高座に上がって開口一番「今日の着物は単衣です。９月ごろまで単衣の着物を着用しています」と。
単衣は見た目も涼しげです。
今日も４席の口演です。
初夏は春から突然にやってきます。花々の賑やかさで初夏を知ります。
初夏の季語・・・夏（初）
夏はじめ五臓六腑を水平に・・・宇多喜代子
白身の魚白身の女夏はじめ・・・星野石雀
縫ふ指に藍のうつろひ夏はじめ・・・八染藍子
はつなつのおほきな雲の翼かな・・・高田正子
５月２４日「水」～５月２８日「日」の駒込落語会
１．５月２４日「水」午後７時～木戸銭１０００円・・・味のきょうしろう・柳家喬志郎の噺会です。毎週水曜日午後７時開演・古典噺を口演いたします
２．５月２６日「金」午前１０時３０分～木戸銭５００円・・金曜午前寄席・三遊亭好吉さんＸ柳家小はぜさん おまけ・俳句ショー「衣更」
３．５月２７日「土」午後５時～木戸銭２２００（予約）・２５００円（当日）・・・一琴・喬志郎の噺会其の６
４．５月２８日「日」午後２時～木戸銭１０００円・・・・柳家小はぜさんの勉強会・おまけ・俳句ショー
★ご予約：０８０－４４４６－９０９０ 菊池
毎週水曜日の夜７時開演は「味のきょうしろう」です。
１月４日からスタートしたこの会も明日の５月２４日で２０回目となります。
先週の「味のきょうしろう・１９」では「ＮＨＫおはよう日本」の月曜日の午前７時３０分の「おはようビタミン」のコーナーの収録がありました。
「味噌豆～平林」・「柳田格之進」の３席を口演いたしました。
「味のきょうしろう・１９」の高座風景が「ＮＨＫおはよう日本」・５月２９日「月」午前７時３０分～３５分でちょぴり映ることでしょう！
でもめくりはタイトル名の「味のきょうしろう」を高座横に出していましたので師匠の名前を知らない方は「味のさん」だと思ったりして・・・。
お問い合わせ：０８０－４４４６－９０９０ 菊池
庭の花々が初夏を知らせます。
今が一番賑やかかと・・・。色とりどりの花色を愛でています。
喜んでいただける方には差し上げています。こころ和みます。
紫陽花の季語・・・夏（仲）
紫陽花やはなだにかはるきのふけふ・・・正岡子規
紫陽花や白よりいでし浅みどり・・・渡辺水巴
花二つ紫陽花青き月夜かな・・・泉鏡花
紫陽花剪るなほ美しきものあらば剪る・・・津田清子
あぢさゐやきのふの手紙はや古ぶ・・・橋本多佳子
１週間にＬＩＶＥで聞いた落語の演目と噺家名を記入いたします。
今週の私は普段は「犬派」ですが「猫派」でいたいと思いました。のんびりとただひたすらのんびりと海を見ていたいと・・・・
１．柳家喬志郎・・・「味噌豆～平林」「柳田格之進」・・ＮＨＫおはよう日本の収録をこの２席されました。番組で流されるのは短いかもしれませんがご覧ください。５月２９日「月」ＮＨＫおはよう日本の午前７時３０分～３５分前後です。
「三年目」
２．桂弥太郎・・・「遊山船」「まめだ」弥太郎さんのまめだにリクエストをしての口演です。今回で２回目のまめだです。感動しました。
「動物園」「七度狐」
今回は３日連続で口演していただきました。口演場所近くのお寺を散策したりと東京でのお仕事を充実させています。
３．宝井梅湯・・・「黒田節の由来」「関東七人男」「高尾お手討ち」「谷風情け相撲」
「宝井梅湯講談会」は毎回２時間たっぷりの口演です。お客様側からのリクエストなどに毎月丁寧に対応しています。
４．柳家さん光・・・「幾代餅」駒込午前寄席が終了すると着物のまま上野「鈴本」に向かいます。
この日はとても暑い真夏日でした。
睡蓮の季語・・・夏
午後２時ごろに花が開き夕方に花は閉じます。
清らかな真っ白な１輪目が今年も水面から顔を出してくれました。
睡蓮や鯉の分けゆく花二つ・・・・松本たかし
睡蓮に声つつぬけの寺の裏・・・波多野粉川
睡蓮の葉のひま花のひまの水・・・久米乙葉
「宮坂落語会」での講談の口演は初めてです。
「黒田節」では大きな拍手がわきます。
講談は落語と違って笑いの文化というより聞く文化です。
皆さんしっかりと噺の筋を楽しんでいました。
「宮坂落語会」での演目は「動物園」と「七度狐」です。
「動物園」は今回の上京では２回の口演をしました。
何度聞いても可笑しな「移動動物園」のトラです。
毎月第３土曜日開催しています「宝井梅湯」の会のゲストは上方から「桂弥太郎さん」です。
ご本人いわく「講談は笑いを必要としていないのでお客様の反応が新鮮です」
演目の「動物園」でいっぱい笑っていただけました。
「金曜午前寄席」の後は「喬志郎・弥太郎若手二人会」に出演いたしました。
「まめだ」を私がリクエストいたしました。
１カ月ほど前にこの「まめだ」を「金曜午前寄席」でかけていただきました。
その時の「まめだ」のファンタジーな世界が映像として焼き付いてしまいました。
物悲しい噺ですが「まめだ」の愛らしさに心うごきます。
黄色の大きな百合の花が咲いています。
百合の花の季語・・・夏（仲）
見事やと誰も五体をゆりの花・・・貞徳
ひだるさをうなづきあひぬ百合の花・・・支更
垣根に美しい薔薇が咲いています。
薔薇の季語・・・夏（初夏）
手の薔薇に蜂来れば我王の如し・・・中村草田男
とほるときこどものをりて薔薇の門・・・大野林火
薔薇の園引返せねば出口なし・・・津田清子
薔薇園の薔薇整然と雑然と・・・須佐薫子