ニュースを聞いていると、何時もとんでもないことが起こっている。
しかし、そんなものはマスコミの飯の種だからどうでもいいよ、と思っていると、本当にオオカミが出てくることがある。
地震、経済、エネルギー、温暖化・・・どれもオオカミで、しかもそれが相互に影響しあっている。
一見、関係なさそうな与党大敗や、株の暴落、朝青龍問題、馬インフルエンザに至るまで、あやなす糸のようにからみあっている。
結局、地球だ。
もう逃れることはできない。地球は限界まで小さくなっている。先日、新鎖国主義を挙げたことと矛盾するように聞こえるが、グローバリズムだからこそ鎖国意識、アイデンティが必要だという意味だ。
みんなと仲よくするためには、自分が何者かをハッキリさせる必要がある。
朝青龍問題は見るに忍びない。国技の横綱であれと言うなら、異文化の人を連れてくるべきではない。相撲は日本の伝統文化なのか、国際化可能なスポーツなのか。柔道のカラー柔道着問題も、世界スポーツになればジュードーであって柔道ではない。
新鎖国主義とは、いわば、こういう問題だ。伝統文化を守るなら中途半端に国際化しない方が良いし、国際化するなら寛容になるしかない。
相撲協会や朝青龍嫌いの相撲ファンの感覚は、戦前の世間知らずの日本と同じだ。
すべては今年、射手座の木星問題なのだが、
馬インフルエンザはもっともその「まんま」の事件だ。何度も言うように射手座は人馬宮。馬もJRAも射手座。
外国から持ち込まれた感染病であることも射手座の地球問題だ。
馬インフルエンザで開催中止になった1971年も、木星射手座で、
今年と同じ二黒の亥年だった。十二支と九星のサイクルは36年。