Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

エアーが入ったかエンジンに

2016-01-27 | テクニック
久しぶりに熟睡した。やはり昼間の運動量だろうか?そのお蔭で出だしは遅れたが、午前中に予定の仕事を終えた。午前中に起こることをあれこれ考えて、逸る心を抑えながら、朝食をしっかり摂って、見繕いをして、予備の手袋を持ってガレージへと向かった。

さて、キーを回すと昨日より状況は悪く、エンジンが掛からずにスターターモーターしか回らない。これは駄目だと思ったが、何が悪くなったのかと考えていると、隣の爺さんが前を通った。エンジンが掛からないのに気が付いたらしい。

一つの推測として、燃料切れである。「タンクを持ってスタンドまで取りに行かなければいけないか」と話すと、予備燃料を持っているということで、使わせてもらうことにした。爺さんは嫌われ者だが、いろいろなものを準備している。今までも電動ドリルなどでお世話になっているのだ。

昨年の暮れには肺炎で倒れて、退院後には赤十字のお世話になっている。そのような爺さんにいつもお世話になってしまうのが私である。準備が良いので、5Lのタンクを三つも隠していて、本当に危ない爺さんだ。それを漏斗も使わせてもらって、給油すると二発目に動いた。タンクは一杯にして返すことにして、急いで途中給油、そしてメーカーの支店へと向かうことにする。

少なくとも3L以上入れたのに、目盛りは直ぐに0Lに戻ってしまっていた。これはおかしいと思って、給油する。30L丁度入れて、問題なく再始動した。それでも停車時の振動など不明の面があるので、態々道端に停めて回転数や振動を審査する。

支店のマイスターに状況を話すと、測定計器で百ぐらいの点をチェックしないとエンジンの問題は分からないので、現在の状況は500回転ぐらいで少し低めだが、安定しているので先ずは様子見をするのがお得だとなった。実際に燃料計が充分に上がっていないのも空気が入っていて、回転数が安定しなかったのも、そうした影響も感がられるということだった。

実際に、今回燃料を入れて、回転数700ぐらいへの不安定な域にはあまり入らなくなってきた。すると、燃料内に空気が入っていたことからポムプが加圧して不安定さをよんでいた可能性もある。エアーの可能性が強くなった。すると燃料タンクを開けたときの負圧も今回は二回とも感じなかったことも説明できる。

前回給油をしたのは二週間以上前で、その間にフランクフルト往復などをしたが、問題が無かったのである。それが燃料が少なくなっても燃料計がまだ余量を示していたので走り続けていたのだった。実際には今までよりも燃料が無くなっていて、その間にエアーが溜まる条件が多かったのかもしれない。温度変化も大きく、そうした条件が重なった可能性も強い。

兎に角、先ずはタンクを抱えて燃料を徒歩で運ぶのを避けられた、レッカー移動を避けられた、修理を避けられた、レンタカーも要らない、なんとかこのままミュンヘンへ無事に往復できればとても有難い。



参照:
カラカラの状態の結果 2016-01-26 | 生活
二度寝することなく早朝走 2015-03-11 | 生活

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