魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

100年に一度?(1)

2008年12月13日 | 世相史観

世界中で、100年に一度の大不況、大転換だと言っているが、
前から言うように、そんなノンキな話ではない。
250年に一度の大転換だと言うことがわからないのか!?
ワッ、カンネエ、ダロナーァ

確かに、天王星84年の大恐慌の時代は回ってきている。
現代史の「記憶」は100年ほどしかないから、84年前を指して100年に一度と言うのだろう。

しかし歴史を振り返れば、少なくとも250年の近現代が、そっくりひっくり返ることが見えてくる。
大転換2」で言ったように、来年から始まる「激動」は
84年の倍、海王星の165の周期を超えて、ここで遭ったが250年目の大魔神、冥王星だ。

こんな大転換は、単に悪いことばかりが起きるのではない
一定の期間と時代の中で、今年の株価のように乱高下を繰り返す。
世界中がシェーカーに放り込まれたように、ワケが解らなくなる。
すべてがひっくり返るのだから、仕方がない。

雨降って地固まる
しかし、こんな混乱でも、最後には必ず誰かが生き残る。
形あるものは失われ、無の中から生まれてくる。

こんな時こそ「♪Boy, boy, crazy boy, Get cool, boy!」だ。
あわてる・・・は、もらいが少ない

つぎはぎを重ねて、形あるものを守ろうとすれば、大きく壊れる。
日本の政治、経済、生活・・・守ろうとすれば崩れる
世界の中で、日本ほど形ができている国は少ない→もっとも危険な国
すでに第一位のアメリカが崩れ始めている。その波が日本に来ないわけがない。

この大津波を前にして、できることは、波に立ち向かうより、早めに沖に出て波に乗ることだが、捨て身の話は誰もしない。

捨て身になるとは、過去の繁栄を積極的に捨てて、沖に出る船に乗り換えることだ。

捨て身の発想
コンビニの24時間営業をやめようと言うと、コンビニがある故に起きている必要を並べて、「そんなこと、できるわけが無い」と言う。
コンビニが閉店すると夜が危ない、不便で困ると、本気で言っている。
夜の生活を前提にした話は、コンビニが無ければ初めから無かった話だ。すっかりそれを忘れている。

同じことは、日本の全てにはびこっている。
政党政治から、受験、就職、福祉、・・・派遣にいたるまで、
すべて、「原点を忘れて」現状のシステムを前提に考え、それを守ることばかり考えている。

今乗り換えなければならない船は、
化石燃料の放棄・・・この一点だ

・自然エネルギー工業への転換。→(発電と輸送)
・深夜営業や深夜放送の規制。→(生活改善)
・農業と地産地消のシステム化。→(職業、教育も転換)
・世代交流施設作り。→(保育と介護と医療をまとめて解決)

いろいろあるが、明治維新以上の大ナタでなければできないだろう。
しかし、これをやらなければ、世界の負け組になる。