ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

平均を知らない大学生

2012年02月29日 | 雑談
日本数学会が「大学生基本調査」を実施したそうです。調査対象は「ゆとり世代」の学生。結果、4人に1人が「平均」の意味を正しく理解していないことが判明した…という風に報道されています。

ただし、実際の調査では、「生徒100人の平均身長が163.5cmだとして、この結果から確実に正しいと言えることに○、そうでないものに×」を記入させる問題で、「100人の生徒全員の身長を足すと16350cmになる」という結果を選ばそうとしているもので、分かりにくいと言えば分かりにくい問題です。これが、「生徒A、B、C、それぞれの身長を列記して、3人の平均身長を算出する」といった問題なら、恐らく正答は多かったと思われます。

これが「4人に1人が平均の意味が分からない」という風に報道されると、それは大学生としてあり得ないだろう…というように発展してしまいます。が、こうした周りくどい言い方で本質を外していないものを選択させるのであれば、報道している側の人たちであっても、誤答率はある程度出てしまうとも思えます。

もちろん、仮にも「大学生」ですから、これ程度の事には答えて欲しいとも思いますが、問題なのは「数学」ではなく、むしろ「国語」なのではないかと思われます。上に書いたように、3人の身長の平均を出すのであればできる(つまり、数学としてはクリアできている)けれど、文章でつらつらと書かれた事からキチンと内容を汲み取ることができないように思うのです。そして、それは大学生にとどまらず、現実社会のあちこちで、言葉の内容を的確に把握できないがために様々なすれ違いが起きていることを考え合わせると、大学生の問題というより、社会そのものの問題であるような気がします。

教育の根本が違っているような気がしています。



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今頃気づいたドジ話

2012年02月28日 | 雑談
2月も終わろうとしています。相変わらず冷え込みます。

実は…、お正月早々洗濯機が壊れました。大みそかあたりも大きな音がしていて、「嫌な予感」があったのですが、脱水できなくなってしまいました。仕方なく、久々に手で絞って干しました。もちろん、すぐに電気店に走って、洗濯機を購入しました。ドラム式の便利な洗濯機も並ぶ中、わが家には壊れた洗濯機と同時期に購入した乾燥機があったため、前のと同様の洗濯機にしました。

据え付けに来てくださる日を指折り数えて(笑)、やっと快適に洗濯ができるようになって2ケ月。何の疑問も感じずに使ってきました。乾燥機は毎回使うわけではなく、基本的には洗って干して乾かしています。どうしても天気が悪くて乾かないような場合に鍵って、乾燥機に放り込むといった使い方です。

今日、何気なく、洗濯機周りを掃除していたら、乾燥機から新しい洗濯機の後方に垂れ下がっている蛇腹のホースに気づき、引っ張ってみると、ホースの先が宙ぶらりんになっていてビックリ。これって、乾燥機の排水ホース…ですよね。それが、宙ぶらりんになっている…ということは、乾燥機からの水はそのまま床にまき散らされていた…ということ? たまにしか使いませんし、一度脱水したものを乾燥するわけですから、どんどん排水されるわけでもなく、気づかなかったという大失態。

慌てて取説引っ張り出して、「乾燥機からのホース」の取り付け口を調べました。すると、洗濯機本体にシールが貼ってあって、それを剥がして排水ホースを挿す…との説明で、購入2か月後にやっとこセッティングが完了した次第。我ながら、間抜けだと思う半面、洗濯機を据えに来てくれたおじちゃん二人は、どうしてやってくれなかったんだろう?という素朴な疑問。

「乾燥機は引き続き使われるんですよね?」と確認されて、「まだ動くので、使います!」と返答した覚えがあります。壊れた洗濯機を動かすのに、一旦は排水ホースを抜いたのもおじちゃん達のはずです。それを挿さずに、「完了しました」って帰ってしまわれたことになります…よね。ともかく、家が水浸しになる前に気づいて良かった…のだろうと思います。



カレンダーを作ると赤い色がコピーされてしまう

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話すこと

2012年02月27日 | 雑談
日本人は議論が下手だというのは良く言われます。そして、それはそういう訓練ができていないせいだと結論づけられ、だからアメリカやイギリスなどのような「ディベート」の訓練が必要だとも指摘されます。確か、海部元首相が大学時代にディベート部だったといったことが話題になって、一時はブームのようになっていたこともあったような気がします。

でも、少し違うような気がしています。ディベートというのは(各所で説明されていることを総合すると)、一つのテーマについて「賛成派」と「反対派」に無理に分かれて、如何に説得力のある論理展開ができるかを競うようなものでしょうか。必要なことはそのようなゲームもどきの事ではなく、まず「賛成」と「反対」のいずれが正しいのかを、キチンと判断する能力と、それを相手に理論立てて説明する能力なのだと思います。そして、それは同時に誰かの話をキチンと理解できる能力に繋がるはずなのです。理由のある事に耳を傾ける姿勢も大切です。

本人は理路整然と話していてブレなどあるはずもない…と思っておられるようなのに、筋道だった話になっていなくて、真意がどこにあるのかを確かめることのできない話し方の人がいます。その時には、言われていることにそれなりに納得をするものの、日が変わると、コロッと言われていることが変わってしまって、当たり前のように違う事を主帳されていたりすると、あの話は何だったのだろう?と思ってしまいます。あまりにも自分の感情だけを大切にすると、多分キチンとした話し方にはならないのかもしれません。




自分のブログの編集画面に入れない

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しばらくご無沙汰でした

2012年02月26日 | 雑談
ただいまっ(笑)
少々、旅に出ておりまして、今夕帰宅したところです。
…と、留守にした間の、山とたまった洗濯物やら、掃除やら、買い物やら…で、やっとこパソコンの前に座りましたが、今から明日の講座の準備です。

尺度

2012年02月20日 | 命の生き方
多分人は、自分の器以上の尺度を持つことはできないのだと思います。自分の器を超すほどの人の能力を測るものさしを持つことはできないと思うのです。

だから、自分の理解を超す人…を、正しく評価することと言うのはとても難しいことのはずなのです。ともすれば批判合戦が甚だしいどこかの先生方も、自分の理解を超すことが世の中にはあるのかも知れないと、謙虚に頭を垂れてみるのも悪くはないかも知れません。


Mpeg4ファイルがMedia Playerで再生できない

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山までの距離

2012年02月19日 | 命の生き方
昨日は、ここ草津にも雪が降りました。今冬は、まだ一度も積もるほどの雪が降ってはいなかったので、初めての白い朝でした。幸い、積もった雪もすぐに溶け、今は屋根や道路の陽の当たらない側、庭木の上などにだけ残っているくらいです。わが家近辺は、いつも最寄りの駅あたりと比べると、気温が1~2℃低く、駅近辺の雪は完全に無くなっているようでした。

遠くの山々は、未だ多くの雪をかぶっています。山が雪をかぶって白くなると、山が近く見えます。多分、雪が積もっているところと、既に溶けたところがあって、真っ白でなく木々のシルエットが遠くからでも分かるように、強調されたのだと思います。平生は、木々の立ち姿などが遠くから見えるわけもなく、遠景の山々は、ただ平坦な山の稜線を見ているに過ぎなかったが、そこに生えている木々の濃淡が遠くから分かるのです。だから、山はいつもよりもぐっと近く、こちらにせり出しているような印象を覚えます。

多くの個性の集まりであったとしても、その全体を全体としてしか感じない時と、その中の一つひとつの個性を感じる時とでは、きっと感じる距離が違うのだと、そんな風に思います。



テキストボックスの動作がおかしい

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意思疎通

2012年02月18日 | 社会派らぼ
「人と話をする」という事は、実に難しい事だと思う場面が少なくありません。人はそれぞれ、その人の論理性で生きていますから、自分の論理性のままにした発言が、そのままの形で他者に伝わることに、多分無理が生じてしまうのだと思います。ですから、人をキチンと説得していく話し方というのはあるような気がしています。ただ、思ったことをそのまま口にしたのでは、多くの誤解が生じます。

色々な場面があるのだと思います。話をする双方が、個人的な会話レベルにある時。これがいわゆる雑談、おしゃべりです。相手との言葉のキャッチボールをただ楽しむだけで、双方が楽しければ、それで十分です。(これが母娘とかであれば、他の方々からは理解不能の言葉のやり取りでも、意思疎通が可能だったりするものです。笑…)

一方的に相手に説明をしなければ、ならないような場面。相手の感情というものを、できるだけ広くキャッチし、その感情のひだをくみ取り、配慮する必要があります。ですから、話し方は柔らかでなければならないのですが、伝え方には論理性が必要です。できるだけ、結論を短く先に提示してから、理由や説明を加えるような話し方でないと、結論を誤解されます。

そして双方が、論理的であるべき場所もあります。例えば…、会議。堅い言葉を使ったり、杓子定規のやり取りをすべきだと言っているわけではありません。が、互いに、できるだけ論旨を明確にして伝え合わないと、何度も同じところを堂々巡りする羽目になってしまいます。こういう場面に、ろくに意見をまとめておくこともせずに臨むと、多分良い結果を生みません。相手が主張しようとしていることの本質を理解できるだけの準備が無いわけですから、相手に失礼でもありますし、自分の思いも理解してはもらえないでしょう。

そうした事を十二分に頭に置いていても、やはり、人と話をするという事は、実に難しい事だと思います。



テキストボックスを描くと必ず画像がついてくる

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斉藤さん

2012年02月17日 | 社会派らぼ
iPhoneで「斉藤さん」というアプリが超人気なのだそうです。全国の斉藤さんと通話が無料でできてしまうというアプリだそうです。

使う人が斉藤さんの場合、「斉藤さんはこちら」のボタンを押して、誰かから通話が来るのを待つそうです。自分が斉藤さんでなければ「斉藤さんと話す」というボタンを押して、斉藤さんから通話が来るのを待つのだそうです。通話が実際に始まると、テレビ電話などに切り替えることもできるようです。通話が終わったら、斉藤さんからのハンコが貰えるので、ポイントカードのようにハンコを集めるといった感じらしいです。

などと書くと、ナンダァそれ?と思いますが、実はとても人気なのだそうです。実際にはスマホは持っていませんので、やってみたことはありません(持っていても、きっとやらないだろうな)から、どうこう言えません。でも「人気」という割に、まともな会話になどならない…と評している人もいます。特に関西の人がマナーが悪い…ともっぱらの評判。中に、もっと話したかった、面白いといった意見も交じっています。

アプリ開発の裏話を聞けば、内容を「斉藤さん」で行くか「高橋さん」で行くか、最後まで迷ったのだそうです。確か以前「斉藤さん」というテレビドラマがあったような。他人の迷惑とかを全く無視したような振る舞いが多い世の中で、大半の人はそれをとがめることもしないでやり過ごしているものを、敢えて「悪いものは悪い」と言ってはばからない「斉藤さん」を主人公にしたドラマでした。居そうで居無さそうで、やっぱり少し居る。そんな名前なのでしょうね。

そして、このアプリが本当に機能しているのだとしたら、そのアプリの人気が高いというのも、又怖い話のような気がします。もちろん「斉藤さん」でもないのに「斉藤さん」だと名乗っている人もいるでしょうし、要するに誰でも構わない人と、無料電話を楽しむアプリですよね。文字だけのやり取りに空しさを感じ始めたのだとしたら、それはそれで進化なのかも知れないけれど、生身の人間とのやり取りというのは、やはり相手を理解して理解してもらって成立させるべきものだと、思います。

友達の自動販売機か何かのように、偶然出てきた繋がりを楽しむ世の中は、何かしら心が寒くなります。


アニメーションの速度を落としたい

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3審制

2012年02月16日 | 雑談
1審の裁判員裁判で無罪となった覚せい剤密輸事件の被告に、2審での有罪判決の後、最高裁で再度無罪の判決が出されました。3審制というのは、1回の裁判で誤った判断が下される危険を避けるため、2度、3度見直す機会が設けられているという風に思っています。

3回の判決は、それぞれの判断で意見が分かれたものであって、最終的に最高裁の判決で確定します。が、ニュースになっていることの主体は、この事件の判決の行方そのものでなく、裁判員裁判で判断された結果を尊重すべきだとした最高裁の判断に重きが置かれているようです。

裁判員裁判制度そのものには、導入時から疑問を持っていますが、裁判員の参加した判決だから、そうでないから…と区別をする必要があるのでしょうか。無作為にピックアップされた人間が、犯人の量刑を定める作業に参加する事自体への疑問を口にしないとするなら、それぞれの裁判で異なる結果が出ることも当然の事と考えます。裁判員裁判の判断が覆されるなら、裁判員裁判の意味がないと考えるのであれば、3審制は要りません。裁判員制度以前の3審制と、以降の3審制の間に、区別が必要なものでしょうか。


計算結果を数値として、書式と共にコピーしたい

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ネット教科

2012年02月15日 | 社会派らぼ
奈良県庁の総務部長がFacebook上で「新聞の不買運動」などを求める書き込みを繰り返していたと、問題になりました。氏名を公開の上と報道されていましたが、Facebookは元々、登録には実名が原則になっています。奈良県内でのメディアの動きについて、批判的で、「報道の自由の意味を履き違えている連中」とか「抗議の不買運動を」と呼びかけたというもので、現在は問題になった殆どの記事が非公開にされたと言います。投稿者の部長は「感情が先走って筆がすべった」と、謝罪しているようです。

が、これを取り締まる法律もありませんし、恐らく本人の謝罪は、公の場で名指しで品の無い書き方をした事に対するものであって、彼が言わんとしたこと自体は撤回する必要がないと考えておられると思います。よくよく考えれば、ネットというのはそういう場になっています。これまではネットいじめといったような言葉さえ使われ、匿名のまま特定の個人を名指しで罵倒するケースが多く問題になりました。掲示板等の主催者に申し立てたところで、記事の削除までには多くの労力と日月がかかるため、大半の被害者は泣き寝入りしている実態があります。

Fecebookは実名が前提なのですが、多分顔をさらして発言するわけではない「安易さ」がそこにはあります。ネットに限らず、そこここで、正式な場では、発言もできない(ありきたりのきれい事を言うだけ)のに、一歩その場を離れると無責任に言い散らす風潮を感じます。物事を話す際には、順序立てて、伝えたいことが間違いなくキチンと伝わるような話し方(書き方)が必要です。

もしかすると、「ネット教科」が学校に必要なのかも知れません。


ワードファイルが、何度も「動きを停止」します

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