Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

枚挙に暇のない杜撰さ

2014-10-23 | 歴史・時事
国会フクシマ事故調査会のメンバーなどが語ることが興味深かった。特に吉田調書から、故吉田氏が技術者としてもはや十分に判断できる力のなかったことが語られている。水素爆発に関して殆ど知識がなかったことなどは、事故直後にネットで調べて直ぐに情報に出てきたように、工業高等専門学校の博士論文程度の常識であったから、とんでもないことだったのである。そのようなこともあまり自覚されずに重要な判断をしなければいけないような状況は様々な世界に見られることである。大学の教授となれば教授職の仕事が増えて、「現場」の情報や勘から遠ざかってしまうなど、恐らく日本では常識的のようである。多くのこうした要職に就く者は大小さまざまの世界での一つの権威者になってしまって、その古い教えによる誤りがその世界の発展を著しく妨げていることは例を挙げるまでもない。

それにしても再稼動しようとしている日本の原発には福島第二発電所のようなバックアップするオフサイトセンター施設すらなくて ― それどころか免震棟さえ建設中の原発がある ―、事故が起こったときは更に右往左往することが予想されている。とても住民の避難どころではないというのが共通した見解のようである。そもそも今後はヴェントによってどんどんと放射性物質を環境に流すことで圧力を下げて壊滅的な破壊から免れようとしているので、近隣数十キロの住民は再稼動の時点で棄民になっているようなものである。

カレーライスモードで米を炊いた。初めてだった。一気に炊き上げて米をべとべとさせないプログラムになっているようだ。いつもの米とミルクライスを混ぜた。出来上がりはなるほど汁物に合うようになっていて、カレーライス風になっていた。懐かしい米の感じであった。しかし比較的早く固まってしまいそうで、ソースがないとやはり駄目だろう。

地階の女性が戻ってきた。またまた車で入ってきたところを後ろから見かけただけなので声をかけることはならなかった ― 前回も同じような状況で態々車を停車させて駆け寄るぐらいしないと声をかけられない。丸坊主で足元がおぼつかない様子を後ろから見たので、どこの男か何か分からなかったが、その赤色の上着の色で彼女だと分かった。きっちりと車を停めてあるので、体力的には衰えていても状態は落ち着いているのだろう。放射線治療などでの副作用の方が大きいに違いない。考えられる脳腫瘍がそれほど拡大していないことになるがどうなのだろう。まあ、一人で動けて、出て行ったまま帰ってこれなかったのではないので、外科手術をしたのでもないのだろう。外科的な切除が難しい場所なのか?病人がいるとなるとどうしても玄関の開け閉めにも気を使う。

散髪に行った。耳は確り出ていたのだが、うなじ辺りが暑苦しかった。何か髪が増えたような感じで落ち着かなかったのだ。本当に増えているのではないか?床屋の娘は強く目の周りを化粧していた。下半身の太り方は避妊薬のためか。それはどうでもよいのだが、前回は違う人にやってもらったのでもう一つ巧くいかなかったのである。流石に娘は腕がある。世間話をしているとヒーターを入れると言うのだ。そうした話の時節になってきたが、私自身は冬篭りと節約、筋肉増加で暖房がだんだんと必要でなくなってきているのだ。



参照:
救命具を設置しない旅客機? 2011-08-20 | 雑感
なにが嬉しくて被爆したいのか 2011-03-29 | 雑感

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