魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

オバまあ

2015年03月16日 | 日記・エッセイ・コラム

ロシアは核があるぞと脅すし、中国は87%が尖閣奪取可能と考え、74%はアメリカに勝てると考えているそうだ。
オバマの出来の悪さは、単純にロシアを追い詰めていることだ。

中華帝国の夢よ再びと、鼻息の荒い中国に追い込んでいる。韓国は既に中国沼にはまり込んでいるが、ロシアが中国サイドに立てば、ロシアが表面づらだけのつもりでも、中国は存分に利用して、得るものを得るだろう。
中国は駆け引き上手な「商」の国だ。見せ金だって充分に活用する。

中国を豊でまともな国にしようとしたアメリカの戦略は、とっくに大外れだ。
儲かっただけ軍備につぎ込んでいる。もうアメリカは、軍事力で押さえることはできない。欧米人と中国人の最後の戦場は、経済戦争にかかっている。

お茶のマイナスをアヘンで返した英国のように、アメリカは返し技を持っているのか。
太るほど、困った存在になる中国を押さえ込むのは、静かに栄養源を断つことだ。
あからさまでは争いになるが、栄養バランスを欠いたり、癌ができたり、自損事故を起こせば、気の毒ではあるが、周辺国はおだやかに暮らせる。

上手く付き合えば、良い関係ができるだろうという期待は、共産党政権が無くならない限り、持たない方が良さそうだ。

ただ、オバマの出来が悪いからと言って、他の大統領に替わればアメリカが復活するかと言えば、これも望めない。オバマが大統領になるには、それなりの背景があったからだ。
アメリカ自体が、昔のアメリカではなくなっている。
そのうち、中国系の大統領が誕生しても、驚くわけにはいかないだろう。

 


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