ぱそらぼ (ぱぁと1)

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あめ騒動

2018年09月29日 | 講座案内
熊本市の市議会本会議中、喉あめを舐めながら、質問に立ったとして、緒方夕佳市議が、全員一致の賛成で議会から退席させられたと報じられています。質問に立った緒方市議が喉あめを舐めていた…として、議事進行が約8時間止まり、謝罪を拒んだ緒方市議に対し懲罰動議が本人を除く全員の賛成で可決されたと言います。緒方市議は、体調を崩しており、発言中に咳などで迷惑をかけないよう服用したと説明しているそうです。

「あめを舐めながらの質疑は社会人としてあり得ない」というのが他の議員の主張で、「品位の尊重」に抵触するというものです。確かに人の前に立って、話す際に、ものを食べながらというのは、褒められた話ではありません。いわゆる「行儀が悪い」行為だと思います。が、それが市議として、退席を求めるほど「品位に欠けた」行動なのかと考えれば、もっと品位に欠ける議員は山ほどいると思います。

議会中の居眠り、私語、ヤジ等々。どれをとっても、決して「品位」のあるものではありません。が、だからと言って、それで退席を求められる場面はありません。直接的には「陳謝」の処分になったものの、緒方議員が陳謝をしなかったことから、議会から退席させたということのようです。

あめを舐めた云々が、議事を8時間も止めるほどの話だとは思えません。議会後に、注意といった程度のものではないでしょうか。緒方市議というと、昨年、生後7か月の赤ちゃんを連れて議場に入り、この時も退席を求められ、押し問答になって議会が混乱しています。最初から、赤ちゃんを預ける友人を伴って来ており、最終的には友人に子どもを預けることで議会は再開されていました。彼女には、子育て中の女性の働き方に一石を投じる意図があったように見受けられます。今回のあめ騒動には、そうした背景もあったのではないだろうかと勘繰りたくなってしまいます。

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英語評価

2018年09月28日 | 社会派らぼ
2020年の大学入試から、現行のセンター試験に代わる「大学入学共通テスト」が導入されます。大きな変更点としては、これまでのセンター試験には出題されることの無かった記述式問題が導入されることと、英語で「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能が評価されることが挙げられています。記述問題の採点には「民間事業者」を活用することがうたわれ、英語の4技能評価のためには民間の資格・検定試験を活用することが提示されています。個人的には、これらの改革には懸念を感じています。

このほど東京大学が記者会見を開き、英語の民間検定試験の成績提出を必須としない…と、初年度の基本方針を説明しました。東大は一定の英語力を出願用件としてはいますが、高校からの調査書でも認めるとしています。大学としては、居住地域や家庭の経済力によって受験機会が左右されることに大きな懸念を示しています。既に、「TOEIC短期集中コース」などを備えたTOEICスクールも盛況のようですが、日本では最高ランクの大学と位置付けられる東大の動向は、他の大学にも影響を与えるかも知れません。

…と言うか、そろそろ「みんな揃って、平等に」という発想をやめても良いのではないでしょうか。大学入試は、それぞれの大学が欲しい人材を採る…それで良いのではないかと思っています。人間の定める事には、偏りがあって当然で、平等に公平にたった一つの尺度で人に順位をつける事を模索する必要は無いと思うのですけれど。

確かに、国際化社会を生きるには、英語力がある方が良いでしょう。携わる分野によっても異なると思うのですが、要求される英語力はそれぞれの分野によって異なるのではないかと思います。誤解を恐れずに言えば、誰もが流ちょうに「Fine, thank you.」と言える必要はありません。それぞれの専門分野で、専門の洋書が読めて、英語の論文が書けて、専門知識を正しく説明できれば良いのではないでしょうか。

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友達

2018年09月27日 | 社会派らぼ
自民党総裁選で連続3選を果たした安倍首相の、第5次安倍内閣の組閣があれこれ取沙汰されています。総裁選を競った石破氏を入閣させない方針とも言われ「お友達政治」といった批判の声も聞かれます。誰がどう批判しようとも、日本は今しばらく安倍氏の力量に委ねられることになります。

一方、海の向こうでは、国連総会でトランプ米大統領は「米国を尊敬する国、ざっくばらんに言えば友達だけを援助する」といった演説を行っており、中国の「習近平国家主席はもう友達でないかもしれない」といった発言をしています。またカナダ首相との個別会談を拒否したとも報じられています。

「友達」と表現されている言葉に、稚拙感が否めないのは私だけでしょうか。「お友達」と「お」がつくと、更に揶揄する気持ちが強調されます。「友達」という言葉は、ここでは要するに「yes man」という意味合いに使われているのですが、本当の「友達」はそうではありませんから、もっと異なる言葉を使った方が良いのではないだろうかと思いました。

「友達」というのは、そういうもの…では無いと思います。

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iPhoneで撮影した写真が動く?

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元号

2018年09月26日 | 社会派らぼ
天皇陛下の生前退位が来年の4月30日と定められ、5月1日からは新元号となります。天皇の崩御をもって、新天皇に代わるわけではない事もあって、ここに来て新元号予想が加熱してきました。政府は、改元1か月前の元号公表を想定しているようですが、一方で閣議を開いて法令を決め、新天皇の署名・捺印に至るのは皇位継承を終えた後であるべきだ…との議論もあって、新元号の発表は未だ霧の中…です。

昭和が平成になったのは、1989年1月7日、午後2時36分。当時の官房長官であった小渕恵三氏が掲げた「平成」の書を思い出す向きも多いと思います。1月7日の早朝亡くなられた後、8時間くらい経っていました。体調を崩されてはいましたが、死亡に先立って元号を発表するといった事が、できなかったわけです。(勿論、識者の間での検討は進んでいたと思われます。)

SNSの普及もあって、誰しもが元号予想を発信することができるようになった今、予想を募る企業などもあるようです。明治・大正・昭和・平成とは異なる頭文字でなければなりません。「平和」「和平」などといったストレートな言葉が予想される一方、「安久」「安成」など「安」の字に人気が集まっているとも言われます。

新元号は、「皇位の継承があった場合」と元号法で定められているため、上述したように来年5月1日か、もしくは更に遅れて発表という事になるのでしょうけれど、せっかく社会の停滞を少しでも無くしたいというご意向での生前退位です。臨機応変に、元号の発表が早くても良いかと思います。

カレンダーや手帳業界は、1分でも1秒でも早く情報が欲しいと思っているはずです。更にIT業界などでは「2019年」を「〇〇1年」と変換することが必要とされますので、システムの内部的な変更が必要になります。ただ情報が欲しい…と言って、手に入らなければ、カレンダーや手帳は無難に西暦年だけの記載になってしまい、結局は元号が廃れて行くきっかけを作ることになってしまわないでしょうか。パソコンでも、和暦からスタイルを指定するだけで、瞬時に西暦と和暦の変換が可能ですから、不便はないものの、それが一時的にせよ変換できないとなると、こちらも無難に西暦年のままで表示という解決策に走ることになりかねません。

元号法に則って、厳かに改元を進める事も大切ですが、次節に合わせた速やかな対処も、今の時代二は必要なのではないかと思います。それとも、そうした業者には…既に、内々に情報が回っているのでしょうか。いや、それならこのご時世、どこからか漏れ出しているはずです。

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ハガキ宛名印刷の差出人枠が左右逆になる

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2018年09月25日 | 社会派らぼ
多分、あってはならない事だと思います。

秋場所千秋楽を終えた後、貴乃花親方が「長らく…ありがとうございました。」的な一文を応援会ブログで更新していました。大相撲界から身を引く覚悟では無いかと取沙汰されていましたが、案の定一夜明けて相撲協会に退職届を提出したと記者会見を開きました。

当然理由として挙げられたのは、貴ノ岩に対する傷害事件で内閣府公益認定等委員会に提出した告発状について、事実無根であったことを認める事を強要され、認めない場合は親方を廃業せざるを得ない有形・無形の圧力を受けたとの事。

このところ、スポーツをめぐって〇〇協会の存在が、何かとトラブルを生むに至っています。いずれもスタート当初は、純粋にそれぞれのスポーツの発展を願ったものであったと想像します。が、所帯が大きくなり、大人数を抱える事により、様々なルールが作られ、力の争いが起き、いつしか管理する側の論理が、異なる分子を押さえつけようとする…に至るという流れが良く似ています。ルールというのは、多人数を管理するためには必須ではあるのでしょうけれど、本来はルールで縛るというのは少し違っている気がします。人を縛って律するものは…「義」。そんなものではないかと思います。

貴乃花関は、かつての大相撲人気を支えた人です。相撲協会は、その功労者をこのように追い詰めた…という負い目を背負って行かなければならなくなりました。これを機に、本来の義に目覚めて欲しい。それが最後の貴乃花親方の願いかも知れません。

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Gmailが消えた

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SNS

2018年09月10日 | 社会派らぼ
韓国の文在寅大統領のツイッターに、日本のネットユーザーから謝罪コメントが書き込まれていると言います。文大統領が、立て続けに起きた台風21号と北海道地震の慰労メッセージを安倍首相に送ったものの、返礼が無いという事で、代わって謝罪をという意図のようです。台湾やオーストラリアの首脳からのお見舞いメッセージには返礼しているのに、文大統領には何も反応していない…のだそうです。

確かに…片手落ちと言えると思います。ただ、文氏のツイートは災害当日の6日で、当日は非常に混乱していたことが予想されます。また、一日本人はSNSなどでしか文氏と繋がることはできませんが、安倍氏にはコンタクトをとる様々な手段があると思われること。更に、安倍氏のSNSとは言うものの、首相自身が書き入れているとはあまり思えない事…など考えると、ここは騒ぎ立てる必要もないのではないかと思います。

だから…と…いう接続詞が適切かどうか分かりませんが、このような国を統率している方が、個人としてツイッターなどから発信する事には、多少の懸念を感じています。トランプ氏などは、それが自分のやり方だと言わんばっかりに、挑発的なSNSを連発しますが、必要があるでしょうか。大統領や首相といった立場にある人なら、いくらでも公に発信する力を持っています。個々人が反応できるツールを使うことで、広く民衆の中に入り込んでいく力を持ちたいという思いがあるのでしょうけれど、すべての人に対して反応ができないのは確かなのですから、やめておいた方が良いのではないでしょうか。

ネットという新しいツールが出現し、それを駆使できる政治家と、そうした技術に疎い政治家との間に、明らかな差ができて来ることは望ましくありません。が、そんなものに目を落としている時間がもったいなくないでしょうか。

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Edgeの起動時トラブル

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英語

2018年09月09日 | 社会派らぼ
台風の余韻冷めやらぬ中、外国からの友人を京都で案内する機会を得ました。京都を案内するのは数度目なので、今回は上級コース(笑)で、太秦の映画村を選んでみました。旧い日本の生活様式が見られるのは、面白いかも…と思ったからです。当方の思惑通り、楽しんでもらえたかどうかは分かりませんが、日本人が見て回るのには、「ほほぅ…」という感じで面白かったです。

タクシーを利用したところ、運転手の方が「外国の方をご案内ですか?」と話しかけて来られ、近くに国宝指定第1号の弥勒菩薩像を本尊とする「広隆寺」があるから、寄って行ったらと勧められました。外国人旅行者が多く訪れる町のタクシードライバーとしては、当たり前なのかも知れませんが、彼は「ブロークンイングリッシュですが…」と断りながら、英語で説明してくれました。

また、映画村に入ってから、(個人的に好きな(笑))忍者屋敷のアトラクションに入ってみました。列に並んでいると、係員が私たちを見て「中での説明は英語ではできないけれど、いいですか?」と尋ねて来ましたが、問題ありませんと答えました。ところが、中に入って説明をしてくれる忍者さんは(笑)、「英語はしゃべれませんが…」と断りつつ、英語で簡潔な説明を加えてくれました。

日本人は「英語」がしゃべれない…と良く言われます。今の日本の英語教育は、ペーパーばかりが重視され、6年間も英語を習っているのに、話すことができないのだと。だから、英語教育に力を入れる…という事で、小学1年生から「英語」教科が加えられたり、TOEICなどの英語によるコミュニケーション能力を検定する試験が大学入試に加えられたり、会社の中には英語を公用語とするところが出て来たり…。英語力を強化する試みがあちこちで行われています。

いわば「国際語」と言えるかもしれない英語を身に着ける事は、多分望ましい事だと思います。できないよりはできた方が良い。ただ、英語を自由にしゃべれるようになった…として、英語を使って外国の方に話す「内容」そのものが無ければ、意味は無いのではないかとも思っています。小学1年生が、まず磨かねばならないのは、もしかすると英語ではなく、語るべき内容の方ではないのだろうか…と。

と共に、日本人は「英語をしゃべれない」のではなくて、「しゃべらない」のではないかと思うのです。現に、京都のタクシードライバーも忍者さんも(笑)、最低限相手に通じる英語力はお持ちでした。これは、世界から観光客が押し寄せる京都だからの現象かも知れませんが、「話したい相手」と「話したい内容」さえあれば、言語自体はあまり問題にならないのではないだろうか…と思っています。

そして、アプリの力を借りれば、様々な国の言葉が同時通訳される世界は、すぐそこに来ている気もするのです。

War Robot

2018年09月07日 | 社会派らぼ
ゲームの世界は、常にパソコンの世界をリードして来たと言われています。ゲームで使われる技術は、パソコンに先んじており、しばらくしてからパソコンの世界が追いつく…という感じでしょうか。

ゲームを好んでする…というわけではありませんが、プッシュ型広告でゲームの広告がよく入ってきます。不特定多数のユーザーに強制的に流して認知してもらうことを目的としており、色々なスマホゲームを目にすることになります。

やはり「戦う」ゲームは良く見かけます。15秒とか30秒の広告ですから、詳しい内容までは分からないのですが、武器をフル装備したような如何にもハイテク満載のロボットが、二足歩行で攻め入るような映像も良く見かけます。

ゲームの世界が先行している…というより、既に軍用機器には様々な技術が盛り込まれているようです。中国はAIを将来の最重要技術と位置づけ、その世界ではすでに米国を猛追するAI先進国であるとされています。

戦争は、おびただしい人間を危険に晒します。それは攻める側についても言えることで、前線の兵士は命を張って任務を遂行しているわけです。ですが、それが無人で攻め入ることが可能になれば、攻める側のリスクは格段に下がることになり、何より戦争の誘惑は上がるばかりとなりかねません。

ゲームの戦争ロボットは、子ども達にはヒタスラ格好良く目に映るのでしょうか。臨場感を演出する攻撃シーンなど、彼らがワクワクしながらゲームを進めていることを考えると、何やら割り切れない思いがします。

おりしも、大雨被害に続く台風の甚大な爪痕、追い打ちをかけるような北海道の地震。今年の自然はとても意地悪に見えるのですが、もしかすると、自然災害に立ち向かわせることで、くだらない人とのいさかいの機会を奪う「優しい警告」なのかも知れません。

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iPadのリセット

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就活ルール

2018年09月06日 | 社会派らぼ
経団連会長が、就活のルールを廃止する意向を示したことが、大きな波紋を呼んでいます。

現在は、会社説明会など広報活動の解禁日が3月1日、面接などの採用試験は6月1日、内定日は10月1日と定めています。企業側が早い時期から、優秀な学生に接触を図るいわゆる「青田買い」を無くし、学生たちが就職活動に時間を割いて大学の教育がおろそかになることを防ぐ…といった意味合いで、企業側に足並みを揃えるよう、要望を出していたと思われますが、21年春入社の学生から、そうしたルールを撤廃し、経団連から枷をはめない意向を示しています。説明会や面接の解禁日は、様々な要素が絡んで、二転三転して来ています。

こうした採用指針は、言わば大手の会社間の紳士協定のようなもので、拘束力があるわけではありませんでした。昔の終身雇用制が次第に無くなり、若い世代を中心に転職を厭わない傾向も見えて来ており、足並みをそろえる時代では無くなっている…といったところでしょうか。

安倍首相は、就活のルールを守るよう、経団連側に求めているとされています。学生が4年間しっかり勉強した成果を、企業が正しく評価して、採用して欲しいという風に述べています。企業が大学生を「青田買い」するのは、つまり4回生ではなく、3回生、2回生のうちに採用して囲いこんでしまいたい…と考えるのは、学生の能力や人材としての魅力は、大学の4年間の中で飛躍的に磨けるものではないと考えているということになります。大学の教育というのは、それだけ企業にとって魅力では無いことの表れのような気がします。

先日、大学入試の際に多くの大学(特に医学部)で得点操作をしていたことが明るみに出ています。発端は東京医大の裏口入学でした。緊急調査を行った結果、合格率の男女差や多浪生の合格率に明らかな偏重があることが判明しましたが、東京医大を除く全校が得点操作を否定しています。客観的に見て、大学側の点数操作はおそらく事実ではないかと思います。

それでも、本来大学は、それぞれの大学が「欲しい人材」を入学させればよいのではないかと思います。各校、欲しい人材に食い違いがあれば、尚面白いと思います。同じ理屈で、企業も欲しい人材を採用すればよいのではないでしょうか。そういう意味で、「誰もが公平」だとする採用試験をする必要はないのではないでしょうか。と言うか、だれもが公平に評価される試験などあり得るはずがありません。経団連会長の発言は、もしかするとある程度の人が、これまでからそう考えていたことではないかと思うのです。

そして…何より、大学はその4年間の教育に「価値」を見出せる人材育成に力を入れていただきたいと思います。現状の大学教育にはあまり魅力を感じません。大きな教育改革が必要ではないでしょうか。

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iPadの[設定]にiCloudが見当たらない

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まる子

2018年09月05日 | 命の生き方
さくらももこさんが享年53歳で亡くなられた…との訃報は、全国のまる子ファンに大きなショックを与えました。作家の名前より、作品の主人公の方が世に出る…と言うのは、多分作家冥利に尽きる事なのではないかと想像します。さくらももこさんという方の写真などを目にする事は殆ど皆無ですが、まるちゃんを知らない人はまずいないのではないかと思うほど、日本中に「ちびまる子ちゃん」は名を轟かせています。

さくらももこさんが闘病中であるという事も、殆どマスコミに盛れて来ることは無く、突然乳がんによる逝去と発表されました。ニュースによると、7年ほど前、乳がんを発症し、手術も受けたという事ですが、再発後は抗がん剤治療という標準治療を選択せず、民間療法に頼っていた…との事です。昨年6月、世界中の注目を浴び、誰もがその回復を祈ったにも関わらず、帰らぬ人となられた小林麻央さんも、本当か嘘か知りませんが、民間療法に頼っていたと報じられました。標準治療を受けていれば、90%治っていた…などとの情報も流れ、物議を醸しました。

大きな才能が、その真価をまだまだこれから発揮して、もっと華を咲かせるかも知れないというのに、訃報という形でその未来が閉ざされてしまうのは、何とも悔しいとしか言いようがありません。ご遺族にしてみれば、1分でも1秒でも生きていていただきたかった…との思いが本音ですから、もしかすると後悔されることも、多いのかも知れません。

ただ私は、彼女たちの選択をあながち否定するつもりはありません。さくらさんの場合は、仕事に支障が無いように…と、民間療法を試すようになったのだとか。不老不死はかぐや姫の時代からの人々の永遠のテーマでありますが、未だ実現できません。し、実現すべきものとも思いません。人の一生は多かれ少なかれ、ろうそくの炎のように燃え尽きるものなのだとしたら、そしてそれが80年生きようと、100年生きようと、宇宙の壮大な歴史の長さに比べたら、ほんの一瞬のまたたきに過ぎないのだとしたら…、仕事を優先して、世の中にまるちゃんの笑顔を送り出していただいたことに、深く感謝したいと思います。

お疲れさまでした。安らかに眠ってください。