KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★ニューヨーク最後の夜はイラン料理♪

2024年02月15日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
NY 最後の夜はBahar バハールの
手作りイランごはん💖

食べたことのないエキゾチックな味に
感動しっぱなし♪










ハーブをとにかくたくさん使っていて、
ミントやクルミ、ザクロやヨーグルトが
料理に使われている。




【↑パラパラのサフランライスに
ザクロとクルミ、チキンのソースをかける。これ、絶品❤️】


辛くはないし、さまざまなハーブのおかげで
優しい味なんだけど、いくつもの素材が
層になっていて味わい深くて、新鮮。









【↑これはハーブの蒸しパンみたいになっていて、柔らかい。ほんの少し後味がほろ苦く、仙草ゼリー味に近いかも。】


スープは家人が旅に出たあとに、
家族や友人たちが集まって一緒に作るのだという。
土のついたハーブを何回も洗ったり
刻んだり、あえて時間がかかる作業をしてスープを作る。それは寂しい気持ちを
みんながともにいて癒していくためでもあるようだ。






そんなエピソードを聞きながらいただく料理に、
どの国も大切な人を思う気持ちは
同じなのだと心が熱くなる。

Kaoru イランに来て!
ママのShamsy シャムジィも
待ってるから。と言われたら
それはイランに行ってみたい。






ペルシャ文化ってステキなんだろうな。
1人だとなかなか行くことができない場所だけど、
現地の人たちと一緒ならさぞかし
楽しいだろうな、と私の旅ゴコロをくすぐる。




【↑ライスをすくうためのスプーンのカタチが素敵すぎる✨】


そしてイラン料理をもっと食べてみたいし、
教えてもらいたい、と夢が広がっていく。






今回のニューヨーク時間は
たくさんの人々と会って絆をさらに
深めることができた。

マリアがいなくなって、もっと
強く感じるようになったのだと思う。

だからみんなの心もいつもと
なんだか違っていた。

私たちは新たな時を刻み始めたのだ、
そんな気がしている。

そして、桜待つ日本へ。

またね、大好きなニューヨーク🗽✨






しばしのお別れ。

何人もの人たちにKaoru 、いつ帰ってくるの?と聞かれ
すぐ帰って来てね、とバハールが送り出してくれる。
Safe travels ! と電話をくれるLarry 。

また帰ってくるね❣️もうNYが恋しいよ🥲❤️






#newyork #イランのおうちごはん

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★手作りハーブソルトとダイニングのデコレーション

2024年02月09日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
去年の夏、畑のフレッシュハーブで作った
ハーブソルトをついに使いきってしまった。

バジル、ディル、タイム、ローズマリー
セージにそれからウチのキッチンにあった
ガーリックパウダーやオニオンパウダー
乾燥パセリ、コショウと

それから沖縄の久高島の塩で。

半生状態のハーブソルトはいつまでも
グリーンが鮮やかで香りもとても良く
スープやパスタ、サラダ、キッシュにと大活躍。

もちろんステーキやチキンソテーなど肉料理にもバッチリ。

バターとオリーブオイルに刻んだガーリックと、
このハーブソルトを混ぜてバゲットに塗って
トースターで焼くと見事な
ガーリックブレッドが出来上がる。

もうないの?また作ってよ!と言われたが
今の季節、畑にフレッシュハーブはない。

それならキッチンにあるドライハーブや
スパイスはどうだろう?と集めてみた。

あるある。

パセリ、ディルは自分で乾燥させたものを瓶に詰めてあった。
それからオレガノ、タイム
レッドペッパー、ブラックガーリック
ガーリックパウダー、オニオンパウダー
コショウにピンクのヒマラヤンソルト。ローズマリーだけフレッシュなものを。

なんと11種。





小瓶に少しずつ入れてシャカシャカするだけ。






市販のハーブソルトの裏を見ると、
意外にヘンなものも特別な材料も入っていなくていたってシンプル。
これならわざわざ買わなくても自分で作れる、
混ぜればいいだけなのかと思うほど。

もちろん絶妙な配合とかもあるのかもしれないが、
足りなければいつでも微調整して
ほしい味をプラスすれば
それなりに立派な味。

さっそくジョニーからもらった
オリーブオイルにこのハーブソルトを
小皿にのせて、パンにつけると
口の中いっぱいにハーブと
オリーブオイルの香りが広がっていく。

今年の夏はまたフレッシュハーブソルトを
たくさん作りたい。

キッチン横の小さなダイニングは、今
黄色を基調に飾りつけ。






クリスマスプレゼントにもらった
イギリスのキッチンタオルのイエローが
素敵だったからそれに合わせて配置を変えたり
木製のフレームも黄色に塗り替えた。






パレルモで買った陶器の
お家のミニチュアを乗せて。

シチリアタイル柄のコースター3つは
茶色い板を白に塗りボンドで固定。





市販のものや思い出の品にほんのひと手間を加えれば、世界でたった一つのオリジナルへと姿を変えていく。

あれやこれやと工夫してみたり、手をかけてみたりすることこそが何にもかえがたい時間。


そしてそれは、

鮮やかな色たちはやわらかな陽ざしが差しこむ
キッチンやダイニングで過ごす毎日を
パッと明るく照らしてくれる。






#newyork #おうち時間#手作り

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★手作りイチゴバターとイチゴクリームチーズ

2024年02月03日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ストロベリーバターと
ストロベリークリームチーズを
作ってみた。

数日前にインスタで流れてきた
ストロベリーバターの作り方の動画。
刻んだイチゴとバターとメープルシロップを
混ぜて一晩寝かすだけ。








分量は見損ねてしまったが
きっとテキトーでなんとかなる。

ウチにはちょうど先日買った
イチゴが大量にあるし。

近所にはインドやバングラデシュ、
パキスタン系のお店も多くスパイスとともに
野菜や果物もあり、鮮度はちゃんと
確認しないといけないのだが
路上に並べられたストロベリー
3パックで$5ってお買い得。

しかもフレッシュで美味しそう。
ひとパックは日本の1.5倍ほどある。

でもさすがにこんなにはいらないよね。
2パックで十分。

とレジに持っていくと
赤くて長いアゴヒゲを蓄えて
民族衣装をまとうちょっといかつめの店主に、
3パックだと$5だよ。と無愛想に
言われてしまう。

う〜ん、スムージー用に冷凍庫に
保存すれば良いだけだから買っておくか。
OK!と、もうひとパックをあわてて
店頭に取りに行く。

でもたくさん買っておいてよかった。

そのままで食べるならやっぱり
日本のイチゴが私は好きだけど
少しのアガベシロップで軽く煮て
「ストロベリーコンポート」にすると
驚くほど香りがいい。

果肉もしっかりしている。



そして、「ストロベリーバター」と一緒に
「ストロベリークリームチーズ」には
マヌカハニーを混ぜて待つこと一晩。






ストロベリーバターは意外なほど美味しくて

来週、日本に帰ったらまた作ってみたい。

今朝のブレックファーストに、トーストしたシナモンレーズンベーグルの上に。






やっぱりNYのベーグル。何かが違う。
美味しくてモチモチ、歯ごたえも
しっかりしているけれど固すぎず。






そういえば、このところ日本のベーカリーで
見かけるベーグルは全部じゃないけれど
けっこうな割合で繋ぎ目がピンと立ってて、
ちゃんとドーナツ型になっていない。

このカタチはNYでは見たことないぞ、
角立てないでキュッとしまってほしい。
と心の中でひそかに思ってしまう😂笑

それはさておき、大量に手に入った
アップルで作るコンポートはヨーグルトや
パンと一緒に。

手作りジンジャーエールの残りの
シナモンスティック入りショウガの
スライスは紅茶に入れてジンジャーティに。






冷蔵庫の中には自分で作ったあれこれが
ストックしてあって、それがささやかな
毎日をほんの少し、豊かで幸せな気持ちを
彩ってくれる。

#newyork #おうちごはん#本日のLeo特製スムージーはイチゴとバナナとパイナップル

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★シニアシチズンのハッピーバースデイ

2024年01月31日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Happy birthday Leo 🎉✨✨✨!

Senior citizen(シニアシチズン=
日本でいう高齢者の意味に近い。
ここでは65才から本格的にさまざまな
シニアのサービスが受けられるのだとか。)
の仲間入りをしたから、記念に
バースデイウィークにしたい、と
誕生日前日はマンハッタンのブラジル料理屋さん、
誕生日当日はクィーンズのギリシャ料理 
Astoria Seafood (アストリアシーフード)へ♪


ブラジル料理は Churrascaria 
シュハスケリーアといういろんな種類の
お肉を串に刺してバーベキューしたものが
テーブルの間を練り歩き、
食べたいものは手を上げるとお皿の上で
カットしてくれるシステム。






私はサラダバーのみだったけれど、
種類豊富でそれだけで大満足✨






翌日のアストリアシーフードは氷の上に
並べられた魚を自分で取って
レジに持って行き調理法を指定するタイプ。






ドリンク、調味料持ち込み自由。
バースデイケーキはメニューにないから
自分たちで用意して!というので

ケーキを焼いた。

今年もマムの懐かしい味「レモンケーキ」
なかなかマムの味に近づけないけれど。






もう一種は「キャロットケーキ」









キャロットケーキは大人気、というよりも
定番でカフェにはスライスした
キャロットケーキがクッキーや
マフィンの横に並んでいることが多い。

そういえば、ビックリしたのが
去年のクリスマス。

いとこの家にキャロットケーキを
持っていくという。

クリスマスにキャロットケーキ?

うちの近くに美味しいキャロットケーキの
有名なお店があるんだよ。

行ってみると、なんと行列。
予約のお客さんも続々と。
予約したら良かったよ、と後悔しながら
寒空の下、待つこと約30分。




↑シンプルすぎるクリスマスケーキ


誰もが大きなキャロットケーキの箱を抱えている。

クリスマスにはキャロットケーキなの?と
驚いてしまう。

お店の前にはちょうど材料が
届いたところらしく、ビニール袋に入った
大量のニンジンがドッカリ積まれていた。

ケーキ屋さんにこんなたくさんのニンジン…

日本ならイチゴのショートケーキが定番。
傷みやすいイチゴは大切に
運び込まれるのだろうが、ここでは
ワイルドに地面に山積み。

でも、本当にニンジンが入っているのだと
ちょっと嬉しくなる。

スパイスが効いて、クルミとレーズンも
たっぷり。上に白いシュガーアイシングで
カバーされているのがキャロットケーキ。

けれど、こちらのケーキ類は私には
ちょっと甘くてひと口ふた口で
十分になってしまう。

だから、今日は大変だから
作らなくてもいいよ、といわれても
やっぱり自分で作りたい。

以前、ネットで探したレシピを参考に
自分なりに砂糖を減らしたり、
アイシングはクリームチーズにしてみたりして
アレンジしたものがある。

カップケーキ型に12個でニンジン4本。
けっこうな分量が入る。

それからシナモン、ナツメグ、ショウガ。
砂糖の代わりにココナツシュガーを。
かなりの甘さ控えめで。

こちらのケーキもクッキーもパンケーキも
ちょっぴりの塩味がきいている。

そして、あのワイルドににぎわう
アストリアシーフードでみんなで乾杯をした。






Maciekマーチェックはポーランドの
バースデイソングを

Baharバハールは
イランのバースデイソングを歌う。

で、Kaoru 、日本語の歌は?と言われ、

え…?とっさに出てきたのは
ハッピーバースデイ トゥーユー!

え?それ英語じゃない。
そうじゃなくて日本語のバースデイソング。、昔からの、とか子どもたちが
歌うのとかないの?といわれ
戸惑ってしまう。

え?な、な、ないよ💦
そのまま英語でみんな歌っちゃってる。

そんな会話も楽しみながら
誕生日を祝う。

通常なら引退の年齢なのだというが
ミュージシャンは上限がなく
いくつになっても皆さん元気に
舞台に立ってスポットライトを浴びて
演奏する姿をいつも素敵だな、と思う。

70才でも80才を過ぎても古くなったり
色あせたりせず
いつまでも自然体のオンタイム、現役最前線だ。

(教えている)大学の定年はいくつ?と
聞くと、いつまでだってできるよ。
たとえ90才になっても。という。

こちらもエイジレス。

音楽に対する情熱を持ち続けるLeo 
これからもずっとずっと大好きな音楽と
ともに人生を楽しんでください♪

一緒に美味しいもの食べて、
たくさん旅もしよう。

だから元気になるね!

いつもありがとう❣️

Happy birthday !!!

#newyork #happybirthday

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★空の上から見た地球

2024年01月28日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
空の上から見るマンハッタンは
まるで地上にきらめく星のようだった。

ふと目が覚めると雲海に浮かぶ山々。
初めて見たけれど、これはきっと
アルプス山脈なのではないかと瞬間に思う。






白い雲に白い雪をまとう山々の頂き。






帰りはミラノ空港から遠くに見えていた
アルプスの山々がどんどんと近づき
そしてどこまでも続く山脈を越える。






こんなに大きいなんて知らなかった。






雄々しくて荒々しくて自然の厳しさと
気高さと美しさ、その偉大さに圧倒される。






そこには悠久なる時がひたすら
横たわっていた。そしてそれは今も
確かに息づいている。

私たちの人生なんて
ほんのひと時に過ぎないことを知る。

でも短いからこそ、精一杯生きていこう。

明日はわからないからこそ
今この瞬間を大切にしよう。

たくさん泣こう。たくさん笑おう。
たくさん感動しよう。

怒ったり喜んだり、
ワクワクドキドキしてみたり。

全部ひっくるめて愛していこう。

#newyork #manhattan #alpsmountains

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★イタリア最後の日に

2024年01月26日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
1月18日
12日間に及ぶイタリア最後の夜。

私は号泣した。

この旅何回目だろう。
でも今回は少しこれまでと違っていた。










実は、行ってから早々におなかをこわし、
けれどたいしたことなかったので
そのまま食べ続けていたら
旅の半ばには疲れも出てきて
さらにひどくなってしまい
なんとか移動は出来たものの後半には
なんにも受けつけなくなってしまった。

こんなこともあろうかと持参した
パックライスでお茶漬けやお粥を食べたが、
ピッツァ→パスタ→ピッツァ→パスタの日々は胃腸にこたえた。

パレルモではほぼ眠り、夕方暗くなる少し前から
活動を始め寝込んだりすることは
なかったが、もう食べたくない。

あったかいスープが飲みたい。

お味噌汁をカップに注いで
ホッと心を落ち着けた。

ジョニーがミシュランの2つ星のお店で
ランチを予約したから行こうと
誘ってくれたがそれも断り

最終日のミラノでは、朝はシチリア島の
洋梨ジュースだけ。

ランチにピッツァを食べに行くというのも
断り部屋でバナナとみかんを一個ずつ
食べて横になって過ごした。

ディナーは最後の夜だから、
またミシュランのお店を予約したから行こう!と
ジョニーが誘ってくれた。

さすがにもう断りたくない。
でも悲しいほどに空腹を感じない。

本当はホテルの並びにある
このコリアンレストランのスープと
麺が食べたい…それならきっと喉を通る。

旅先ではやっぱりアジアのごはんが
恋しくなってしまう。

ミシュランだったら、きっとゴージャスな
フルコースなんだろうなぁ。でもワタシ、
もうピザとパスタは食べられない…
席に座っているだけでもいいか。
気持ちを奮い立たせてタクシーで
予約したというお店に向かう。

そして「AARTO」と書かれたいかにも
イタリアンな店名の中に入る。






すると、
中に通されると檜造りの白木のカウンター。
日本人らしき料理人。

表看板のレストランの中にもう一つ
別のお店があったのだ。


状況を把握するまで数秒、
はっと息をのんだ。

最後の夜は、なんにも食べられなくなった
私を気遣ってジョニーは
日本食を用意してくれたのだった。

急に食欲が湧いてきたと同時に、
その優しさに人目をはばからず泣いてしまう私。

まさにサプライズだった。

お店の名前は「IYO Omakase 」






NYでも流行りの“おまかせ”レストラン。
カウンターの中に立つシェフはたぶん
日本人だと思うけれど、ニューヨークでも
よくチャイニーズシェフのこともあるから
確認するまではうかつに
日本語では話しかけられない。

でも担当の女性がイタリア語で
コースの始まりに挨拶と説明を始めた時に
「スズキサン」と言ったのを聞き逃さなかった。

どうやらシェフは鈴木さん、というらしい。

「鈴木…さん、あの…」と
おそるおそる声をかけ「私、清水です。
今日はよろしくお願いします」と
言ったあとに旅の経緯と状況を話した。

そうでしたか。サプライズですか。
今日は心を込めて作りますね、と言ってくれた。

イタリアのミラノで食べる日本のごはん。

さすがミシュラン、一品一品がとても丁寧で、上品。






優しい味が心と体に沁み入っていく。
どれも一流に美味しい。

カウンター越しに見る手さばきも見事なまでに美しい。






聞くと、東京生まれの東京育ち。
小さい頃から日本食の料理人になることを
夢見ていたという。
東京では仕事をしたくなくて
学校を卒業すると山梨に移り
日本料理店で働いているところを
イタリア行きの声がかかりすぐに
こちらに来たのだそうだ。

25、6才の時だったという。

料理人としてはまだ経験が
十分ではなかったために
それからというもの

「お客様に育ててもらいました」という。

あの時、親方はこんなふうにしていたな、
と思い出しながらお客さんたちの言葉や
会話の中からヒントを得て
自分なりのスタイルを創ってきたそうだ。






日本だったら手軽に手に入る食材も
こちらではそんなわけにいかない。
いかに現地のもので工夫して作り上げていくか。

簡単ではなかったけれど
それでも楽しかったですね、と
はにかんだ笑顔で答えてくれる。

7時からスタートする会とその後に
もう一回の1日2回転するのだそうで
2回目の9時過ぎからの会はすでに予約で満席。

おまかせコースの形はここ数年、
ミラノで人気になってきたという。
NYも同じだ。

Leo もジョニーも今まで食べた中で
一番美味しいよ、と大感激。

なんだかボクも
(おいしくて)泣きたくなってきたよ…と
真顔でつぶやくLeo。

デザートのあとにお抹茶をたてて
イタリア風干菓子の後にもう一つ。
お酒や焼酎、手作り柚子酒や梅酒が並び、
好きなおちょこを選び
好きなお酒を注いでくれる。

そんなサービスというか
パフォーマンスにもお客さんは大喜びだ。

日本を遠く離れて活躍する日本人。

イタリア語で堂々と説明し、
質問にもしっかりと答えているその姿を

心から誇らしく思いながら数日ぶりに
たくさん食べることができた。

これで無事に明日帰ることができます。
ありがとうございました、と
何度もお礼を告げた。

そして、優しい心遣いをしてくれたジョニー。
ありがとう🥲❤️






Bari のファミリーたちからも、
そしてニューヨークの家族たちからも
たくさんの愛をもらった今回の家族旅。

国とか人種とか言葉も、血のつながりさえも
そんなのぜんぜん関係ないんだ。

ただ「家族」だって思えばもう家族になれる。

私にとって忘れがたい旅となった。



↑〈壮麗という言葉がピッタリのガレリアの入り口〉


↑〈1867年に完成したという美しい
十字型巨大ショッピングアーケード
「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」
ディズニーランドのワールドバザールのモデルになった場所なのだそう。〉


↑〈ガレリアにある「幸せを呼ぶ牡牛」にかかとを乗せて回ると幸せになれるのだとか。〉


そして、無事に小雪舞うニューヨークへ到着。
たくさんの思い出を胸にひと息ついているところ。






#newyork #italia #mirano #家族旅

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★マムの故郷 シチリア島パレルモで

2024年01月25日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
シチリア島は地中海中心に位置し、
「文明の十字路」と呼ばれた場所で
さまざまな国に支配された歴史を持つという。






イスラム建築様式の影響が残っていたり、地中海貿易によってもたらされた
独特な文化が育ち、どのイタリアとも違う。







古い建造物は遺跡のように歴史を物語り、
教会の前のヤシの木とのコントラストが
さらに異国情緒あふれて、
暖かくやわらかな空気が心と体を
ふぅっとゆるませてくれる。











シチリア島といえば「ニューシネマパラダイス」を思い出す。
パレルモからさらに内陸に入った田舎町で
の実話なのだそうだ。

あの映画に出てきた教会や街並みを
彷彿とさせる建物を見ると
嬉しくなってしまう。







映画に流れるあの曲も大好きで
思わず歌いながら小道を歩く。











それから「ゴッドファーザー」。
父がこよなく愛していた映画。
シチリア島とニューヨークが舞台だが
その両方にご縁ができたなんて
きっと天国から驚いていることだろう。














そしてこの旅の最後の目的、
マムやグランマグランパの故郷で
マリアを3人でささやかに送り出した。

たくさんの想い出が溢れてしばらくの間
涙が止まらなかった。

ジョニーが私たち2人をハグして
3人で輪になった。

寂しいけれど、切ないけれど、
感謝しかない。

たくさんの愛を教えてくれた
私たちの大切なマリア。

ありがとう、と何度も何度も 
心の中でお礼を言った。

シチリア島はまた来たい。






ゆるやかだけど岩で出来た山々。
深い紺碧のブルーの海。
次回はグランパの故郷にも訪れてみたい。








気温20℃の穏やかな風が気持ちいい
パレルモから、ミラノへ戻り旅
もいよいよあと1日。

#newyork #italia #sicily #家族旅

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★Bari バーリ最後の一日

2024年01月24日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Pietro Traversa ピエトロ トラヴェルサが
Bariバーリのオールドタウンを
朝から案内してくれた。



↑まずはカフェで最初にエスプレッソを
ひっかけてから出発


そこにはトラヴェルサ家の歴史が
たくさん詰まっていた。






バーリではTraversa姓はよくある名前だそうで、
アドリア海に面していることから
船乗りをしている人々が多く、
このファミリーも歴史をたどると
船乗りだったのだとか。

ピエトロは一族のことをよく調べていて、
ここは300年前におじいさんの
おじいさんが住んでいたところだよ、
今はレストランになっているけどね、
ほら。ここ。






ここはLeo のひいおじいさんが住んでいたところだよ、とか










↑〈この教会には何代か前のおじいさんが
土葬されているらしい〉


まるでガイドのように迷路のような
小道を歩いてあちこちを案内してくれる。






↑〈 昔、セントニコラス聖堂の前の広場に市場がたっていて、その時に布地屋さんが長さをごまかさないように当時の女王が教会の壁にものさしとなるものを作ったのだとか〉



400年も前からファミリーたちは
ここで暮らし、連綿と命を繋ぎ
約100年ほど前にイタリアから
新天地を求めてニューヨーク、カナダへと
散らばっていった一族たちがまたこうして
世代を超えて繋がっていくことの
奇跡を思うと胸が熱い。


ご先祖たちの昔話を聞いたり、
足跡を巡る旅が大好きな私にとっては
この上ないほどの時間だ。

そしてプーリア名物、オレキャッティという
耳たぶ型のパスタを作る実演と
軒先で売るお店が並ぶストリート。















映像や写真で見ていたものやら、
ぼんやりとイメージしていた場所がこうして
実際にその場に立つと急に
立体的になっていく。
それがまた旅の魅力のひとつ。

その後、郊外にあるピエトロのお家へ。








ひいおじいさんのひいおじいさんの代から
住んでいるのだという大きなお屋敷。
ピエトロで7代目だという。

200年ほど前に建てられたという素敵なお家。

敷地内には古い教会がある。








その昔、何代前かの方が神父さんだったのだそうだ。


書斎にはファミリーヒストリーを調べた
膨大な資料があり、その情熱に敬服するしかない。






そして奥さんのAnna アンナの手作りの
ごはんを美人の娘さんたち2人、
Martinaマルティナ とElena エレーナも一緒にランチ。





















その後、再びバーリに戻りファミリーたち
合流してマリアのセレモニーを行った。

いつもマリアはみんなを繋げてくれていたけれど、
こうしていなくなってもみんなを
繋げてくれている、とLeo が皆さんに
挨拶をして、心に残る温かなひとときとなった。

本当にそうだ。彼女は友だちの友だちを
どんどん繋げていってくれていた。
私もLeo とNYの地下鉄で出会ってから
2人を通してどれだけの人々と
知り合うことができただろう。

それからというもの、ずっとこんなふうに
私の世界は広がり続けている。

夜はまたアンナ マリア トラヴェルサの
お家に集まってディナーで最後のお別れ。









みなさん本当に温かく素敵な方ばかり。





素晴らしい出会いと美味しい手作り料理、
美しい風景、それからファミリーの歴史に
感謝して次なる目的地、

マムの故郷シチリア島へ。








#newyork #italia #プーリア#家族旅

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★プーリアのローカルマーケット

2024年01月23日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ティチィアナに連れてきてもらった
地元のマーケット。

マーケット好きの私は
旅に出たらスーパーマーケット、
ファーマーズマーケット、ローカルな屋外マーケットは絶対ハズせない。

そこで暮らす人々の息づかいや
見たことのない野菜やフルーツ、食材を
見つけた時のワクワクも
お店の人たちとの会話も
行き交う人々と交わす言葉も。




まずは立ち飲みエスプレッソをグイッと
ひっかかるのがイタリアンスタイル。

ミルクは朝だけで、基本は濃いコーヒーを
小さなカップでひと口、ふた口で飲み干す。

そしていざ、マーケットへ。







栗の燻製を手にして味見をさせてくれるティチィアナ。







色鮮やかで新鮮な野菜や果物が並ぶ















そして鮮魚コーナー






見たこともない、
岩のような貝のようなモノ。
ティチィアナは変な味だから
食べたことない、という。






すると隣りにいた親子が
ちょうど味見の真っ最中。
食べてみる?と差し出してくれたのだが、みんなは遠慮しておく、というので

それなら私が。とお母さんから
受け取る。

ウニのような中身だ。

どうやって食べるの?と聞いたら
親指の爪でこうやって押して出してひと口
食べみて、というのでさっそく
ほんの少しだけ舌に乗せる。













ん?ニガい!あー!生臭い!
あ〜、マズい😂💦

口の中がいつまでも変な味💦
まいった💦(笑)




それからチーズとハムや
ソーセージのお店。

歩いているだけで楽しいマーケット巡り。

世界の市場を歩きたい♪



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★プーリアの絶景、ポリーニャーノアマーレ

2024年01月22日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
翌日はプーリアの秘境、絶景が広がる

ポリーニャーノアマーレへ。

そしてジョニーのお父さんの
友人ファミリーのレストランでランチ。








シェフはお母さん。
現役バリバリのお元気で素敵すぎる✨






 私たちのためにプーリアの代表的な料理を
用意してくれたのだそう。










アドリア海に面するプーリアは唯一
生の魚を食べるのだという。

カルパッチョはオリーブオイルや
塩コショウをするが、レモンだけ。
またはコショウで。








途中にはあちこちにオリーブ畑が広がる。






生のオリーブを持ち込むとその場で
圧搾できる機械があって
自家製オリーブオイルができあがる。

木によって、または街によっても味が
違うのだとか。まるでワインのようだ。

そしてかわいい石造りの小さな
トンガリ屋根のおうちが海の前の草原に
ポツンポツンと点在する。










これはトゥルッリと呼ばれていて、
その昔、土地の税金を払うのを逃れるために
すぐに壊して移動できる家を建てて
この辺りに住んでいた家の名残りなのだそうだ。

世界遺産のアルベロベッロは
ここから30分ほどよ、行きたい?と
聞かれたので、イエス!と答えたのだが
なにしろランチは次々とお皿が運ばれてきて
食べ終わるのに4時間ほどのイタリアンスタイル。

レストランを出るとすっかり陽が沈み、
また次回の楽しみに。

アルベロベッロは白い壁のトンガリ屋根が
並ぶかわいい街で何度も写真で見ていたが
プーリアにあるなんて知らなかった。

けれど、帰り道、少し歩きましょう。
こっちこっち!といとこのティツィアナが
案内してくれたのが夜のオールドタウン。










高い崖の上に白い壁の家が並び
アドリア海の美しい海が見おろせる。








ネットで調べたところによると、
ガイドブックにも載っていない秘境の
リゾート地なのだという。


そして名曲「Volareボラーレ」が生まれた場所。










銅像の前でおんなじポーズをしながら口ずさむ。





紺碧の海がライトに浮かび上がり、
打ち寄せる波、空には細い三日月と
またたく星々に息をのむ。








あちこちにサボテン
そしてレモンにブドウ畑

それからオリーブの樹。

南イタリアの風景に魅了されながら

Traversa トラヴェルサファミリーとの
絆も育んでいく愛しくて優しい時間。

#newyork#italia #familytime #プーリア#家族旅

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★イタリアのかかと、バーリで乾杯

2024年01月20日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
1月12日 夜中のボローニャを出発し、
寝台車に乗って7時間。
ブーツの形のイタリアのかかと部分の
つけ根に位置するBariバーリに到着。






駅前には背の高いヤシの木があり
南に来たことを教えてくれる。










駅にはファミリーのピエトロが
待っていてくれた。

ピエトロは2020年に
Traversa トラヴェルサファミリーの
400年の歴史を紐解いて一冊の本に
まとめてくれた人物。

教会や図書館に行ってファミリーツリー
(家系図)を調べ上げ、そこで行き着いた
家族系譜のひとつがニューヨークに住む
Leo たちやクリスマスにともに過ごした
ファミリーたちだったのだそうだ。

タイミングよく、結婚したばかりだった私も
その家族の歴史なる分厚い本に載せてもらっている。








そして古くから交流のあったという
いとこファミリーたちと一緒に
プーリア地方の美味しい手作りごはんを
美術館のように美しくオシャレで
センスの良いアンナ マリア トラヴェルサ
のおうちで。
(マリアの名前を持つファミリーがたくさんいる)















シャンパンで乾杯し、フォカッチャと
プーリア風パンツェロットから始まり










プーリアのワインと
「Patate Riso Cozze パタテリソコッゾ
(ポテトとお米とムール貝)」をいただく。






「ベルドゥーラ シシリアーノ」は
シチリア風の野菜料理。
ナスとズッキーニ、パプリカを
塩コショウしてローズマリーとバジル、
マジョラムでゆっくり弱火にかけるのだという。






それからホームメイドチーズ。
ニューヨークのチーズもかなり美味しくて
驚いたのだが、ここのチーズたち。
今までのはなんだったんだろう?というほど、
とびきりフレッシュで美味しい❤️






北イタリアではバターとオリーブオイル
両方使うけれど、南イタリアでは
オリーブオイルしか使わないのだそうだ。
オリーブオイルもまたここの地元産のもので格別。
チェスナッツ(栗)のハチミツも初めての味わい。






お花もアンナが自分でアレンジしたのだそうで
ザクロやリンゴ、松笠と中央にキャンドルの火が灯る。










食後はグラッパで再び乾杯。

ベネツィアの吹きガラスで作られたという
小さなグラッパグラスがまた素敵✨








ペントハウスのテラスには
レモンの木があり、ご夫婦で手入れした
ハーブや花々が植えられていて
遠くまで眺めることができる。








青い空と風が心地いい。



↑一番右がアンナマリア



夜は再びレストランに集まり、
Leo の友人も来てプーリア料理を楽しんだ。






北イタリアではお店は10時頃には
閉まるけど、南では何時であろうと関係ないのよ、と言っていた通り
お店を出る夜中の12時頃にも
席を待つ人々であふれかえっていた。

みんな大きな声で明るく元気にしゃべり
とにかく食べ続けるイタリアンたち。


















イタリア語が堪能なジョニーに通訳をしてもらいながら
英語の会話には時おり参加する。

あぁ、イタリア語が話せるようになったらなぁ。と思いつつ

Ciao!チャオ! チャオチャオ!や
Buonasera!ボナセーラ!
(こんばんは、こんにちはの意味)は
かなり使いこなせるようになってきた。

グラッツェ!ありがとうの発音は
もう少し練習したいところ。


大勢で集まりにぎやかにおしゃべりして
美味しいものをいただく、これは
やっぱりイタリア人たちにとっては欠かせない。

#newyork #italia #家族旅

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★憧れのベニスへ♪

2024年01月16日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ボローニャから電車で約2時間の
Venezia に行きたい!と朝、
目が覚めてそんな気分になり
ベニスへと日帰りの旅。

ヴェネツィアサンタルチア駅を降りると
目の前はもう水の都だった。
ゴンドラや水上タクシーや水上バスが
停まっていて、
いきなりそこにはベニスの風景。








いつか行ってみたい、と思いながら
さすがに今は寒いだろうと思ったし、
できれば天気のいい日にしたいから
またいつか。と昨日まで考えていたが
窓の外は意外に青空。

昨日行ったジョニーに聞いてみると
そんなに寒くなかったよ、という。
去年の夏のニュースでは確か、
観光客が多すぎてオーバーツーリズムとか
水があふれているとか言っていたけれど

今はお正月休みの影響もあってか
お店も閉まっていたりしてそんなに人も
多くなかったというので、
ブレックファーストを早々に済ませて
身支度を整え電車に飛び乗った。








基本、細かいスケジュールは立てずに
現地に行ってから決める派の2人。
まさか憧れのベニスに行けると
思いもよらなかった。






本当に良かった。幾度も幾度も感動した。
ここはこれまで訪れた場所の中で
トップレベルにランクイン。

写真や映像ではたびたび目にしていたけれど

やはり自分の目で見て、
自分の足で歩いてみるとぜんぜん違う。

思っていた以上に水路が縦横無尽に
張り巡らされいくつもの
大聖堂と広場があって水の都は大きくて広い。










やはり切り取られたものではどうしても
限界があって、想像の翼を軽々と超える。















行った気になるのと、実際に肌で
感じてみるのとこんなにも差があるのかと
つくづく思う。

そして京都の旅でも感じたが、
とにかく歩く歩く。

元気じゃないと重いスーツケースも
持てないし、長距離を歩けないと
とうてい1日歩き回るのは至難の業だ。






動けるうちに機会があれば旅に出たい。

この旅が終わって家に戻ったら
何かが確実に変わっている。











旅にはそんな不思議なチカラがあるのを知っている。

#newyork #italia #venezia #家族旅

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★イタリアの旅の始まり

2024年01月11日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
イタリア着いたよ〜!








まずはミラノから美食の街と言われる
ボローニャに移動してここで3泊。
今日で3日目。












ジョニーは友人たちと会うために
連日どこかへ行き、私たちは
どこに行こうか、と
昨日は電車で1時間ほどのパルマへ。














ボローニャで有名なのはボロネーゼ、
パルマといえばハムのプロシュートと
パルメジャン・レッジャーノ。
やっぱりピザもパスタもさすが本場。

美味しい♪
















そして教会に入ると外の喧騒が
いきなり静寂な空間になる瞬間が
たまらなくいい。
それから外壁に相反して
荘厳な内装に圧倒されるあの瞬間も。










まだ街はどこもクリスマス飾りがあって、
ニューヨークもそろそろ片付け始めたところだけれど、
ここはまだ大きなツリーと
クリスマスイルミネーションが
あちこちにあってキラキラ輝いている。










イタリアは15年ほど前に
当時中学生だったタツローと
その友だちファミリーで来て以来。
いつかまた訪ずれてみたいと思っていたが、
今回はマリアに連れてきてもらった旅。






いとこたちと連絡を取り合っているLeo に
昨夜送られてきた写真。
ジョニーが小さい頃にマリアと
イタリアのバーリを訪れ
ファミリーたちと一緒にいるところや
ひまわり畑の小さなジョニー、
笑顔のマリアがそこにいて
思わずピザを食べている真っ最中の
レストランで涙が止まらなくなってしまった。

そうだ、彼女はまぎれもなくここにいた。

ニューヨークとイタリアをこよなく愛していた。

懐かしい思い出とともに
新たな思い出を作りに
私たちは旅を続ける。

さぁ、今日はこれからどこに行こう。






#newyork #italia #ボローニャ#家族旅

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★イタリアへ還る家族旅

2024年01月08日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
行ってきます。ジョニーの希望でこれからイタリアへ🇮🇹






小さな箱に入ったマリアと4人の初めての故郷、
イタリアへの家族旅。

本当に一緒に来られたら良かったけれど、
でも一緒にいるよね。







そしてマムのファミリー、シチリア島のパレルモと

お父さんの故郷、プーリアにあるBari 
バーリへと還るのをお見送りするための旅。



バーリではイタリアの家族たちと会う予定。

ただいまニューアーク空港。

夕陽に光るマンハッタンが飛行機越しに見える。





エンパイアステイトビルの左側、
ハドソン川沿いのあの辺りが
ちょうどマリアのアパートメントだった。
まだ申請許可が降りなくて入れず
そのままになっている
主(あるじ)を失った部屋を想う。

去年から今年にかけて、自分自身の体と
自分のファミリーに向き合う
ディープな時間を過ごしている。

足元を今一度しっかり固める、
そんな感じだろうか。

見送ったり、新しい家族を迎えたり、
絆を深めてみたり。

昨年末から順番に体調を崩していた私たち3人。
昨日まで行けるかどうか本当に
わからないほどの状況だったけれど、ついに。

まもなくミラノへ向けて出発。

思い出いっぱい作ろうね。よい旅になりますように♪

#newyork #italia #family

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★ローズマリーシロップのシトラスと柿のサラダ

2024年01月06日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
先日、Lynn(リン)におすそ分けしてもらった
「ローズマリーシロップ」で
シトラス(柑橘類)と柿のサラダをおウチで再現。

グレープフルーツのルビーとほぼ同じ色の
ピンク色のオレンジ「Cara Cara(カラカラ)」を
使ったという。そんなの見たことない、と
思ったけれど、あっさり
ナチュラルスーパーTrader Joe’s 
トレダージョーズで見つかる。
そして近所のスーパーマーケットでも。








あ?どこにでも売ってるヤツだったの?

64年生きてきたけど、カラカラなんて
知らなかったよ、今まで。と驚く。
日本でももちろん見たことないピンク色の
オレンジ。食べてみると、これが美味しい♪






オレンジテイストを感じつつ、風味がまた
少し違う。ブラッドオレンジはもう少し
渋みがあるけど、これは優しくて
ふんわり香り豊か。

日本にもそのうち上陸するのだろうか。






冬みかんに似たクレメンタインとの
3種類の柑橘類と、こちらでは
Fuyu(フユー)やKaki(カキ)とも
表示されていることもあるが一般的には
Persimmon(パーシモン)と呼ばれている柿に、塩コショウ味のピスタチオをくだいてトッピング。








そして。特製ローズマリーシロップを
ほんの少し回しかける。
ローズマリーの香りが魅惑的でこれまで
経験したことのない、どれとも似ていない味。

なのにレシピを教えてもらったら
意外なほどシンプル。

これは絶対日本に帰ったら
「ニューヨークごはん会」で作ってみたい一品。

それから冷蔵庫にあった野菜でLeo が
作ったフリタータ。スパニュッシュオムレツと
おんなじ感じだがグランマが週末に
残りもので作ってくれたという
イタリア風オムレツ。

グランマの味にできた!と嬉しそう。







アルミホイルに包まれているのは
おとといブロンクスのリトルイタリーで
買ってきた「カルツォーネ」。
包んだスタイルのピザ。






そして前日私が作った野菜や鶏肉を入れた
コンソメのスープ。

うーん、マムもよく作ってくれた
チキンスープに似ているよ!と言いながら。

お雑煮はウチの母の味。
こうやって作るのよ、と教えてくれた
あの時の会話が脳裏に浮かぶ。

黒豆は祖母の味。キュッと指でつぶれたら
出来上がった証拠よ、と白くて細い指先で
つぶして見せてくれたあの瞬間を
突然思い出して、まだもう少しだなぁ、と
再び火にかけたり。

ニューイヤーパーティの準備で
キッチンに立ってあれこれおせちを作っていたら

遠い昔、家族で大掃除を終えたあと
大晦日にお正月料理を作りながら
父が鯛やエビを焼き、母の作ったお煮しめや
ポテトサラダ、ローストビーフなどを
お重に詰めた幼い頃の記憶が蘇る。

心の中がなんだかとても温かかった。

ごはんはただ生きるためだけでなく
時に懐かしい記憶を呼び覚ます。
そしてそれは辛くて悲しい時に心にそっと
小さな明かりを灯してくれることだってある。

その思い出とともに、いただきます。と
感謝しながら命をいただく。

それがまた明日への力になっていくのだ。

またシトラスと柿のサラダを日本で作る時、
きっとリンのことを思い出すのだろう。

「私たち家族なんだからもっとこれからも
会いましょう」と言ってくれた言葉も。

そんな記憶とセットになったごはんを
ずっと大切にしていきたい。

#newyork #おうちごはん

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