pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

芸の饗宴~披き・落語 醸と贅

2013-03-18 22:22:18 | 落語・講談

↑本日の根太にある「月の群雲」は、「月に群雲」の間違い

公益社団法人芸団協主催公演・芸の饗宴に行ってきました。芸団協というのは正式名称が日本芸能実演家団体協議会といい、俳優、歌手、演奏家、舞踊家、演芸家、演出家、舞台監督などの実演家等の団体が結集し、運営する公益法人で、芸術文化の発展に寄与することを目的に設立されたとのことです。会長の人間国宝・野村萬氏は、萬斎さんのおじさんだそうです。

プログラムは能楽「高砂」と、落語芸術協会、上方落語協会、落語芸術協会から精鋭の落語家さんによる落語で構成されていました。

まずは能楽「高砂」和風の結婚式には(たぶん)かかせないあの「たかさごや~このうらふねに~」というあれですね。雅楽と地謡、シテ方観世流武田宗和氏の舞のアンサンブルは思ったよりっずっと迫力があり、古典芸能恐るべし!と圧倒されました。

続いては精鋭による(昼は若手精鋭チーム)落語。古典、新作とりまぜ、概ねひとり25分程度をきっちり守って聴かせていただきました。あ、トリの昇太さんはマクラがロンゲストでどうなるかと思いましたが、残り15分で「花筏」をきっちり。精鋭チームだけあって、どの噺家さんもあの広いプレイハウスでもがっちり客席を掴んでいました。上方落語の笑福亭三喬さんと落語協会代表の桃月庵白酒さんがよかったなあ・・

単に落語家さんの顔ぶれにひかれて行ったのですが、能楽にも触れられてよかったです。・・・・が、能楽は15分1本勝負で、あとの2時間30分(中入15分)が全部落語って、それでよかったんですかね。。。そして、こういう会に立川流とかってやっぱり呼ばれないんだなあと、(協会に所属してないからしょうがないけど)しみじみ思いました。

帰りは暴風雨かも。。と心配でしたが大丈夫。暴風雨は夜中に過ぎて行ってね。

 

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