魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

13日金曜日

2009年11月13日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は今年3回目の13日の金曜日だ。13日は、年12回だから3回あるのは多い年だ。

占いの立場からすれば、大安、仏滅より、もっと、どうでも良い日だ。
大安、仏滅の六耀は、旧暦との関係で、多少は根拠もあるが、「当たりが出る宝くじ売り場」ぐらい、何の意味もないこだわりだ。

13日の金曜日となると、もう、全く根拠がない。
どこから出たかも良くわからない迷信だ。使い勝手の良い12の次で
、11よりも見た目が悪い素数のせいかもしれない。
しかし、それにしてはなぜトランプは13まであるんだろう。

今の日本でどれぐらいの人が、13日の金曜日を気にするかわからないが、大安、仏滅よりは軽いだろう。

文化的な背景が何もないからだが、文化的背景が無くても、経済による文物の交流で、クリスマスはすっかり日本の季節にとけ込んでいる。

バレンタインデーにはチョコレートだったり、結婚式は教会でするもののような常識ができあがったかと思えば、近頃はハロウィンまで入り込んできている。

理屈もヘッタクレもないから、近いうちに13日の金曜日は契約しませんとか、葬式は一日延ばしますとか、そう言うことになるかも知れない。