パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

審査員

2024年03月10日 | 本・マンガ・テレビ・映画
3月10日(日)晴れ

パソコンに向かってる所からちょうど桜の木が見えてて、山桜なのでもう散ってきてて、花の色か葉の色かわからないほど海老茶色になっている。
先週の風の強い日。桜吹雪が綺麗で綺麗で、飛び出して花びらと一緒に舞いたいくらいだった。
が、ワタクシは分別ある今年60の花粉症持ちの女なので、あゝ美しいとガラス窓にへばりついて見るにとどめた。
分別とは少し切ない。

昨夜はR−1からのENGEIグランドスラムと、お笑いサタデーナイトだった。
とは言え、こういう賞レースが絡むと毎回審査員との温度差とか違和感を感じる。
Mー1ほど、熱烈に応援したい人がいないからまだ冷静さを保てるが・・・
個人的にはルシファー吉岡の1本目が一番面白かった。

少し前になるが、とある審査会に行った時、会場での質疑応答で、質問者が次第に激昂して審査員を罵り倒した場面に遭遇した。
ヤバいやつってのが存在するのは知っているが、実際その場に居合わせたのは初めて。
その質問者は、実はその賞の候補者の一人であったのだが、自分にマイナスな評価を下した審査員を名指しし、口汚く罵り、しまいには「審査員なんかおりてしまえ」
いやいやいやいや、お前が言うな!
審査員と選ばれる側が対等とは思わない。
媚びろとか、へりくだれという意味ではないが、自分は選ばれるか選ばれないか、ただそれだけの立場だ。
審査員の審査結果に楯突く資格はないのだ。だってそれが審査というものだから。
以前M−1で、審査員だった上沼恵美子さんの事をSNSで発信したバカな芸人がいた。
いや、色々言いたい事はあるだろう。
ワタクシもテレビの前で「志らくがそんな事言うからみんな引きずられるねん!」とか「松本とは一個も笑いが合わんと思ってるけど点数だけ妙に合う!」とか審査員をボロクソ言っているが、それはいち視聴者がこちら側で好き勝手言ってるだけなので許してほしい。
芸人さんたちも、当事者ゆえになおさら言いたい事は山ほどあるだろうが、せいぜい仲間たちと飲んだくれて悪口吠えて(せめて個室居酒屋で)
また来年頑張るしかないのだ。
審査員が気に入らないなら、その大会には出ない事だ。
自分が好きで、批評してもらいた人が審査員になっている大会を探し出して応募すればいいだけの話だ。
その大会の権威を認めているから、優勝したいから、出るのであろう。
その選ばれし大会の選ばれし審査員に悪態つくのは違うなあと思うし、みっともないなあとも思う。
大会の後のやけ酒呑みながら、消えてしまうその空間だけの言葉でゲロと一緒に流すくらいにして、文字として残るような、ましてや世界に発信してしまう事は笑い話にもならない。
その審査員に向かって負け犬の遠吠えを浴びせる事なんて事は愚の骨頂で、周りの観客をドン引きさせるだけで、同情すらかえないのである。

今日の一枚は・・・
先日チラシ配りしていた時に見つけたツクシと菜の花。
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