ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

社会力

2009年04月30日 | 社会派らぼ
世の中はゴールデンウィークに突入していますが、どうも例年のようなはしゃぎっぷりがないのは、突然巻き起こった豚インフルエンザの影響でしょうか。折りしも、ロスからの到着便で、発熱を訴えた女性が陽性反応を示したというニュースが入り、日本初の患者が確認されたようです。WHOが警戒水準を4から5に引き上げると発表しましたが、フェーズはもう6しか残されておらず、世界的大流行(パンデミック)は不可避との懸念が強まっています。

世界的不況もまだ厳しい中での、更なる試練…でしょうか。世の中は、深刻な課題が山積しています。北朝鮮が、安保理の議長声明と資産凍結に対し、謝罪を要求しており、核実験とミサイル発射実験を行うと脅し始めました。豚インフルエンザでかすんでしまい、かの国が期待したほどの衝撃は世界中に及びませんでしたが、国際社会への公然とした挑戦状です。臓器移植法の改正も急がれています。現在日本では15歳未満の臓器移植は認められておらず、止む無く海外に渡航して移植手術を受ける子供が増えていることが、国際的な批判を受け出していることを考慮しての法改正案です。

どれ一つとっても、短絡して結論が出せるような問題ではなく、賢明な対処が必要とされています。一言で言うなら「社会力」が試されています。無為な裁判員制度(←今でも私は反対意見です。)などで市民参加を求めるなら、このような問題に広く市民の意見を求めて欲しいと思ってしまいます。

豚インフルエンザの現状は深刻ですが、「ピンチの裏にはチャンスがある」とか良く言われます。世界中が大流行の兆しを息を呑んで見つめる中、何とか封じ込めようと各国が模索しています。情報の共有は勿論、不幸にして発病した患者本人の自覚や振る舞い、発生した地域の医療体制。世界中の協力なくして、この状況は乗り切れません。もしかすると、利害が絡んで争うしかなかった国々が、密接に力を貸し合う好機になるのでしょうか。



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虐待

2009年04月29日 | 社会派らぼ
虐待して殺すくらいなら、どうして自分が引き取ったの? 誰もがそう思います。家を飛び出して帰って来ない…との母親が出した捜索願に端を発した事件は、何とも痛ましい結末を迎えました。どんな事情があったのか知りませんが、彼女を手元に置いておけなかった父親の心境は、察するに余りあります。

一体どういう感性と思考回路をしているの?と呆れてしまうようなニュースは後を絶ちません。2歳の長女に熱湯をかけて虐待した…とのニュースも、俄かには信じがたいような内容でした。「泣き叫ぶ姿が面白かった」との文字を、どんな風に理解すれば良いのかわかりません。ニュースとして私達の耳に聞こえてくるものは、多分氷山の一角でしかないのでしょう。

近年、虐待事件は深刻化しているように思います。一般に「虐待を受けた人が子どもに繰り返す」などと言われますが、統計的にそんな人たちばかりではないようです。「臨まれない出生」「女性の社会進出」など、虐待の遠因を求めるようなポイントがまことしやかに言われますが、これも事実とは異なっているようです。

それより「不安」「孤独」「孤立」といったキーワードが虐待には大きく関わっていると言われます。恐らく昔から、人は不安や孤独や孤立といったストレスを抱えて生きています。近年、そうしたものに耐える力を人は失っていっているのではないでしょうか。幼い頃より、「足りない」ということを知らずに育ち、「足りない」どころか「あり余って」いることが当たり前で、足りないものを空想で埋める力や足りないことに耐える力が根本的に養われていないかも知れません。些細なことで「権利」を振り回したがるのも、周りの気を察することのできない無神経さも、そう考えれば自然なことのように思えてきます。人間葛藤の足跡である文学が教科書から追い出され、口当たりの良い成功ストーリーや安っぽい感傷に溺れて育ってしまうのも危険かも知れません。




Googleドキュメントで複数人での編集ができますか
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信頼

2009年04月28日 | 講座案内
仕事で多くの施設にお邪魔します。当然、何度かの打ち合わせをさせていただくことになります。連絡の取り方には幾つかの選択肢があります。一番手軽なのは電話でしょうか。最近ですとメールというのも手軽です。更に実際に出会って話をすることも勿論あります。

個人的には、実は最後の出会わせていただくのが有難いと思っています。勿論、わざわざ出向かなくてはなりませんし、それには互いの時間の調整も必要です。かえって恐縮してくださる場合もあって、そのことに当方が恐縮してしまいます。

それでも、電話は手軽なようで、相手の予定も考えずに割り込むわけで、かなり暴力的(?)です。緊急性のある時はこれですが、込み入った話や、微妙なニュアンスのことはなかなか電話では表現し切れません。

ましてメールは、相手の都合を考えなくても良い点は楽ですが、文章で表現するとなると、なかなか邪魔臭いところがあります。そしてこれも意図がイマイチうまく伝わらなかったりします。

世の中は「対面」する仕事形態が減っていく傾向にあります。昔ながらの対面販売をする市場は、次々スーパーに変わっていきます。切符を受け取っていた駅員さんは今はおらず、機械の中に切符は吸い込まれます。パソコンを習いに行ってもビデオ学習とやらが増えているそうです。ハローワークでの仕事検索も機械が相手です。銀行はATMの手数料を窓口より下げて、そちらを推奨しているようです。

それでもヤハリ、細かいニュアンスが伝わるのは、面と向かって顔を見ながら話すことです。電話での短いフレーズで憶測してしまうと、事実とは異なった解釈をしてしまう場合があります。互いに顔を合わせていると、言葉だけでなく、表情もニュアンスも雰囲気も体温も全てが伝わります。まぁそう思えるのは、相手との間に信頼関係が成立しているからかも知れません…。仕事に何より大切なものは、その信頼関係を構築することなのでしょうね。


上部と下部で縦線位置をずらしたい
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常識・非常識

2009年04月27日 | 命の生き方
日本の伝統的な価値観がいつの間にか崩壊して、個々人の価値観が百人百様になってきました。独善的な価値観の押し付けは良くはないし、民主化の過程の中で私達が手にした「自由」というものは、私達の全てを解放してくれました。完全ではないにせよ、自由を手にした今、今度はその多様な価値観のせいで、「倫理」や「常識」「わきまえ」「礼儀」といったものまでが崩壊している気がします。

「個人の考え方」だと主張すれば、何でもがまかり通ってしまう世の中は、どこかで空恐ろしいものがあります。「権利」だとか「規則」だとかでがんじがらめになっていると、真っ直ぐなはずの道のりさえ、ジグザグに歩かねばならなかったりします。

「〇〇モンスター」と呼ばれる非常識な振る舞いは、元はと言えば、過度な権利意識や、歪んだ自己主張から生み出されてきたもので、自分の立場だけが大切で、自分以外の一切の立場に思いを馳せることができないといった特徴を持ちます。そんなことですら、平身低頭しながらお引取りいただく頃合いを図らねばならない、社会の仕組みは一体何なのでしょう? 非常識な自己主張を諌める役割を担える存在というのは、もうあり得ないことなのでしょうか。

挙句に全てを「規則」で一刀両断にできるといった思い上がりが、ますます社会を混乱させていきます。本当に心豊かな社会には「規則」は要らないはずなのです。豚インフルやあまりにも不憫な殺人事件など、相変わらず騒がしい中、公然わいせつ罪とやらで逮捕された人気グループSMAPのメンバーは、何度も頭を下げて「大人として恥ずかしい」と謝罪しました。褒めたことではありませんが、逮捕に至った警察や、その一部始終を聞きださないと気の済まないマスコミ、大騒動している世の中に「大人に」なって欲しいものです。



「ボット」って何ですか?
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逆襲

2009年04月26日 | 社会派らぼ
SFでは、宇宙人が地球に攻めて来たりします。地球の中でいがみ合っている人間も、宇宙からの攻撃には手を取り合うことが出来るかもしれません。

この壮大な宇宙のどこかに、人類と似たような生命体がいて、私達と同じように、ものを考え、何より「心」を持っていると想像すると、どこかワクワクします。そんな可能性を僅かには感じながら、現実にはさして信じていない私達です。フト気付くと、外からでなく足元から、私達は襲われかけているかも知れません。

今や「アレルギー」を抱えない人の方が珍しい…。食物アレルギーも多く聞きますし、花粉症などは国民病とでも言うような勢いです。例えば、花粉症は何故こんなに多いのでしょう。

昔「人」と「木」は、主張し過ぎない共存関係を保っていました。木は呼吸をして山を守り、豊かな動植物を育みました。人は木を燃料や道具にし、家を建て、たくさんの恩恵を受け、同時に大きな力を持った精霊さえそこに宿ると信じ、大切にしてきました。ところが、人は勝手な理由でこの資源をどんどん植林もせずに伐採を続けました。軍需・そして戦後の復興。植林などを考える余裕はなかったのでしょう。慌てて植林を始めたものの、木はすぐには育たず、森林資源は枯渇の危機を迎えます。結果、外国の木材が安く輸入されるようになりました。高品質な外材が安く入ってきたため、国産材の値は下がり、大量に植林された木は、使い道を失って、伐採もされずに大量の花粉をばらまくことに至ります。

私達が自然界のバランスを壊したのです。人間が様々な症状で苦しむのは、自然の逆襲のようには思えませんか。鳥インフルの心配をしていたら、豚インフルとやらが猛威を奮い始めました。人と自然との間で保たれていた、互いに主張し合わない共存関を崩し、人は自然を従えようとしてしまったのです。ここに来て、自然は人間に向かって牙をむき始めたような気がします。

もしかするとこの自然の逆襲は、地球全体が1つになれる最後のチャンスかも知れません…。




保存場所をいつも変更するのは邪魔臭いのですが
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幼い命

2009年04月25日 | 社会派らぼ
行方不明になっていた小学4年生の女児が、最悪の結果となって見つかりました。最も信頼し、最も愛し、最も大切な人の手で殺められてしまうという悲惨な事件も、なぜか後を絶ちません。抵抗する術のない者に、手をかけるのはルール違反です。その切なる願いを裏切って、奈落の底へ落とすような人間は卑劣です。

報道によると、生前、学校で保護者から暴力を加えられていることを話していたということですし、体の傷も確認されていたようです。その時点で、保護することはできなかったのでしょうか。欠席し始めた時も、不審に思って、学校側は再三様子を尋ねたり、面会を求めたと言います。勿論、納得の行く返答ではなかったわけですし、元気な姿を確認することはできていなかったわけですから、その時点で更に踏み込んだ追及はできなかったのでしょうか。この子を保護することは出来たのではないだろうか?という、何とも後味の悪い事件となってしまいました。

全ては事後だから言えることで、実際は「保護者」という壁にぶつかって、学校も児童相談所も警察も何も出来なかったかも知れません。それでも「親子」という単位の中で、このような悲惨な殺人が起きることが稀でなくなっていく世の中は、そら恐ろしいものがあります。幼い命が無条件にいとおしまれる社会であって欲しいと思います。



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講座

2009年04月24日 | ぱそこん道
いい加減な性格で、今になればもっと細かくメモっておけば良かった…と、思うことがあります。実は、いつどこでどんな講座をしたのかを、逐一記録しては来ませんでした。記録があったところで、使い道が特にあるわけではありませんが、歩いて来た道のりを、時に振り返りたいと思うことも、これから先出てくるかも知れませんから。それなら、今からでも遅くはないから、と思ってはみるものの、ヤハリそこがいい加減なせいで、結局は全てが私の記憶の中ということになります。それも良いでしょう。自分が歩いて来た道のりは、自分だけが分かっていればそれで良いのですから。

18年間…と数字にしてみると、インパクトが残ります。その講座から送り出して来た人数となると、それは又凄い数になることでしょう。それなのに未だ、講座を求めて来られる方は途切れません。私達世代は、このような機器には触れて育ちませんでしたので、その戸惑いは十分分かるにせよ、若い世代の方々ですら、参加してくださるのは決して稀ではありません。公教育の中で、そのような時間が取られているはずなのに…です。

向き合い方が違うのではないだろうかと思ったりします。少なからず、他の講座のありようを知っていると、自分の講座へのアプローチは決して一般的ではないということを自覚しています。むしろ、それが私の講座のプライドだったりするかも知れません。他の講座とは違うと思うからこそ、この年数をかけて来れたところがあります。そして、講座にご参加になられた方々が、パソコンをより深く理解し、使えるようになっていただきたい。変わらない私の思いはそこにあります。ことパソコンに関しても、公教育の中や、その他の場面の習得過程には、大いなる無駄があると…つくづく思っているのですが、果たしてそうした現場では、どのような反省を積み上げているのでしょうか。てんでバラバラになってしまっているこうした研修を、どこかで大きく見直す機運というのは生まれないものでしょうか。



エクセルの線が消える
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2009年04月23日 | 命の生き方
夢と野心。競争心と嫉妬。自信と過信。強気と背伸び。華やかさと限りない不安。

全く正反対の位置にあるように見えながら、この世は実は紙一重で明と暗を分けるものです。人は皆平等で、努力さえ惜しまなければ、未来は限りなく輝いている…と、教えられました。結果は努力の証であり、誰しもが頑張りさえすれば、平等にものが手に入ると教えられました。

長じて、人にはそれぞれの「器」があるということを、知ります。大きいか小さいか…といった単純な器の差だけでなく、四角いか丸いか、深いか浅いか、赤いか青いか、華やかか地味か。自らの器を知って、その分をわきまえることと、その器を超える何かを目指すこと。相反することのようで、実はその双方がなければ、人は成長できないということ。

過度な無理が無く、思い切りしなやかに手を伸ばし天をつかもうとする時、それは限りなく穏やかで、限りなく熱く、限りなく強く、そして限りなく美しいはずだと思いませんか。



エクセルで行間を調節したい2
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若者

2009年04月22日 | 雑談
講座には、様々の世代の様々な方がお越しになります。どちらかと言うと、「パソコン」といった性質上、若い方は小さい頃から慣れ親しんでいるのに対し、我々中高年はとにかく若い頃にはなかった代物ですから、後者の世代のご参加が圧倒的に多くなります。が、最近(?)若い方が参加されるケースが多少増えている気がします。勿論職安経由の講座はそうした世代ばかりを集めて講座を組んだりしますから、若い方々ばかりを担当することも多いのですが、そうした形でないただの募集でお見かけする比率が上がったような気がするのです。

いつの時代も「今の若いもんは…」と、先輩世代からの点数は辛いものです。が、少なくとも私が接する若い人達は、素直で「いい子」が多いと思います。

(財)日本生産性本部が行った新入社員意識調査によると、担当したい仕事は「チームを組んで分かち合える仕事」が過去最高の83.5%。逆に「自分の個人的な努力が直接成果に結びつく仕事」は過去最低の16.5%に留まりました。「今の会社に一生勤めようと思う」など安定志向が高く、「良心に反する手段でも指示通りの仕事をする」と会社への忠誠は高く、かと言って「仕事を通じてかなえたい『夢』がある」と将来へ夢を馳せている様子。個性的な若者が減って、少しおとなしめの無難で素直な若者像が見えてくる気がします。

「目立てばよい」と考えがちだったのが、目立たず無難に「中くらい」を求める若者が増えています。上述したように「いい子」です。安定志向が多少気にはなりますが、夢も持っているし、協調性にも長けているようです。要はこうした若者を如何にうまく育てるか…なのでしょう。僅か数日間の講座へのご参加でも、おぼろげながらその方の「優れた点」「苦手な点」は見えてきます。差し上げるべきアドバイスを探すことは私にでも可能だったりします。

一般論としての「教育」も大切ですが、個々人を対象とした「教育」も必要ではないかと思います。公教育をうまく利用して、それぞれの欠点を補い、長所を伸ばすような訓練がされているかというと、点数ばかりは指摘されても、だからどう取り組むかと言った指導は行き渡っていないように思います。

久々にJRに乗りましたが、アナウンスが実に丁寧というか過剰というか…。ドアが開くから、ドアに手が吸い込まれるから手を離せとか、荷物を持った人は特に注意とか…至れり尽くせりのアナウンスは、もしかすると幼児期に親が教えておくべきことのような気がしました。家庭や学校教育の中で、もっと具体的な個々人に応じたアドバイスを惜しまなければ、本当に「いい子」達が「優秀な」日本の人材になってくれると思います。



エクセルで行間を調節したい
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毒物カレー事件

2009年04月21日 | 社会派らぼ
あれから、もう10年も経ったと言われると、そうなのかと改めて驚いてしまいます。「和歌山毒物カレー事件」。地域の夏まつりで振舞われたカレーを食べた被害者は、混入されたヒ素により、4名が帰らぬ人となりました。犯人として、ヒ素を使って保険金詐欺を働いていた林真須美という女性が逮捕され、1審2審の死刑判決を受け、最高裁で上告が棄却され、死刑が確定しました。

多分そうなのだろうと思いながらも、今日の判決には若干の疑問が残ります。ニュースを斜めに読んでいるだけですので、状況を正しく把握できていないのかも知れませんが、今回の事件には確たる証拠がありません。本人も否認のまま、状況証拠を積み上げての判決です。カレーに混入されたヒ素と、被告の自宅から押収されたヒ素が同一であるとの分析。更に、現場状況を分刻みで再現し、犯行が可能なのは被告のみであるという状況証拠が挙げられています。

『それ以外に犯人があり得ない』という立証の仕方に、死刑判決を確定させるほどの説得力があるのかどうか、スッキリとしないものがあるのです。今回は裁判員制度が始まる前の判決ですが、この事件を裁判員が担当するとなると、イマイチの決定打に欠ける様な気がしてしまいます。



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