ふんでノート ~ちいきづくり・まちづくりと日本語教育

ちいきづくり・まちづくりと日本語教育をつなぐことを,「場づくり・人づくり」から進めていきたいと思ってつらつら書くノート

委員会

2014年01月31日 22時58分34秒 | 社会
委員会終わり。あとは、報告書の中身についてざーっと修正して、何度も誤字脱字やレイアウトを確認して、主査の了をもらって終了。

でも、今期のまとめは来期のスタートなので、もっとシビアな作業が待ってるんやろうけどね。

日本語教育は教育だから難しい部分もあるんだろうけど、いかに説明のもっともらしい根拠を増やすか、自分たちの説得力を増すか…ということをもっともっと徹底してやらないとあかんやろうと思う。

何を実現すべきかはもうよくて、どう実現するかということに知恵を絞らないと。

まだまだやらなあかんことは山のよう。
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数字

2010年01月05日 00時17分18秒 | 社会
行政では数字は思いのほか、大きい。事業仕分けでもそうやったけど、事業の効果をあらわすのも数字。人がどのように成長したか、学んだか、かわったかということも基本的に数字。数字では表しきれないと分かっていても、でも、やっぱり数字。

どうしようもないなと思うこともあるけど、でも、うまく使えれば、実際以上に説得力を持つのも数字。反対に人の人生を切り刻んでしまったり、むちゃくちゃにしてしまうのも数字。客観的で中立的な数字なんてありっこない。

だからこそ、現場のこと、人の悩みや葛藤、喜びや悲しみなんかを数字にすることはできないけど、それを大事にするためにどんな数字をもって場やら空気やらを大事にするか。この数字からはどんな人が抜け落ちているのか、消されているのか。この数字を全面に出すと、どんな人がどんなことを思うんやろか。だれがはしっこに追いやられるんやろうか。

そんなことを考えないといけないんだろうな。

数字に翻訳する、数字を翻訳する。あるいは、数字で見えないものと見えるものをつなぐ。それはやりようによってはミクロとマクロをつなぐ仕事になるのかもしれないって思う。

そんな仕事をしないといけないんやな。でも、やっぱり苦手です(苦笑)。
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すっぽり

2008年11月14日 01時16分40秒 | 社会
朝日新聞の夕刊、「ニッポン 人・脈・記」でアイヌが取り上げられてる。

日本で国会決議をふまえ「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」が8月に始まった。話は飛ぶけど、多文化共生推進プランではニューカマーへの対応が議論されている。

話が飛ぶというか、間がすっぽり、境界をまたぐ人がすっぽり、抜け落ちる。在日コリアンや華僑、日本で生まれ育ったダブルの子...だから、まだまだ、いろんなことやらないと。
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深み読み。

2008年11月13日 23時24分26秒 | 社会
この不景気。昼間に南アジア出身の男性がセンターに来てました。話を聞くと、某自動車会社でITでデザインの部署で仕事をしてたんだけど。この自動車産業の不景気でプロジェクトが終了してしまい、とりあえず1か月仕事がなくなってしまったとのこと。また、1か月したら仕事に戻れると思うなんて言ってたから、正社員として雇用する条件を満たさないために一旦契約を解除したのかなぁと思いつつ(来日3年目)。

でも、ほかの自動車会社でも同じようにプロジェクトが閉じられたりして、今、暇な人が多いとのこと。もちろん、継続して働いている外国人もいるけれど。

で、ふと、思ったこと。自動車関係でラインに入っている人も多いけど、その次はデザイン関係に入ってる外国人って多いんちゃうかなって思う。いわゆる高度人材。ある部署がまるまる外国人で占められているところも割にあるみたい。デザイン関係って開発や設計に入るわけで。お金もそこそこもらえるし、それぞれの持ってる力も発揮できるわけで、いわゆる"しんどい人"はおらんやろって思ってた。でも、今回みたいに不景気になって、新規の開発が少し減ると、プロジェクトが終わると合法的に筋の通った形で仕事を与えないことも可能なわけで。車を作らないわけにはいかないだろうから、ラインはとめるわけにはいかないかもしれないけど、開発は別のような気がする(素人考えかな?)。

デザイン関係の部署に高度人材を導入して、外国人をどんどん受け入れて。ITの人材をどんどん入れて。...でも、それって、いざって時には切りやすい部署、削りやすい部署。だからこそ、外注して、派遣で外国人がどんどん入ってくるなんて構図があるのかなって考えた。技術が高い人間を受け入れて、開発はするけど、不景気の際の調整もそこで合法的に筋が通った形でやってしまおうと。そこまで考えてのことかどうか分からないけど、でも、考えてる人がいても不思議やないやろな。賢く外国人を使おうとする人がいるもんやなぁ(意図はともかく、そういうことが起きてるもんな)。

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国籍

2008年11月05日 20時19分55秒 | 社会
11月4日に国籍法改正案が閣議決定されたらしい。新聞なんかにはちっちゃく載ってたけど。本当にかわるんやな。

外国人を母親とする婚外子が父親の認知だけで、国籍が取得できる。国籍だけで解決できないこともあるけど、なんで?ってところで国籍がとれなかったり、それによって差別されることもたくさんあるし。細かい部分も含めて最終的にどういう形になるのかは議会を通ってからになるのかな?気をつけてチェックしときたいです。
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まだまだ、まだまだ。

2008年11月04日 19時30分54秒 | 社会
ひさしぶりの人からメールが来た。こっちが先に元気にしてますか?今度のイベント来てくださいね~的なメールを送ったんだけど。

返事にさらっと「本名で仕事に就きたかったのですが、うまくいきませんでした。難しいですね」って。その人、これまではずっと、通名で仕事をしてて、転職を考えているって言ってたんだけど。

名前が二つあるから便利って言う人、得って人もいるかもしれないし、そういった扱い/扱おう/扱いたいって感じが増えてきているように思うし、過去のことと捉えたり、そういう意識はなくなってきてるじゃないかって意見を聞いたりもするけど。ほんまにそうなんやろかって思う。

まだまだ、まだまだ...やと思う。
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ふと

2008年10月14日 08時39分14秒 | 社会
外国人って働くのは本当に難しい。外国人女性で離婚してて、子どももいるケースなんて本当に大変だと思う。専門的な技術を身に付けてたり、教員や公務員をしていたり。ふるさとでは、ばりばりに働いていたのに、日本では仕事が見つからず。かといって働かないわけにもいかず...という人もたくさんいる。とりあえず、「こんな仕事を探してる」なんて話を聞くこともあるのですが、本当に選択肢がせばめられているのだなぁと感じることも多いです。結局、そういった環境におかれていること自体、自己責任で片付けられることもあるのですが、それってどうなん?と思うことも。

立岩さんが「自己決定」について論じているのですが、自己決定ってどこまでどういう形で、どういう条件の時にどういう形で尊重されるべきなのかって考えてしまう。

話を聞いた上でアドバイス...ではなく、ゆっくり話を聴くことで、その人が自分で整理をしたり答えを探していく過程を支えることが大事なんやろうなと思うのですが。どういった選択肢や可能性があり得るのかといったマジョリティ側の構えに対しては、しっかりと働きかけていかないといけないよなぁ。
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偏り

2008年10月03日 22時36分30秒 | 社会
とっきどき、こんなコメントを耳にする。

物事の認識方法はいろいろだから、何が本当で何が嘘なのか分からない。ある意味、全てが本当で全てが嘘。世論をどう作っていくかが大事と。ま、ある意味そうなんだろうなって思う。

でも、数の勝負に持ち込んでええのかなってことを思うし、変にバランスをとることってそんなに大事なんかなって思う。数の勝負にするとマイノリティは負けるし(負けるまではいかなくても我慢を強いられる。それも我慢ってレベルを超えたものが多いんちゃうかな)、バランスって響きはいいけど、全てを薄めてしまうことも多い。

誰のために、どうしてって部分を自覚しながら偏りを大事にすることって大事やろうな。先週、酒井さんも偏りについて話してた。それに偏りを大事にするということと、排除的な/排他的なコミュニティとは一致しないもんな。

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サワディクラップ

2008年09月25日 20時59分38秒 | 社会
今日、タイに詳しい人がいて。ちょろっと話をしたというか、いろいろ教えてもらったんやけど。

今はタイからの研修生もたくさん増えていること。超過滞在も昔に比べたらずいぶんと減ったこと。'90~'92年のころは、在留資格を持って日本に滞在している人以上に、超過滞在の人が多かったこと、それと同じ時期にフィリピンだったかどこかの超過滞在の人がぐっと減ったこと。で、超過滞在の人が減ったのは、もちろん、帰国した人もいれば、在留特別許可や日本人の配偶者等などの在留資格で滞在している人もいるということ。あと、超過滞在をしている(していた)人の数は男女で全然違うということ。

こういう現象を国民性なんかでは片付けてしまうのは大問題やろうな。経済格差やジェンダー、他の地域出身の人の動きや日本の在留資格の出し方(とその意図、ねらっていたもの)などいろんな要因が複雑に絡まり合って数字として現れるってことを意識せんと恐いなって思った。もちろん、上に書いた文章ももしかしたら、ある種の偏りを持った切り取り方かもしれないけど。それに数字で出してしまうと、大きな社会構造の問題になって、個人個人の息づかいや喜び、悲しみを含めた生々しさが消えること。

両方きちんと見れないとあかんのやろうな。
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暴力

2008年03月11日 21時00分51秒 | 社会
某知事が暴れてます。収入の範囲内で予算を組み立てるというのは確かに正論だと思う。でも、それだけで物事がすすめられるものなのかということも一方で思う。表面上の言葉のやりとりはあるけど、お互いの意見・思考・思想をぶつけあうような対話はしない、何をするにしても説明をしない・説明が必要であるとも思わないということがどれだけ暴力的なことなのか分かっているんやろかって思う。

で、たまたま読んでた新書で、今の世の中(1980年当時)には前提としての経済主義があると言う(日高六郎『戦後思想を考える』岩波新書)。経済主義がもたらした弊害として日高は次の三点をあげているんだけど、(1)環境の破壊(2)人間関係の破壊(損得を一番の基準とし、相互扶助の精神を失うこととなった)(3)アジア諸国との間に潜在的顕在的矛盾を生み出した...。

合理化、効率化って確かにいい面もあるだろうけど、合理化や効率化の全てにちゃんと説明ができるかというと微妙な気がする。それこそ経済主義になるんじゃないかな。たしかに、今は経済を無視して何かを考えることが無理だから(だから前提としての経済主義というように日高は言ってるんだけど)仕方がないのかもしれないけど、でも、説明のつかないような、あるいは、説明が乱暴や合理化、効率化っていかがなものかなって思う。今みたいな時代だからこそ、なぜ合理化、効率化が大事なのか、一番大事な要素として見られない時もあるんじゃないかってことを考える必要がある気がする。

外国人労働者の語られ方、なぜ外国人労働者がこれほどまでに語られるかということも経済を抜きにして説明することはできないし、社会の大きな流れと照らし合わせて考えていかないと、人が人として生きられないようになるんちゃうかなって思う。

...酔っ払いの戯れ言。

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win&winの関係と価値

2008年03月08日 21時10分23秒 | 社会
昨日、生まれて初めて法善寺横丁で飲みました。神奈川から知り合いが来て、まず道頓堀で一軒目。水掛地蔵(?)に水をかけて(酔ってたので、至近距離にも関わらず外したけど)、法善寺横丁へ。大阪の商人になった気分でした。

ちなみに昨日飲んだ人は一般の会社で障害者雇用の促進を企業と一緒にやってる人。実際にその企業のお偉いさんも来てたんだけど、おもしろかった。合理化、効率化が最優先される社会の中で、企業も市民も、まだまだ新たな価値を生み出せるんだということを実感した日でした。

よく協働の話になると、win&winの関係をどう作るかという話はよく聞くけど。昨日、話していたことを振り返ってみると、win&winの関係は既存の価値観の中でお互いのメリットを探りあう感じだなぁと。で、実際に多様な主体がかかわり合って活動する中でwin&winを超えて、新たな価値を生み出す可能性があるということを知ってぞくぞくしました。実際、そういったことが簡単にできるとは思わないけど、でも、そういった可能性があるし、そこを目指さないことには本当におもしろい町づくりにはならないのかなということを感じました。
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ビリヤード

2008年03月05日 23時15分32秒 | 社会
学部時代にちょくちょく通っていたので、ジャンプボールが3回に1回の確率で成功します...って話じゃなくて。

人の動きってビリヤードのようなものだなと。ある打ち合わせで格差社会をテーマに話をしていたんだけど。結局、仕事にしてもお金にしてもパイが全体のパイが限られている中で人が競争する。当然、いわゆる勝ち組と負け組が出てくる。成功者の話は確かにがんばったと思う。でも、最初っから割り当てがない人がある程度出てくる中での競争、しかもそれが生存や人としての最低限の生活を脅かすような富の分配をもたらすようなものだとしたら。

恐ろしいけど、でも、それが現状なんだと思う。南北問題でそういうことが語られるけど、日本の中でも実際にそういうことが起こっているし、本当に奴隷としか思えないような現状で生きている人もいる。そういった悲惨な現状は下手をすれば格差社会という言葉で語られず、別のタームで心地よいところにおさめられるけど。でも、それって何なんやろなって思う。格差社会という言葉で語られる格差と格差社会という言葉で語られない格差。その違いが何を生み出し、何から目を背けられるようにしむけられているのか。何に注目することで、何が失われていっているのかということは、ほんと真剣に考えないといけないよなぁ。
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これってESD

2008年02月13日 18時37分37秒 | 社会
今日は12月、1月に休日出勤した分の振り替えで休み。ここ最近、本を読む気にもならず、ブログを書く気にもならず。こりゃ、しばらく、お休みやなって思ってたんだけど。気が変わって、たまには本でも読んでみよかなと。で、気になった部分をうってたら、せっかくやし、ブログを書いてみようかなと。

『多文化共生のまちづくり』という本の中で公民館の人が書いている文章に次のような部分がある。
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全国公民館連合会が2000年代の幕開けに当たって次のような提起をしている。
 ・地域の教育施設として、具体的な地域課題の共有と実践の場の設定
 ・地域の文化・伝統・産業などを再発見・創造する継続的な学習機会の提供
 ・住民がボランタリーに責任を持って活動に参加するシステムと場の設定
 ・社会的課題の解決と、新たな社会創造にむけた学習機会の提供
 ・住民が多様な生き方を模索することを支援できる学習内容の提供

公民館が住民の実際生活に即した教育・学術・文化に関する学びを、単なる学習活動にとどめるのではなく、地域の課題の発見と意識の共有、解決に向けた実践を新たな社会創造をめざす継続的な学習機会の提供によって、住民を主体者として展開していることを期待しています。
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これってESDやなと。何も特別、ESDという名前にのっからなくても、再発見や創造が人を育てる、人や資源が地域を循環し、豊かな場があちこちに生まれていく。それってええよなぁ。何も難しいことを考えなくても地域でじっくりと取り組んでいく中から生まれてくるものを大事にする。で、同じ本で大学の先生も「個人的な信頼関係が地域や社会への信頼関係につながるのではないか。」って書いてるんだけど、ほんまにそうやと思う。

方向性だけは必要やし、実際に動くとなるとキーパーソンやタイミングやら人間関係とかすんなり進まないことも多々あるんだけど、何も難しいことじゃないのかもなって思った。
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右と左

2008年02月05日 11時20分58秒 | 社会
1月31日の毎日新聞の記事。

「中島岳志的 アジア対談」の中で「結局、『右翼』ってなんだろう?」という記事があった。おもしろい指摘として同じことを論じていても時代が変われば、それが右として扱われたり、左として扱われたりすること、...なるほどなぁ。

それから「右翼とは一君万民の思想で天皇という超越を掲げればすべての民衆は一般化される平等思想」「失われた美しい過去や母なるものへの回帰が広い意味での右翼の定義」「弱者としての自分を包んでくれるものが不可欠になる」、「一君なしの万民思想が左翼」「前提は『自立した孤独な個』が対等に連帯すること」、「左派には普遍的な展望を考える理性への信頼があり、これがおそらく左翼よりも広い左派の定義」「右派は、人間は何かに限定されて生きていると考えます。自分を限定する時代や空間に自覚的です」

自分の考えていることがどっちに寄っているかということではなく、自分の考えていることをふり返ってみる材料になる話だなぁと思った。右と左のどっちがどうかという議論はぼくの手には全く負えないけど。自分が考えていること、仕事でしていること、話していることの根底に何が流れているのかということを考えられる。もちろん、この話をベースに考えることで流れてなかったものが流れ出す、流れていたかのように思い込む可能性はあるけど。
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内面化

2008年01月22日 22時18分44秒 | 社会
今日は休みだったんで、彼女とふらふらと。昼、タイ料理屋を発見。入ってみると、めっちゃおいしかった。しかも、ランチが900円。さすがにしょっちゅうは無理やけど、この値段ってええよなぁ。で、お店には大きい液晶テレビがあって、タイの芸能人の歌がずっと流れてたんやけど、出て来るのは中国系と思われる人ばかり。タイの南部の出身とかの人って芸能人にはあんまりおらんのかなぁ。

情報が不確かやけど、彼女もフィリピンでも芸能人はやっぱり色白の人が多いって言ってたし。ぼくの知り合いの子もダブルの子やけど「私、肌黒いしなぁ...」なんて言ってたことを思い出した。内面化されるって恐ろしいな。

フランツ・ファノンをちゃんと読んだことはないけど、人から差別されるんじゃなくって、自分を阻害する。う~ん。

お店を出るときはなんちゃってタイ語で「おいしかった、ありがとう」と、ええ雰囲気で出てきたけど、考えさせられました。
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