Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

春一番の地響きのような音

2010-03-01 | 
ゴートいう地響きのような音が続いた。春一番と呼ぶのだろう。ワイン街道でも、台風でもこれほどの風速9メートル、時速130KMを越える風が数時間続いたのを知らない。

引っ切り無しに続くものだから締め切った部屋が息苦しくなる。夕刻には温度も下がって雪も飛び散ったが、速い雲の動きのある快晴であった。だから昨晩から午前中は、暖房もあまり必要なかったのだが、締め切っている室内の空気をも動かす強風には参った。近所では一度しか救急車両が走らなかったのは幸運としか言えないが、各地では被害が続出したことだろう。

今年のように冷え切った空気から一挙に春らしくなるとその温度差だけでも大したエネルギーである。だから当然と言えば当然なのだが、無精をして仕付けなどをしていない葡萄の樹に被害が出ていないかが気になる。家に閉じこもっていても二月の西穂高独峰での荒らしのビヴァークのように不安になるのだ。

折角の快晴にも拘らず、午前中はチラホラと散歩の者も見えたが、流石に今日は自宅で過ごしている人が殆どのようだ。私もすることがあっても、ついつい電化製品の修理で日曜日を過ごした。冷蔵庫の余勢をかってだが、修理しなければいけなかったのは充電が旨く出来ない歯ブラシである。

結局弄っているうちに間違って充電地を外した。半田付けしてあるので取ってはいけなかったのだが勘違いした。その結果半田ごてを出してなんとか接触だけは保ったが、あまり意味のないことをした。結局サンヨー・エナジー製の替え電池もネットでは見つからない。フィリップス社向けの特注商品だろうか?

その歯ブラシ自体が、もはや一事業部しか存在していない会社の問題か、既に市場から消えているので直すか、新品に換えるしかないのだが、そのような理由で替える商品が全く見つからない。できるだけ誤魔化しながら使いたいが、充電地にも寿命があるだろうからどうだろう。充電装置も確認して、フル充電してみようとは思うが、なんとも心許無い。

買い換えるのも安くはないが、換えるものがないのはもっと困る。同じような事情に修理をソニーのドイツ代理店に断わられたアナログのヴィデオレコーダーがある。これも暇があれば直さなければいけない。また一体、LINUX移行は何時のことになるかとこれも気になってくる。外では断続的になったとは言いながら少しも衰えることなく風が吹いている。これで二十四時間も強風が続いたことになる。



参照:
ネットでも価値ある買物 2008-11-05 | 生活
薄暮に冷蔵庫から射す冷たい光? 2010-02-28 | テクニック
ヘドロ塗れになる午後の一時 2009-11-28 | 生活
耐えるか、白物家電のBMW 2009-11-19 | 生活
最も人間工学的な考察 2006-04-24 | 雑感

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6 コメント

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春はまだ先という事なのでしょうか。 (Saar Weine)
2010-03-01 13:45:37
pfaelzerwein様、こんにちは。それにしても130km/hという風は凄まじいですね。此方の北関東のほうでは昨日は風は大した事はなかったのですが霙が降りました。


5月のお時間頂戴する件ですがそちらに伺うのは6日の木曜日・7日の金曜日くらいで考えているのですがもう予定は何かおありでしょうか?
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三日、八日は試飲会 (pfaelzerwein)
2010-03-01 15:57:04
雹も作物によれば被害が出ますね。

五月は行事続きで、ブルゴーニュ-ジュラ旅行の前になります、三日、八日は試飲会で、現時点では丁度狭間となります。

商品が出揃う時期ですが、あなたは高級リースリングを好まないので関係ないでしょう。日程よりもワイン街道を訪れる目的をまだ理解して下りませんが。
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歯ブラシ (matsubara)
2010-03-03 17:30:35
お久しぶりです。
私は二年前からフィリプス社の電動歯ブラシを歯科医から勧められて使っています。耐用年数ニ年と聞いていますのでもうそろそろ寿命かなと思っているのですが、修理までされるとは驚いています。分解していいものなのでしょうか。
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2004年に購入の7000シリーズ (pfaelzerwein)
2010-03-03 20:20:02
私のソニックケアー・エリートの7000シリーズと呼ばれる商品で2004年に購入しました。充電池が都合悪くなったのは今年に入ってからです。

電池を処分するために、取扱説明書に開ける説明があるのですが、少々傷をつけましたが問題なく開けれました。肝心な同じ大きさの充電池さえ手に入れば、ブラシが発売されている限り使えると思ってます。但し、電池を基盤に半田付けする必要があるので少々厄介です。さらに42ミリx直系18.5ミリの1.8Vのカドニウム電池を見つけれるかどうか分かりません。本社は洲本のようですが。

玄人にも素人にも評判の良い商品ですので、新品が入らない限り直してみたいと思ってます。現在は一度放電させたので再び一度使用できる程度に充電可能になっています。

分解して簡単に充電池が交換できると新品が売れなくなるのが、出来にくくなっている主な理由です。これはブラウンなども行なっている商法です。もちろん保障期間内に分解すると保障は失効します。
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お礼 (matsubara)
2010-03-05 13:08:44
ご指南ありがとうございます。
フィリプス社のソニーケアという製品で、オランダ製のようですが、日本でも部品は取り寄せられると思います。
しかし、ハンダ付けなどしたこともないですから無理ですね。
どんな製品でも分解禁止と書いてありますが、そういう理由とは許せないですね。危険だからという理由を信じていました。
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交換を前提としていないという証拠 (pfaelzerwein)
2010-03-05 16:35:23
充電池もマウスなどのように容易に取り替えられる商品もありますが、市販品でない容量の大きな充電池ものなどは安全のために半田付けしているものもなくはないでしょう。しかし、電池交換のサーヴィスを安く受け付ける保障をしていない限り、ビジネススタイルと受け取られても仕方ありません。

実際に小さな基盤に半田付けしてしまうのはそうした交換を前提としていないという証拠ですから。この手の商法を企業理念にしている企業は、キャノンにしろブラウンにしろ将来性はありません。
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