三億円事件犯人に至る道

三億円事件について考察いたします。

相次いだ小勝花火工場爆発事故(1)

2017-05-31 03:31:16 | 日記
実は、小勝花火工場、1953年にも、大規模な爆発事故を起こしている。
このときの現場は、府中市北東部、小金井市との市境付近。犠牲者は、21名。凄惨な爆発事故だったようだ。
いまも、慰霊碑が、現場に、立っている。
ほどなくして、そのような、爆発事故があったためか、中央高速の北側、品川道の南側、いまのコープ野村武蔵野台集合住宅のあるあたりに移転している。
市街地では、あまりに、危険、ということだろうか。
(2013年9月記)

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三億円事件犯人、府中警察署の抱いた爆発のイメージ(12)

2017-05-31 03:29:20 | 日記
たしかに、理にはかなっているかもしれない。
しかし、時限爆弾に、そのような、特殊な、効果を期待するものだろうか。そもそも、町全体を火の海にするといったことは、非現実的でしかあり得ない。
あるいは、三億円事件犯人にとって、市販の花火しか入手できず、そのような時限爆弾しか、思い付かなかったとしよう。
それは、三億円事件犯人の事情であり、仕方のないことではある。
だが、その脅迫を受けた、府中警察署、見事に、真に受けたのである。
理屈で、そうであっても、現実的でも、具体的でもない。にもかかわらず、そのような「時限爆弾」を、真に受けたのだ。
なぜだろうか。
現実的ではないとしても、まさに、体験したことであれば、当事者なら、有無を言わさず、それは、現実的であるはず。
つまり、三億円事件犯人、府中警察署、ともに、爆発と火災、「爆燃」を、体験していると思える。
だからこそ、三億円事件犯人が、「爆燃」を伴う、時限爆弾を、脅迫に使ったとき、府中警察署は、それを、真に受けたのだ。
その体験とは、1956年12月29日、さらに、1958年7月30日に発生した、小勝花火工場爆発事故である。
現場は、府中市、中央高速の北側、品川道の南側、いまのコープ野村武蔵野台集合住宅のあるあたり。
三億円事件、10年前のことだ。
(2013年9月記)

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三億円事件犯人、府中警察署の抱いた爆発のイメージ(11)

2017-05-30 03:36:21 | 日記
そういえば、第五回多磨農協脅迫事件での脅迫状に添付されていた「火薬」、その成分は、むらき本、91頁に載っている。
塩素酸カリウム、炭粉末、硝石、アルミニウム、ということだ。花火の火薬と同成分で、推測では、市販されている花火を分解して、火薬を取り出し、脅迫状に添付したとされる。おそらく、そういうことだろう。
もし、着火したとすれば、どうなるのだろう。
「爆燃」とよばれる、爆発的な燃焼を起こす。花火なので、当然、そうなるはずだ。「爆発」ではなく「爆燃」なのだ。
とすると、三億円事件のいう「時限爆弾」、もし、花火に使用するような、成分だったとすれば、「爆発」ではなく、「爆燃」を、引き起こすことになる。
三億円事件犯人、「爆弾」と、「火災」を、執拗に、結び付けてきたわけだが、実は、それほど、見当違いではないと思える。
(2013年9月記)

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三億円事件犯人、府中警察署の抱いた爆発のイメージ(10)

2017-05-30 03:34:54 | 日記
最後の脅迫状。つまり、三億円事件の直前、日本信託銀行に送付された脅迫状。
ここでは、爆発物、ダイナマイトという表現を使っている。また、手製爆弾とは違う、とも書いている。とすると、それ以前は、「手製爆弾」だったのだろうか。そもそも、なにが、「手製」なのだろうか。
爆発物で、「爆殺」するとは、書いているが、ここでは、「火事」については、いっさい、触れていない。あくまでも、「爆破」なのだ。
実際、ダイナマイトは、「爆薬」。二次的に、火災が、発生することはあるかもしれないが、「爆薬」だけで、「火災」が、発生することは、考えられない。
三億円事件犯人、爆発物を、作成したり、考案したりしているわけではないものの、案外、理に適ってはいるようだ。
(2013年9月記)

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三億円事件犯人、府中警察署の抱いた爆発のイメージ(9)

2017-05-29 03:00:58 | 日記
一連の脅迫事件の最後。第2回多磨駐在所脅迫事件。
1968年8月22日、多磨駐在所宛、郵送で、三億円事件犯人から脅迫状が届く。
内容は、引き続き、時限爆弾による、脅迫である。
三億円事件犯人が、実際、時限爆弾を、仕掛けたり、あるいは、製造したりしているわけではないので、前回、爆発は、当然、起きていない。
その点に関しては、あっさりと、「失敗した」ということで、片付けている。
また、「爆弾」と「火災」が、それほど、結び付かないということに、気が付いたのか、このときの脅迫状では、「時限装置」という、表現に変わっている。
「時限発火装置」でもいいのだろうけど、とくに、そのような装置を、作っているわけもないので、表現に拘れば、馬脚をあらわしてしまうと、思ったのかもしれない。
脅迫の内容は、6月25日、多磨駅周辺怪文書事件と同じ、「火災」、大規模火災、となっている。
やはり、「火災」なのである。
(2013年9月記)

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