魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

蝎に来た

2012年02月26日 | 星の流れに

サソリ座に土星が接近し、さっそく絵に描いたような問題児が出てきた。

土星が獅子座にあった時、柳沢厚労大臣は良かれと思って言った「子供を産む機械」発言で袋叩きにあった。土星が乙女座に移ると、魚座の農水大臣が自殺農水は乙女座)。天秤座の土星では、天秤座のプーチンは人気を落とし菅総理はあの通りだ。
土星が来れば、自分が良かれと思って、やればやるほど墓穴を掘る。

土星がほとんどサソリに影響している今。天秤座の日本はようやく円高、株安から解放されかけている。
一方で、サソリ座には土星の影が覆ってきた。
サソリ座の河村名古屋市長の発言で、大騒ぎになっている。

南京事件は無かったと言ったと報道され、おそらく本人は不本意な波紋に戸惑っているだろう。
戦禍による事件と、民族浄化の大虐殺との違いを言いたかったのだろうが、政治家としてのセンスを疑う。

土星は時の星、歴史の星だ。今回の、TPOを考えない唐突な歴史問題提起など、いかにも土星が来たサソリ座だが、由紀さおりも同じ年のサソリ座。生日の前後もあるが、分野による違いが明暗を分けている。共通していることは、歴史がらみで海外で有名になった。

なお、ちなみに、サソリ座に土星が来れば、カニ座の中国には、ほくそ笑みたくなるような地味なチャンスになる。(3年間)

土星は2月7日、サソリ座に最接近の後、また逆行。4月末、天秤座の25度、6月末に22度まで帰って、改めてサソリ座に向かい、8月末に25度を越えて10月6日、完全にサソリ座に移る。
天秤座にとっては、4月末~8月末に不幸の余波が来るが、この間に木星が双児座に入るので、むしろチャンスの方が大きくなる。しかし一方、4月中旬には火星も乙女座で順行を始める。何ごとも一筋縄ではいかない。

しかし、国家間外交から、都市間外交の時代を期待している観点からすれば、今回のような「世間知らず」トラブルを見ると、やっぱり無理なのかと思ったりするが、
もし、国家が存在していなかったら、今回のように中共政府が音頭を取ることもないだろうし、そもそも戦争もなければ、反日教育もなかっただろう。本当の意味で腹を割った話もできるのではなかろうか。
やっぱり国家は、究極のトラブルメーカーだ。