ビロードの赤いけいとうの花に秋の深まりを感じます。
秋風の吹きのこしてや鶏頭花・・・蕪村
鶏頭の十四五本もありぬべし・・・正岡子規
鶏頭の蜂起の赤と思ひけり・・・大石悦子
鶏頭の烈しき赤を離れけり・・・武田知子
千葉の産地の梨を戴きました。
みずみずしくて美味しいこと!
ご馳走さま!
梨の季語・・・秋(三)
小刀の刃に流るるや梨の水・・・毛条
勉強部屋覗くつもりの梨を剥く・・・山田弘子
さみしさを八つに割りし梨ひとつ・・・岡田史乃
老性も若さも遠し梨をむく・・・深谷義紀