KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★ヴィーガンスイーツレッスン「ラムレーズンアイス」

2021年03月29日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
今月の健康ロースィーツの
クッキングクラスは

「六花亭風 ラムレーズンアイス」

火も使わず、乳製品、卵、砂糖を使わないveganビーガンスィーツ。

ナッツやココナッツオイル
メープルシロップやアガベなどで
毎回驚くほど美味しい♪

 
ほぼ何でも手に入るニューヨークだけど、
さすがに大好きな六花亭の
レーズンサンドは夢のまた夢。

東京にいたって物産展などの催事がないと店頭には並ばないので
いつも北海道に行った時のお楽しみ。

なのに、ビーガンでしかもアイスって、
どうやって?どのくらい近いのか、
あくまでも“風”なのかまったく
イメージできずに、材料を揃えて
分量を計って、ログインして
キッチンカウンターのテーブルで時間を待つ。






先生のあいさつから始まって、
各地から参加した初顔合わせの
生徒さんたちの自己紹介タイム。

そしていよいよ作り方の説明と、すぐに実習。






アーモンドパウダーで作る
クッキー生地はもちろん焼かないのに
それでもちゃんとクッキー味でスゴい。

サンドするのにちょっとコツがある。






そしておとといからラム酒に
漬け込んでおいたレーズンを
カシューナッツクリームに混ぜ込んで
クッキー生地に流し込む。

カシューナッツクリームをひと口 
ペロっと味見しただけで
とびきりのおいしさ💖

5時間は冷凍しないといけないし
時差の関係でこちらは夜。

あぁ、翌日が待ちきれない!と
思いながら眠りにつく。

そして目が覚めたら冷凍庫へ直行。

それからそーっとゆっくり、
型から出して、カットする。






四角い白皿を見つけて食器棚から出す。
軽く洗うためにひっくり返すと
ラルフローレンと記してある。






これもまたここのファミリーの歴史が
刻まれているに違いない。

そして、ニューヨークに仕事に戻って
帰ってくるまで、しばしガマン。
早く食べたいけど、時々誘惑に
負けそうになりながら、そのたびに
首をブルンブルンと横に振り
待っているとようやく。

手には赤いチューリップとアイリス、
ネコヤナギの小さな花束。

それを青いガラス器に入れて
春色のテーブルクロスに合わせて♪






丘の向こうの太陽の光を浴びながら、
いよいよラムレーズンアイス。

んんっ〜〜〜‼️

今までのどれもおいしくて
甲乙つけがたいけれど、
ラムレーズン好きな私には、
これが一番かも❣️と
思えるほどの極上な味。

これはもはや“風”を超えているレベル。
余韻にいつまでも浸ってしまい、
しばらく何も口にしたいなかったほど。

明日も食べちゃおう♪

カロリーは高いので少しずつ。
でも生のナッツがたっぷりで、
酵素も豊富。健康になるスイーツだから
カラダも喜ぶし。

冷凍保存なので
急いで食べなくても大丈夫だし。

ペンシルベニアと
行ったり来たりの暮らしも早1年。

まだまだ続くおうち時間を
華やかに彩ってくれる刺激的なスイーツレッスン♪

来月はお花のケーキなんだとか。
今からすでに待ちきれない〜💖

こうして「待つ」時間もまた
楽しいひとときとなる。

#newyork #newyorkslowlife #pennsylvania #vegan #vegansweets #rumraisinicecreamsandwich#onlinecookingclasses#ニューヨーク#ニューヨーク州スローライフ#ペンシルベニア#ロースィーツ#ヴィーガンスイーツ #ラムレーズンアイス #毎日大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★グランマのアーティチョークレシピ

2021年03月28日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
前からずっと気になっていた
丸ごとアーティチョーク。

どうやって調理するんだろう?

1番最初に食べたのは20年以上前に
息子と息子の友だちファミリーと一緒に
旅したイタリアのソレントのリストランテ。

連日のパスタにあきてしまい、
もう食べたくない。
野菜だけにしたい…と思っていたところ、
サラダブュッフェにあったアーティチョーク。

これが話に聞いていた
アーティチョークかぁ。
ほんのりホロにがくて
お芋のように少しホクッとした食感。と
感動したのを覚えている。

それからしばらくしてからは
日本でも時々野菜売り場で見かけたことが
あるような。こっちに来たら
スーパーにはあちこちに置いてある定番品。

見るたびあの時の味を思い出す。

Harts ハーツと呼ばれる芯の部分だけの
冷凍食品は売っていて、それは何度か
買ってオリーブオイルとガーリックで
ソテーして食べたことがある。

でもこの丸ごとはどうやって食べるのか、
いつか調べてみたい、と思いつつ
そのままになっていたのを

おとといのこと、
ローカルスーパーPecks ペックスで
2個3ドルを目にして、

アーティチョーク、買おう!
グランマが良く作ってくれたんだよ。と
カゴに入れた。






なんと!おばあちゃんの味なんて
ステキすぎる♪しかも本場イタリアの
おうちごはんの味✨
ワクワクが止まらなくなる。

どうやって作るのか、見当がつかない。

調理の順番と、食べ方の順番を
時系列にまとめてみると

まず、
ツボミの上部を少し切り落とし、
茎もカットする。






そして、上部を下に向けて思いっきり
まな板に打ちつける!
(固くてなかなか広がらなかったらしい)









バチン、バチンとものすごい音。
そう、ツボミを広げるための豪快なやり方(笑)

そして、ボウルに作っておいた
イタリアンパン粉とパルメジャンチーズ、
それからガーリックのみじん切りの
混ぜたものをその鱗片状の
ガクの間に詰めて、上にものせる。

深鍋に入れて、上からたっぷりの
オリーブオイルを注ぎ入れてフタをする。
(パチパチと良い音がする)









それから2時間ほど弱火で
じっくり火を入れる。


水分が出てくるので時々フタを開けて、
水気がなくなったら乾かない程度に
コップ一杯ほどの水を入れて蒸し焼きな感じに。



そして、お皿に。






食べ方もまたビックリ。

1枚ずつ鱗片状のガクをはずし、
内側下の方がポクっと柔らかく
イモのようになっているので
それを歯でこそげ落とすように食べる。

外側は固くて食べられないのでお
皿に積み上げて。






食べ続けていくと、底の部分から
ポッコリしたものが出てくる。
ん?なんか新しいのが出てきた?
ナニコレ?

それの上、はずして!

そっとはずすと、毛が出てきた。
なんだこれ。






あ!それは食べちゃダメ!
それ取って!

え?ダメなの?






ガクをしがんだり、毛をはずしたり
まるでカニを食べているみたいな気分。

そしてその毛を取ると、見たことある!
ハーツが出てきた♪

ポックリとしたお芋のような食感。






パン粉とチーズとガーリックが
また良く合う❣️

グランマのは底がキャラメライズされて
もっとブラウンで、ソルティー、
塩気がきいていてもっと美味しかったんだ。

それにこんなにガクの部分も固くなかった。

あー、これじゃない!と
本人は納得できない様子。

それでも私にはものすごく美味しくて、
新鮮な食べ方でドキドキワクワクしながら
のグランマレシピ。

懐かしい思い出の味と
新たな味との出会い。

そんなひとつひとつは、
まぎれもなく心豊かなひとときとなる。

#newyork #newyorkslowlife #pennsylvania #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ

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★My ラブリーガーデン生活の始まり♪

2021年03月24日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
My lovely garden,my lovely gardener’s member ❣️

土曜日は今年初めてのガーデンミーティング♪
メンバーのみなさんと新しく仲間入りした
メンバーとも顔合わせ。
1人1人の自己紹介の順番が
回ってくるまでドキドキ💦

日本語でもドキドキするのに、
まして英語。大丈夫かな?なに話そう?と
思っているうちに私の番に。

日本からニューヨークに来て5年。
ブロンクスに住んで3年になります。
ここのガーデナーになって2年です。

畑を持つことは私の夢でした、
なにしろ東京で育ったのでこうして
(地面に)畑を持つのはなかなかできなくて。
だから今ここにいられて本当に嬉しいです♪
特にこのパンデミックの間、
このガーデンに来るのがとても楽しみで
ずいぶん救われました。
ここは私の癒しの場所でありパワースポットです。
ウチのハズバンドがバーベキュー好きで
バーベキュープレイスを掃除して
もっと使いやすくしたいと言っているので、
また集まれるようになったら
ぜひ皆さんでガーデンBBQ しましょう〜!
と言うとみんな、うんうんと聞いてくれた。

そしてその後、自分の畑の枯れ枝や
枯れ草を取っていると
背後に数人が集まって何やら話している。

なになに?とのぞくと、
これたぶん去年蒔いたルッコラじゃないかと思うの。
ね、ものすごく強い香り。

こんなに良い香りのルッコラ、
違う種類なのかしら?と口々に言う。



私も摘ませてもらって、ひと口。
う、わ〜!これは売っているのと
全然違う!!!思わず残りの一枚を
大切に家に持って帰ると、Wow!これはスゴい!とおんなじように驚いていた。

そして、ガーデンブーツに履き替え
ガーデングッズを持って再び戻り、土を耕す。

去年、立派なレタスをおすそ分けしてくれた
畑のプロフェッショナル、と呼びたい
チャイニーズのお母さんに

いつ頃種を植えたらいいの?と
お隣のカルロスと2人で聞いてみた。

あら、もうレタスのタネ植えたわよ。

えぇ〜、もう?

また寒の戻りがあったりストームが
あったりするから心配だからもう少し
待とうかと思っているけど、とカルロス。

大丈夫よ、ストームに
ちゃんと耐えるから。とお母さん。
1年の間に小さなスペースをフル稼働して
何毛作もしてしまう名人である。

さっそく種を買いに行って植えよう!と
お互いにうなづき合う。

そして、ルッコラを味見させてくれた
シャバーンにさっきはありがとう!
ものすごく美味しかったから
私もルッコラを植えてみるわ、と言うと

Take some !だってこんなにあるのよ。
すぐ大きくなってドンドン育つから
摘んでいって!と言ってくれた。






そして夜ごはんに摘みたて
新鮮ルッコラサラダ。グレープと
アーモンドのスライスにパンプキンシード。
塩コショウとレモンとオリーブを
慣れた手つきでサラダボウルであえていた。
ん〜今までで一番美味しい〜!と
味つけた本人が感動しながらうなっている。

アパートメントのエレベーターに乗ろうとしたら、
何度か顔を合わせた若いお兄さんが
「ガーデンに行ってきたの?イイね、
今日はビューティフルday だもんね!」と
言ってエレベーターには乗らず、
軽やかに階段を駆けあがる後ろ姿を見る。

あぁ、こういう交流久しぶり。

ガーデンでは小さなコミュニティなのに
さまざまな人種が集まって、
植物を介しておしゃべりがはずむ。
なんだかそれだけで心まではずんでしまう。

さっそくホームセンターに
種を買いに行き、日曜日の午後から
もう一度。

ウネを作り、種を蒔き、ジョウロで
そっと水をかける。発芽が待ち遠しい。









たぶん今年の夏もカルロスに水やりを
お世話になると思う。お母さんにも
いろいろ教えてもらおう。
そう、今度会ったらちゃんと
お名前も聞かなきゃね。

ニューヨーク的スローライフ2021が
スタート♪いつもにましてワクワクと
胸が高鳴っている。













#newyork #newyorkslowlife #communitygarden #bronx#ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ブロンクス#コミュニティガーデン#毎日を大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★イタリアンレストランでお誕生日

2021年03月22日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ニューヨークで一番大好きなイタリアン、Babboで2日遅れのバースディディナー♪

もともと、誕生日の火曜日が
定休日だったので少し遅らせての予約。
でも、あんなハプニングがあったからちょうど良かった。

料理上手なイタリアンファミリーの
おウチごはんですっかり舌が肥えて
ちょっとしたお店ではもう
満足しきれなくなってしまったけれど、
やっぱりココは違う♪

(ちなみに、日本のイタリアンレストランは
やはり日本人好みの味になっていて
それはもはや別ジャンルとして美味しくて好き♪)

最初にイタリアンブレッドと
一緒に出てきたのは楕円形のサクサクした
モナカのようなものの中に
レンズ豆のペースト、そして上にも
黒レンズ豆の前菜の前菜。





これはカタチも可愛いし、
食べたことないけどなんか懐かしい。あぁ、豆とモナカだからか。
でも甘くなくてちゃんと前菜で
最初からテンション上がる。






アンティパストはCrudoクルードを。

聞いたことがない名前だけれど、
カルパッチオ(カルパッチョ)の
魚バージョンだよ。
カルパッチオは牛肉を使うから。
生魚を使うのはクルードって言うんだよ。

え〜、知らなかった。日本では
魚のもカルパッチョって呼んでるよ💦

これにはお米のパフ、おかき状の
カリカリがのっていて絶妙!
イタリアンのチラシ寿司みたいだね、と
言いながら。






それからワイルドルッコラのサラダ。






パスタはそれぞれに頼もうと、
私は洋梨とペコリーノのラビオリ。






もう一つはイカスミのBlack spaghetti 
ブラックスパゲッティ。






そして、甥っ子ジョニーの計らいで
サービスされたのは、
う〜ん、これはなんだろう?気になる…
なんでデザートに入っていないんだろう?
と最後までメニューから目が離せなかった、でも頼む勇気がなかった

Bitter chocolate ravioli with Butternuts squash , Burrata and Amarretti crumble 

ビターチョコレートラビオリ!






バターナッツスクワッシュとブッラータチーズ、
それからアマレットのクランブル…

甘いのかパスタなのか頭の中で
味の組み立てがまったく不可能な状態に陥ってしまう。

そんな気持ちをどうやって察したのか、
小皿に分けてお店からプレゼントしてくれた。

見た目は丸くて茶色くて、
写真からも美味しそうな雰囲気は漂ってこないと思う。

けれど、
これ❣️あぁ、初めての味!!!
口にするとチョコレートの良い香りが
広がるけれど、甘くない。
バターナッツスクワッシュ
(スクワッシュはズッキーニのことだけど、
日本ではバターナッツカボチャ?かな?)
と一緒に混ぜ込まれているようで口あたりなめらか。
上にのっているアマレットのクランブルの
サクサクと食感との組み合わせもまた新鮮♪

本当はコースを頼もうかとも迷ったけれど、
もう近ごろはそんなに量を
いっぱい食べられないのでこれですでに
満杯満腹状態。

とはいえデザートはやはり別腹。
ひとつだけ頼もうとするものの、

オリーブオイルのケーキと
オリーブオイルアイスクリームか、

サフランのパンナコッタ と
ブラッドオレンジのソルベ、

この2つのどちらにするか決められない。

両方とも頼もうよ、というけれど
一つで充分。サフランのパンナコッタ に
絞り込んだ。

そしてそれを待つ間、
トイレから戻って席に着こうとした瞬間
隣のテーブルとの透明な間仕切りの足に
つまづいてまた転んだ>_<。。。💦

豪快なほど見事に水のグラスを
粉々に割り、プロセッコの入っていた
グラスを倒し、床も自分の座席も
水びたし。ワンピースまで。

間仕切り越しの女性の座席の方向にも
ほんの少し水が流れてていく。

I’m sorry!Are you ok?と即座に謝って
そう聞くと

私は大丈夫よ、それよりあなたは
誕生日なんでしょう?
これはGood sign グッドサインね、
おめでとう。と言って微笑みかけてくれた。

Thank you !とお礼を言う。
グッドサインなら嬉しい、と
ちょっと気分が上がりつつ

ふ〜、まただよ。あぁ、もう😂💦

けれど直後に運ばれてきた
美しいバースティプレート✨で
すっかり気持ちを持ち直し
さぁ、願いを込めて火を消して!と
言われてふ〜ッと息を吹きかけた。






もうひとつのお店からの心遣いは、
最後まで迷っていた
オリーブオイルのケーキとジェラート。






なんでわかったの?
最後まで迷っていたの!とこれも
2人同時に声を上げて驚いた。

そして、
すべて気持ちの良いほど食べきった。

予約がなかなか取れないこのお店も
ようやく再開したばかり。
いつもはあふれんばかりの人々で活気に
満ちていたのに、やはり以前のようには
いかない様子。それでも味は
いつもと変わらない美味しさと、
意外性と驚きでいっぱい。
サービスも雰囲気も上質で
この空間にいるだけで心地良い。

ここ最近のニュースを見聞きすると、
しばらく落ち着くまで1人で
ふらっと出かけず、おとなしくしていよう。

だって、明けない夜はないんだし
春はかならずやってくる。

そう信じて、もうしばし
私は私のできることを。






#newyork #newyorkslowlife #manhattan #birthdaydinner #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#マンハッタン#バースティディナー#毎日を大切に丁寧に#心豊かに生きる

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★誕生日は新たに生まれる日

2021年03月17日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
誕生日なのに、

前日の夕方、自分で誕生日ケーキを
作る気満々でストロベリーと
ホイップクリームを買い出しに行き
荷物を持ってあと数歩で玄関、という時に

家の前の氷の上で滑り後頭部を打って
軽い脳しんとうを生まれて初めて
起こすというアクシデントf^_^;💦

数時間は起き上がれなかったけれど、
夕食は普通に完食したし

でも、打ち所が打ちどころなので
すぐにエマージェンシールームにいって
診てもらおうと説得されつつも
記憶もあるし、舌もちゃんと回るし
ふらっとふわっとするだけだから大丈夫!と言って早めに寝ることに。

翌朝の誕生日、目が覚めると
青い三角帽子をかぶって
ハッピーバースティ‼️とコーヒーを
いつものように運んでくれる。








あぁ、たぶん大丈夫そう。

一階のキッチンに降りると
いっぱいの装飾と、
バースティブレックファーストのために
フレンチトーストを焼き始めてくれていた。













そしてフィンランドの姪っ子Saori から
電話が入り、清水家みんな待ってるよ‼️
グループ電話に参加して!という。

日本とヘルシンキ、そして
ペンシルベニアを繋いで
ハッピーバースティ❣️とお祝いしてくれた。

あぁ、ウチの家族♪
本当に大好き😭❤️って思いながら。

けれど、やっぱり頭がまだふわっとして
なんだか定まらない…
立っているのがツラい。

保険証書をニューヨークに置いて来ているので
やはり帰って検査を受けるために
急いで戻ることにした。

評判の良い緊急外来をネットで探して
マンハッタンへ。

まずはいろんな問診。
今時はいろんな言語の通訳オペレーターと
直接話せるので心強い。
だいたいの日常会話はなんとかなっても、
初めて聞く医学用語の単語を知らないと
答えられない。機械の翻訳機ではなく、
生身のオペレーターがズラリ
各言語で揃っていて24時間
待機しているようで
さすがこのグローバル時代に対応した
システムで感心しながら

ナースがここは痛い?ココは?コレは?
左右の違いは?と身体チェック。

続いて
はい、私の指先を目で追って!
押し返してみて、引いてみて
強く私の手を握り返してみて。と
細やかにチェック。

そして、今から3つの言葉を言うから
覚えて言い返してみて。

Apple,orange and light.
アップル、オレンジ アンド ライト

ハイ!

おうむ返しにリピートするとOK!と
言われてホッとする。

リンゴとオレンジがきて最後はなんで
フルーツじゃないんだろう?と
チラッと思いながら。それにたぶん
ライトって聞こえるけどright かlight か。

RとL の発音と聞き取りは
日本人の一番ニガテとするところ。
一瞬、自動的にめんくらってしまう単語で
動揺してしまう。

けれど、容赦なく質問はテンポよく続く。

そしてほどなくして、

ハイ!もう一度さっきの3つの言葉!

えぇ〜💦💦💦
リンゴとオレンジしか覚えてないよ…
子どもの頃から、伝言ゲームだって
いつもうろ覚えでドキドキしちゃうのに。

アップル…オレンジ、アンド…アンド…
う〜ん、うーん。。。

これは脳に問題があるんじゃなくて、
年のせいだと思う!と言うと

ナースは少しだけクスッと笑い、
ライトが正解よ。と教えてくれた。

あー、なんかくやしいけどそうだった‼️

そんなやりとりをしながら、
身体チェックも記憶チェックもクリア。

前日もリオから転んですぐに、
自分の名前言える?ここはどこ?
今日は何日?誕生日は?と
いくつか質問されている中で

date デート(日付け)と
state ステート(州)の聞き分けが出来ず
トンチンカンな答えを出して

これは脳がヤバいのかそれとも
単なる英語能力の問題なのか、
向こうは向こうでドキドキし

私は私で英語でドキドキしていた。

かくして、CT は無事に異常なし。

転んだ時に手のひらをすりむいたのを見て、
破傷風の注射は受けたことある?と
聞かれたので、たぶんない、というと
じゃあ、打っておきましょう!と言うので、

どうしても受けなきゃダメ?
注射キライなの。これくらい大丈夫!と
ささやかな抵抗をしてみたものの、
のがれられずに破傷風の注射だけ。

家に戻るともう夜の8時過ぎ…

あ〜ぁ、イチゴのショートケーキを
自分で作ろうと思っていたのに。
ディナーはオレキャッティを
リクエストしていたのに

ランチも食べていなかったから、
長い待ち時間の間にサンドイッチを
食べてきたというし
私はお茶漬けにしよう。

家に戻り、塩昆布と梅干しを冷蔵庫から
ごそごそと出し、お湯を沸かして
お茶漬けの準備をしていると

これをディナーにしたら?と
紙袋から出して広げてくれた
ストロベリーショートケーキ。

チョコレートがついちゃってるけど
これしかない、っていうんだよ。
あー!崩れちゃってるよ💦と言いながら。






昨日いっぱい買ったのに
使うことがなかったイチゴをたっぷりのせて♪

忘れられない56回目の誕生日の1日。

大したことなくてホッと胸を撫でおろす。

でも、なんだか一度いろんなことを
リセットして、そしてまた
生まれ変わった気分である。

いろんな人がよく言っている

「人生は何度だって生まれ変われる」

そんなセリフがまさに今の私にピッタリな、
新たな1年の始まり♪

そして。

たくさんのご縁を繋いで頂いている皆さま、
いつもいつも本当ににありがとう❣️
温かいお言葉、ありがとう❣️
近くにいても遠くでも、
いつも会えていてもそうじやなくても
こうしてどんな時でも様々なカタチで
絆を育み、そして応援してくださって
見守ってくれて本当にありがとうございます❤️

これからもどうぞよろしくお願いします❣️

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★ジェルプリントで新たな世界

2021年03月12日 | ジェルプリント
Jel print ジェルプリントに初トライ♪

冬の巣ごもりタイムにやろうと
思っていた新しい試み。

英語の先生に以前教えてもらった
手作りサイトに出ていて
色合いがあまりに美しく
動画サイトを観ては
コレ、やってみたい!と思っていたもの。






厚手の透明のジェルシートに
色や柄を重ねていき、言うなれば
版画的な方法でデザインしていく。
簡単そうで、しかもいろんな応用があり
そしてにじんだ色が幻想的で。

行きつけのアートや手芸用品屋さん、Michael’sに材料があるのではないかと
去年の秋ぐちに探してみたら、やっぱり!

これに違いない!と
ジェルシートとローラーを買い






デザイン付けには、以前買った
ステンシル用のシールやアラベスク柄のシール。

それから、この間マリアがくれた
小籠包の冷凍食品のトレイ。

葉っぱのように溝があって可愛かったから
何かに使えそう、と取っておいたものが大活躍。






もう一度、動画サイトをいくつか
確認して、パチンとパソコンを閉めた。

あとは自分なりに。
思うがまま、気の向くままに。

いくつか買っておいた絵の具の色を
ローラーで引いて、紙をそっと置いて
手のひらでしっかりと押しながら
なでたあとにゆっくりはがしていくと
思いもかけない色とカタチが浮かび上がる。






イタリアの遺跡の古い壁のようだね!という。

身近な素材や、葉や枝、野菜などで
柄をつける素材は無限。
まもなく春になっちゃうけれど
しばらくジェルプリントの世界を広げてみよう♪






冬眠していたかのように
しばらく止まっていた
私のアーティストゴコロが
春のきざしとともに、ウズウズと
うごめき始めているようである。














#newyork #newyorkslowlife #pennsylvania #jelprint#ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ペンシルバニア#カントリーハウス#ジェルプリント#手作りライフ#毎日大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★命の循環

2021年03月07日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ニューヨークシティを巡回している
ロブスターロールのフードトラック。








ブロンクスに来たら買いに行こう!と
ずっと楽しみにしては、webサイトの
スケジュールを眺めてワクワクしていた。
ニューヨーク州よりももう少し北にある
メイン州からWILD-CAUGHT 
ワイルドコートということは養殖ではなく
天然ロブスターたっぷりの
ホットドッグ用のパンにはさんだロール。













名物のメイン州スタイルはマヨネーズ味。何回か食べたがこちらのマヨネーズは
まろやかすぎて酸味がちょっと物足りない…
あぁ、もっと日本のマヨネーズがほしい❣️
と思っていた夢が叶い
家に持ち帰って思う存分かけてみた。

えっ?もうマヨネーズ味になってるよ!
まだかけるの?

と驚く様子など気にもせずに
念願のマヨ味に♪
やっぱり日本のマヨネーズに限る❤️と
思いながらプリプリたっぷりを頬ばる。

そしてロブスターのビスク。
ニューイングランドのクラムチャウダーも
美味しい♪

いつか生ウニを食べに
メイン州に行ってみたい。その時は
しょう油を忘れずに持って行こう。
たぶんそのままでも美味しいとは
思うけれど。

あぁ、夏の北海道のウニが食べたい。

数日前に、マリアから
間違えて届いた荷物を取りに来てほしいと
連絡が入った。

なんでも、誤配送でクール便が
届いていたのだという。

牛乳2ガロン、1ガロン3.8リットルだから
8リットル近く。卵2パック。
1パック24個入りだから48個の卵が
一人暮らしのマリアの元に届き
すぐさま発送先に連絡したところ、

取りに行かないから
そちらで使ってほしい、
というそうなのだ。

わざわざ引き取りに行って
冬の時期とはいえ鮮度が大切な牛乳と
卵をそのまま送り先に届けるのは
危険だし、何より時間や人件費を考えたら
そのままにしておくのが
この状況ではベストだと
判断したに違いない。

それにしても、1人で牛乳パック7個半分、
卵50個近くは消費しきれない。
コロナ禍の折、そうそう人とも会うこともない。

それで、お宅はいらない?と
連絡が入ったのだった。
1リットルずつの牛乳なら1本くらい
あっても嬉しいが、
1ガロンボトルは多すぎる。
卵も買ったばかりだし。

どこかに寄付しようよ、どこがいいかな?

あの前に見たマンハッタンの
道路に置かれた冷蔵庫は?
まだあるかしら、ちょっと前だったから。

新しいiPhoneを取りに行って
チャイナタウンでケースを買いに行きたいと
思っていたところだったから
ちょうど通り道。行ってみよう!と
マリアのアパーメントに寄り、
荷物を乗せて冷蔵庫に直行した。

この辺りだったよね?
ベーグル屋の近くだったね。

スピードを落としお花のシールの
貼ってある冷蔵庫を探す。

あった!車を止めて牛乳と卵を運ぶ。

先日、病院でもらってきたご自由に
どうぞ、と書かれたフリーサンプルの袋、
そのバッグがほしくて中身は
何かわからずにもらってきたら
新生児用の粉ミルクだった。

さすがにこれは必要ないね、
どこかに寄付しよう、と取っておいた
粉ミルクも一緒に冷蔵庫に入れた。






すると、ちょうど冷蔵庫を見ていた女性が
すかさず1ガロンのミルクを
持参のバッグに入れる。
マカロニチーズの冷凍食品と一緒に。






こちらは全部もらってきたものとはいえ
なんだか嬉しい。
こんないいシステムの冷蔵庫、
もっとあちこちにあってもいいのにね、と
言いながら。

さまざまな経緯があって
運ばれてきたものと、

さまざまな背景があって
食べ物を必要としている人たちと。

まるで命の循環のようである。

それぞれに人生のストーリーがあって
ある時それが一瞬クロスオーバーして
交わり合う。そしてバトンのように
必要なカタチでタスキが渡される。

絶妙なタイミングで。

まるでちょうどニューヨークシティを
巡回しているロブスターロールの
フードトラックのように。

巡り巡って手元に届く何かは
偶然ではなく、それはきっと
奇跡に近いのかもしれない。

#newyork #newyorkslowlife #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#毎日を大切に丁寧に #ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★まだ見ぬ国へ空想飛行

2021年03月05日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ポーランド料理でまだ行ったことのない
ポーランドへ思いをはせて“空想飛行”♪

スタッフドキャベッジは
日本のロールキャベツに似ているけれど
とろみのあるトマトソース
中にお米がほんの少しだけ入っている。

かなりやわらかくてオレガノの香りが
口いっぱいに広がって。











ピロギはネギと炒めたオニオンが
かかっていて茹で餃子風。
中にはポテトのマッシュが入っている。
お好みでサワークリームで頂く。






ポーランドのケーキ
あまり甘くなくてgood❣️








ウィンターバケーションからの帰り道に
見つけたお店は貸し切り状態。
ポーランド料理は2回目だけど
どれも美味しい〜!!!






隣にあるポーリッシュスーパーで
ポーランド語で書かれた品々を眺めるのも楽しい。






うちの近所にあるインドスーパーは、
一歩足を踏み入れただけでスパイスの香り。
店内は民族衣装をまとった人たちの
ヒンドゥ語の会話が聞こえてきて

あ〜、今私はインドにいます。

と目を閉じて、思いっきり香りを吸いこんで
まだ行ったことのないインドへ“空想トリップ”♪

アストリアにあるモロッカンスーパーへ
モロッカンミントティを買いに行って
おめあてのものがなくてあれこれ迷い
そしてモロッコ人のお兄さんさんたちに

どっちのお茶がオススメ?

これが一番美味しいよ!と2人同時に
指差した方を買った。

ちゃんと確認したのに
ミントティじゃなかったけど…
モロッカンのグリーンティだけも
日本の緑茶ともまた違って
チャイニーズグリーンティに近いのか
これはこれで香り豊かで好き。

パッケージにはアラビックのような文字が
またエキゾチックで素敵。






まだ見ぬモロッコを心の中で旅してみる。

あぁ、今日はどこを旅しよう?

この間、ファーマシーで見かけた
ポケットティッシュには

PARIS 
NEW YORK 
LONDON 
TOKYO 
ROME

と書いてあって思わず買ってしまった。






どこも行ったことある大きな都市に
肩を並べてウチが入ってる!と
思わず嬉しくなりながら。

人生そのものが旅なんだから、
いつかこの地球を旅立つその日まで
毎日旅に出かけよう。

春まだ遠いニューヨーク。
それでも時おり感じる春の気配。






良い天気だし、歩け歩け大作戦で
お散歩して、それから家の前の
ガーデンに久々に行って
今年は何を植えるか考えてみようかな。

それとも新しく届いたiPhone を取りに
行くついでにマンハッタンを旅しようかな。

近所でも、遠くでもそれはいつだって
私の人生という名の旅路。

窓を開けて朝の少し冷たい風を感じながら
そんなことを思う。

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★ミニハネムーンその2

2021年03月03日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ミニハネムーン第2弾開催中〜!!!






カントリーハウスから車で2時間弱の
ペンシルベニアにあるPocono Mountain 
ポコノマウンテンの一つ、
キャメルバック(ラクダの背)リゾートへ♪






初体験のスノーチュービングは
1人用だとクルクルと回転して
目が回るので2人用で。








日本から持ってきたスキーウエアを着て、
マスクとサングラスでまるで
スターウォーズみたいな格好だけど。











スキーはまたのお楽しみに。
けれどその久々に
滑っている人々を見るだけで
気分はウインターバケーション❄️✨










飛行機に乗ってどこか遠くへ行く
本当のハネムーンまで
あと10回はミニハネムーンが
出来そうだね😂と笑いつつ。






今はコロナだけでなく
ビザのこともあって
いつになるかメドは立たず
予想も出来ない状態。

それでも状況は行きつ戻りつしながら
一つ一つ解除されて、
できなかった事が可能になったり。

こうして近場でも出かけられるだけで
レストランで食べられるだけで






小さな子どもたちがファミリーで
楽しそうに遊んでいるのを見るだけで

それだけですべてが
ありがたく思えてしまう。

今日も雲ひとつない青い空♪








今日も大切に、丁寧に、
そしてこの瞬間をいっぱい楽しもう〜❣️











#newyorkslowlife #pennsylvania #wintervacation #ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#ウインターバージョン#スノーチュービング#毎日を大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★ Monthly Message 2021年3月【Mar. 】

2021年03月01日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
その月に必要なメッセージをお届けします。
2021年3月をより快適に過ごすための
ヒントにしてくださいね♪

********************

今月のキーワードは
「突キ破ル 【突破】」

突き破れ!!!
自分が自分で作った囲いを。

突き抜けろ!!!
出口はかならず見つかる。

突き進め!!!
自分が信じたその道を。

真実は何かを探して
動けなくなっているくらいなら

それはきっと見つからない。

なぜなら真実は一つではないから。

そもそもそんなものは無いのかもしれないし

あったとしても見方を変えたら
違う風景が見える。
時が経てば、それは間違いだったと
釈明会見か謝罪声明を余儀なくされる。

そんなあいまいであやふやなモノに
とらわれてがんじがらめで固まっているのなら

それをも越えて突き抜けちゃった方が早い。

頭で理論を並べて迷う前に 、
迷わず自分のアンテナを丸ごと引き受けて
ドンドン歩こう!ドンドン行こう!

先がわからなくなったら
また方位磁針を取り出して
次の方向を探せばいいさ。

思っているほど未来は悪くない。
考えているほどお先真っ暗なわけでもない。

それはちゃんとわかっているはず。

今月必要になってくるのは


もうひと呼吸してからの
思いきったアクション。

損得勘定なしに、かけ引きせずに、
裏を読まず、リスク回避を優先しないで。

とにかく真っ正面から向き合って

そして喜びを分かち合う。

そんなひたむきさと純粋さ
それから情熱があれはさらにイイ。

今はそんなパワーが湧き上がらなければ
優しさで。

少しずつ緩み始める空気と、
伸び始める太陽の影と、輝く月影も。

光も影も一つであることを知れば
恐ることなど何もない。

恐れが作り出す幻想におびえたり
誰かを攻撃したりするヒマがあるなら

もっとその大切な時間を自分のために。

そう、大切なあなた自身のために。

それはいつしか周りをも巻き込んで
上昇気流に乗って思いもかけないほど
素敵な所へと運んでくれることでしょう。

低空飛行が続いていくような気分に
なることも多いけれど、まだまだイケる!

やがて吹き抜ける風に乗るために
今は自らの殻を破って突き抜けていく時。

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