「ふるさと納税」と呼ばれる制度があります。任意の地方自治体に寄付をすると、そのほぼ全額が税額控除されるというシステム。つまり、住民税というのは居住の自治体に納めるものですが、それを好きな都道府県・市町村に納めることができるという感じでしょうか。東京に住んでいても、故郷に税金を納めることができるといった感覚で命名されたようです。人口の過疎化が進んだ現代では、どうしても都会の税収入が多く、田舎は税収があまり見込めません。それを「ふるさと」納税によって多少でも補おうというもの。更に、実際は寄付をした自治体から返礼として、地域の特産物が送られてくるシステムで、かなり高価な肉、海産物、酒、工芸品などがもらえるそうで、人気を呼んでいます。
返礼品には、図書カードなどの金券も以前はあったらしいのですが、転売や換金するケースが相次いだこともあって、総務省は換金性の高いものや高額な返礼品を送付しないよう通知をしましたので、現在は自重する自治体が増えています。代わって、最近は「形の無い返礼品」が増えているのだそうです。「親孝行代行サービス」、「墓参り代行サービス」、…。最近芦屋市が返礼品に追加したという「傾聴&見守りサービス」。
あくまで、使い道を定めて払うことのできる税金…なのですが、「得」にならなければ、こぞって皆が納めません。かなりお得感を煽るようなものが並んでいたのが、自粛によってこのような無形サービスに変わってきているということで、おおむね報道は好意的です。違和感を感じたのは、私だけなのでしょうか。確かに、ひとり暮らしで話し相手もあまりいないお年寄りは、誰かと話すことができるというだけで、ひとときを楽しく過ごされるのかも知れません。荒れ放題のお墓も、人手が入ってキレイになるのかも知れません。でも、だから、…、ふるさと納税の返礼でやってもらって、これって意味があるのでしょうか? 「傾聴サービス」なる方々と話をして、盛り上がりたいとは思わないのは、単に私がそうした年齢・立場に達していないせいなのでしょうか?
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「グループ化した図形で、書式のコピーができません。」
パソコンのご質問を(ぱぁと2)にまとめています。ご連絡の際は、メール(chiko_419@yahoo.co.jp)をお送りください。
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