魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

2010年

2009年12月25日 | 星の流れに

来年のパターン
1月18日。木星は魚座に移動し、一気に駆け抜けて、6月6日には牡羊座に入る。そして9月9日には、また魚座に逆入りする。

この間、4月8日には土星がまた乙女座に逆入し、5月28日には天王星が牡羊座入りする。

2010年~2011年にかけて、外惑星の出入りが激しい。
惑星が星座に入る時には、事件が増える。事件を起こすのも歴史を作るのも人間だ。惑星が動けば、人心が動揺するから世の中が動く。
同じ星座内での順行・逆行より、出入りの方が影響するようだ。

複数の外惑星が、何度も星座を出入りしたのは、この半世紀くらいを遡ってみても・・・
1937、1941~3、1948~50、1955 1959~62、1967~9、
1980~84、1988~9、1996~8、2000~1、
そして、2009~12年と言うことになるが、現代史に詳しい人には面白いかも知れない。

いずれにしても、5~10年おきぐらいに、惑星出入りが重なる刺激の強い年はあるが、中でも、土星や天王星が重なって出入りするような年には大事件が頻発する。

外惑星が直列して、星座出入りの大きな年は、
1941~3=木・土・天(牡牛座→双子座)=第二次大戦
1988~9=土・天・海(射手座→山羊座)=冷戦崩壊
次の大きな年は2020年頃(山羊座→水瓶座)。
さらに先は2060年頃(牡牛座→双子座)で、120年前の第二次世界大戦当時と似ているが・・・

こう見てくると、2010~1年は、世界をひっくり返すほどのインパクトはないようだが、90゜180゜の、「苦難の大十字」の基本形「Tスクエア」が形成される。

惑星直列による激動は、人心が「一辺倒」になることで一極に流れるようだが、十文字のような配置状態は、各人各様、地域同士の思いや主張がぶつかることで、ゴタゴタが増える。

2010年
天王星・魚座時代の終わりに、木星が魚座にやってくる。
2011年には、海王星が本来の魚座に来ることもあって、世界中がますます終末感に満ちていくだろうが、インパクトのある現象として魚座最後の輝きが起こる。

改めて言うまでもないが、この7年間に起こったことの総集編になる。
テロとの戦い。大自然災害。主客の逆転、虚実の反転。
具体的には・・・予約済みのアフガニスタンはもとより、マネーの再暴走、中韓のワルのり、猟奇事件、二重権力、映画映像の話題、薬物・薬品・福祉の問題と改革・・・とにかく、総決算だ。
災害については、軽々に言えないようなところもアブナイ。
一家に一つ防災袋だ。

また、双子座のアメリカにとっては、魚座を木星が通過する来年は、新たな問題発生だが、木星、天王星ともに牡羊座に移れば、大統領も元気になるだろう。
さんざんもめた後、決着は、2011年の春だ。