パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

ワタクシに足りなかったもの〜身体編〜

2020年01月31日 | Weblog
1月31日(金)晴れ

腰痛は慢性化し、いよいよ坐骨神経痛みたいだし、11月末に痛めた腕もなかなか治らない。
2年ほど通ってた整形外科の「リハビリ」は全く効果を感じられず夏に打ち切った。
72歳にしてフラダンスだヨガだとお元気なSさんが言う。
「あたしが行ってる鍼灸院、いいよ。ひと月に一回通ってメンテナンスしてもらってるの。」
今年のワタクシは、今までのワタクシとちょっと違うのだ。
自分を大事にするのだ。

ってことで予約して行ってみた。
美容師さんのことは「イケメンよ」と言ってたSさんだが、この鍼灸院の先生のことは何も言わなかった。
背骨の様子やらたっぷり時間をかけて診てもらい、じっくり整体してもらって、鍼。
生まれて初めて「鍼」なるものをやりました。
今のこのご時世だから勝手に「痛くないもの」と思い込んでいたけど、2回ほどは「え?痛いじゃん」と思いました。
うつ伏せになってるから一体何本くらい刺さってるのか非常に気になる。
インスタにあげるとかは言わないが、誰か写真撮って見せてくれないか?と思ってしまった。
で、初診料含めて¥6300円也!
覚悟はしてたが、ふぉえっ!となる。
しかし、その後、買い物して帰ろうと近くのスーパーに立ち寄り、そこの階段を登る時、あれ?身体が軽いんですけどっ!?
鍼って何???
麻薬的快感になりそう〜
つか、意外とワタクシ、本人が思うほどはひどい腰痛持ちではなく、この一度の施術で完治したんじゃね?とスキップする勢いで帰宅して、
一晩寝て、元どおりの腰痛持ちに戻ってました・・・

メンテは大事だが、まだもしかしたら散歩とか運動とかストレッチで何とかなるものなら何とかしよう。
と、こういうところがワタクシのダメなところなんだろうか。
それとも、まだ腰の痛みより財布の痛みの方が大きく、私財投げ打ってでもこの痛み何とかして〜ってほどじゃないってことか?
来週もう一度行って、今後のことを考えます。

今日の一枚は、腰痛など知らないであろう電撃3人娘。
でも、腰痛持ちの55のおばちゃんも、今年は「何だか知らんが面白くなりそうな」予感がしているのだ。
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ワタクシに足りなかったもの〜髪編〜

2020年01月30日 | Weblog
1月30日(木)晴れ

昨日の話を引きずってもう一言。
ついつい自分の知っているものに置き換えるくせみたいなもの。
そして、それを基準にして好き嫌いを判断する。
そして、たまに「生まれて初めてだ!」と言うものに出会って衝撃を受ける。
そして、当然、歳をとってくるとそういうことが少なってくる。
「フジファブリック」聞いた時「なんじゃこりゃ〜」と衝撃を受けた。
もしかしたら「いやいや、奥田民生や吉井和哉の影響大だぜ!」と言う人がいるかもしれない。
が、ちょうど彼らが全盛の頃、ワタクシ、子育てだの夫の浮気からの離婚騒動だので忙しくて暗黒時代だったせいか記憶にないのだ。
だからフジファブリックは、もうまっさらな気持ちで聴いて、ほえ〜〜〜ってなった。
と言ってのめり込むでもなくライブ行くでもなく、昔のpv流して聴いているだけで、こういうところだよな〜ワタクシに足りないっていうか、生きる上で何か足りないっていう部分は〜とは思ってます・・・

いや、違うの。タイトルにムリムリ擦り寄せてみただけで、今日書きたいことは別のことであります。
ワタクシ、決して『美』に対して無頓着ではない。
化粧品のモニターなぞに手を染めているのも、「化粧に金をかけたくない」だけではなく、それなりに美しくなりたいという欲も、若くありたいという欲もあるからである。
でも、比重というか、心の中頭の中での算段で化粧品に金かけるより家族で呑みに行きたい方が強いし、高い洋服ブランドバッグにも全く興味ない。
安い洋服の山から自分の好きなものを探り当てた時の喜びったら!
髪の毛も然りで、どうせひっつめるんだからカットの良し悪し関係ないわと思ってた。
毛量が人様の6倍くらいあるし、さらにはそれが癖毛の剛毛ときてるので、昔っからコンプレックスだった。
ここ15年くらいは、年に2度ほど矯正ストレートパーマあてて、その時カットしてもらう。
ずっと同じ美容院に行ってるけど「指名」するのがミョーに照れる。
つか、そもそも気に入った人がいるでもなし、で、「空いてる人誰でもいいっす」的な感じになってた。
去年の夏あたりに矯正に行ったのだが、その時の様子がなんか変だった。
全工程が終わった辺りで、若い男の子だったんだけど、「痛んでますね〜」とか言い出して、
なんかコソコソ上司に相談してる様子。
昔っからいるEXITのりんたろーみたいなゴツいにーちゃんが横から出てきて
いかにもうちのミスじゃないっすと言わんばかりに「泡タイプの白髪染めが一番良くないっす。チリ毛になってますね〜」
なんかめちゃ不信感。
何年、自宅で染めてたら突然髪がチリチリになる???
こちとらそんじょそこらの白髪歴じゃねえんだよっと言いたいところだが気が弱いので「はあ、そうなのね」とすごすご帰る。
でも、やっぱり変だよねと思い始めたらもう行きたくない。
半年経って、そろそろどうしようかなあ〜と思ってたら、いつも綺麗にしてるおんとし72歳のSさんが「あたしの行ってる美容院、いいよ。」
で、紹介してもらって行ってみた。
Sさんは「イケメンよ!」と言ってたが、この歳になると、相当なブサイクじゃない限り「イケメン」か「可愛いわね〜」となるので、もう判断できない。
ただ、ものすごく真面目な人というか、丁寧な人で、どういう髪型にしたいか、今、痛んでいる箇所をどうケアしていくかを、自分も悩みながら説明してくれたり案を出してくれたり。
最初は「どうせ結ぶからね〜」といういつもの気持ちで、まあ、こんな髪質だしさ、と投げやりだったワタクシも、
あまりに彼が真剣に悩み、色々言ってくれるので、ついつい「ぢつはこんな感じで、こういうパーマを当てて、というのが理想だけどさ、この髪では無理だと諦めてるのよ」と本音がポロリ。
すると「そんなことないですよ。今日は矯正は止めましょう。しばらくヘナで染めて髪の傷みをとって、それから矯正して下の方だけウエーブをという形に持っていきましょう!」
なんだかぱ〜っと世界が開けた気がした。
一応、年始の同窓会用にと美容院に行ったのだがそんな目先の事より、春の娘の結婚式で、長年の憧れの髪型で出席できるなら、その方がはるかに嬉しい。
何事もそうだけど、やはりコミュニケーションを取りながら進めた方がいいのだ。
自分の髪の毛じゃないの!もっと大事にしてあげなきゃ。
そういう優しい気持ちになると、今まで行ってた美容室のにーちゃんにまで優しい気持ちになって、
「彼だって美容師のはしくれ(・・・)
もっとワタクシが色々相談したり、希望を言ったり、ちょっとハードルをあげるようなこと言ったりしたら、精一杯、自分の持ってる技術を提供してくれたのだろう。
ワタクシに足りないのは、人とコミュニケーションを取ることと、自分の髪の毛、体、見た目を大事にすることだ。」と、年末に深く深く反省したのだった。
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映像研には手を出すな

2020年01月29日 | 本・マンガ・テレビ・映画
1月29日(水)晴れ

今、話題急騰中「映像研には手を出すな」というアニメをご存知でしょうか。
すんごい面白いです。
久々にアニメで大興奮するから!
第4話まで放映されました。
「え〜、もう4話も終わったの?もう追いつけないね〜」と、がっかりするなかれ!!!
2月2日の午後4時15分から再放送されます。見て!見て!面白いから。

ワタクシ、ジブリ好きを公言しておりますが、ぢつは好きな作品は5つくらい。
好き嫌いが激しいので、「崖の上のポニョ」とか「風立ちぬ」とか「おもいでぽろぽろ」とかあまり好きでない。
かまいたちのネタじゃないけど「火垂るの墓」に至っては生まれてから一度も見たことない。
辛くて怖くて号泣必至だからこの先もずっと見ないと思う。
「平成狸合戦ぽんぽこ」は、自然破壊する悪者側なので辛すぎて二度は見たくない。
じゃあ底に同じテーマが流れている「もののけ姫」はどうよと言われると、もう壮大過ぎてそこに自分の入る隙はないから安心して見られる。
好きなジブリ作品ベスト5に入りするくらい大好き。
いやいや、ジブリの話をするのではなかった。

高一の浅草みどりは、子供の頃見た「未来少年コナン」でアニメに開眼。
金森さやかはアニメに興味はないが金の算段が得意。今後名プロデューサーとなるのであろう。
カリスマ読者モデルで金持ちの娘水崎ツバメは、アニメーター志望。
この3人で「映像研」を立ち上げた。

人物の顔の造作はシンプルだから好き嫌いが別れるところだろう。
ワタクシも初めはあまり馴染めない気がしたが、すぐに慣れる。そして好きになる。
すごいのは建物とか乗り物とかの細かさ。
そして、空想の世界に突入した時の、水彩画のようなタッチの風景がものすごい。

先日、このアニメの監督である湯浅政明氏の「夜明け告げるルーのうた」鑑賞。
人魚の「ルー」が出てくるたび「ポニョじゃん!」と言い続けては夫から嫌がられていたが、
この「映像研」とジブリの関係性はすごく好き。
複雑怪奇に付け足された違法建築っぽい校舎も、見ようによっては「千と千尋の神隠し」の湯屋を彷彿させたりするが、それすらも面白い。
乗り物も然り。

55歳だからさぁ〜
何かと自分の知ってるもの好きなもの嫌いなものに当てはめていきたいわけよ。
で、安心したり「リスペクトを超えた!」と感動したり、「超えられないね」と偉そに批評したり、「まぢムカつく!パクリじゃん」と憤ったり。
そしてもう、ミュージシャンにせよ、小説にせよ、アニメにせよ、映画にせよ、「生まれて初めて味わう感動」というものにはこの先滅多なことでは会えないだろうなあと諦めの境地には達している。
でも、こうして時々「すごいっ!」と思えるものに遭遇しては拙い文章で世界に発信したくなるのである。
毎週日曜26時が楽しみ(いや、もう若くないので起きておられず録画ですがね)
見終わって、は〜っまた一週間先かぁ〜と思うのなんて、中学生の頃のザ・ベストテンが終わった時以来じゃないか!?
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祝 還暦 〜夫婦酒

2020年01月28日 | おでかけ
1月28日(火)雨
食べ物の写真が続いております。



これらは昨夜、夫と出かけた焼き鳥屋さんにて。
お誕生日、それも還暦だし!ってことで、そういうハレの日に我が家が行くお寿司屋さんへ行った。
月曜日ってのが危険なニオイ。
不安げな定休日女に、事前にネットで定休日も調べた夫が自信満々「ここ、年中無休だ!」
が!!!開店の夕方5時、フライング気味に行くと・・・暗い。
店の入り口に「1月のお休み 6日、20日、27日」の貼り紙。
がっくし。
イタリアンは?いつも行く居酒屋は?など妥協案を出す妻に「忘れてるかもしれんが、オレ、今日誕生日だから!」
ということで、いつも焼き鳥というと激安焼き鳥屋か紅とんなのであるが、1本200円とか300円とかする高級焼き鳥屋さんへ。
確かに、レバーが激ウマ!!!
鶏皮ポン酢が上品過ぎて、いつもの「鶏皮じゃな〜い!」と言いたいくらいだ。
ワタクシの思う鶏皮ポン酢ってのはゲテモノの一つ手前くらいの庶民のモノだが、こちらの鶏皮は丁寧に下処理されて綺麗にカットされておる。
美味しいから、いいんだけどさ。
椎茸も、どうしたらこんなに丁度良く焼けますか?っていうくらい絶妙。
あまりに美味しくて、酒量がいつもの半分以下だった気がする。
味わっていただくと、こうなるのかもしれぬ。
下品に血の滴るようなレバーを安酒で流し込むと、自然と酒量も増えるということか、いや、こういうのこそ焼き鳥だろ!という気持ちも無いではない。
ま、こういうのもよし、ああいうのもよし、であります。
そこらは柔軟なのワタクシ。
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祝 還暦

2020年01月26日 | おでかけ
1月26日(日)雨のち曇り

昨日は、夫の還暦を祝うパーティー開催。
「父にはサプライズでやるから土曜の夜、開けといてねっ!」と娘が言う。義弟B一家も呼んでると言う。
しかし普段こんな妻がいきなり「お誕生日を二人でお祝いしましょ!」と言うにはあまりに無理がある。
せめて娘達夫婦は一緒だと言うことにさせてくれ、ってことにする。
さて、ここからだ。
ワタクシの考えたサプライズ演出は・・・
7時からの宴に少々遅れ気味に到着し、個室に通されてみると「ををっ!娘達夫婦に、義弟B一家5人もおる!!びっくりぃ〜〜」
しかし、時間にきっちりしている我が夫、早め早めの準備で「おい!そろそろ出るぞ」
いやいや、あの時間にルーズな娘のことだ、お店の前でみんなばったり会うという最悪のケースも考えられる。
なるべく遅れ目に会場に行きたいものだ。
で、乗り換え検索して、ギリギリになりそうな時間の電車を、あたかも余裕で着くっぽい言い方をして、普段はやらないストレートアイロンなんぞを当ててゆっくりゆっくり準備をして時間を稼ぐ。

チラチラ時計を見ながら、この感じだったら7時ちょうどくらいにお店に着くかなあ。
さすがにもうみんな着席していて、ドアを開けてたら「おめでと〜」って感じになるだろうと思いつつ会場入りする。
夫が「○○で4人で予約してるんですが」
お店の人「はい!○○様ですね!ん?あれ?9名様ですよね!」
はっ!となるワタクシ、怪訝な顔する夫、もっと怪訝な顔するお店の人。
個室へ案内しながら「9名様ですよね!」とさらに確認するお店の人。
チョー無愛想に「はい、そうです!」と答えるワタクシ。台無しじゃっっ!!!
夫が「え?9人ってどういうこと?誰が来るの?」とつぶやく声を無視して・・・
案内された部屋に入ってまた呆然とする。
誰も来ておらん!!!
どういうことじゃっ!もう約束の7時は過ぎてる。
サプライズイベントの企画者として遅刻だなんて何考えとるんじゃ〜〜〜っ!!!
この数日、ワクワクしたり、ボロっと口にしてしまいそうな自分にドキドキしたりして過ごしたのに、この空白の虚しい時間をどうしてくれる。
そこへ娘夫婦登場。
いきなり「何してんのよぉ〜〜〜遅刻ってどういうことっっ!!??」と怒鳴る母。
娘「え〜っ!?すぐわかった?わかりにくくない?ここの場所。ぐるぐる回っちゃった!」
脱力・・・
それからまた少しして義弟B一家登場。
またもサプライズ失敗を声高に訴えるワタクシに義妹が「あら〜私たちは逆を考えてましたぁ〜少し遅れて登場して『え?なんでおまえたちが!?」ってなるかなあ〜と」
あ、そういうパターンもあるのね。
でもね、どっちにしろ、お店の人の「9人ですよね、9人!」で全ては台無しだったわよ、という話をする。

気を取り直し、カンパ〜イ。
娘達夫婦からは、ウインドブレーカーのプレゼント。

滅多に表情を崩さない夫が「をを〜っ!ずっとこれ欲しかったんだよぉ〜」

義弟Bんちの末娘がプレゼントを持ってくる。
なんと、アルバムを作ってくれていた。

すごいっすごいすんばらしい!!!
たっぷりのページに義弟のおもしろコメントもついて、最高のプレゼントだよ!

個室だからゆったり気兼ねなくおしゃべりできるし、お料理も美味しくて、姪っ子A Bもおもしろかわいく、多感なお年頃のはずの甥っ子は相変わらず素直なまんまニコニコしてて。
幸せそうな仲良し新婚夫婦もヨロシ。
子供3人のパパママの義弟B夫婦もそれに負けず劣らず仲良しで。
すっかりくたびれてるワタクシ達夫婦も見習って仲良くしていきましょう。
楽しかったね〜
美味しかったね〜
次は甥っ子の高校入学祝いのパーティーだね〜とプレッシャーをかけることは忘れないおばちゃんであった。

ちなみに、義弟Aからは、年末に上京して来た時、「これ、お祝いっ!」

夫たちの故郷の焼酎に、還暦のラベルを特注して名前と誕生日が印刷されたもの。
あなた、幸せね〜
明日がお誕生日の我が夫。明日は夫婦でじっくり呑みましょう。
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下世話な話

2020年01月24日 | 本・マンガ・テレビ・映画
1月24日(金)曇り

基本的にワイドショーは見ないし、芸能人ネタはスルーするようにしている。
ほのぼの系ほんわか系のみ「よかったね〜幸せね〜」くらいの感想は持つ、人として。
一番うんざりするのが「不倫ネタ」
どんな理由があろうとも、「不倫許すまじ論者」であるので、そして、いくらワタクシが目くじらたてようがこの世から不倫はなくならないということもわかっているので、もうこれは見ない聞かない言わないを貫こうと思ってはいる、普段は。

・・・でも、言っちゃう。

今、世間を騒がせている東出氏と杏さん、そして唐田嬢。
もう、なんちゅーか絵に描いたような不倫話で・・・「人間って!!!sigh」とまで思ってしまう。
そして、このことに関して意見したり批判したり擁護したりする人たちがまたたくさんいて、また「人間って!!!」と無力感や脱力感や怒りやら同感やら。

好き嫌いは置いといて、「杏さん」って完璧に近いイメージがある。
(どなたかが「あの杏でさえ浮気されるのだから、っていうのは如何なものか」的なツイート。気持ちはわかるが、でもやっぱり「あの杏でさえ」と思うし、だから男って・・・と思う気持ちも否めない)
あくまでもワタクシのイメージですけどね。
あの「世界の渡辺謙」の娘。
しかし、父親の病気やら、その後の両親のゴタゴタ等で小さい頃から苦労して育っている。
スタイル抜群で読書家で朝ドラの主演を見事にやりきり、そこで共演した年下のイケメン君と結婚。
子供にも恵まれ、またきっちり現場に戻ってきた。
そんな彼女の妊娠中に夫、めちゃ若い子と不倫。
東出君っっっ!!!絵に描いたようなダメンズっぷり。
以前観た映画「寝ても覚めても」で知り合ったのかなあ。
この唐田えりかって子、この前までやってたドラマ「凪のお暇」でも同じような雰囲気の役で、女性に敵を作るタイプの女優さんだなあと思っていた。
出始めた頃の「長澤まさみ」がそうだったなあ。でも、今の彼女は結構いいよねえ〜
この子もそうなるかなあ〜なんて。
でも、当分厳しいかもね〜実生活での不倫、さらにはインスタで二人のことを匂わせてた、なんてこともあるとこれまた絵に描いたような不倫女だなあと気持ち悪く思っちゃう。

そんでもって東出氏の「後悔してる」みたいな発言も、まあそれはそうなのかもしれないけど、それはそれで、結局のところ「遊び」だったってことか〜と思うし、遊びにしては「三年」は長過ぎる。
当時未成年だった唐田嬢のことを考えると、そりゃないんじゃないの?とも言いたくなる。

とは言え、杏さんはもう吹っ切って子供さん達とガンガン前に進んでいかれるであろうと思うし、「不倫許すまず論者」としてはこの先、当分の間、東出氏と唐田嬢が痛い目をみて、芸能界から干されてくれと思う。
でも、頑張って頑張って数年後に驚くほどのスンバラシイ演技でスクリーンで復活してくれたら、過去の事は水に流してもいい(何様?)

この一連の騒ぎ、見たくない聞きたくないと思っても、ツイートやネットニュースの見出しなどでどうしても目に入ってくる。
誰それと誰それがバトルしたとかも。
その中で「はあ?」って思ったのが三浦瑠璃氏のツイート。
どなたかがリツートされてたのを一つ二つ読んだだけだけど、一夫一婦制を持ち出されたり、蜻蛉日記だの和泉式部の和歌だのを持ってきて「不倫の功績」のように言われるのものすごい違和感。
不倫を正論化して「文化」に持ち上げるのはやめていただきたいわぁ〜
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遺伝子操作

2020年01月22日 | 衣・食・住
1月22日(水)曇り

ずっとずっと昔。ワタクシが小学生だった頃、母の母、ワタクシのおばあちゃんちに行った時の話。
ばあちゃん「あれもこれも全部捨てたんだね〜」
母と叔母が、今でいう断捨離だったのか実家の片付けをしていた。
優しいばあちゃんが大好きだったワタクシは、嘆くばあちゃんの横でひどく同情した。
ばあちゃんは布巾でお茶碗を洗っていたが、それも不衛生だと捨てられて、代わりにスポンジが置いてあった。

時は流れ、ばあちゃんはワタクシが高校生の時に亡くなり、母はおばあちゃんになり、ワタクシも立派なおばさんになった。
去年だったかふと思い立ち、実家の食器棚の整理をした。
いや、勝手にやるとボケが始まるケースもあると聞いたことあったので、母にいちいち了承を得ながらやったつもりだ。
だがそれでも母はおもしろくなかったようで、近所で「娘が捨てまくった」と吹聴して、母娘喧嘩勃発。
二度とやるもんかっ!と思った。
が、帰省して、実家の物の多さに辟易し、水周りの汚さにウンザリする。
離れていれば気にならないが、今年、夫の定年に伴い鹿児島へ帰ることは決まっており、でも終のすみかをネットで探すのも思うようにいかない。
よって、一度我が実家に引っ越してからじっくり中古の家でも探そうかということに。
となると、短くても数ヶ月は実家に滞在せねばならないとなると・・・
ついつい、あ〜トイレがぁ〜お風呂がぁ〜キッチンがぁ〜と、汚いところをいちいち挙げ連ねては頭を抱える。
いっそ軽くリフォームでもしたいところだが、我が実家は、市の区画整理に引っかかっており、何年か先には取り壊すことになる。
そんな家に大金をかけたくない。
でもその区画整理が2年後だか5年後だかもはっきりしない。
こんな状態だと売るのも難しいであろう。
まったくもって厄介な状況である。
よって、一つの手段として、せめて水周りだけでもハウスクリーニングをしたい。
母に「ワタクシ達が引っ越してくるまでに見積もりとっておいて!」と頼んでおいた。
母はむすっとしていた。
むすっとするくらいなら掃除しろよ!という言葉をぐっと飲み込む。

インフルエンザを発症し、でもボランティアの仕事も抱えているのでバタバタして、そんな中、娘から「今日泊りに行っていい?」とライン。
彼女達が来るのは何より嬉しいので「おいでおいで!」
金曜の夜は呑む日なので、普段なら酒のつまみだけを用意するのだが、Yさんはそれほど呑まないし、翌日も仕事かもしれない。
しっかりとご飯を食べたいかもしれん。
中華にしよう!
麻婆豆腐に回鍋肉でガッツリ食べてもらおう。
夫はモツ煮で呑めるよね。
そうこうしてると先に娘が帰宅。
来て早々に「どうして家を片付けてないのっ!」とエライ剣幕で怒り出す。
確かに、お正月に宴会用に出したコタツはそのままだし、玄関にはマフラーやら防寒グッズが山盛り、洗面所には洋服の山・・・
どこかで「Yさん!我が家の、こんなだらしない感じに慣れてくれ!」という気持ちはあった。
娘の、キツイ口調にカチンと来て、売り言葉に買い言葉。
娘「帰ったほうがいい?」
n「そうねっ!」
ブリブリ怒りながら娘はそのまま帰って行った。
娘の正論はごもっともだ。
しかし、だらしなかった娘に、上から見下されるように罵られると「はぁ〜っ!?誰のせいで布団部屋に布団がぎっちりなんだよっっっ
自分のもの、いっさいがっさい持っていけ!
いらないなら自分で処分しろよ。
ここを物置のように使って、自分ちには必要なものだけ置いて綺麗に暮らしてるからって偉そうなこと言うんじゃないよ!」
と、怒りで煮えたぎりながら、そっくりそのまま実家の母から言われそうなことだと気付いてまたも落ち込む。
実家には、ワタクシの思い出のアルバムやら洋服など置きっ放しなのである。

帰省中、何かと言うと母が「あんたも80になればわかるよ」と言い、ムッとした。
それはそうだろう。
そう言いたいことはワタクシにだって、いつだってある。
でも、それを言っちゃあおしまいよ、という気もするし、ワタクシは絶対にそういう言い方をするのはやめようと心に誓った。

ただ一つ、確実なことは、脈々と受け継がれてきた掃除下手の、片付け下手の遺伝子は、我が娘がYさんと結婚して「綺麗に暮らしたい」という強い気持ちにより見事に書き換えられつつある。
そして、それを横目に見ながらワタクシも「わかっているの、わかってはいるのよ。綺麗に暮らしたい気持ちはワタクシだって持っているの!
今度の引っ越しをきっかけにして綺麗に暮らす!」と思ってはいるのだ。
娘達が綺麗に快適に暮らしているのを見てホントに羨ましいし見習いたいと思っているのだ。

娘よ、悪かったね。心にもないことをいっぱい言っちゃった。
水に流して、また二人で遊びに来ておくれ!

・・ママ、ホントに悪いと思ってるなら、あたしがラインで謝ってるんだから無視してないで返信してください・・・娘心の声
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変わったね、変わらないね

2020年01月21日 | おもいで
1月21日(火)晴れ

4年ぶりの同窓会は楽しかった。
ワタクシは、中学生の頃から変わらないなあと、可笑しくもあり、少し情けなくもあり。
4年前は、ホント久しぶりに会う面々に、懐かしく、ただただ懐かしく、面白く、楽しかった。
が、今回も、ほぼその同じメンツである。
懐かしさも中ぐらいなり、である。
また、クラスごとのテーブルなので、ますます変わり映えしない。
おまけに隣は、中学校の頃、大嫌いだったN野君だ。
ワタクシ、だいぶ大人になったし、角も取れて丸くなったと自覚している。
が、こいつだけは嫌いだ。
中学時代、友人Mは「もったいないよね〜N野君って!綺麗な顔しているのにアホだよね〜」と言ってたが、とにかくアホ嫌いのワタクシはN野君の顔が綺麗だとはこれっぽっちも思わないし、アホが顔ににじみ出てるわ!と思っていた。
とはいえ、ワタクシも大人になったから、前回の同窓会の時にはだれかれ分け隔てなく、にこやかに対応し、思い出話に花を咲かせた。
が、宴もたけなわ、そろそろお開きかという頃、このN野が「この後、ホテル行こうぜ!」と女子たちに声かけ出した。
いや、ワタクシに言ったわけではない。
が、これが聞こえた瞬間、「かーーーーっ!!!やっぱりこいつはアホだし、最悪の状態のまま大人になったってことかっっっ!
冗談のつもりだろうが全くもって面白くないし、品がないっ!」と、ワタクシの『N野嫌い』再燃。

それなのに、こいつが隣かっ!と苦虫つぶした顔で、反対側のかこちゃんに乾杯のビールを注ぐ。
N野!お前はそっちの男子に注いでもらえ!わたしゃお前に注ぎたくない、なんて大人げなくN野に背を向けた形でゆっくりかこちゃんと歓談するも
気配りかこちゃんが「N野に注いであげて!」
チッ!
はいはいはい、ドボドボドボ・・・大人げない・・・

前回100人くらいの参加者で、今回はそれを少し下回る参加者ってことで、前回より狭いお部屋ではあったが、それゆえ他のテーブルも良く見渡せる。
かこちゃんが「ね〜ね〜、あの売れないミュージシャンみたいなヤツ、だれだっけ?」
めっちゃガタイのいい、ロン毛ソバージュのニット帽野郎は、確かに異彩を放っている。
顔の広いかこちゃんがわからないのに、中学生時代の視界30度くらいのワタクシがわかるはずない。
かこちゃんが「この4年でまた劣化が激しい人、いるね〜」と手厳しい。
「Kさんはさ、子供の頃ブスだったじゃない?でもさあ、やっぱりお金とか品位とか地位とかで、今、結構いい感じになってるよね〜」
Kさんは、おうちがお医者さんのお嬢さんだった。
確かに、この中でマダムという称号を一人与えなさいと言われたら彼女になるかもね〜というくらい品のいい奥様になっている。

一次会がお開きになり、二次会のカラオケへと繰り出す。
結構な出席率で、一番広いであろう部屋が、ぎゅうぎゅう詰めである。
ここでも、相変わらず小学校からの幼なじみY花姉と、高校友のA美さんとつるんでいる。
これじゃあ帰省した時の飲み会と変わらない。
間で、かこちゃんもんちゃんと喋って、これまた帰省した時の飲み会やファミレスランチと変わらないではないか。
ワタクシ、同窓会に出る意味があるのか???
かと言って、たまたま通りかかったH君が「あ!Nさん!君とは昔カミキリムシとクワガタを・・・」と言いかけるのをかぶせるように
「はいはい、私、クワガタ持って行ってたのね〜学校に」
4年前に聞いた時は驚いたけど、もう二度は聞かなくていい話だ。
このまま話を続けるとまた「ぢつは僕、君と仲良しだったH坂さんのことが好きで・・・」と言いだすかもしれぬ。
今度はY田君が誰かにワタクシを紹介しようとして・・・
「NさんだよNさん。覚えてない?きちんとした女の子でさぁ〜ランドセルをきちんと背負って・・・」と4年前と同じことを言う。
はいはい、認めますよ、ワタクシ、なんの取り柄もないし、みんなの記憶に残るようなことない地味な子でしたよ。
でも、どいつもこいつも4年前にした話をまたするんかい!
めんどい!くそめんどい!

でもしょうがない。ワタクシのことをよく覚えている人、ワタクシがよく覚えている人、って言うのが少ないのだから。
興味が無かったのだ。他人に。
自分が興味のある人以外の人に。
その人がどこに住んでいるとか、誰のことが好きだとか、その人の交友関係とか。
全く興味なかった。
かこちゃんは逆だ。
「あの子は児童福祉施設から通ってた」とか「兄弟がいて、ウンヌンカンヌン」とか「親がヤクザで」とか、先生方の不倫話まで、ワタクシが何一つ知らない情報をそりゃよく知っている。
これは親も関係してくるんだなあ、親からの情報っていうのもあるよなあ。
うちの親は、もしかしたら子供に変な情報を入れてはいけないと思って、止めていたのかもしれない!と思い・・・
帰宅してから母に「ね〜ね〜○○先生の話とか知ってる?」と話を振ると、全く知らず、
さらにはキラキラした目で、興味津々聞いてくるあたり「子供の悪影響を考えて噂話を耳に入れない」なんていう高尚な教育方針があったようには思えず・・・
この親にしてこの子。
単に情報アンテナが低いというか情報網を張り巡らしてないというか。

今回の同窓会は開催時間が3時からと早かったので、二次会がお開きになったのもまだ9時半くらいだった。
かこちゃんが「ね〜ね〜、一人千円ずつ出して3人でタクシーで帰らない?」
なんと、あの、N野と3人で!という話だ。
かこちゃんはここから一番近いところに住んでいるから、すぐに着く。
そのあと、結構な時間、ワタクシはN野と二人でタクシーで帰るというのか。
嫌じゃ!
n「まだバスいるよ!あたし、バスで帰る。かこちゃんもバスで帰ろうよ。」
かこちゃん「私、バス、大嫌いなんだヨォ〜」←田舎の車社会には多いのだこういう人
N野が「俺んち、キミの家の近くだぜ。」
知らんがな。あたしゃオマエと帰りたくないんじゃ!
「あたし、バスで帰るから!」
A美やY花姉が爆笑しながら「頑なだね〜」
たとえもうバスが走っていなくても、N野とタクシーで帰るくらいなら3千円かかっても一人で帰るわい!

と、齢55にして、15の春の頃と全く変わらない自分にほれぼれしながら(・・・・・)満員バスに揺られて帰る。
バスを降り、実家までの夜道で見上げた夜空の上弦の月が綺麗で。
星も空いっぱいに瞬いていて、綺麗で綺麗で。
変わったね、変わらないね。楽しかったね。また会いましょう。
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インフルエンザ狂想曲

2020年01月20日 | からだのこと
1月20日(月)晴れ

年が明けてすぐに帰省し、同窓会だ温泉ランチだと浮かれて過ごし、東京へ帰る日の前日から発熱。
怪しい・・・怪しすぎる。
咳も出ないし、喉も痛くないのに、発熱・・・
もう原因は一つしか考えられない。
が、考えたくない。
が、早めに手を打ったほうがいいということだけは確かだ。
ってことで、帰る日の朝一番に、実家の近所のクリニックに駆け込む。
問診票を書かされる。
素人が怪しいと思うくらいだから、医療従事者はもっと怪しむだろう。待合室じゃないような廊下で待たされる。
時々通りかかる看護士さんが「寒くないですかぁ?」と声をかけてくれる。
廊下にドクターが出てこられる。
先生、お変わりないですね〜
ヤブだの、冷たいだの、変人だのと、近所では評判の悪いドクターだが、近いにこしたことないので、風邪薬が欲しい時などお世話になっていた。
Dr.「怪しいねえ〜〜〜検査してみましょう。」
看護士さんが検査キット持ってきて、廊下で鼻に突っ込まれる。
またしばらく待たされた後Dr.登場。
「インフルエンザA型、陽性反応出ました。
東京にはいつ帰るの?」
n「まだ決めてません。」ととっさに嘘をつく。
今日帰るだなんて言うと止められるのは目に見えている。
どこから足がつくかわからないから余計なことは言っちゃダメダメ!

そのまま廊下で、薬を処方してもらい会計もそこですませ、とぼとぼと帰宅。
頭の中でどうしたものかぐるぐるぐるぐる考える。
激安飛行機のチケットは、変更できない。
診断書を書いてもらってそれを提示すると変更できるようなことも、病院の廊下で検索したネット記事に書いてあったが、果たしてその診断書を誰がいつ持って行って変更するのだ???
母は母で「ひゃ〜〜〜っ!!!インフルエンザっっ!!??」と大騒ぎ。
あたしも罹ってるかもっ!と悲鳴をあげて速攻病院へ。
予防注射受けてるんだったら、そんな慌てなくても!と言うワタクシの声は届かない。
検査には引っかからなかったらしいが、先生から「どうせすぐ感染ると思うよ」と言われ、薬をもらってきていた。
そして案の定すぐ発熱していた。

親不孝娘は考える。
このままインフル母娘二人寝込んで一週間過ごすか、なんとか東京へ帰ってから安静にして治すべきか。
いくつか気がかりなことがある。
飛行機のチケットもそうだし、
ボランティアの校正の仕事を引き受けていて、それを15日の録音の日に持って行きますと約束していた。
しかし、年末年始忙しいから、鹿児島から帰ってからさ〜っとやってしまおうと、手付かず状態。
さらには、15日の録音は、議会のしちめんどくさいページを引き受けるよと約束していた。
このページの録音さえうまくいけば、あとはなんとかなる。
そういう事をいちいち考えだすと、鹿児島であと一週間過ごすわけにいかない。
タミフルを飲み、熱も少し下がり、「よしっ!今、この勢いで帰ってしまおう!」

空港へ向かいながら、また『インフル、飛行機、搭乗口』などと検索窓に入れてみたりする。
小心者nは、登場口での保安検査の精度が気になっているのだ。
もしや、発熱者も感知する?
海外からの「○○熱」とかが発覚するのは自己申告なのか?それとも感知されてバレるのか?
今、検査が厳しくなっており、行きの検査で初めて上着を脱ぐ事を知り慌ててコートを脱ぎ、その下に着てたダウンベストも脱げと言われ、ロングブーツも脱げと、身ぐるみはがされる気分だったのだが、
帰りはなるベく怪しまれないように、スムーズに通り抜けるように、あらかじめコートもダウンベストも脱ぎ、言われる前にブーツも脱ぎ・・・
ドキドキしながらくぐる。
ピンポン鳴らず、ホッとしながら、ブーツをヨロヨロしながら履き、飛行機へ。

15日の録音の原稿を預かってくれてたN野さんに会わねばならないのだが、まだ中学生のお子さんにいる彼女に「インフル」菌を近づけるのは申し訳ないなあ。
恐る恐る夫に「かくかくしかじか」
あまり社交性に富んでいるとは思えない我が夫だが「これ以上、世間に君のインフル菌をばらまくのは申し訳ない」と
ワタクシの代わりにN野さんから受け取ってきてくれるという。
N野さんに「イオンの椅子に座って待っててください。茶の帽子に紺のダウンコートを着た小さなおぢさんが近づいてきますが不審者ではありません。ワタクシの夫です。
ワタクシ、風邪で起き上がれませんので・・・云々」とラインを送る。

そして、ちゃんと5日間飲み続けてくださいねと念を押されていたタミフルを飲み終わり、学校保険安全法による規定もクリアして無事に録音日に参加でき、スムーズにややこしいページも録音できて、異例の早さで終了〜〜〜
綱渡り的な事をやってしまったとはいえ、なんとか無事にクリアできて脱力した。
いや、まだまだやらねばならない事は山積み状態で、たるんでいる場合じゃないのだが、やっと深呼吸できて、気持ちも穏やかになった気がする。
体調を崩すと反省させられるのが毎日の食事だ。
また今日から心を込めて美味しい食事を作ります。
今夜は鹿児島名物「豚骨」を作ろうかな〜
キノコも色々買ってきて、サラダにしようと思います。
皆様もくれぐれもお身体お大事に!
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親不孝

2020年01月13日 | Weblog
1月13日(月)成人の日 晴れ

金曜日に東京に帰ってきた。
帰省中に、父の入院する病院へ行ってみて、父の痴呆症の進みに少しショックを受け、でも、それも仕方のないことと諦めの境地に達していることも否定しない。
ただただ預かってくださる病院があることがありがたいと思うのは、絶対ワタクシには自宅介護できないとわかりきっているから。
老々介護が背景にある事件が起きるたびに同情するし、その報道の仕方にどこか「自宅介護していた犯人を弁護するニオイ」を感じては
だからいつまで経ってもこういう事件が続くんだよっっと悪態を吐くし
幸せそうな「痴呆症のおばあちゃん」とその家族、という番組には心の何処かで「本当だろうか。育てやすい赤ちゃんとそうでない赤ちゃんがいるように、
穏やかな痴呆老人とそうでない痴呆老人がいて、遺伝的にそういう穏やかな痴呆老人の子供達はまた穏やかな性格で、介護がうまくいくというパターンなのだろうか。
その点、キレやすい性格だった父を、さらにキレやすい娘のワタクシが介護するとなると恐ろしいことになるのは目に見えているなあなんて思ったり。

NHKの「認知症の第一人者が認知症になった」を見た。
認知症治療の第一人者だった長谷川先生が、自分が推奨した「デイサービス」に行くことになりホントにつまらなそうに、イヤそうに、過ごされ、
辞めてしまわれる。
娘のまりさんが「お父さんが聖マリアンナで作ったものでしょ?介護する家族のために!」と少し責めると
悲しそうな顔をされながらも「僕はあそこでは孤独なんだ」
奥様の瑞子さん、上品でお綺麗で、でもすっかり腰が曲がってしまわれ、日々介護はきつかろう。
そんな母を思うまりさんに先生が「僕が死んだらみんなホッとするだろう」
講演会の手伝いから散歩など日々介護しているまりさんに不意に「瑞子さん!」と声をかける先生。
まりさんが悲鳴のように「パパっっっ!ホントに?ホントにわからないの、あたしはだれ?」としつこく聞き続けて、やっと「あ、まりだったな」

父のお見舞いに行き「お父さん!東京から帰ってきたよ。わかる?」と聞いても
「はい。ありがとうございます。」
n「いやいや、お礼じゃなくてさ!あたし、誰かわかる?」
「・・・・・」
昔話なら覚えているかもと、60年も前の話を母がすると、父は声を立てて大笑いし「あんたはよく覚えているねえ〜」と母を褒めちぎる。
父の中で、母は存在しているが娘はもう存在していない。
これがとても不思議な気がする。うん、ショックというより、不思議。
父は兄よりワタクシをベタ可愛がりしていた。
兄のことは忘れてもワタクシのことは忘れないだろうと思っていたが、あっさり忘れられている。
母のことは覚えている。
自分もそうだろうか。
子より伴侶なのだろうか。
ワタクシ、夫のことは忘れられても(・・・・・)娘のことを忘れるわけがない、と思ってしまう。
まあ、ワタクシは東京にいてしょっちゅう会えなかったもんねと自分に言い聞かせていたが、
この、長谷川先生の「瑞子!」を聞いて、え〜〜〜っ!?と思った。
まりさんは、おそらく奥様の瑞子さんより、先生と一緒に行動してお世話されてると思うのだが、それでも妻の名はすぐ出てくるのか!!と衝撃だった。
いや、この、名前を覚えていたり、顔を覚えていたりするのが、大事だった順番というわけではないのだということも以前別の医療系番組で見た気もする。
ただ、つい数日前に自分が経験してショックだったことを、また思い出すような場面だったのでひどくまりさんに同情してしまった。
まあ、強い彼女は、笑い飛ばしていたけど。

父の座る車椅子を押しながら「また来るからね」と言ったら「気をつけて帰れよ」と言う口調が昔のそれだったのが唯一の救い。
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