1週間の初めはLIVEで聞いた落語の噺と落語家名を記入していきます。ちょっといい話などを織り交ぜながら・・・
1.三遊亭歌太郎・・・「子ほめ」
2.春風亭柳朝・・・「宗論」
3.柳家さん喬・・・「抜け雀」
4.紙切り・林家正楽・・・今週は正楽師匠の紙切りを3回も見る事が出来ました。そのうち2回美空ひばりの「川の流れのように」の曲に合わせて紙切りでのパフォーマンスを見る事が出来てラッキーでした。この中での演出が心を打ちます。東北の復興のシンボルでもあります岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の紙切りで終わります。正楽師匠の優しいメッセージが見る人の心を打ちます。
5.柳家喬四郎・・・「サリバン2013」・「バイオレンスチワワ」
6.三遊亭天どん・・・「もう半分」新作のイメージが強かったのでこうして古典の噺を、かなり新鮮に聞きました。古典を演じるときの「間」が新作をかけるときの、天どんさんの「間」と違うのに驚いて最後まで聞き入ってしまいました。噺の中に引き込まれてしまいオチまで来た時には、身体の芯から怖くなってしまいました。
サゲの後に「なんちゃってね!」とおちゃらけて高座で頭を下げた瞬間に私は、思わず笑いながら現実に戻れました。真打興行を前にまさに舌好調な天どんさんの様に感じます。
7.ございます・・・「手紙無筆」
8.柳家さん弥・・・「二十四考」この噺はなかまち落語会に初めてさん弥さんをお呼びした時に高座にかけてくれた噺です。6年前の10月1日です。私の落語会にお呼びした噺家さんの初登場の演目を全部覚えていないのになぜか鮮明に覚えていたのです。こうして6年後に同じ演者の同じ演目を寄席で聞いた印象はまるで違う噺のようでした。さん弥さんが肩の力を抜いて、楽しそうに演じている姿がいいのです。これって伝わりますよね。
9.柳家小菊・・・秋の七草をお三味線で色っぽく言っています。季節を感じる事ができてまったりします。
10.古今亭志ん弥・・・「巌流島」
11.三遊亭歌奴・・・「道具屋」
12.柳家喬之進・・・「短命」
13.柳亭左龍・・・「お菊の皿」
14.金原亭馬遊・・・「蜘蛛駕籠」流れ落ちる凄い汗。脇の下に汗を止められるように腰紐をきつく締めての高座です。もし締めてなかったら大滝の様な汗が出たのかな?駕籠屋の一生懸命さが汗で感じます。
15.林家正蔵・・・「猫と金魚」
16.柳家さん生・・・「二人旅」
17.三遊亭白鳥・・・新作「隅田川母子」大爆笑の高座です。「今日は代演ですので待ってましたの掛け声は可笑しいでしょう!」と「こんなに皆さんうけないで冷静に!」と合間、合間にお客様の反応に困っている様子がまたいいのです。
久しぶりに白鳥ワールドに引き込まれて楽しめました。
18.桂三四郎・・・「ときうどん」
19.露の新治・・・「権助狸」・「立ちきれ線香」・「源平盛哀記」