Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

穴が開いたからの電話

2008-10-24 | 生活
外から戻ってくると電話が鳴るが、ディスプレーに電話番号が表れない。

「xxx保険ですが。xxxさんですか?」と女の声。

「そうですよ。」

「保険に穴があることを見つけまして、例えばですね、保養保険などですが」

「なに、何の保険?」

「健康保険です」

「なにがどうしたの?」

「例えば保養所へ行く時の保養保険とか」

「二週間ほど前にも電話貰いましたが、今なんにもないって。」

「いや、知らない内に、直ぐに必要なことになるんですよね。」

「考えてないから」

「どの保険のことです?」

片手で擦り落ちるズボンのベルトを絞めながら、

「あんたが電話してきたのと違うの?」

「保養保険のことですが」

「要らん興味ないって言ってるじゃないの」

「はあ、、全然問題ないです」

「問題ないって、お姉ちゃん何抜かしてまんねん」とは言わなかったが、非常に腹立たしい。昨日は今年最後の「岩場の水曜日」を降られて、今日は快晴といらいらが溜まっている時に、肉食を増やし代替筋力強化で階段の裏のオヴァーハング登りで筋肉に張りがある人間に保養はないだろう。

25歳ぐらいの若々しい声で契約を採ろうとするならもう一寸頭を使わなきゃいけない。勝手なことを勝手に言いまくって、その立ち位置が良く分かっていない者が多い。

もう少しで、一発どやさなければいけないところであった。銀行からのお誘いならお話を聞きに行って向こうの動きを「探る」のだが、ドイツ最大のプライヴェート健康保険会社がここまで熱心に電話をかけてくるところをみると金融危機で穴が開いたのかもしれない。

しかし世の中にはあんな電話を貰って喜ぶ人もいるのだろうか?向こうから売りにくるものを信用した事は未だ嘗て一度もないが、ただ一度、電話で生年月日を漏らしただけで、ドイツェテレコムの何かに契約させられたことがある。苦情とキャンセルの電話代だけでも図らずも売り上げに貢献してしまった。

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