だから国とか社会を変えないといけない…という言い方

だからこの国は変わらないといけない，だから社会を変える必要がある。

…いつも，どこか遠い世界の話のように思っていたし，自分はそういう言葉を使うことに気が引ける。多分，ちょっと前まではそういう言葉を言っていたと思う。でも，現実に大きなものを一気に変えることはできないと思うようになり，できることは目の前の現実をどう変えていくか，どう対処するかという話でしかないということ。でも，その積み重ねが大きな社会や国や世界の変化につながりうるということ。

「だからこの国は変わらないといけない」，「だから社会を変える必要がある」ではなく，「この国は変わらないといけない，だから私は何から始めるか…」「社会を変える必要がある，だから私は何から始めるか…」というように考えないといけないんだなと思うようになった。

この社会の今や未来を遠い世界の話にしてはいけないと思う。私とつながっていることだし，力の大きい小さいはあるけど，でも，私も当事者の一人だということ。微力だけど，無力ではないということ。