Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

黒光りする掘り出しもの

2008-10-30 | アウトドーア・環境
近所に玄武岩の砕石場があった。だから面白いリースリングが育つ。ペッヒシュタインと呼ばれる区画である。

その谷の入口附近に新しい石碑が建っていることに気がついた。岩に掘りものがしてあるのだ。兎に角写真にとって持ち帰った。

ペッヒシュタインの名前が掘られているからワイン摘みの意匠かと思っていた。良くみるとどうも違う。石切り場で黒っぽい石を掘り出しているようだ。

また向こう側では、二種類の石の石畳に気がついた。左側がこの一帯の地盤である雑食砂岩と、右側には黒光りする玄武岩が並べてある。玄武岩は雨に濡れると益々黒色を増すので、スペインなどでは石灰岩の白色とモザイク模様が作られる。
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2 コメント

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 (緑家)
2008-11-09 18:36:55
見事なコントラストですね。
ワイン街道あたりの個々の畑の土壌は、一片の小石で代表させることが出来るほど明確な差はあるんでしょうか?もしそうなら、次の機会には各畑を表す石をひとつずつ集めて帰りたいと思います。
石に興味を持つなんて、酔狂ではありますが。
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配合の妙のインデックス(初級) (pfaelzerwein)
2008-11-09 20:02:14
次回ご訪問の節は、ミッテルハールトだけでも主要地所を一通り歩いて貰わなければいけません。加算して10キロほどピクニックがてら詳しく見て歩かなければいけませんから、前回の胃の粘膜よりも踵の皮を鍛えておいて貰いましょう。

ご存知のようにナーへの土壌の方が多様性に富んでいる訳ですが、リースリングの風味が活きた上での土壌の変化が重要なのですね。

だから、小石は配合の妙のインデックスでしかありませんが、歩けば歩くほど飲めば飲むほどにその単純ではない意味合いが解かってきます。

そこからが土壌の味わいの中級クラスの始まりですね。
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