と
何度も言っていて、ここしばらくずっと
スーパーやファーマーズマーケットに
行くたびにそれとなく見ていた。

今回は
ファミリーも友だちとのパーティもないし
丸ごと大きいのはいらないしなぁ。
鴨の胸肉、鴨もも肉などのパックを
手に取っては、しばしじっとのぞき込み
どうしたものか見当もつかずそのまま
あった場所に戻していた。

そして、ついに今回のクリスマスは
鴨にしよう、と決めていよいよ
本格的に乗り出した。

レシピサイトで見た、鴨とオレンジの組み合わせ。

うん、これにしよう!

カントリーハウスに戻る途中でショッピング。
ここには冷凍の丸ごとしかなかった。
…どうする?ほかのお店見に行こうか?
前のあのスーパーマーケットには
モモ肉あったから。

でもここにもいろんなサイズがあって
比較的小さめのものもある。

またあのジャパニーズのアレ、
ほらものすごく美味しくなるアレ。
なんていうんだっけ?
ターキーの時にもマリネードしたアレだよ!

あぁ、Koji コージね。塩麹ね。

まだあるよね?
ダックにもそれを使おうよ、
ボクが全部やるから! 

焼く前の丸ハダカ状態は
いろんな想像をかき立てられて
実は触れない私は、

それならいいよ、と買うことにした。

そういえば、クリスマスのチキンの丸焼きの
塩コショウも全部息子のタツローに
お願いしていたっけ。

ハウスに着くなりさっそく全部に塩麹を塗り
そして翌日の朝のビスケッツの後に
Youtube を見ながらお気に入りのジャパニーズ包丁でさばく。






すべての準備が整ってから、
軽く塩コショウして少しの
オリーブオイルでこんがりと焼くだけ。

そして私はオレンジソースの担当。

レシピにはオレンジの絞り汁、しょう油、
白ワインとある。
でも、なんだか酸っぱすぎる…

それで、深鍋でコトコト煮ていた
ダシガラスープと、メープルシロップを
少し入れてみた。
これでピシっと味が決まる。

そして、くし型切りのオレンジを
最後にいれてもうひと煮立ち。
あとはカットした鴨のローストの上に
オレンジとソースをそっとまわしかける。






ひと口、ほおばるだけで思わず叫ぶ。うぁぁ、美味しい〜!!!

この最高の組み合わせ!考えた人、
本当にスゴイ、とテンションが上がる。

またダック料理、
チャレンジしてみようよ!

Yes❣️いろいろ試してみたい素材が
また増えた♪

サイドディッシュは

レーズンとアーモンドのモロッカンクスクス

マッシュポテトに

ケールのサラダにはキヌアとひよこ豆、
それからパンプキンシードとクランベリーを。










そしてユニオンスクエアで買った洋梨を
乗せたアーモンドペーストのタルトを焼いて。






日本から送ってくれたYukari さん特製のシュトーレンも♪






夕方には、マリアとジョニーとアニーと
ファミリーみんな揃ってzoomで
クリスマストークを楽しむ。

今年ならではの新しいカタチ。








雪が降ったり、風が吹いたり
雨音を聞きながらキャンドルに
火を灯したり。

静かで穏やかなクリスマスを過ぎれば
激動の2020年もあとわずか。

#newyork #newyorkslowlife #pennsylvania #christmas2020 #christmasdinner #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#カントリーハウス#クリスマスディナー#おうちごはん #ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★ビスケッツはマムの味

2020年12月25日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ペンシルベニアのブレックファーストは
マムが良く作ってくれたという

Bisquick (ビスクィック)の
Biscuits ビスケッツ。






運転中に突然、マムの懐かしいその味を
思い出したらしく、むしょうに
食べたくなったらしい。

道の途中で車を止めて
粉物売り場に直行した。

ビスクィック、ビスクィック…
あぁ、これこれ。
パンケーキもワッフルも、そして
ビスケッツもこれでできるようで
レシピが箱に書いてある。

目が覚めるとすぐに
クリスマスの赤い帽子をかぶり、

今日はボクがブレックファーストに
ビスクィックを作るから、と言い
キッチンに降りるとすでにもう
準備が始まっていた。






その気持ち、わかる。

ママの味おふくろの味、おばあちゃんの味、

父のごはんに国境なんかない。


ある日、突如として思い出す
子どもの頃の懐かしい味。
それはいつだってその時のファミリーの
ワンシーンとセットになっていて
じんわりと胸が熱くなる。

二度と戻らない遠い日の記憶が
その味を再現することで鮮明によみがえる。
そしてその時は
幼くてわからなかったけれど
なんて幸せなひと時だったのだろう、と
気づくのだ。

再現フィルムを観るがごとく、
もう一度そのシーンを見つめ直すと
別の視点に立って新たに知ることって
人生にはたくさんあるもの。

マムが作っていたのは、
ラフなカタチなんだ。 
どうやって作るのかな、スプーンで
落とすのか、そうか。とつぶやき

最後に食べた手作りビスケッツは
30年以上前、いつだったかもう
覚えてないよ、といいながら

脳裏には亡きマムの姿を
なぞるようにして重ね合わせているに
違いない、クリスマスの朝🎄








クリームチーズと私の作った手作りの
ブルーベリーと、アップルコンポートを添えて。

ダージリンティーを入れたカップは、
先日マンハッタンのAnthology  アンソロポロジーで買った「K」の
イニシャルのついた花柄のカップ。






カントリーハウスの私専用のものがほしくて毎日見ていて嬉しくなるようなデザインを探していた。

暖かかった昨夜の激しい雨ですっかり雪景色が消えてホワイトクリスマスではなく雨模様の静かなクリスマス。

#newyork #newyotkslowlife#pennsylvania #biscuits #homemade #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ##ペンシルベニア#カントリーハウス#ホームメイド#ビスケッツ#おうちごはん#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★2020のクリスマスイブ

2020年12月24日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Union squareユニオンスクエアの
ファーマーズマーケットは
ホリディシーズンのリースがいっぱい✨









例年のクリスマスマーケットが
今年はないのがさみしいけれど。







アップルと洋梨が袋にパンパンに詰まってなんと$3(300円!)←さっき数えたら20コ入ってた!

ペンシルベニアのカントリーハウスで
コンポートを作ろう♪






クリスマスもファミリーで過ごすことを
今年は断念。クリスマスイブの今日から
移動して静かなクリスマスを迎えることに。

マリアからの提案で、今年は
家族のプレゼントを用意するのをやめて
その代わりに貧しい人々に寄付するのは
どうかしら?とファミリーたち全員への
メールが入った。

幸いなことに私たちの頭の上には
屋根があり、食べるものだって
たくさんあるんだもの、と。
もちろん皆、大賛成!






先日、サンクスギビングの時には、
もし2人で過ごすなら近所の教会とか
食料を配給している場所に
何か作って持って行こうよ、

コロナで大切なサンクスギビングでさえ
食べるものがない人たちが
たくさん出ていると思うんだよ、と
言うのでそれは良い案だね、私作る!と
はりきって、せっかくならブロンクスの
うちの近くがいいから
近所で探しましょう!となった。

結局、友人と一緒に過ごすことになって、
まずはその買い出しにと出かけた時

ものすごいほどの長蛇の列を車から見かけ、
ん?これは?と建物を見ると
食べるものに困った人々が食料を求めて
寒空の下に並んでいる列だった。

思わず息をのんだ。

私が自分の家の分を作る片手間に
ボランティアで差し入れ、なんて
そんなレベルじゃない。

一生懸命作っても1家庭分にもならないし、
取り合いになったりケンカのタネに
なっても、それは悲しすぎる。

やるなら本気じゃないと。

うちのエリアはブロンクスの中でも
特に貧しい地区と言われいて、
一時期は貧しさゆえに第一線で働く
エッセンシャルワーカーが多く
最大のホットスポットとなった地域。

現実を突きつけられて胸が痛む。
まだこれからさらに次の波が始まっていくというのに。

ほかに出来る方法を探そう…

その言葉に、私は黙ってうなづくしかなかった。

そしてマリアの提案。
フードバンクというところに募金したわ、
と再び連絡が入った。

ボクたちはこの辺りのエリアで探そう、とその案に私も賛成。
クリスマスイブを迎えたニューヨーク。
出発前にはまずそれを済ませてから。

ユニオンスクエアの帰りに
美味しいベーグル屋さんでベーグルを
買いに数ブロック、
ダウンタウン方面に向かうと

お店の前に突如として冷蔵庫が置いてあり
人が冷蔵庫のドアを開いてその中から
何かを手に持ち帰っている光景を見かけた。








あ!ネットかSNSのニュースとかで見た。

食べるものに困っている人々が自由に
食料を持って帰るシステムができたって。







ベーグルを買ってくる間に、
行って連絡先か募金先を見てきて!と
いうので道を渡り冷蔵庫の近くにいくと
ご婦人が、ほら!あなたももらったら?
ここのは無料でもらえるのよ!ほら、
ドア開けてみたら良いわよ、と
優しく促してくれる。

Thank you 、と私はそうお礼を言い
立ちすくむ。

このコロナで飢えていく人が
世界中に増えていくんだろうね、
ここでももう始まっているよ…と
せつなそうにリオはつぶやく。

でも、日本ならこのコロナの影響で
すぐさまここまでにはならないだろうと思う。
それくらいに世界の中でも安定している
国なのだと、離れてみて本当にそう思う。

華やかできらびやかな光と背中合わせに
ある影が混在するこの場所で、
さまざまなことに思いを巡らせる。

マンハッタンは行くたびにあちこちで
さらにシャッターが閉まっているのが現状だ。






でも、
ここに暮らす人々はみんな知っている。

いつかやがて立ち上がる日がやってくることを。

それだけのパワーがあることを信じて疑っていないのだろう。

冬の時をとにかく乗り越えて、
春の訪れを待つ枯葉の後につく
固い冬芽のように

いずれまた、復活していくその日まで、
どうか皆さんも
なんとか生きて、生きて、元気にまた。

そして素敵なホリディをお過ごしください♪


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★ロックフェラーセンターのクリスマスツリー2020

2020年12月23日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Christmas tree in Rockefeller center on winter solstice in 2020.
 
冬至の日、New York の
ホリディシーズンを華やかに彩る
ロックフェラーセンターのクリスマスツリーと
5番街のホリディデコレーションを見に
マンハッタンへ。

今日は手ぶくろなしでいられる!
あったかくて良かった〜!と
天気のページを見るとただ今5℃。


あんなに寒がりだった私も、
今やすっかり北国の人になったのだ。
ペンシルベニアのキーンとする寒さに
比べたら、ニューヨークはなんて
あったかいんだろう、と思えるから
人間の適応能力のスゴさをつくづく思う。

ロックフェラーセンターの前に
一軒寄って、ラーメン鉢を買いに
ジャパニーズキッチンストアへ。

それと以前から良いナイフを買いたい!と
料理好きのリオは言っていたので、
それならゼッタイに日本の包丁が
オススメ、と連れて行ったところ

いかにもこの道を極めている風情の
職人肌らしき日本人の男性スタッフが
白人男性の熱心な質問に丁寧に答えている。

間を見計らって
いろんな質問を投げかけるリオ

そしてオススメの3本が
台の上に並べられた。

どうしよう?買いたくなっちゃった!
買う!と言いながら

こんなイイお店がニューヨークに
あったなんて知らなかったよ!と
大興奮な様子で日本の包丁が大好きという
ニュージャージーの友人に連絡している。

すぐにでも行かなきゃ!と
返信があったらしい。

そう、そういえばモントリオール在住の
クリスティーンの友人、
フランス系カナダ人も日本から
日本製のハサミからナイフ、包丁などを
専門に輸入する仕事をしていると聞いた。

日本の刃物はとても人気らしい。

大喜びで「龍雅 りゅうが」と書かれた
中位の包丁を手にして嬉しそうに抱えて、
私は美しいラーメン鉢とともに
再び車に乗り込み
ロックフェラーセンターの近くに
車を止めて5番街を歩く。

道のところどころにはにぎやかな電飾の
ポストやクマさん、









ジューイッシュ(ユダヤ人)のお祭り、
ハヌカに使われるという
コマのオブジェなどが





観光客のいない静かな夜道を照らす。


毎年、歩くのも大変なくらいの人出なのに
今年は地元のファミリーや
カップルで通常の半分以下もないほど。

いろんな情報誌やニュースによると
入場制限で5分だけとか、予約を、
呼びかけていたりして、さまざまな策が
取られているのもあり、
人数は少なくても近くで見るには
時間がかかりそう。

その前にどうしても先にトイレに行きたくなり、
係員に場所を聞くと、遥か先を指差して
あのビルディングにあるよ、と教えてくれた。

中に入り、さらに場所を聞いてみると
エスカレーターで地下1階に降り
また来た方向に戻る感じだ。

ん?ワタシ知ってる!ココ。
ここはまさにロックフェラーセンターの
真下にまた戻って来たんだよ、
あんなに歩いたのに。ほら見て!
スケートリンクが見えるでしょう?

えぇ?そうなの?良く知ってるね!と
地元の人に驚かれるが、学校帰りとかに
1人でブラブラ何度も来ているから
この辺りはだいたいもうわかっている。

どうする?元来た道を戻る?

と言われても遠回りして
また真上の地上になんか戻りたくナイ。

いやいや、このあたりの階段を登れば
ゼッタイにツリーの近くに出るはず!
たぶんだけど…とおそるおそる
地下から1階に出ると
ここは覚えている!まさに正面玄関。
回転ドアを開けていいのかな?
受付らしき係員は何も言わないので
そっとドアを押すと…

なんと!真っ正面にまばゆいばかりに
煌めくツリーが目の前に!!!





誰もいない。誰にも何にも言われる事もなく
写真とムービーを撮る。

まったくの無人なスペース。






例年なら大勢がツリーの下で
記念撮影をする場所なのに。

不思議な気持ちに包まれながら
人のいる方へ向かうと、こっちこっち、
ここから出て!と手招きされる。

なんだかChristmas magic 
クリスマスマジックだね❣️と言いながら。

そして5th Avenue (5番街)に出ると
音楽とともにプロジェクションマッピング)が映し出され、
メキシコ系の人たちがよく地下鉄の中で
クリスマス近くになると歌っている
スペイン語と英語の混じった
クリスマスソング「Feliz in Navidad 」が流れると大合唱!










あぁ、これこれ!ニューヨークっぽい✨

今年はいつもと違うホリディシーズンだけど、
それでもここそこにニューヨークらしさを
感じるとホッとする、良かった。

いつも通りで、と。











綺麗で嬉しいというより、
いつもと同じ輝きだということの方が
なぜだか喜びを感じてしまう。















それくらいにあちらこちらが
これまでと違う今年。

華やかに夜空を照らす星のような光が、
これから先の希望へと
どうか繋がりますように♪



#neeyork#newyorkslowlife #rockfellercenterchristmastree #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ロックフェラーセンター#ロックフェラーセンターのクリスマスツリー2020#マンハッタン

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★富士山のヴィーガン抹茶ケーキ

2020年12月21日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
オンラインのロースィーツクラス
今回は「抹茶ケーキ」








材料は、
生カシューナッツに生アーモンド
オーガニックのデーツとココナッツオイル

生カカオパウダーと抹茶

それから“白みそ”。

ジャパニーズスーパーマーケットで買ったオーガニックの西京味噌を使って。






オンラインで先生に丁寧に教えて頂きながら
言われた通りに夢中で作り冷凍庫で
最低5時間は冷やし固めて出来上がり。

朝起きて、ドキドキする瞬間がまたイイ♪
どんなデコレーションをしようかな?
先生のサンプルは生のブルーベリーと
金箔がのっていて素敵✨

Gold flake (ゴールドフレーク=金箔)
買おうよ!ボク買ってくるから!と
ネットで調べてみるものの
近所には見つからない。

マンハッタンの日系スーパーにも
片っ端から電話をかけてみた。
こういうのはきっと
日本人じゃないとわからないと思う。

Can I speak Japanese?と真っ先に伝えて
日本人の店員さんと話したい。

ハイ、ニホン語ダイジョウブ です!
かなり流暢なので一瞬日本人かと思って
説明した。

あの懐石とかにチョコっとのっている
食べる金箔です。お正月に黒豆とかにも
のってたりする…

あ、ソレは「ふりかけ」デスね!
フリカケならたくさんゴザイマスヨ!

えっ。。。金箔はふりかけ売り場には
ないと思う…。

あー。わかりました、
ありがとうございます。と電話を切った。

ニュージャージーの大きなスーパーに
行かないとないかもしれない。

今回はあきらめて、ココアパウダーと
粉糖、そして抹茶パウダーで
真っ白い紙を切り抜いて
富士山と松のおめでたいデザインに♪







これは日本にいた時、
駅ビルのケーキ屋さんが
ガラス張りの作業台で穴の空いた
さまざまななプラスチックの板を駆使して
焼いたタルトの上に乗せ
そこに均等にイチゴを置いてみたり

粉糖をふるって
デコレーションしているのを
よく通りがかりに見かけていたのを
ヒントにしてみた。





抹茶ケーキは三層になっていて
一番下がアーモンドのクラスト
そしてデーツあん、それから
生カシューナッツと白みその抹茶ムース。

ほろ苦い抹茶と、小豆あん代わりの
デーツあんとのコンビネーションが絶妙❣️








そのまま冷凍保存できるのでカットして
食べる分だけ解凍できるのも魅力。

日本の味なんだけど新鮮✨

1人で黙々と作るのも楽しいけれど
会話しながら習うのもなんと
充実した気分になるんだろう。








来月はかわいいストロベリーケーキ🍓✨

今からワクワクと待ち遠しい♪






#newyork #newyorslowlife #vegancake#rawsweets #macha#machacake#homemade#ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ヴィーガンケーキ#ロースィーツ#抹茶ケーキ#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★大雪のあとのニューヨークでの再会

2020年12月19日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
大雪になる直前にニューヨークに戻り、
一年ぶりのイブちゃんち♪

Yukari さんから届いた
シュトーレンを持って

先日オンラインレッスンで習ったばかりの
ヴィーガンのロースィーツ
「チョコレートケーキ」を作って。

今回はクリスマスのデザインに。






抹茶でツリーを、粉砂糖で雪をイメージ。それから野生のベリーを添えて。

用意してくれたランチの後は、
近所の100年前のイギリス人たちの
コミュニティだったという住居が
そのまま残る歴史的保存地区をお散歩。








一軒一軒趣向をこらしたステキな
クリスマスデコレーションを
雪景色とともにゆっくり眺めると、
まるで美術館巡りをしているような気分✨












ねー、New York でしょ?とイブちゃん。

うんうん、
やっぱりニューヨーク大好き❤✨








気温はマイナス4℃

お散歩から戻るとスイスの温かな飲みもの、
少しのコーヒーにお湯を注ぎ
ちょっぴりのシュガー、それから
チェリーのお酒「Kirsch キルシュ」に
ホイップした生クリームをのせた
ドリンクを作ってくれて、

冷えたカラダがゆっくりと温まる
カフェテーブルや部屋にキャンドルを灯す冬の夜。






さっそく彼女がその様子をインスタの
ストーリーズにアップすると、
ノルウエーのオスロで花の仕事をしている
Yasuko さんからイイね!がついたので、
電話してみよう!と連絡すると
すぐにつながった。

みんなマミフラワーの花仲間たち、
シュトーレンを送ってくれた
Yukari さんも、イブちゃんも
ロースイーツのOtsuki先生も。

花がご縁でこうして私の世界は
広がってきた、と言っても過言ではないくらいに
人生に大きな影響を与えてくれた大切な絆。 

そして実はイブちゃんとYasuko さんが
いつか英語を習って海外に住んでみたい、そういう選択肢があるんだという夢を
思い描くようになった
きっかけとなった2人。

当時はまだ離婚したてのシングルマザーで
小さな息子を育てていくのでいっぱいいっぱい。

未来はあまりに遠くて
とても手に届くなんて思いもしなかったけれど、
あれから25年の四半世紀を超えて
チャレンジし、こうしてここに
暮らしていることの不思議さを想う。

かくして、ニューヨーク⇄オスロの
オンラインおしゃべりタイムがスタート❣️


途中で、日本のTsuru ちゃんにも
連絡を入れて、3カ国でにぎやかに✨






あぁ、なんて良い時代になったんだろう。遠く離れていてもいつでも 
こうして繋がれる。
まるで近くにいるみたいに
時空をやすやすと超えられる時代。

またいつかあちこち自由に
行けるようになったあかつきには、
すぐさま姪っ子ファミリーが住む
フィンランドに行こうと思っているから

その時には北欧を旅してノルウエーにも
行ってYasuko さんと再会したい。

地元に住む人たちに案内してもらうのは
私にとっては一番の旅のスタイル。

時々、閉塞感に押されそうになったり
未来への不安がよぎったりしながらも
こうして懐かしい人々との繋がりが
今の私を大きく支えてくれているのは

まぎれもないほどの事実。

あー、楽しみがまたひとつ✨

素敵なひと時、ありがとう(๑>◡<๑)ノ💕✨

#newyork #newyorkslowlife #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ #ニューヨークのクリスマスシーズン#ナチュラルに暮らす #心豊かに生きる

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★ 【Natural table wreath for Christmas 】 *クリスマスのナチュラルテーブルリース*

2020年12月15日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
【Natural table wreath for Christmas 】 

***クリスマスのナチュラル
テーブルリース***

シャンパングラスの上にリースを乗せて、赤いノイバラの実と松かさが
こぼれるようにデザインしたテーブルリース。









手作りしたツリー型のキャンドルは、
クリスマスの4週前から日曜日ごとに
1つずつ火をつけるアドベンツキャンドル。






グラスには水を張り、ポインセチアや
モミの木、ヒイラギを
リースの間に挿すとフレッシュな
素材もそのまま長く楽しめる。

真っ白いテーブルクロス
真っ白のランプに白いキャンドルを
コーディネート。

クリスタルの鳥の置物に、
フィンランドの
クリスタルのキャンドルホルダー。






火を灯すと揺らめく炎と柔らかな光が

自然の中で静寂に包まれた
時間を作り出す








#newyork #newyorkslowlife #pennsylvania #naturalwreath#ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#カントリーハウス#手作りクリスマスリース#ホリディシーズンのナチュラルリース#テーブルリース#フラワーデザイナー#フラワーアレンジメント#フラワーデザイン講師

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★幻想的な朝もやを追いかけて

2020年12月13日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
幻想的な朝もやが湖の上を
通り抜けていく。

朝目覚めると、あたりは白い霧に包まれて
何も見えなかったのに。






西から吹く風が東の方向へと向かって
ゆっくりと流れていくと
みるみるうちにその姿を現す。

早くしないと消えちゃう。

パジャマにコートを羽織り
朝もやを追いかける。








静寂に包まれた大地は、
清らかな空気が立ちのぼる。

太陽の柔らかな光が神々しいまでの
気配で、心が洗われるよう。











#pennsylvania #countryhouse#newyorkslowlife #ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★世界でひとつの手作りバッグ

2020年12月11日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
で〜きた❣️

3日間かけて雪景色を見ながら
カタカタとミシンをかけ
チクチクと手縫いして作った手作りバッグ♪








夏にマンハッタンの生地屋さんで買った
麻の布をベースに裏地はフェルト。






ざっくりした麻はミシンには弱いらしく
それで側面と底はベロア素材に。






ポケットは以前マリアにもらった
皮のハギレを。貝のボタンも
大量にもらったボタンのひとつ。

皮のハンドルはいつだったか買って
ソーイングボックスにしまい込んでいたものを。






寄せ合わせの素材を集めた世界で
たったひとつのオリジナル。






既製品や高級ブランドにはかなわないほど
イビツだけど、それでも
心をいっぱい込めて作り上げる。

マチもたっぷり取って、直立できて
ノートも書類も薄いパソコン類もちゃんと入るサイズ♪






長い冬はおうちの中で
いろいろ作っていこう
新しい素材や手法にも
チャレンジしてみようとすでに、
あれこれ材料を買い揃えている。

日本のみんなはあちこち行って、
レストランで美味しいものいっぱい食べて、
いろんな人たちと集まって
楽しそうでイイなぁ… 

旅人のワタシにとっては
どこにも行けない時間が長引いて
だんだんキツくなってきた。

国外には出れなくてもせめて国内。

でも相変わらずの
ぶっちぎりの世界一だし
さらにそれも今またキビしそうだから
しばし待とう。

予想していた通りの次の波なんだし。

やっぱり振り出しに戻って
自然の中で自分に向き合う時間。

こんな時は人生においてめったにない

そう思いながらも時々どこかに行きたい、美味しいもの食べに行きたい、という
気持ちがふつふつと湧き上がる。

ぜいたくな話、と思いつつ。

そんな時、ごはんやお菓子を作ったり
気ままに手作りしながら
気持ちを集中させて何かを創り出すのは
やはり何にも代えがたいほどの喜び。






#newyork#newyorkslowlife #pennsylvania #handmade #handmadebag #  ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#カントリーハウス#手作りバッグ#ハンドメイド#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★手作り肉まん

2020年12月08日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
皮から作る手作り肉まん♪

ニューヨークからペンシルベニアに戻る
車の中で、あのポークのスライスのが
また食べたい!というリクエスト。

あれは美味しい!と運転しながら
思い出している。

あぁ、豚肉の紅茶煮ね♪

先日来た友人たちにも大好評だったし、
以前持ち寄りパーティーでかなり
大きなかたまりで作ったのに、

10人くらいのメンバーが
ものすごい勢いで食べて
ビックリした記憶がある人気メニュー。

でも今回は
生ラーメンが手に入らなかった…

ニュージャージーのコリアンスーパー
H-mart エイチマートには
インスタントしかなかったのだ。

ほかの店舗にはあるのに。

そしてあんなにも納豆の種類は
豊富に揃っているのに。

かまぼことか竹輪とか明太子
おでんセットまであるのに。

本気のラーメン、また食べたかったけれど
あぁ、残念!

それで、花巻を作ることにした。









強力粉と小麦粉、イーストとごま油で。
今回はその皮の一部を使って、
肉まん作り。前にパン教室で
作ったことあるから、
なんとなく覚えてる、皮の包み方。

小さめのかわいいカタチに出来た♪

中の具はレシピを見ながら
作ってみたけれど、う〜ん。
もうちょっと次回は違う味つけを
工夫してみたいところ。

(さっき食べたら昨夜よりも美味しくなってた!)

でも、肉まん。チャイナタウンには
なかなか行けないし、まして
この辺りでは手に入るはずもない。

食べたいものはとにかく
自分で作るしかない。

ちょっとしたことに時間がかかる。

スピードなんて求めても、ここでは
そんなわけにいかないし、
ましてやこの長引くコロナ渦のもと。

これまで通りにはいかない 
なにかと不便な暮らしだけれど、

その時間そのものを楽しむことができたら
心は豊かさが増していく。








数年前にチャイニーズスーパーで
見つけた「豆苗」と表示された葉物。


コレは?知っているのと違うけど、
きっとあのヒョロヒョロの
カイワレ大根よりも背の高いアレに違いない、と
試しに買ってみたところ
間違いなく“あの豆苗”だった。




↑ワイルドな姿の豆苗

よく育っていてゴツいけど柔らかくて、
もっと風味が良い。

季節もあるのか
時々出回らない時期もある。
日本では通年なのに。
こんな形で売っていたら良いのに、と
思ってしまうほど美味しい。

H-mart にもあったから、
付け合わせに買って帰る。

洗おうとして冷蔵庫から袋を出すと、
なんと白いつぼみが♪

豆科らしいツルがついた
スイトピーのような花。

食べるのがもったいなくて
ガラスのコップにそっとさして窓辺に飾った。






どんなふうに花が咲いていくんだろう?
なんだかワクワクしてしまう。

そんなコトだってスローライフ的な
楽しみのひとつ。








#newyork#newyorkslowlife #pennsylvania #homemade#porkbans#ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#おうちごはん#手作り肉まん#花巻#豚の紅茶煮#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★リンゴのカタチのアップルパイ

2020年12月05日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
5種類のリンゴが入った
リンゴの形のアップルパイ♪






ヘタの部分は、生カカオで茶色に。
葉っぱの部分には、抹茶でグリーンに。

パイ生地には、バターの代わりに
バター風味のショートニングで。
だからサックサク。








けれど生地があまり伸びず
ちゃんと編み込みたかったのにできずに
なんとなくランダムにのせてみた。

冷凍パイシートも何回か買ってみたものの、
なんとなく日本の味と違って
粉っぽかったりして、いまだ
同じ味を探し中。

それなら自分で作った方がいいか、と
思っていたところだったので手作り。

本当はパイ皿に丸く作ろうと
思っていたのに、リンゴを買いに行くのに
近くのスーパーまでなんだかんだで
往復小1時間かかるから断念。

リンゴ1個買うのも容易ではないのが
カントリー暮らし。

リンゴ、どうしよう。昨日の実験用のは
今朝のオートミールで結構食べちゃって
絶対に足りない…

パイ生地作っちゃったし…

ならば、ある分だけで小さめに作ろう。と
ふとひらめいたのが、

リンゴのカタチのアップルパイ♪

粗めの編み目の向こうからはちゃんと
色とりどりのアップルコンポートが見える。






リンゴの味の違いも楽しみながらの
オリジナルアップルパイ♪

意外や意外、酸っぱい青リンゴの
「Granny Smith  グラニースミス」と

「Cortland コートランド」が私的には
美味しかった。 

どちらも酸味が強めな品種。

こうして食べ比べてみると良くわかる。






チェリーパイやブルーベリーパイも
これで作ってよ〜!と嬉しそう。

ファミリーはパイが大好きなんだけれど、というか、ここの人たちは
基本パイ好きなんだと思う。

平ぺったい窓付きの箱に入って
かならず置いてあるし、

イベントや何かの日にはレジ近くに
山積みになっている光景をよく見かける。

けれど、有名店でもベーカリーの手作りも、スーパーのも

私にはとにかく甘すぎて
一口食べたらもう手が出ない。

でもこうして自分で作れたら
いくらでも好みの味に調整できるから

このパイ生地でまた作ってみよう、
アメリカンな味。






#newyork #newyorkslowlife #pennsylvania #homemade #applepie #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#ホームメイド#おうちスイーツ#アップルパイ#5種類のリンゴのアップルパイ#リンゴのカタチのアップルパイ#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★リンゴのおいしい実験

2020年12月04日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
5種類のリンゴで実験中〜❣️

季節になるとスーパーや
ファーマーズマーケットには
いろんな種類のアップルが並んでいるので、

いつかどの種類がどんな料理に
適しているのか知っておきたいと思っていた。

何回かファームスタンドで買った「Macintoshマッキントッシュ」は
小粒で真っ赤。煮ると
ほぼ形がなくなるほど
柔らかく煮崩れるのでジャムにピッタリ。
ほんのり酸味があって、
皮も一緒に煮るとピンクに染まる。

今回は
・Cortland コートランド
・Gala ガーラ
・Honey Crisp ハニークリスプ
・Red delicious レッドデリシャス
・Granny Smith グラニー スミス 
(青リンゴ)

の5種。

ほかにMacintosh と
日本のFuji フジがあったけれど、
この2つは知っているので上記のリンゴに。

それにフジはひと回り小さめで、
日本で食べた方がなぜか美味しいし。

カントリーハウスから一番近所にある、
そんなに大きくない、ローカルな
スーパーなのにそれでも7種類もある。






以前、ユニオンスクエアのリンゴを
紹介するブースには軽く
20種類近く並んでいてそれだけで
かわいくて美しかった。

そして、好きなリンゴの試食ができる
コーナーがあった記憶がある。
見た事もない変わった品種もあって
楽しかったのを覚えている。

今年はどこも試食禁止だから
あのブースはどうなっただろうか

今回は、リンゴ一つにつき
大さじ2杯のシュガーと皮も一緒に
10分間煮ることにした。






そういえば、学生の頃
小学校と中学校の家庭科の先生になるための
学部だったために、毎週の調理実習のほかに
「調理実験」なる授業があったのを
思い出した。

砂糖に何パーセントの水を加えて、
何分火にかけるとどうなるか、
何度でカラメル化していくのか、とか
実験結果を記入するのである。

単なる食いしん坊の料理好きなんだと
思っていたけれど、すっかり忘れていたが、

学生時代の4年間で料理や裁縫の基礎を
バッチリと叩きこまれていたことを
最近になってふと思う。 
 
落ちこぼれていたから
そんな自覚もなかっただけで。

2年ほど前のこと。

はたと、裁縫セットの中に糸通しが
入っていたことに気づき、使ってみたところ
なんて便利な!と感動してしまった。
どうしてこんなに良いモノを
今まで使ってこなかったんだろう?

私、知らなかったのかしら?この存在を?
と頭をひねり、しばし考えこんだ。

いやいや…知ってた。ずっと前から。
なんで?

そうして、ハッとひらめいた。

被服の先生から糸通しを使うのを
禁止されていたんだった!

「そんなものを使うようじゃイケマセンよ!
そういうのに頼らず、スッと糸を通すのです!」

そう言われて、気づかないうちに
50才をとうに過ぎてもその教えを
かたくなに守り続け、老眼が怪しくなって、

30年の時を超えてようやく
その先生の教えにそむく決意をしたのだった。

その間、一度たりともその言葉を
思い出すこともなかった。
それもまた衝撃的である。

それほどまでに身にしみ込んでいたという事実に。

ニューヨークに来て、アパートメントで、
そしてペンシルベニアの
美しい景色を見ながら針に糸を通すたびに、

ちょっとした罪悪感と
もう老眼入ってきているんだからいいの!
と自分で自分に許可する心の葛藤に
クスッと笑いたくなってしまう。






そして。
本日のリンゴの実験結果は、

ジャムやアップルソースなら
ホロホロと煮崩れて適度な酸味の
Cortlandコートランド、そして
Macintoshマッキントッシュ。
両方とも皮と一緒だとピンクで色も綺麗。

アップルパイには、適度な歯ごたえのある
Honey crisp ハニークリスプ
そして先日もターキーを焼くときに
中に詰めたRed delicious レッドデリシャスが最適♪

レッドデリシャスは
キャラメリゼするように照りが出る。

Galaガーラもパイに良さそう。

青リンゴのGranny smith グラニースミスは 
ちょうど両方の中間に位置する感じ。
酸味が少し強いから、丸ごとを串にさした
キャラメルアップルにもよく使われるんだとか。

アップルパイが上手に焼けるようになったら
立派なアメリカンだよ!という。

きっとグリーンカードの面接だって、
黙ってアップルパイを差し出せば、
なにも言わなくても合格💯❣️って
いってくれるよ、と冗談っぽく笑う。

以前からの熱烈リクエストにようやく
こたえて明日は生地からアップルパイを
焼く予定。

明日の朝はオートミールにも入れたい!!!と
なにやらものすごく盛り上がっている様子。

日本で見たことのないほかの種類を
みかけたらまた実験してみよう〜♪

#newyork #newyorkslowlife#pennsylvania #apple#homemade #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#おうちスイーツ#リンゴ #ナチュラルに暮らす#心豊かに暮らす

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★ Monthly メッセージ 2020年12月【Dec. 】

2020年12月01日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
その月に必要なメッセージをお届けします。
2020年12月をより快適に過ごすための
ヒントにしてくださいね♪

********************

今月のキーワードは
「 expand 【エクスパンド】〜広げる〜」

ギューっと締めつけられるようなことの多かった
2020年も今月がラスト。

まだまだ続く気配ではあるけれど

たとえば体の一部を圧迫したあと
一気に血流が流れていくような感覚を
体験したことはあるだろうか?

先日、ヘアバンドをしていて
その時はなんとも感じなかったけれど
それをはずしたら頭の血が一気に流れたのか
ふわっとした解放感というか
心地よさを感じた。

心もおんなじなのではないだろうか。



ギュっと気持ちが何かに

締めつけられたあとに

だからこそちょっとしたことでホッとして

フワッとほどかれるような、そんな感じ。



実生活でもさまざまな制約。
常にある見えない不安。
未来が見通せない不安定さ。

それらに寄り添うようにwith するしかないし
怒っても誰かにヤツ当たりしても
泣いてもわめいても、
世界中のほとんどが多かれ少なかれ
似たような状況ならば、一個人として
現状を明日にでも劇的に変えることできないと
誰もがわかっている。

と同時に、

何をどうしたら最速で最短で最善なのか
誰もが今はまだ知らない。

けれどこの状態は
いつの日か終わることも知っている。
いや、今は「信じている」という言葉の方が
近いのかもしれない。

程度の差はあれど、それぞれを取り巻く
この「ギュッとした感覚」の時間を過ごす中で

前みたいに
伸び伸びとなんかできないけれど

でも。

以前は本当に伸びやかに
まるで天国か極楽のように
楽しく生きていたのだろうか?

その前だって、
いろいろ悩んでいたし迷っていた。

これで良いのかな?って。

もっと良いことがあるはず、って。

今じゃ満足できない、
もっと幸せを引き寄せなきゃ。
もっとお金の神様、こっち来て!
勝利の女神に愛されたい、って。

私たちは、いつだって満足なんかできなかった。

さらに上があるはず。
最上級を手に入れたい、って願っていた。

でも今年。

もっともっと!と心から願って夢見ていた
ゴージャスで贅沢な夢が

まるで蜃気楼だったかのごとく
はかなくて

それよりも、
目の前にあるほんのささやかすぎる
ひとつひとつが、なんて有難いんだろう、と

たくさんの人が気づいたのではないだろうか。

今日もお日さまが輝くこと。
空が青いこと。
雨が降り注ぐこと。
雨上がりの虹。
風が吹くこと。
近所に花が咲いていること。
小鳥たちのさえずり。虫の声。

春から夏、そして秋の彩り、冬の気配。

今日もごはんが食べられて
着るものもひとまずちゃんとあり
雨風しのげる家のあることを。

大丈夫?元気?と言いあえる
家族や友だちや仲間たち。

そんな当たり前だったことに感謝できる2020 は

忘れていた基本を思い出させてくれた。

これまでだって何度も立ち上がってきた私たちは
今回だって絶対大丈夫!!!

そして、どんなに先が見えなくたって

広げていこう❣️自分の世界を。

こんな時だってなにかを
拡張し、拡大し、発展させることだってできる。

いや。

先人たちはいつだって
ピンチの時にチャンスをつかみ
新たな世界を広げてきた。

発見や発明が生まれてきたのだって

苦しいときや崖っぷち
必要に迫られてだった。

ギュンと苦しい状況の中で垣間見える
わずかな光にも似た緩やかな時に

グンっと広がっていくだろう。

それが何なのか、今は
私たちは知らないけれど

それでもどこかで知っている。

この先に広がる、確かな明日を。


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