ぱそらぼ (ぱぁと1)

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ハロウィン

2019年10月31日 | 社会派らぼ
1990年代後半から、日本でもハロウィンイベントの開催が増えてきました。多分こうしたブームは、裏で菓子メーカーなどが煽っているのではないか?と思ってはいますが(笑)、いずれにしてもその経済効果は、バレンタインを超えたと報じられています。定番のかぼちゃのランタン(ジャック・オー・ランタン)やお化けなどのシンボルキャラクターがシッカリありますし、仮装など、確実に「○○映え」する光景ですから、現代の風潮にマッチしたのかも知れません。

Trick or Treat と有名になりました。子ども達にとっても、少し非日常的な仮装をして、お菓子がもらえるイベントということで、楽しい日という認識です。幼稚園や○○教室といったところでも、積極的にハロウィンイベントを取り入れていて、ちょっとした「脱日常」の華やいだ雰囲気を楽しませてくれるところも増えているようです。

但し、良く知られているように元をただせば、古代ケルト人が秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な行事でした。一早くこうした習慣を取り入れたアメリカですら、宗教的な意味合いは殆ど無く、ただ楽しむだけのイベントのようです。日本人はこうした他国の習慣を取り入れる事に長けています。その「脱日常」の仮装した異空間を楽しむ雰囲気を、上手に取り入れた…わけで、クリスマス以上に宗教性を超えたところで、日常を飛び越えて遊ぶ…という感覚のようです。

仲間内で、陽気に楽しむのは結構なのですが、集まった群衆が暴徒と化し、逮捕者まで出た事件が起こるようになってしまうのは、明らかに行き過ぎです。はしゃぐのは、他者に迷惑のかからない、仲間内だけの閉じた空間の中でしていただきたい…と思うのも仕方のない事かと。小さな子どもにとっては、「Trick or Treat!」で、お菓子をもらう…というステキな日なのですが、こちらも家庭同士で互いに連絡を取り合っているお家同士の楽しみに留めていただきたいと思います。ハロウィンはまだまだ、全ての日本の家庭の習慣の中に入り込んだわけではありません。やはり節度が必要なのではないでしょうか。

コメント

2019年10月27日 | 社会派らぼ
お笑いコンビ、チュートリアルの徳井氏が、東京国税局に1億円を超す申告漏れを指摘されたことが判明し、活動を自粛する…と発表しています。このところ、吉本興業に所属する芸人達の不祥事が相次いでいます。

悪いものは悪い。それはそうなのですが、今回の事件に限らず、何か芸能人が事件に絡んでいると、すぐに色々な芸能人たちが、あれやこれやコメントしたがるのに、正直興ざめする思いがあります。

マイクを向ける側の問題なのかも知れません。それぞれ思う事はあるのでしょうけれど、論評を加える必要があるとも思えません。し、渦中の人間を監督する立場にある人ならまだしも、仲間、同僚、同業者達がこぞって断罪しようとする図式はあまり気持ちの良いものではありません。

当方は、ニュースになっている見出し文を読んでいるだけですので、どのような経緯でコメントを出しているのか分かりません。世相の一つとしての論評の域を超えて、彼本人の事に他人がコメントしたがるのは、あまり美しくありません。台風のさなかにまかり間違えば命を落としかねない無軌道な投稿をしたがる悪ふざけとさして変わりないなどと言えば、当方が炎上するでしょうか(苦笑)。

入試

2019年10月26日 | 社会派らぼ
大学入試センター試験は来年1月に実施される2019年度の試験を最後に廃止される予定になっています。代わって2020年度からは「大学入学共通テスト」が実施されることが決まっています。思考力や判断力、表現力を重視した新しいテストを模索した結果と言われています。記述式の問題が出題されることと、英語のリスニングの比率が上がり、民間の資格・検定試験を活用するというのが、大きな特徴でしょうか。

が、この「大学入学共通テスト」はすこぶる評判が悪い。このほど、AERAdot.に掲載された、筑波大学附属駒場高校2年の男子生徒へのインタビュー記事が大きな反響を呼んでいます。「筑駒生、大学入学共通テスト中止を訴える『ぼくたちに入試を受けさせてください』」という記事です。

彼は非常に明快に、共通テストを分析しています。英語民間試験の導入は、地方在住の受験生やハンディキャップを持つ受験生への配慮が無く、受験機会が平等ではないこと。記述式設問も結局のところ、マークシートからマス目に変わっただけで、自由な発想を問う設問にはなっていず、これまでの入試の再生産に過ぎず、採点が困難になっただけであること。教育理念を変えるのであれば、まず現場の教育を変えてから試験を変えるべきであること。文科省の役人の方は、この理路整然とした彼の意見を把握されているのでしょうか。

「大学入学共通テスト」は、ひとことで言えば入試ではない。ぼくたちに入試を受けさせてください。…と彼は訴えています。

今年も吉野彰氏がノーベル化学賞を受賞されました。ここ10年程、日本は平均で毎年1人ノーベル賞者を輩出しています。学問の唯一の価値がノーベル賞ではありませんが、学問のある一面であることは確かです。…が、恐らく(そんな予想をしたくはありませんが)日本人のノーベル賞受賞者は今がピークで、今後は衰退するのではないかと想像します。近年の日本の教育は既に、それだけの人材を輩出するだけのクォリティを保ってはいません。そして更に、そのクォリティは下がろうとしているようにしか見えません。

それが当たっているかどうかは分かりませんが、受賞者の出身大学は京大が多いと言われています。そしてそれは、京大の自由な校風にあるとも、まことしやかにささやかれています。ノーベル賞が、学問の一つの勲章なのだとしたら、これだけの受賞者を輩出して来た過去の教育をなぜ、あらぬ方向にどんどん変えて行こうとしているのか、疑問です。

筑駒生の言うように、暗記と詰め込みで何とかなってしまう入試を変えたいのであれば、入試を変えるのでなく、教育現場そのものを変えなくてはなりません。入試制度はいじればいじるほど、「傾向と対策」に拍車がかかって、意味もなく点数を稼ぐ方法が編み出されるだけのような気がします。

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理想

2019年10月24日 | 社会派らぼ
様々なニュースが日々駆け巡ります。中に自分たちの生活にトテモ近しいところで起こる事もありはしますが、大半は日常から遠く離れたところで起きています。ただ、それらが相まって醸し出す社会の雰囲気というものからは逃れようがなく、最近は重苦しいものさえ感じる事も多くて、どこかに逃げ出したい衝動に駆られることさえあります。大人ですらそうなのですから、今の子ども達が育つ環境が良いとはお世辞に言えないかと懸念します。一つ一つのニュースを理解するには幼い年齢であっても、社会の雰囲気というものは彼らに何らかの影響を与えるのではないかと思います。

最近ですと、神戸の小学校教諭が、同僚にいじめや暴行を繰り返していた…というとんでもないニュースが繰り返し報じられていますし、金銭を巡るタレントの不祥事も後を絶ちません。特に教師によるいじめ事件の際には、教師のいじめなど…今更ではなく日常の事だと、知った風な発言をする人も居て、あらためて人間の本性の根深いところにある「何か」に苛立ってしまいます。

恐らく、古代社会から、いじめに相当するものは、常にあったであろうと想像できますし、この先も場所が学校であれ、会社であれ、人が複数集まるところには、その種の人間関係の破綻が無くなる事はないのではないだろうかと想像してしまいます。根絶が望ましいのは百も承知で、またそうあらねばならない事もわきまえて、尚、人間の業の深さに慄然とするばかりです。

それを克服できないのが、人間の性だとしても、少なくとも幼い子ども達は、そうした現実から守らねばならない…と思うのですが、そうした事を覆う社会の大きなベールが、近年は何も働いていない事に、危機感を覚えます。何かしら事件が起きる度、「徹底的に膿を出して」とか「事実関係を明らかにして」と、それらを解明することになります。「臭いものには蓋」式の隠す行為が、悪事を助長する温床になっている事は確かですが、それらの事実を子ども達が見聞きしていることも一方で現実です。

だから「どんな状況下でもあなたは間違った事をしてはいけないよ」という教育に繋がるのですが、大人への信頼感や成熟した大人の良識を子ども達に伝えることができません。「子ども六法」の書籍が人気だと言います。不幸な環境下で苦しんでいる子どもがいるとしたら、黙っていないで自ら救われる道を模索して欲しい…と言う願いは良く分かります。が、そうやって自らを護らねばならないと教えなければならない現実にはがっかりさせられます。

子ども達の情報網が大人顔負けである事。大人が自らの醜さを隠さなくなった事。「本音と建て前」と言う風に使い分けることは間違いで、人は常に「本音」でなければならないといった風潮が強い事。…何かがズレていると感じるのですが、そのズレが何なのか、自分でもつかみ切れません。人々の心の中にある善悪の絶対音感自体が狂っている…としか言いようがありません。それでも、未来を生きる子どもの心の中には、絶対にぶれない理想を育てておきたいと強く感じています。

未来

2019年10月21日 | 社会派らぼ
9月に国連気候行動サミット2019が開かれ、65ヵ国及びカリフォルニアなど自治体レベルの主要な経済圏が、2050年までに温室効果ガス排出量を正味ゼロにすることを誓い、70ヵ国で2020年までにそれぞれの行動計画を強化する予定であることが発表されました。

また国連の気候変動に関する政府間パネルが、2030年までに温室効果ガスの排出量を45%削減しなければならないと警告をしています。現在の二酸化炭素排出量が続くと、2052年までに平均気温が1.5度上昇する(産業革命前に比べ)と言います。既に1度上昇しており、それがために世界各地で巨大な台風やハリケーン、猛暑や大雨などの異常気象が多数報告されています。

先日の台風19号は、これまでに例がないほど巨大な勢力のまま日本に近づき、各地に甚大な被害をもたらしました。台風が上がって来る南海の海水温が高いため、勢力を落とすことが無かった…というのが説明のようです。

こうした状況に世界の若者たちが敏感で、各国で「グローバル気候マーチ」が行われています。日本でも26都市で約5千人参加のデモ行進が行われました。スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは、国連気候行動サミットで、無策への怒りをあらわにしました。更に、カナダのエマ・リムさんは「#NoFutureNoChildren運動」を立ち上げました。未来がないなら子どもは持たない。子どもの安全を守れないような地球になるなら、いっそ子どもは持たない…と主張しています。ある意味で一面的で、ある意味で一途な行動です。

世界は、こうした熱い若者の声に溢れていると同時に、かつてないほどにそれぞれの自己主張で溢れています。一方で、ラグビーワールドカップでの日本のホスピタリティーが絶賛されていたりするように、世界は「One for All、All for One」の精神に飢えているようです。…にも関わらず、自国Firstのプライドが火花を散らし、抜いた剣の納め所に欠けています。感情の表層だけで流さずに、芯の奥深いところで感じて欲しいと思います。

グローバル気候マーチで行進に参加している若者たちの動画は、なぜか笑顔で楽しそうに歩いている人がたくさんいました。別に眉間にしわを寄せて歩く必要もありませんが、どこかお祭り気分で、今トレンディーなデモに参加してますヨ的で、イマイチ真剣さを感じなかったのは、その場にいなかったせいでしょうか。

私たちは真剣に、未来を選択しなければならない時期に居るのだと思います。プライドや思惑や理想や駆け引きが渦巻いて、雑多なエネルギーが混沌と交じり合った先に開ける世界が、穏やかであれと願います。

覚悟

2019年10月20日 | 社会派らぼ
ITなるものが出現して、世の中は便利になりました。キット今の時代に生まれた世代には特別なものではなくて、これが当たり前なのですね。多分「便利」という言葉が、一番当てはまるのだと思います。

昔、英文タイプライターを使っていました。キーボードをたたくと、先端部に活字が付いたアームがインクリボンの上から紙に叩きつけられて、印字することができます。キーから指を離すことで、ローラーが1文字分ずつ右にずれていき、右端まで行くと改行レバーで左に戻す…という原始的な構造ですが、それ以前は個人で活字を印字をすることはできませんでしたから、画期的な発明だったと思います。タイプミスをした場合は、訂正用紙の(修正テープ)を挟んで、同じ活字を上からもう一度打ち込んで、白く消していました。入力を済ませた紙を、全く同じ位置に同じ文字が打ち込めるよう、ピンポイントで紙をセットするのに神業(笑)が必要でした。

タイプライターが手動式から電動式に進化したので、改行や紙送り、打刻などが楽に均一の力で行えるようになりましたが、その後登場することになるコンピューターのようにいくらでも印字文字の訂正ができるようになるのは、画期的でした。ですから、レトロ以外の理由で、昔のタイプライターに戻りたいとは思わないのですが、「やり直しが効く」か「効かない」かが、デジタルとアナログの分かれ道のような気がします。

何度でもやり直すことができる方が、便利で、その分仕上がりもきれいになるのは当然ですが、一方でやり直すことができると思うと、そこには「覚悟」が失われたのではないかという気がします。

書は、墨をするところから、それが始まります。短時間でチャチャッと墨は濃くはなりません。単調な墨の往復運動をしている間、他の事ができるわけではありません。そうやってすった墨を筆にたっぷり含ませて、紙に筆を下ろす瞬間…には緊張があります。一旦下ろしてしまったら、修正はできません。筆を下ろした瞬間に後悔をしても、戻すことはできません。勿論反故にして、新たな紙に向き合う事で、また「1」から始めることはできるにせよ、清書用の紙…というのは数が限られていたりもしますから、常にこれで仕上げるのだという「覚悟」を持って、筆を下ろします。

デジタルな世界には、その覚悟が要りません。切り貼りをすることも簡単ですから、安易な気持ちで取り組むことができます。下手をすると、テンプレートなどといったものがたくさん出回っていますから、自身は殆どクリエイティブなことをせずに、イッパシの文書を仕上げることができます。それがデジタルな世界の醍醐味ではありますが、「覚悟」を失ったもの…には、もしかすると籠る魂も違うのかも知れません。

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台風19号

2019年10月15日 | 社会派らぼ
日本列島は昔から、台風の通り道に弓なりに横たわっています。南方海上で生まれた台風が、西寄りに進みながら次第に北寄りに進路を変更、沖縄諸島のあたりで東寄りに転向して、北東に進んで来るパターンが多かったように思います。最近は、西に湾曲せずに北上して日本に近づくケースが増えている気がします。また、温暖化の影響で海水温が上昇しており、勢力を落とすことなく日本近海に達する…といった説明も聞きます。今回の台風19号も、先の15号も、特に東日本に大きな爪痕を残しました。

これまでも日本の秋の天候には、嫌でも台風が絡んで来ました。が、何やら最近はとてつもなく大型の台風が、強大な勢力を保ったまま上陸し、未曽有の被害をもたらすケースが続きました。昔から台風には慣れており、やり過ごす術も知っていたはずなのですが、大災害を防げません。「治山治水」という言葉があるように、自然の猛威をかわす知恵をためてきたはずなのに、更に上を行く規模の災害の前には、見直さねばならない事が山積しているような感を強くします。

一晩に何度もけたたましい音がして、緊急速報メールが入りました。一時は市内全域に避難勧告も発令されていました(自宅を離れて、別県におりました)。幸い居た場所が安全だったので、指定の避難所に行くことも無く、台風は通り過ぎました。東京都台東区に設けられた避難所で、ホームレスが受け入れてもらえなかった件が話題を集めています。台東区は「区の避難所は区民しか利用できない」と説明しましたが、世論の動向を見てか、今後は他自治体の事例を参考に、住所不定の人が適切に避難所を利用できるよう検討していきたい…とコメントしています。

但し、世論は一方的に、避難所のホームレス受け入れ拒否を非難するばかりでなく、税金を納めていなければ避難所を利用する権利そのものが無い…といった強硬な意見も散見されるようです。安倍首相は「すべての被災者を適切に受け入れることが望ましい」と述べていますが、「適切に受け入れる」「望ましい」といった政治家節です。「適切に」と「無条件に」は異なります。「受け入れることが望ましい」と「受け入れます」とも異なります。

避難所に入るのに、該当地域の住民票が必要だとしたら…、県外に居た私も避難所へは行けなかった…という事になります。税金が云々といった、権利義務論の話なのでなく、「雨やどり」ならぬ「命やどり」です。暴風雨から逃れて走って来た人を拒むほどのルールが世の中に存在するとは思えないのですけれど。

世の中には、悪意の連鎖があれば、善意の連鎖も存在するはずだと私は思っています。逆の言い方をするなら、善意のシャワーの中にいれば、人の善意は確実により大きく育てる事もできるはずです。勿論、そのシャワーは途切れず噴き出し続けなければなりません。

遊び

2019年10月08日 | 社会派らぼ
「選挙と政治は役割分担して考えた方がいい」「選挙は、知名度・党勢拡大のための売名行為」「無名より悪名の方がいい」。N国党の党首である立花孝志氏は、こうした独自の言葉を口にしていると言います。

10日にも告示される参院埼玉選挙区補欠選挙は、元々大野元裕議員が埼玉県知事選に立候補するために議員を辞職したために行われます(大野氏は、スポーツライターの青島健太氏を破って、県知事に就任しています)。その補選に、7月の参院選で初当選したN国党首立花氏が、議員を辞職して立候補すると報じられています。今夕にも記者会見が開かれるとか。

7月の参院選で、この人に投票した有権者に対しての責任はどうなっているのか?という声は、勿論承知の上でしょう。だから「選挙と政治は役割分担」「選挙は党勢拡大のための売名行為」だという彼の論理が生きて来るのです。立花氏には政治をするおつもりは無い…という事ですね。単に、奇策を編み出して、選挙戦を制圧するというのが、この方の野心のようです。NHKのスクランブル放送さえ実現できれば、政治にはこだわらない…というのがスタンスらしいです。

堀江貴文氏に対して、N国党からの出馬を名指しで「決定した」という発言さえしています。おそらく、堀江氏には「N国党から」という選択肢はあるようには思えませんが、「いや、分からない」と明言を避けて含みを残すポーズをしています。根幹に、「選挙と政治」を切り離して、策略を駆使する醍醐味には共感を示しておられる様子です。「炎上させてなんぼ(関西弁で失礼します)」という意味で、根本的な考え方は似ているのかも知れません。

ただし、こうした「選挙の遊び化」(←今、命名しました)は、果たして世界を間違いない方向に連れて行ってくれるのか?というと、果てしない「?」が私には残ります。インスタ映えという言葉で批判気味に語られるものは、美しく存在感を感じさせる写真撮影のために、飲食物を必要以上に注文し、大量に残して店を去るような人たちに対する警鐘です。店の中には、そうした行為を「禁止」という強い表現で戒めるところもあります。が、一方でまだまだインスタ映えは流行です。これも「食の遊び化」でしょう。

人は、生活に余裕が出て来ると「遊び」を求めるのかも知れません。が、究極に、人は真摯でありたい…と私は思っています。

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同一行で中央揃えと右寄せをしたい

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2019年10月07日 | 社会派らぼ
ネットニュースを見ていても、しばしばタレントが運営しているSNSが炎上といった事が書かれています。先日も頻繁にブログを更新しているタレント夫妻が、ネット上の嫌がらせについて「東京地方裁判所で発信者情報開示請求」が認められ、誹謗中傷やプライバシー侵害をして来た人たちの名前と住所が開示された…としていました。

ブログなどのコメント類は、無条件にそのままアップされる以外、オーナーが許可したものだけをアップする事もできるようになっています。こうしたタレント運営のものは、恐らく事務所やブログ会社の方でフィルターをかけていると思われますから、そうした嫌がらせコメントが直接視聴者の目に触れるわけでは無さそうですが、掲示板などによくあるように、品位のかけらもない書き込みが多くあるのだろうと想像してしまいます。

タレントだけでなく、政治家やアスリート、様々の立場の人が、ネット上で日々発信しており、ある意味ではお金の要らない宣伝媒体として、大いに彼らは恩恵に預かっているわけです。…だからと言って、彼らが辛抱しなければならない理由にはなりません。

ネットには、ある意味では、ニュースの大小に関わらず、便宜上等価の扱いでニュースが並びます。国際情勢や国内の大きなニュースと並んで、こうした低レベル?のものもどんどん…流れて来ます。私たちは、単純に有名税などと言っていますが、常識で考えると、度の過ぎた批判や嫌がらせは犯罪であると同時に、発信者本人の品格を大いに下げる行為です。

ネットなどと言った媒体が無かった時でも、陰口や噂話の類は途切れることがありませんでした。面白おかしく、無責任にあれやこれやを吹聴して回る人…は、どこにでもいるものですが、ネットの時代は以前にも増して、自分の品位を捨ててしまう人が多いのが気にかかります。

一方で、日本のラグビーファンのマナーが、絶賛されています。高評価を得れば、またスタンドの清掃や他国への応援などに拍車がかかります。多分、人間はほんのチョットした事で、右にも左にも大きく揺れる存在なのだろうと思います。確固たる信念で両足で立って揺るがない事も大切ですが、吹いてくる心地良い風に身を任せる事も必要かも知れません。願わくは、心地よい風がたくさん吹きますように。

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循環参照の直し方

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信じる

2019年10月03日 | 社会派らぼ
10月から消費税が10%に上がりました。…が、再三報じられている通り、トテモややこしいのです。増税はどうしても、高所得者層より低所得者層への負担が大きくなるため「生活必需品(日々の生活で幅広い消費者が消費・利活用しているもの)に係る税負担を軽減する」目的で、一部の商品には8%の軽減税率が適用されます。何度も報じられていますが、コンビニ弁当も持ち帰る場合は8%、店内イートインコーナーで飲食する場合は10%。屋台の軽食は8%、フードコートでは10%。出前は8%、店内で飲食すれば10%。

これを更にややこしくしているのが、キャッシュレス決済によるポイント還元制度。来年6月までの期間限定で、キャッシュレス決済すると5%または2%が還元されます。事前登録が必要なものもあれば、何もしないでも良いものもあります。QRコード決済サービスも何種類も林立しており、通用する店舗もそれぞれに異なっており、なかなか複雑です。キャッシュレス元年などとも呼ばれている通り、長く現金払い主義と言われてきた日本でも、キャッシュレスを推し進めようというのが、目論見のようです。

世の中は便利になりました。…が、その便利さの恩恵に預かるには、仕組みが複雑になり過ぎている感があります。メールやSMSなど、便利な通信手段が生活の中に浸透して来ていますが、同時にそうした入口を詐欺に悪用する手口も後を絶ちません。勿論、増加の一途をたどっています。手間を省きたい、人件費を節約する…合理的な考え方なのですが、多分その裏で犯罪は確実に増えて、被害額は膨れ上がっていきます。

大手の本物の会社を名乗るメールやSMSが普通に舞い込んできます。どれが本物でどれが偽物か(全部偽物?)見分ける事は、なかなか難しくなりつつあります。逆を言えば、会社側はどのような形で顧客と連絡を取れば良いのか、信用面、セキュリティ面から悩むところかと思われます。自宅を訪問してきても、偽社員なのではないか?という懸念は消えません。制服を着ているとか、身分証を携帯しているとか、そういった事でさえ、簡単に偽装することができる世の中です。

人と人が対面しなければ事が進まなかったその昔にも、騙した騙されたという話はあったはずですが、それは信じていた相手に裏切られるといった場合でした。今の世の中は、相手が本物かどうかがわからない時代になっています。現金も然り…で、クリック一つで多額のお金が動く時代になりました。そうした事がより進み、詐欺まがいの事がその裏にはびこる時代…が、「正しい未来」なのか、疑念は消えはしません。「信じる」とは、何なのでしょうか。

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