pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

美女と野獣@ユナイテッドシネマ

2014-11-03 23:28:13 | 映画/DVD

監督:クリストフ・ガンズ

出演: 美女/レア・セドゥ  野獣/ヴァンサン・カッセル

あらすじ;バラを盗み、命を差し出せと言われた父の身代わりに、野獣の城に囚われた美しい娘ベル。死を覚悟するも、野獣はディナーを共にすること以外、何も強要しない。やがてベルは、野獣の恐ろしい姿の下にある、もう一つの姿に気付き始める。かつてその城で何があったのか、野獣が犯した罪とは?いま、真実の愛が、隠された秘密を解き明かしていく――。


本の大好きな少女ベルの冒険と恋の物語・・・という感じだった四季のミュージカル「美女と野獣」を娘たちと観に行ったのは4年前のことでした。娘たちは、魔法でティーポットやナイフや家具に変えられてしまった召使たちがベルを歓迎する「Be our guest!」の感激を今でも目をキラキラさせて語るほど、このミュージカルが大好きになりました。

そんな思い入れのある作品だったので、「マレフィセント」を観に行った時に「美女と野獣」の近日公開ポスターを観たときには小躍りして楽しみにしていました。

次女は封切り日に観たというので、今日は長女とふたりでシネコンへ。

ここからネタバレありです

 

 

 

 

導入部分は、お母さんが小さい子どもたちに絵本を読み聞かせる形ではじまりはじまり。映像もとても美しくて、絵本のページがそのまま映像に変化するところもわくわくします。クリストフ・ガンズ監督は今回ディズニー映画やジャン・コクトーの映画ともちょっと違う、1740年にフランスで書かれたれたヴィルヌーヴ夫人版を深く探究し、「おとぎ話」色を意識したらしいです。

ですが・・・・う~ん。。。ベルのパパが不運な事故から海運事業に失敗し、転落に転落を重ねてビーストの城へたどりつくまでが大変。父に代わってベルがある決心を持って城に向かう描写は迫力がありました。すごい疾走感。でも、その後な~・・・・う~ん。。。「何故ベルが野獣に魅かれたのか」というところが、イマイチ説得力に欠けるような気がするんです。

ヴァン・サン・カッセル氏は、フランスではすごい人気の方らしいのですが・・・う~ん。。王子なのかそして、あくまで私にとってですが、致命的だったのは、舞踏シーンがロマンチックじゃないうっとりできない」やっぱ野獣になってっても王子なんで、うっとりさせて欲しい!んで、野獣メイクも納得いかないCATSかと思った・・・そして、ポット夫人をはじめとする召使の出番がないから、当然「Be our guest!」シーンなし。(ディズニー版じゃないって)さらに、大団円に向かってどんどんCGが大掛かりになり、「おとぎ話」じゃなくて戦隊物の大戦争みたいな展開になって大魔神あらわる、シシ神出てくる、さらに最後の読み聞かせの種明かしもまた、納得いかなかったのでした。この作品ファンの方々、本当にごめんなさい。私にはダメでした。。前日に観に行った次女に感想を聞いたら「別に~ありだと思ったよ」と言ってたので、感じ方は人それぞれだと思います。

予告篇に実写版「アニー」。これはミュージカル作品です。この調子で「エリザベート」や「ダンス・オブ・ヴァンパイア」やってください。今回の予告篇では、「天才スピヴェット」が気になりました。スピヴェットの告白ってなんだろう。。。

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