三億円事件 東芝冬ボーナス支給日決定の日時

三億円事件を、もし、前期、後期、と分けるなら、11月15日（金）、東芝冬ボーナス日の情報が、関係者に通知された、この日が、決定的な、分水嶺となる。
その日を挟み、前期は、主に、準備に充てられ、後期は、直接、犯行に使われた、備品の、収集、脅迫等、実行段階となる。
そのように、分けたのは、東芝冬ボーナス日が、決まらなければ、予定を、たてられないからだろう。
例えば、もし、労使交渉が決裂し、24時間ストライキに、突入、東芝冬ボーナス日の支給日が、決まらぬまま、越年することも、あり得るからだ。
そんなことになれば、窃盗による、備品の収集は、無駄になり、また、窃盗中に、逮捕されてしまえば、三億円事件は、その時点で、終わってしまう。
確実に、この日が、東芝冬ボーナス支給日、という風に決まらないうち、実行段階に踏み出すことは、できないはずだ。
ということで、11月15日（金）、この日から、三億円事件犯人は、犯行の実行に向けて、邁進することとなる。
（2013年10月記）