ふんでノート ~ちいきづくり・まちづくりと日本語教育

ちいきづくり・まちづくりと日本語教育をつなぐことを,「場づくり・人づくり」から進めていきたいと思ってつらつら書くノート

抜き書き(Migrants Network, 188)

2018年01月31日 21時56分49秒 | 
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(徳島県では)労福協が中心になり行政や社会福祉法人、経済団体、弁護士会など、異なる組織の連携ができ、「定住外国人の就労・社会参加促進連絡協議会」を結成することができた。日本語教室から職業訓練、就労までの一貫した支援のために、資格取得、相談、職業紹介を組み合わせて、生活困窮者自立支援を行っている。

さいたま市議の高柳俊哉さんが、さいたま市の取組について報告した。同士では、2012年7月、外国人登録から住民票に切り替わったときに、「在留資格なし」で住基に入れなかった就学年齢の子がいる世帯に対して、市が外国人登録情報を活用して就学案内を送り、実際に2人の子が就学している。

8月に東京で開かれた「全国在日外国人教育研究集会」の中で、ある県の教員の方が話されていたが、「外国人生徒の高校進学を阻んでいるのは、結局のところ、教員自身なんだ」という言葉が心に残っている。「外国につながる生徒が入ってきても、日本語ができなければどうしようもない。日本語を学ぼうとしたり、自分から日本の友だちを作ろうとしたりしない。ましてや学習しようという意欲すらない。それでも高校に入れろっていうの?」そんな言葉が返ってくる。
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「Migrants Network」188号(2016.10)
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名前を名乗ること

2018年01月31日 21時39分02秒 | 多文化共生のまちづくり
自分のルーツが明らかになる名前をなかなか名乗れない。そんな話を最近、しばしば聞く。もちろん、身近なところで。

自分の民族名を名乗れない、なぜならいじめられたり排除されるかもしれないから。親の名前の書かれたプリントを隠すように学校の先生に渡す、あとで子どもが親に訴え、親も日本人の親の名前を書くようにするよ…と。決していじめられているわけではないと言うけど、周りの子が無邪気に変な名前が書かれていると言ったり、テレビの報道などを見て、立ちすくむ。そんなん絶対に自分のことを出せない子の責任ではない。

若者。民族名でずっと生活している。でも、だからこそ、あり得るかもしれない差別とそれをできるだけ避けようとする。だれだって無意味に傷つきたくない。それに出身や文化やルーツで傷つけられるって本当に意味がない。それに避けがたく逃れられないことに対する攻撃は本当に人を傷つける。

世の中、差別はしない、みんな同じ人間やって感じで閑雅ている人も多いのは知ってる。でも、差別をしないということとちがいを大事にすること、ちがいについて知ろうとすることはイコールではない。


しばしば、まだまだやなって思う。
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抜き書き(多文化共生地域福祉への展望)

2018年01月31日 18時00分43秒 | 


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「日系ブラジル人問題」とは、企業が求める「切り離し装置」として、雇用の不安定性によって必然的に生じているものである。つまり業務請負業として工場が必要とするときだけ活用できる労働力として、日系ブラジル人は位置付けられている。

…さらに、日系ブラジル人が急増するなかで、地域社会においても「日系ブラジルジン人問題」が顕在化することになった。その日系ブラジル人問題とは、「ゴミ出しができない」「夜中の騒音」など近隣での苦情、さらに言葉の問題等による「病院でのトラブル」「学校でのいじめ」、さらに「外国人犯罪が増えるのでは」などという不安を伴い、日系ブラジル人の地域社会からのさらなる排除につながる状況として現れている。

…わが国の社会保障制度は、内外人平等原則である。つまり移民も含め、すべての人が利用できるものである。しかし本調査では、そのセーフティネットから移民が零れ落ちている実態が明らかとなった。…

…移民は、不安定雇用であることから居住も不安定であり、さらに言葉や生活習慣の違いから人間関係も十分に形成することができない状況におかれている。そのような状況は「『自然』で『暗黙』であるような理解の共有を意味する」といわれるコミュニティを日本人との関係において持ち得ないということを示している。つまり移民は共感しあえるようなコミュニティの外で「不安定定住」をしているといえる。ここでの「不安定定住」とは不安定就労であることによって居住も不安定であり、そのことがコミュニティでの人間関係をも不安定化させることになっている。さらに移民は、国境を越えて移動することから、二国間の家族のあり方や地域の生活文化を含むアイデンティティに関わる生活・人生のあり方を問うような、より深刻な不安定さを抱えた「不安定定住」であることに独自の特徴がある。

…私たちの調査でも先述のとおり日本語ができていても非正規雇用であり、失業し、所得も低賃金であることが明らかであった。

…(介護について)言葉の問題、文化の問題であると同時に「日本人と同じものを使えるから差別をしていない」という行政の姿勢は、介護保険は住民であれば、移民であっても当然利用できるとはいえ、日本人と同じ介護サービスが地域にあったとしても、そのサービスが言葉や文化を尊重しないものであれば、彼女たちには利用できない、ということ、または利用したとしても心地のよくないものであること、が指摘された。
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多文化共生地域福祉への展望 多文化共生コミュニティと日系ブラジル人
朝倉美江、高菅出版
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記憶力

2018年01月31日 16時39分52秒 | もろもろのこと
最近、寝不足が続いて頭がぼーっとしているときの記憶力の低下がはんぱない。
それが影響してか、そうじゃないときの記憶力の低下も結構派手。

対応しないといけない事柄が多過ぎて、完全にキャパを超えているのかなという気もするけど。
処理し切れないから覚えられないだけという感じもあるけど。

ま、これから記憶力なんて衰える一方やろうし、うまくつきあっていかんとあかんな。
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一息

2018年01月31日 15時54分16秒 | もろもろのこと
ここ最近、寝不足が続いて、ちょっとしんどかった。

頭はぼーっとしてよく働かないし、よく忘れるし、電話に出ても思わず旧姓を言ってしまうし…ってな感じで、ちょっときつかったけど、今日の午前中で一段落。また、来週になればばたばたとしてくるんやけど、つかの間の休息。

なくなっていたコーヒーの粉もようやく今日買えた。

さ、あとで淹れて一息つくか。
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読書会

2018年01月30日 23時55分04秒 | もろもろのこと
忙しい中、明日に備えて一夜漬けせんとあかん中で、あえての読書会。

仕事を理由に帰ることもできたけど。仕事ではない頭の使い方、コミュニケーションに頭がほぐれる。

そんな時間を共有させてくれた仲間にありがとう、感謝です。

…てれくさいな。
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ふろ

2018年01月28日 22時34分52秒 | もろもろのこと
ちょっと疲れた。

お風呂に入ってリフレッシュやな。
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一呼吸

2018年01月28日 21時40分47秒 | 多文化共生のまちづくり
今日で一呼吸。

いわゆる新年会。議員も多く来て、かたい空気になりそうなもんやけど。
ざっくばらんな楽しい雰囲気で進んだ。

何より多文化パフォーマンスには助けられた。

上手やったし、迫力あったし、みんなが時間配分とか気にせんと好き勝手にやってたのがよかった。
司会はあわてふためいていたけど、でも、そう、その場の空気って大事やで。

何でも予定したとおりに進むと思ったらあかんなって心のそこから思った。

あと、ダンスも泣きそうになったな。いろいろとあった。


うちらしい集まりやった。


そこまでもっていった職員、スタッフ、ボランティア、まじすげー。
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かつあげ

2018年01月27日 13時56分49秒 | もろもろのこと
まじめにやってる外国人が理不尽なかたちでお金を巻き上げられる。

なんだかんだと理由をつけるんやろうけど、それってかつあげやん。

あかんやろ。しかも、下手に動くと本人が不利益被るような形になってたりする。

あかんって。ぜったい。
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今週のこと

2018年01月26日 03時39分47秒 | もろもろのこと
今週はばたばたするなぁ。

予定していたものも、予定していなかったものも、いろいろなものがどーっと流れ込んできている感じ。

で、こうなったときも結局、一つずつやっていくしかないよなってなる。でも、そうするよりないもんな。

さ、お茶飲んで、それから少し休憩したら、もう一踏ん張りやな。

…髪切りたい。
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抜き書き

2018年01月22日 01時28分57秒 | 
1980年代後半、ブラジル人が、デカセギに出たのは、日本だけではなく、アメリカが最も多く、それ以外にもイギリス、ポルトガルなどヨーロッパ各国となっている。しかし、日系ブラジル人にとっては、そのルーツである日本へのデカセギは特別な意味を持っていることが…
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多文化共生地域福祉への展望 朝倉美江 高菅出版


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おむかえ

2018年01月21日 23時21分41秒 | もろもろのこと
仕事の後、今日もお迎えに。



お迎えもあとは数えるほどになるな。

今日はあまり寒くもなく、空港内をぷらぷらとした。3月に新しいビルがオープンになるみたい。

そしたらまたふらふらしようかな。
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あまりの時間

2018年01月20日 21時37分01秒 | もろもろのこと
今日は府の真ん中南よりで仕事。相談会と防災の合わせ技イベント。とてもいい雰囲気で進んでよかった。

朝から夕方までで、途中まで帰ったところでせっかく普段行かないところに来てるんやからぷらぷらしようかと思い、はたと思い出す。

笑いや。

ということで、お笑いを見て帰る。ほんまにあほやなぁと感心することしきり。あと、思いっきり笑ってすっきり。

さ、またがんばるぞ!
楽しかった。
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「難民としての経験から見えてきた課題」

2018年01月19日 01時43分26秒 | 人の移動
抜き書きです。

ハティ タンガさんの文章から
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1961年にベトナム南部のベン・チェー省で生まれた私は1981年4月に自由を求め、ボートビープルとなった。

私と兄が乗った笛は、3日目に大きな台風に遭遇したものの、幸い沈没せず、日本に向かう貨物船に救助され、長崎県の赤十字キャンプに収容された。

33年前に神戸にやって来た時、市内には10数人のベトナム人が暮らしていた。

1995年1月に阪神・淡路大震災が起こる前は、日本人から差別を受けても問題にしなかった。入居差別をされても、仕方がないと思う人が多かった。外国人支援窓口などはほとんどない時代だったので、相談や訴えることはできなかった。

就職を斡旋して「定住」させてしまえば終わり、といったように感じた。
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Migrants Network 188
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自分の役回り

2018年01月18日 23時38分59秒 | 
できることはできるけど、できないことはできないし。見栄を張って無理をしても、周りに迷惑をかけるだけやし、できる人にやってもらったのを学ぶ方が自分にとってもメリットが大きい。

なぁんてことを、もっと早くに気付いていれば良かったなと思う。いや、気付いてはいたけれども、自分の意地やプライドが邪魔をしていた部分もたくさんあったなと思う。

くだらないけど、でも、そうなんやからしょうがない。

というわけで、意識してちょっとずつ自分の不必要なこだわりを解体中。でも、そうすることがきっと自分にとってもええはず。
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