Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

裏切り者とどやされる首相

2015-08-28 | 雑感
ボールダーに向かう途上、ラディオが伝えていた。メルケル首相とガウク大統領が其々、難民救護施設を激励行脚の一環として訪れたようだ。特に酷かったのはザクセンを訪れた首相で、「売国奴呼ばわり」され、その街の声がインタヴューで流れた。難民問題がギリシャ問題よりも重要な課題とする連邦政府にとっては、それでなくても現実的でない難民が押し寄せて頭が痛いのだが、このところの宿舎の焼き討ち騒動など特に東ドイツ人の動向が気になる。

第二市民と自嘲する東ドイツ人であるが、たかが四半世紀ほどで、旧社会民主共和国民のその意識が変わらないのは仕方が無い。しかし、援助を受けている自分たちが、今度は難民たちを援助しようとする人がそれほど多くは無いことに失望させられる。まさしく大統領が指す、連邦共和国の影の部分が多過ぎるのだ。「あまりにも経済力の差があり過ぎる難民」ほどには社会主義国の人民は貧しくなかったというせめてもの自負なのだろうか。

前回のボールダーからはまた日数があいてしまったが、結果からすると確実に肩の故障から回復しつつあって、以前よりも実力がついてきているような気配があった。一つは、ヒールフックが上手く出来るようになっている。ポッペルブロックの6cの課題での二つ目の核心部になるが、今回初めて二度目で克服できた。理由はVIDEOで踵の場所を確認したからで、とても開き方からして難しいかと思っていたが、逆に小柄の人間の方が足を十分に開いているので踵に力が入るのかも知れない。そして、帰宅してもう一度それを確認すると違うことをしている。もう一度試してみよう。どうもその箇所は7aのものらしい。どちらにしても先日までは一向に解決方法が見つからなかった場所なので可能性が見えてきただけでも素晴らしい。その他も課題を三つほど試したが、まだ体が重いと感じる反面、大分良くなってきた。短パンで膝を打ったのでサポーターが必要かもしれない。

足元の靴を見ると、左足の小指の付け根の更に踵側に穴が開いている。驚いてもう一方を見ると同じ穴が開いている。どこかに引っ掛けたわけではなくて、走る運動をしているうちに曲がって磨耗したようだ。そうでなければ両足が同じように同じ時期に破れない。昨年の一月の購入で、今年の四月には新しいものを購入して二足体制となったので、一年半はもたなかったことになるだろう。丁度ソールのプロフィールも限界であり、日本車のように全てが同じような耐久するように計算されているようだ。その間一度はアルプス登山もしているので、95ユーロほどで、大満足である。



参照:
成果を挙げて摩耗する 2014-11-14 | 生活
やったと思う体の浮揚感 2014-06-05 | アウトドーア・環境

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