パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

朗読教室

2021年02月28日 | 衣・食・住
2月28日(日)曇り

音訳ボランティアへの入り口を閉ざされ、これで滅入ってなるものかと鼻息荒く申し込んだ「朗読教室」
ゆる〜くのんびりとした雰囲気での6回講座だ。
そして、最終回は、プチ発表会。
8分〜10分程度の読み物を皆の前で朗読する。
カルチャーセンターならではなのか、6回が1クールだが、皆さんずっと継続されてる。
前回の最終回の発表会を見学させてもらったが、向田邦子さんのエッセイを二人読まれ、名前失念したが男性作家のエッセイをお一人、その日の朝の新聞の切り抜きをお一人、星新一氏のショートショート・・・そういう感じの発表会だった。
さあ、ワタクシは何を読もうか。
気に入ってる芥川龍之介著「蜜柑」は13分くらいかかる。
幸田文著「雪」は5分くらい。
どちらも「帯に短し襷に長し」だ。
そうだ!今、一番のワタクシのオススメ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」からいくつか読んでみたらどうだろうかと思い朗読してみたら・・・
だめだ、ワタクシの真面目な声(←ホントまぢでクソみたいにつまらん声なのだ)で、この本の面白さは伝わらん。
そんなつまらん声のくせして、ついつい話にオチを求めがちなワタクシ、ネットで検索して出てきた「朗読向けのお話」に目を通して・・・つまらん。
へ?終わり?これで終わり?
「蜜柑」のような、場面ががらり反転するようなドラマチックさは?
「雪」のような、しっとりとした、声に出して読みたい日本語的な文章は?
と、次から次へと「ボツ!」と宣告しながら探し続けている。

今日の一枚は・・・
父へのお供えにといただいたお菓子。
春が近いのね。
春色桜色。
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宗教観

2021年02月27日 | Weblog
2月27日(土)曇り

今、毎週土曜日が忌日法要に当たっており、お寺さんに通っている。
ぢつは・・・と、今さら改まっていうほどのことでもないが・・・ワタクシ(&ワタクシの実家)は無宗教の不信心者である。
いや、心の奥底では、やおよろずの神様を信仰している。(困った時の神頼み、とも言う)
そんなワタクシ達(老母、娘、息子)なので、お葬式で宗教を聞かれた時もしどろもどろ、挙句に納骨堂の関係もありプチ宗派替えまでする始末。
お葬式の法要に初七日の法要を引き寄せるのはもちろんのこと、お葬式が終われば次は四十九日の法要でいいでしょ、と考えていた。
が!!!ここに、熱心な仏教徒である我が夫が、静かに言う。
「忌日法要はやったほうがいいんじゃない?」
そ、そ、そうですよねえ〜〜〜
で、二七日、三七日、四七日・・・

ワタクシが金銭に細かいことはご存知でしょう。
いや、父の遺したお金で十分まかなえるのですよ、お葬式も納骨堂もその他諸々も。
ただ、ワタクシ、サービスとかなんというのか品物として残らないものにお金を払うのが苦手。
送料とかタクシー代とか手数料といったもの。(そういうのとお布施を一緒にするのはいかがなものか・・・夫心の声)
余談ですが、先日爆笑したのが従姉の天才kemiちゃんが地元の銀行でカードを作るのに千円かかると聞き激怒。
「自分の通帳のカードなのに???結構ですっ!窓口でおろしますから!」
で、それ以来、窓口で印鑑でおろしていると聞き「あっぱれ!!!」と褒め称えた。
つい先日、ワタクシも、楽天カードで支払いすることがあり、楽天銀行に入金しようとしたら、自分のゆうちょ銀行口座からお金を移動させるのに200円かかってムカついたのだった。
何なの?最近の銀行のやりたい放題ぶり。
紙の通帳は作らないわ、カードは有料だわ、何で自分の金下ろすのに手数料かかるねん!!!ドドド(怒に変換するヒマもない)

そんなワタクシであるという事を踏まえて、これからの失礼極まりない発言の数々を、大目に見てください。
そもそも貧乏が悪い。育ちが悪い。宗教観が育っていないのだ。
法要の度にお布施(5千円)を包んで持っていく。
若住職が、ビンビン張るお声で読経され、少し法話もされる。
余談だが、夫の実家は熱心な仏教徒で、忌日法要もきちんとし、檀家だからとお米やお布施をたくさん包んでいた。
ここのお寺さんの住職さんは、お話がとってもお上手で、お経も聞きやすかった。
ありがたみがあった。
我が町のお寺さんの住職さんは・・・
ご本人は美声を誇ってるのかもしれないが、何というかうるさいだけで、テンポも速すぎる気がして聞いてるこちらが息切れしそうになる。
ちゃんと聞いていると苦しくなるので、ついつい雑念が浮かぶ。
今日は読経聞きながら、だいぶ前に見た「タモリ倶楽部」のお経特集を思い出していた。
そして、一番ワタクシの機嫌を損ねるのが「丁寧語謙譲語尊敬語のてんこ盛り」の法話。
〜〜〜申させていただきたく存じます
〜〜〜言わさせていただきたく
この、ワタクシの一番嫌いな言葉「〇〇させていただく」のオンパレード。
ちゃんと聞いてると腹たってくるので、ついつい朗読の調音「うちの娘一人御奉公致させたさも致させたし」を心で練習する。

毎週毎週10分ほどの法要と5分ほどの法話を聞いて5千円のお布施を払うわけで、さらには数家族まとめて同時に法要する。
下品なワタクシ、思わずお金の計算をしたりする。
n「今日は5組だったよねっ!私たちは5千円だけど、四十九日法要二組で、こちらは2万円の4万円、あの20分ほどで5万5千円っっっ!坊主丸儲けとはこのことね。」
kemiちゃんや義弟Aも一緒の食卓での話だったのだが、ここではっ!とするn。
夫の家は熱心な仏教徒だった。
不信心にもほどがあると呆れてるのではないか。
すると義弟A「いやいや、クソ坊主!って思う時あるよ。」
kemiちゃんが「クソ坊主はやめなさい!クソ坊主は。言葉が過ぎます。」
義弟A「じゃあ、クソ坊主様」
と言ったのが、ここんとこでの一番のヒット。

基本的に「推し」が居ないワタクシ。
今日、読経を聞きながら「宗教も、ある意味、『推し』みたいなとこあるよなあ。
忌日法要に月命日だの、何回忌だの、お札にお守り、数珠という名のグッズ。
お焼香のたびに、ちゃり〜んとお賽銭を入れて・・・
ワタクシは、そのお金を仏壇に飾るお花につぎ込みたいかなあ。
あ、お線香は、いい香りのするものだったら買ってもいい。
そのお線香や、飾ったお花の匂いに包まれながらお父さんと話をするくらいでいいんじゃないのと思うのである。
コメント (5)
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「終のすみか」が見つかるまでの遠き道のり

2021年02月26日 | 衣・食・住
2月26日(金)雨
これは、「終のすみか」を見つけるまでの長き道のりを、数年後に思い出して「ああ〜苦労して探した甲斐があって今、理想の家に住めているねえ〜」と振り返るための、自分のための備忘録である。
よって、ワタクシ以外の人には、興味も面白味も無いと思うが、何かで引っかかって見に来てしまった方、すみません(と最初に謝る)
家探しにおいて、我が家の予算は不動産屋のお兄ちゃんもびっくりの低予算(その証拠に、全くもって音信不通になった)
さらには、リフォーム代も上限があって、それらのトータル金額を頭にぶっ込んで物件を探すことになる。
よって、「こりゃ酷い!」とか「幽霊屋敷かと思たわ!」とか、そういう物件だらけで、気が滅入った時期もあった。
が、探せば「なんとかなるかも!」という物件もちらほら(いや、目が慣れてきただけかもしれん)
そして、今、いよいよ『決めてもいいかも!』という物件に出会えたところである。
それまでの道のりをダラダラ書いておく。


鹿児島市
駐車場がない
庭がない
日当たりが悪い


鹿児島市
後ろが杉林
義弟曰く「朝日が遅い」・・・さすが早起きの人は見るとこが違う
あたしゃ別に陽当たりさえ良けりゃ、それほど気にしないが・・・


霧島市の2軒
鹿児島神宮(←神社仏閣好きの夫、垂涎の地)そばだったが、住宅密集地だった


姶良市 
蒲生八幡神社のトリイノトナリ
コジャレ感は店舗側のみ(カフェだったらしき形跡あり)
住居部分の傷み激しそう


姶良市
庭広し
住宅地の一番奥ゆえ場所は良いが、いかんせん建物が古い、古すぎる
馬小屋豚小屋鶏小屋等の部分も多すぎる


姶良市
敷地広く住居部分はしっかりしている
馬小屋の利用が悩みどころ
後ろが崖(←ハザードマップにはない)
不動産屋さんは、めんどくさいから売りたくなさそう
蒲生在住の人に決まりかかってると言った、ホントかウソかわからんけど


鹿児島市
4畳半3つくらいと洋間だけで狭い
裏庭の陥没穴二箇所が気になる


鹿児島市
坂のてっぺん(夫、散歩がしにくいと反対)
玄関までのスロープがイヤと夫(←ワタクシは好き。それにもう一ヶ所3段くらいの階段もあるというのに)
見晴らしが良い(不動産屋のにいちゃんは「台風の時、怖そう!」とのたまった、君がそんなこと言うな!)
5DKで間取りもよく広い
駐車場が軽一台分しかないと夫(まだ軽一台しか持ってないやないの・・・ベンツ買うてから心配しろ)


姶良市
不動産屋の写真では広くて間取りも良さそうだったが、いかんせん手入れしなさ過ぎて、どんどん朽ちていってた
切ない、もったいない
そして高い、こんなん絶対売れない、そして朽ちていくのだ、ああもったいない


姶良市
Cocon Houseというゲストハウス
理想形
建物も庭もアプローチも立地も素敵!パーフェクト
ただ、お値段が予算オーバー
さらには、申し込み多数で一回ネットから下げられ、そのあと出てきた時にはさらに200万アップになってた(怒)


姶良市
大正6年ってどんなんよ!?と思ったが、意外といい。
そしてチョー破格値。

これが全てではない。

もっともっとクソみたいな物件を山ほど見た。
クソすぎて写真すら撮っていない(クソクソ言い過ぎ!失礼じゃ!)
人それぞれですからね、ワタクシにとってクソみたいというのは・・・
お隣とくっついてる『ザ・住宅地』という立地にある家
中途半端に古い家(のくせに、新しぶってる家)
庭のない家
のっぺりした家

クソの一歩手前の物件は一枚ずつ写真があったので参考までに(クソクソ言うなっつーの)


遅くとも、初夏までにはリフォームしてお引越しするのが今の目標。
ワクワクする。
早くお引越しして、東京のお友達をこっそり(・・・)招待するのだ。
楽しみだ。
コメント (2)
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家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

2021年02月25日 | 本・マンガ・テレビ・映画
2月25日(木)晴れ

岸田奈美著「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」を読む。

彼女のことは糸井重里氏や幡野広志氏のツィッターで知った。
略歴だけ読むと、苦労を一人でしょいこんだような感じで、同情に耐えない。
図書館で借りたが、その書評を書いてみる。

 車いすユーザーの母、知的障害のある弟、急逝した父。
 一生に一度しか起こらないような出来事が、なぜだか何度も起きてしまう著者が綴る、
 笑いと涙の自伝エッセイ。

でも、そういうイメージというか先入観を持って読み始めるとダメよ!
違うから!
そんなお涙頂戴なんて、彼女は欲してない。
「強い」なんて言葉も少し違う。
現に彼女は、お父さんが亡くなったショックで記憶がない時期があるくらいだ。
とにかく読んでほしい。
みんな読んでみて!と言いたい。
これを読むと、優しい人間にならなくちゃ、優しい人間になりたい、と思う。

よく神様は不公平だと言う。
まあまあ人生って山あり谷ありだ。
こんな平凡なワタクシでさえ、見る人から見ると「かわいそうねえ〜離婚した上に大病までして・・・」と同情されるかもしれん。
そして、こんなワタクシから見ても確かに、前世でどれだけ善行を積んだらそんなハッピーな人生なんだ?と思う人もいれば、
反対に、辛いことが次から次へと起こる人もいる。
辛い時には、周りが何を言っても、聞く耳持たないけど、少し落ち着いた時に、頑張れる力をこの本はくれるのだ。
だから、ワタクシは、この本をみんなに薦めたい。
で、まず手始めに身内からと思ったのだが、プレゼン力の弱いワタクシのオススメ本は虚しく砕け散っている。
よって、次はブログで全世界に発信して、「自分のためにこの本を読んでおくべき!」と訴える。
人に優しくして、人に優しくされて、大切にして、大切にされて、面白おかしく楽しく生きていくヒントがこの本には詰まっている。
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艶髪艶肌Shiny〜3

2021年02月25日 | 当選品&モニター&おタメし
2月25日(木)晴れ
もうすっかり習慣化している、洗顔後の「艶髪艶肌シャイニー化粧水」、ブラッシング前の「艶髪艶肌〜」、洗髪後の「艶〜」


艶髪艶肌研究所ファンサイト参加中
『海洋ミネラル70種類を含む海洋深層水と野生植物ミネラル24種類が主原料のマイナスイオンをたくさん含む、保水力・保持力のある還元力の高いお水です。』

冬は、お肌も髪も乾燥してパッサパサになるのですが、今年はこちらのおかげで気にせずに過ごせたように思います。


白髪染めが面倒でお見苦しいですが、いつもはもっと乾燥してパサついて広がっているのですよ。
お肌も、お風呂上がり、洗顔後に必ずシュッとひと吹きしてから、服を着たり、クリーム塗ったりしておりました。
乾燥知らず!助かりました。
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ナチュラセラ ピュアナッツソープ ホワイトローズの香り

2021年02月22日 | 当選品&モニター&おタメし
2月22日(月)晴れ
今回はこちらのご紹介です。


ナチュラセラ ピュアナッツソープ ホワイトローズの香り

こちら、なんだと思います?
ソープってからには石鹸でしょ?
あ、そうですね。
いや、その通り、石鹸なんですけどね、
  『1本で、メイク落とし、洗顔、ボディーソープ、バブルバス、スキンケア、毛穴ケア、角質ケアの
   7通りの役割をこなすマルチユース。』
なのですよ。ちょっとすごくないですか。
もっというなら、これ、オーガニックなんですよ。
オリーブ、ホホバ、アルガンを贅沢に配合、熱を加えない非加熱製法で作られています。
もちろん、要らないもの(石油系界面活性剤、防腐剤、着色料、エタノール、鉱物油、動物性原料)は不使用。
だから、敏感肌の方はもちろん、1歳前後の赤ちゃんから使えます。

今回ワタクシは、ホワイトローズの香りをおタメししますが、他に、サボン、シトラス、ロイヤルジャスミン、ハーバルグリーンにハーバルミント、プルメリアの香りもあります。
全部使ってみたいっ!

では早速使ってみましょう。

やっぱりローズの香りって大好きです。
豪華な優雅な上品な香り。
このコロナ禍でのマスク生活で唯一楽を感じるのがメイクしない点。
よって、あまりクレンジングとしての効果はわかりませんが、泡立ちが良くて気持ちいい。
バリバリ乾燥肌なので、洗い上がりが木になるところですが、つっぱることなく保湿効果を感じます。
お風呂上がりに、バタバタ化粧水たたき込んだりする必要がないのは助かる。
今、自分の部屋が二階なので、行ったり来たりはなるべく少なくしたいので。
バラの香りの中、優しい泡でお顔から体からアワアワに包んでの、楽しく優雅なバスタイムであります。
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mixim suppli コラーゲン リペアヘアトリートメント

2021年02月21日 | 当選品&モニター&おタメし
2月21日(日)晴れ
今回はこちらのご紹介!

mixim suppli コラーゲン リペアヘアトリートメント

こちらのミクシムサプリはサプリメント原料と美容液成分を独自の配合比率で調合した予防美容のナチュラルヘアケアブランドです。
このボトルの形も可愛いでしょ。
ぢつは今、シャンプーもこれを使ってて、ダサい実家のお風呂がこの二本のボトルのおかげでオシャレになっている。



トリートメントは、コラーゲン原料を使用してて、パサつきがちな冬の髪にしみこむぅ〜〜〜
いい香りだなあ〜なんの香りだっけ?と思って調べたら、「有機マリーゴールドブーケの香り」だって!!!
さっきまで従姉kemiちゃんちで遊んでたんだけど、彼女が入れてくれたお茶がルピシアの干支のお茶で、マリーゴールドが入ってた!!!
すごく美味しかった。
子供の頃はあまり好きでなかったマリーゴールドが、あいみょんあたりからまた気になりはじめて、この頃どんどん好きになってきている。

話が逸れてました。戻して戻して・・・
ビタミンで潤いを残しながら洗った後は、補修・保湿成分で包み込む。
香りにも癒されながら、冬のお風呂がますます楽しくなります。
こちら、詰め替え用もあるとのこと。
うれしいわ。
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♪バイシクル

2021年02月17日 | 衣・食・住
2月17日(水)曇りのち雨のち雪時々晴れ

我が街は高台にあり、どこへ行くにも坂道を避けては通れない。
よって自転車の文化はあまりないかなあ。
東京で、どこまでも自転車で走れることに感動した。
が、ちょっとゆえあってこのたび自転車を購入することに。
それも、この坂道の街を考慮して「電動アシスト自転車」である。
ちゃんとした自転車屋さんで買いたい夫と、量販店で安くあげたい妻。
乗るのはあたしじゃ!
ここの量販店には前に下見に来て、チョーお得価格の電動バイシクルがあった・・・はず・・・
あれ?無い。
梱包してある自転車が二台。どうやら売れてしまったらしい。
がっくりしている妻。
夫がお店の人に何か聞いている。
どうやら、この価格はチョー破格値だったようで、でも他の店舗にならまだあるかもしれないとのこと。

よしっ!次行ってみよーっ!
自転車コーナーを見てみるに・・・無い・・・そうだよね〜破格値だものね〜
こちらにも梱包してある自転車が二台。一歩も二歩も遅かったのかっ。
夫がまたお店の男性に聞いている。
声がビンビン響くこの若者、目をクリンクリンさせながら「これは今、入ってきたばかりのものです。お値段調べてきますね!」
走って帰ってきて・・・例の破格値をのたまう。
妻「これに決めますっ!」
夫よ、グッジョブ!君が聞いてくれなかったら諦めて、高い上に色も嫌いな色のヤツにするとこだったよ。
と、ここからだ!!!

妻「自転車、配送していただきたいのですが。」
若者「自転車の配送はやっていないんですよ!」
え〜っ!どうしろというのか。
子供用チャリならともかく、あるいは大きな自家用車ならともかく、ワタクシのコンパクトな軽乗用車に立派な電動アシスト自転車が乗るわけがない。
じゃあ自転車に乗って帰れってか?
安い自転車求めて、♪思えば遠くへ来たもんだ〜ってなワタクシ達なのです、自転車で帰れる距離では無いのです。
悩むワタクシ達に若者「軽トラックの90分無料貸出やってます。積み込みのお手伝いまで致します。」
では、それでお願いします。
と、文章で書く分には、気の利いた若者のように思えるでしょう。
しかし、じわじわと、この若者が少々めんどくさいタイプの、「僕が僕が!」タイプの子で、可愛がられるかウザがられるかきわどいラインの子に思えてくる。
ワタクシ達の接客をしている最中なのに、少々のスキマ時間を別のお客さんの応対をしてしまい、挙句やり方がわからず「忘れちゃった!」とかわいこぶっておばちゃん店員に引き継いでもらったり、
ワタクシ達を引き連れて軽トラの貸し出しコーナーへ行くときも、声高らかに「いらっしゃいませ〜」と対向者にお声がけ。
後ろからついて歩くワタクシ達のことも考えてくれ。
バタバタバタバタ急いでる風な割にはめっちゃ時間がかかり、やっと軽トラまでチャリ持って移動。
車のキーが違う。
二台縦列駐車している前の車の鍵らしい。
慌ててまた取り替えに走る。
しかし、結局は前の車らしく、後ろの車は他の部署の子が移動してくれ、やっと積み込み作業にはいる。
軽トラの荷台に自転車立ててロープを通し始める。
一抹の不安。
我が町は曲がりくねった急な坂道を登り続けたところにあるのだ。
ましてや運転は我が夫。プロドライバーではない。
同じ不安を抱いたらしい夫が静かに「寝かせてください」
若者、響きわたるお声で「あ、倒しちゃっていいですか!」
定年後の再就職のようなおぢに色々指示する態度が偉そうで鼻につく。
「僕がやりますから!僕が、僕が、、、」
しかし、素人目に見ても、この梱包が危ういのはわかり不安が募る。
手を出したくてうずうずしている夫は若者の目を盗んではこちら側のロープをきつく締め直したりしている。
なんだかもうめちゃくちゃに、ぐるぐるにロープを巻きつけたのはいいが、最後結ぶのがうまくいかない。
とうとう誰かに助けを求めようとし、おぢに呼んでくるように指図。
しかしおぢ「見つかりませんでした!」
若者が携帯で誰かに助けを乞うも誰も出てこない。
本当にこういう量販店での人不足は目に明らかなのではあるが、もしやこの若者が少々ウザがられているのではないかとかわいそうになったり、いやいや同情してる場合じゃない、ワタクシの自転車、無事にうちに持って帰れるのかと不安になったり。
とうとう店長に電話して「今、軽トラで帰る方の自転車を積んでるんですが、僕、ロープを結べなくて・・・」
その間に、夫とおぢで何とか結んでた。
若者「あ、できましたね〜大丈夫だと思いますっ!」ってお前が言うな!
妻冷ややかに「今から90分でいいのよね!」
若者「はいっ!」
ワタクシの軽乗用車よりさらに乗り心地の悪い軽トラで、ドキドキしながら運搬。
無事に到着。良かった良かった。

で、今日、雨と雪と雹の合間をぬって乗ってみた。
知ってます?電動アシスト自転車の乗り心地。
自分が競輪選手になった気分を味わえます。
ひと漕ぎ目が軽いし、オッソロしい急な坂道もスイスイ、まさにスイスイ(二回目)
介護ロボットで力持ちになった気分が味わえるらしいが、今ストンとそのことが理解できる気がする。
まぢでびっくりでした。
東京で、ママ達が、前にも後ろにもお子を乗せて元気に走ってたけど、あれは若さだけじゃなくて電気の力を借りていたのね!
少々の電気は食うとしてもガソリンよりは全然お得だろうから、あたしゃこれでどこまででも走るよと思う雪の日であった。
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思ひ出ドライブ

2021年02月16日 | おでかけ
2月16日(火)晴れ
昨日の我が家はハードな1日であった。
父の死に伴い、様々な名義等を母へ移したりする事務作業がハンパなくめんどくさい。
戸籍謄本だの印鑑証明だの必要書類を集めねばならないし、それ以前に、取り寄せた書類を読み込んで理解してリストアップして、という作業だけでくじけそうになる。
が、ここが我が夫の素晴らしきところである。
電話連絡で済むような簡単な処理だけして、さっさと逃げ出すような兄とは大違いだっ!
おまえは罰として、実家に立ち寄る時にはいつもコンビニコーヒーを手土産にしろ!

両親の実家のある伊佐市へ老母と夫と3人で向かう。
父の戸籍謄本やら原籍なんちゃらかんちゃら(←すでに理解しておらず夫に丸投げ)を取るためだ。
ちょうどこの役所の近くに50年くらい前に住んでたことがある。
ワタクシが幼稚園生だった頃だ。
両親の実家や従兄姉達の家へはその後も遊びに行く機会があったが、このあたりには行く事も無く月日が過ぎていった。
役所では、きっちり下準備をしていた我が夫と、窓口のプロフェッショナルな女性のおかげで、手間取る事なく順調に書類ゲット。
ちょっとこの辺りを散策してみようという事になる。
車を停めて・・・あっ!この川だ!

もっと大きな川だったと思ってたが、でも確かにここだよねと老母と盛り上がる。
幼稚園で仲良しだったまさこちゃんちも見つけた。
彼女は病院のお嬢さんで、おっとりして色白の綺麗な子で、お遊戯会では白雪姫だった。
そして、ワタクシは七人の小人の一人。
そんな思い出話すると夫が「まだいいじゃん!木とか石とかよりは」
彼も、お遊戯会にはいい思い出がなさそうだ。
そうこうしているうちに母が「この辺りだよ!住んでたとこ。」
さすがにもう二軒長屋のボロ家は全て壊されて空き地になっている。
いや〜懐かしいねえ〜と思い出に浸りつつ、今度は伊佐市民が絶賛するラーメン屋さんへ。

ワタクシの、ラーメンの好みは少し人とズレているようで、夫も老母も概ね高評価。
しかしワタクシ、「なんか臭くない?」と、食品を語るには最低の感想。

お腹も満ちて、次はお墓まいり。
と、老母の実家へ向かいながら・・・そう、ちょうどいま、県下一周駅伝の真っ最中で、ああ、そう言えば二年前に帰省した時もドライブ中に偶然そのコースに引っかかって足止めされたね〜
今日あたり、ここらを走るんじゃなかったっけ?
な〜んて言ってたら、おまわりさんの姿を見かけるようになり、前方から白バイが走ってきて、「え?え?え?私達、車停めなくていいの??」と言ってる間も無く選手達が走ってくる。
ひゃ〜頑張れ〜〜〜と車から声援を送り、パシャパシャ写真撮りまくる。


お墓まいりを済ませ、帰路につきかけ、ふと「今年は梅の花がとても綺麗だよね〜」という話になる。
我が家の庭にある紅梅もいつになく綺麗だよねと話していたが、野山や人様のお庭の梅の木も、今年はすごく目につく。
と、ここで「藤川天神に行こうよ!」(←梅で有名)

そうそう!この市にも2年住んでた事あって、そのうちの2ヶ月ほど住んだ家の近くも偶然通り、またも大興奮する母娘。

我が夫のいいところは、寄り道を嫌がらないところ。
父はまずお出かけ嫌いだったし、どこか(と言っても盆正月の実家への帰省くらいだ)行っても、寄り道も外食もせずまっすぐに帰る人だった。
道の駅ごとに引っかかりたいワタクシの要望を聞いてくれ、行きは横川町の物産館、帰りは樋脇の道の駅に寄り、おもしろい野菜などを購入。
今回初めて知ったのは「祝蕾(しゅくらい)」
ふきのとうをひとまわり大きくした感じ。
天麩羅でいただきましょう。

我が街の支所でワタクシと老母の印鑑証明を取って、ミッションクリア〜〜〜
夫よ!お疲れ様でございました〜〜〜
母さん!楽しかったね〜また思い出ドライブしようね。
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ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト

2021年02月14日 | 本・マンガ・テレビ・映画
2月14日(日)曇りのち雨
オンライン試写会にて鑑賞。


いきなり余談からですが、昨日、甥っ子が結婚相手を連れて我が実家に来ました。
おじいちゃんは間に合わなかったけど、おばあちゃんには会わすことができてよかったね!
と、ほのぼの和気藹々な初対面でした〜〜〜

が、もしここに、何かしらのハードルがあったとしたら・・・
そうね〜例えば・・・迎える側のこちらに何か隠し事があったら。
いや、ここだけの話、ワタクシは、甥っ子がどこまで母親の病気の事を彼女の話してるのだろうかとか、悶々とするところはあったのだ。
あるいは、もし甥っ子の連れて来た結婚相手が男の人だったりしたら・・・
ワタクシ達は、なごやかに歓談できただろうか。
ワタクシは、自分で思うよりまだまだなのだ、人間としてのレベルが。

今回の映画のオンライン試写会に申し込んだのは、この映画がロマンチックラブコメディで、そういう軽いタッチというかノリから、自分の意識変革を図ろうと思ったからだ。
ざっくりと言いますとこの映画は・・・

     アビーは恋人のハーパーの実家で開催されるホリデー・パーティーに招待された。
     アビーはパーティーの会場でハーパーにプロポーズしようとしたが、そこで予期せぬ問題が発生した。
     ハーパーは保守的な両親(テッドとティッパー)と軋轢が生じることを恐れるあまり、
     自身が同性愛者であることを打ち明けていなかったのである。     〜ウィキペディアより〜

で、見始めまして・・・
なんというかねえ〜魅力的な人が居なさすぎて、というか嫌な奴が多すぎる。
そもそも、ハーパーが嫌な女である。
彼女の家庭に問題があるとはいえ、まずは自分の性格を直せ!人は同じ過ちを繰り返すのは愚かじゃ!と言いたい。
魅力的だと思ったのは、アビーの男友達ジョンと、ハーパーの学生時代の恋人の二人くらいだ。
この人たちの助けがあって、なんとかアビーは自分を支えていられた。
ついつい、ハーパーと別れてジョンと付き合えばいいのに!と思うあたりが、まだまだなワタクシ。
でも、この映画がLGBTの理解への入り口になるのは無理があったなあ。
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