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S社を切るべきか

2023年02月02日 | 経営
早くも課題に直面しています。
ここ数年、仕事量は目減りし、昨年は全盛期の3割程度で終わったS社との取引、悩んでいます。

S社は、地元ではトップクラスのリフォーム会社で、全盛期はS社だけで生計が成り立つ状態でした。
2018~2020年、売り上げ全体の8割近くがS社でした。
今も、直請けを除いた「下請け業者内の割合」としては8割近いですが、下請け自体が全体の3割、過去売上の半分にも満たない状態です。
急回復は見込めないと思っています。

が、新たに「アフターメンテナンス事業部」を立ち上げるそうで、その業務の中心に、私の仕事があると知りました。
アフター部の立ち位置は、細かい作業を「サービス価格」で対応する事で、お客様の抱え込みをして、大きなリフォームに繋げるというもの。
粗利益(業者発注に対する利益率)は10%程度。
経費程度の利益しか取らないので、受注件数は増えると考えられます。

これで、「仕事量」は確実に増えます。が、単価は低い。
S社は、単価の低い仕事を大きなリフォームに繋げたいのでしょうけど、私に、大きなリフォームでの仕事は望めない(皆無ではないとしても)

今、経営の中心は直請け。
ですので、ここに仕事量を増やされるのは、本意ではありません。
仕事が来てから断れば良いのか。
それとも、事業部との取引を行わないとすべきか。

事業部とは新たに取引契約を結ぶ必要があるようですが、基本的に、S社の業者が全て引き継がれるでしょう。
まさか、私に断られるとは思っていないと思います。
長年の付き合い、恩もあります。
ただ、恩で腹は膨れません。

事業部との取引を断れば、S社との取引にも影響が出るかもしれません。
新しい取引先を探す=S社とも取引をするでしょうからね。
ですが、S社の事情に振り回される事は無いですから、事業部を断って、S社との取引が無くなっても仕方ないと割り切るべきか。

直請けだけで生計が成り立っているのも「今だけ」かもしれません。
S社は大きな組織です。しがみつくべきかもしれません。

大きな悩みです。
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