パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

2023年11月28日 | 衣・食・住
11月28日(火)晴れ
今年は異常気象だった事を、生き物で実感する。
まずは蜂の乱舞。
これは気象には関係なく、ただたまたまうちの庭が蜂に選ばれただけかもしれぬが、初めて見て驚いた。
次が猪との遭遇。
同じ週のある朝は・・・こいつだ。

見えます?
蛇です蛇。
緑深き我が家ですからね、居たんだと思いますよ今までも。うじゃうじゃ。
でも、ワタクシの目に触れなかった、これまでは。
それが、今年いっきに登場してくれてビビらせてくれた。
わかった。居るのは十分わかった。
後はお互い静かに暮らそう。棲み分けようぜ。
なるべく君たちの居るところには立ち入らないようにするからさ、驚かせないでくれよ。

とは言え、虫嫌いだったワタクシも、だいぶ鍛えられた。
まだ素手で移動させる事はできないが、手袋をしていると少し強くなれる。
カマキリ君ぐらいなら掴める。
トカゲ君はちょっと無理。
ヤモリちゃんも無理だけど
以前ほどは悲鳴を上げない。
今年はいよいよヤスデが大発生の兆しで、役所にもらった薬剤を撒いて対処しているが、翌日その薬剤によって死骸がコロコロ転がっている。
ちょっと処分に困る。
薬剤をくぐり抜けて家の中に入ってきたならず者はティッシュで包んで処分はできるようになった。
我ながら進歩だ。
スリッパを履く習慣がなかなか身につかなかったが、ヤスデを踏んでしまうかもという恐怖心のおかげで習慣化できそうである。
外に出ようとスニーカーを履いたら、嫌な感触がして、キーーーっ!わざわざ靴の中でこときれるなよと変な声が出た。
以来、靴を履く時は、一度トントンと確かめてから履く。
小学生の頃、砂利を外に出してから履いていた感覚を思い出した。
蜘蛛はずっといるし、ずっと苦手だが、毎朝、棒を持って蜘蛛の巣払いをしたおかげで、だいぶ減った。
年寄りから「蜘蛛は虫を捕ってくれるんだよ」と説教されそうだが、嫌いなものは嫌いだし、虫は化学の力でなんとかする。
慣れと季節の移ろいで、今年の闘いも終盤に近づいたと思いたい。



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ペット 実感消臭 スプレー

2023年11月26日 | 当選品&モニター&おタメし
11月26日(日)晴れ
モラタメさんからお届けで〜す。
エステーペット 実感消臭 スプレー[猫ちゃんのウンチ・オシッコ専用]のご紹介。


天然由来成分配合なので、猫ちゃんが舐めても安心。
猫ちゃんのウンチやオシッコの臭いを徹底消臭。
我が家の老猫イチさんのトイレは、寝室においてあるので、臭いには神経質になりつつ、かと言って老体に悪いものだと嫌なので、ここは人間が我慢と思っておりました。
これはトイレの猫砂に直接シュッとできる簡単さ。
助かります。
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期待を裏切らない女

2023年11月20日 | Weblog
11月20日(月)晴れ

高校の悪友三人のグループラインに忘年会ランチの着信。
Mはガラケーなので、幹事役のY美さんがメールで別に連絡。
ワタクシ以外はフルで働いているので、12月の第一日曜日に決まる。
次に、お店はどこにする?
ワタクシ、気になってる古民家カフェをいくつかピックアップしてラインに載せる。
そして「たまにはパーっと豪華にいくなら、高級なお店はMが詳しそうだよね」
Y美さんが「Mにも聞いてみる」

しばらくしてY美さんが「Mからメールきた」とスクショした、そのままを載せる。
『お店の名前はレストラン◯◯。お昼のコースが三種類。
メインが県産豚肉だと6500円、黒毛和牛だと7370円、メインが県産黒毛和牛プラスアルファだと11000円です。
評判が良さそうなお店ではあるんだけどどうでしょう」

絶句するワタクシ。
おそらく同じ顔してスマホの画面を見ているであろう他二人。
しばし呆然とした後、嵐のような怒涛のラインの応酬が始まる。
Y花「あたしの中でランチは千円台」
Y美「パーっといこうは二千円くらいまでだよ。」
ワタクシ「Mのメール読みながら吹き出したわ、あまりに高過ぎて。高級志向は知っていたが、期待を裏切らない女!
プラスアルファで11000円って、なんだよ!?」
以下続々と続く・・・
「メール見て、ディナーじゃないのかと。」
「うちはクリスマスディナークラスでもないわ」
「たまにはパァ〜っといこうかと言ったのがまずかったのか。」
「パァ〜っのレベチ。」
ひとしきり盛り上がった後、分相応なランチ屋を探そうとするも・・・
「11000円のランチの提案のせいで、店選びのハードルが超上がってる...」
我が街で障害者施設が運営してるレストランがワタクシは気に入っていて、よく友達をお連れする。
思い出して一瞬そこはどう?と提案するも、はっ!Mは接客にも手厳しいんだったと思い出し、慌てて却下する。
あゝめんどい。
だからもうMは誘わなきゃ良かったんだよっっと心の中で思ってしまう。

ぢつは、このブログでも時々愚痴ってるのだ。彼女の事を。ここでも、ここでも、ここでも・・・
「分相応」
「いぢわるなワタクシ」
「めんどくさい」

そして、Y美さんもY花さんも気づいてないけど、Mは、それほどワタクシ達と会いたい遊びたい食事したいとは思っていないという事をワタクシは薄々感じている。
だから五回に一回くらいしか誘いに乗らないし、おそらく今回もたまには豪華にいこうかという言葉の意味を履き違えたから参加しようと思ってるだけ。
二年前に集まったのも、我が街の高級イタリアンだったから来ただけの話だと思う。
ラインの応酬をしながら、漫画「A子さんの恋人」の
『誰か心の薄汚れた人で中和しないと自己嫌悪で死んでしまいそう!』のフレーズを思い出す。
これがMと一対一でのやり取りでなかった事にホッとする。
同じ金銭感覚のY美さんやY花さんと語って、ちょっといぢわるな笑みを浮かべた事で中和できた。
さらにワタクシ、もう一つ考えていることがある。
今日の一枚の写真をご覧あれ。
先日の骨董市で、一枚100円で買った着物たちだ。うっとりする。可愛い。
ランチの日までにこの中のどれかでスカートかワンピースを作って着て行くのだ。
そして「これ百円なの」と得意げに披露するのだ。
創作意欲がモリモリと湧いているいぢわるなワタクシ。
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100円を生かす決意

2023年11月17日 | おでかけ
11月17日(金)雨
今日は、趣味である骨董市へ、従姉で天才ユーチューバーKemiちゃんと出かける。
本日の会場はいちき串木野市。
9時半には会場着。張り切っている二人であるが、お安いコーナーも無く・・・
二万八千円の茶箪笥を勧めるおぢを笑顔で振り切る。
上限が500円だっちゅうの。
前回200円の反物をゲットしたおぢのところを見に行き、たくさん広げられた着物の中に可愛い花柄の振袖発見。
こちらのコーナーはおいくらかしら?
おぢ「千円」
ワタクシ& kemiちゃん「千円か〜」
おぢ「引く900円!」
なんとなんとなんと100円。
Kemiちゃんとワタクシ、一瞬ぽかんとしてから、「買いますっっっ!」
ワタクシは着物三枚と帯一本で400円分、Kemiちゃん千円分お買い上げで、大満足。
まだ10時半くらいだが、朝食抜きのワタクシ達、お腹ぺこぺこ。
お魚が美味しい物産館蓬莱館へ向かう。

美味いっ!
お腹も満ちて、蜜柑と魚をゲット。

大きな鯖二尾と、コショウダイ320円。
すぐ隣の海を眺める。
お天気は今ひとつだったが、白波が立ってこれはこれで風情ある晩秋の海という感じ。

次の物産館へ。
ここではレタスと国産レモン購入。
先日レモンケーキを初めて作ってみたら大変美味しくできたので今後MYレパートリーに加えるつもり。
Kemiちゃんが鯛焼き買ってくれたので車で食べる。
焼きたて熱々で餡子たっぷりで美味。
さらにもう一ヶ所物産館行って大根、リンゴ、ニンニク。
で、我が家に帰って来たら、戦利品のお披露目会である。
Kemiちゃんは、ちゃんとこれらの着物が、洋服になりバッグになり形になりさらにはユーチューブにアップされて収益となるわけでものすごいいい回転である。
ワタクシは、勢いよく買ったはいいが、まだ形になってないもの多々。
今年中に色々作ろうと思う事であった。
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訂正記事

2023年11月16日 | Weblog
11月16日(木)曇り

ワタクシ、何か不愉快な気持ちになった時の解決法として、このブログでぶちまけてスッキリする。
先日も、老母が泊まりに行ったおばちゃんちでの幽霊騒ぎに「おばちゃんがおじちゃんの骨を散骨なんかするからだ。多分自分と同じ墓に入れたくなかったんだっ!」
今思えば、ちゃんとした確証もなくネガティブな想像だけで書いた。
今週月曜日に、老母のところへ行った時、老母が「電話して聞いたのよ!何で散骨したのって?」
聞くに・・・
おじちゃんの希望だったらしい。
おじちゃんは熊本出身なのだが、実家の墓はお兄さんから墓じまいしたと言われ、かと言って、おばちゃんちの墓には入りたくない。
だから散骨してくれとの事だったらしい。
う〜む、まさかの本人希望だったのかっっっ!
それならなぜ夜中出てくるのだ?おじちゃんよ!
老母曰く演歌歌手に嫉妬してるんじゃない?
ったく人騒がせな。
とは言え、すっかりおばちゃんを人非人呼ばわりした事は深く反省し、ここに訂正記事を乗せます。

同じ日の事。
老母「昨日、Tちゃん一家が来たのよ!突然」
え〜〜〜っ!!!
Tちゃんとは、老母の孫。ワタクシの兄んちの一人息子である。
この甥っ子の事については、赤ちゃんを連れてきた話として、いぢわるな視点で書いた。
そして、ワタクシは、次にこのひ孫をおばあちゃんが見るのは、彼女が小学校に上がる時だろう、くらいに思っていた。
それくらい疎遠だった孫なのだ。
それなのに、突然家族三人で来たというのだ。連絡も無しで、もちろん手土産も無しで(ぷぷぷ)
でも、ワタクシは反省した。
ワタクシは、こんな感じで、ふらっと思い出したついでに顔見に来たよというなら、手土産などいらないと思っていたのだ。
でも、初めて赤ちゃんをひいばあちゃんに見せに行くのに、そして絶対お祝いをもらえるとわかっているのに、手ぶらで来たと聞いたので驚いたのだ。
でも、こんな感じで、ちょっと公園にでも行こうか(わが町には大きな公園がある)となった時に、せっかくだしおばあちゃんとこに寄ってみる?ってなった事がとても嬉しかった。
そして、これまた以前の日記の、いぢわるな自分を反省し、ここに訂正記事を掲載いたします。
Tちゃん、またひいばあちゃんに会いに来てあげてね。
遅ればせながら、おばちゃん、お祝いを包んで預けておくから。(もう1歳も過ぎてるというのにお祝いをあげていないおまえが一番人非人じゃ!)

今日の一枚は・・・
今、我が庭のあちこちで咲いているツワブキの花。
この時期の黄色は元気が出るね。
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片付けられない

2023年11月13日 | 衣・食・住
11月13日(月)晴れ

内側にボア付いた冬用パンツ履いてます。ぬくい。
聞き飽きてると思いますがここでも言いますね。
「この前まで夏だったのに」
鹿児島も一気に冬です。油断しててまだ何も暖房設備出しておらず寒い。

引っ越してきた当初の「素敵に暮らしたい」という気持ちが薄れてきて、何となく暮らしているうちに、また部屋中がごちゃついてきている。
捗らなかった衣替えのせいもある。
あれもやりたいこれもやりたいという欲張りのせいもある。
生来の片付け下手のせいもある。
捨てられないケチ性分のせいもある。
好きな事を先にやって、嫌いな事を先延ばしするせいもある。
ブログを書く事が好きだから、片付けよりグチグチよしなしごとを書く事の方を選ぶせいもある。
ちょっと面白い小説を読み始めたらそちらを優先するせいもある。
こんな言い訳ばかり言っているから、今日も部屋がごちゃついている。
明日こそは片付ける。

今日の一枚は・・・
パソコン内の写真も片付けなきゃねと削除してたら、こんなの撮ってたようで。
ドームに野球観戦に行った時にもらったTシャツやタオル。
次の観戦用に大事に取ってたが、鹿児島からはそう簡単に行く事も無くなったので日常使いし始めた。
ボロい安いタオルと違い厚手で拭き心地がよろしい。
Tシャツは、この夏、夫が農作業用に重宝していた。
で、こんな洗濯物干しになった次第。
来年は頑張れ!ジャイアンツ!
コメント (2)
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三つ子の魂百まで〜霊編

2023年11月11日 | Weblog
11月11日(土)晴れ

おばちゃんが言う。
「ここ、出るのよ」
n「何が?」
三年前に亡くなったおじちゃんが出るらしい・・・
夜中、衣装部屋と茶の間の間の暖簾が風も無いのにふわりふわりそよぐ。
おばちゃんだけじゃなく、泊まりにきた娘や婿、孫達も見たり感じたりしているとのこと。

ワタクシは、霊を信じていないわけでない。
ただ、怖いからワタクシの前には現れないでくださいと常々思っている。
肩に乗ってて結構ですが、なにとぞワタクシに気づかれないようにしてくださいと。
だが、おばちゃんの語るおじちゃんの霊とやらは、おばちゃん達の心の闇が見せている物体のように思える。
と言うのも、詳しいことは知らないが、おじちゃんが亡くなった時、散骨した。
おばちゃんの散財のせいでおじちゃんが建てた家を売ることになり借家住まいとなり、おじちゃんは退職後も葬儀屋さんやら色々な所で働いた。
晩年は癌に罹り亡くなった。
お墓を建てるお金が無かったのかと思いきや、老母の話だと、一人娘だったおばちゃんが墓を守ってるから入れようと思えばそこに入れられたはず。
今でこそ散骨という選択肢も出てきたとは言え、おじちゃんがそれを切望したと聞いた事はない。
ではなぜ???
自分が死んだ時に入るお墓に、おじちゃんを入れたくなかったのではないか。
夫婦間、家庭内のことは外からはわからない。
もしかしたらおばちゃんの散財のせいで家を失った事やらをずっと責められていたのかもしれない。
娘達までもが散骨に反対しなかったくらいなんらかの理由はあるのかもしれない。
でも、心のどこかに後ろめたい気持ちがあって、夜中おじちゃんを見てしまうのではないか。

ワタクシの幼い頃の記憶では、おじちゃんは無口ながら優しくていい人だった。
子供とずっと遊んでくれる人だった。
うちの父親とは大違いだった。(父さんごめんよ、でも、あたしゃ父さんの事、大好きだよ)
だからつい「おじちゃんじゃないよぉ〜この家になんかいるじゃない?」と言うも、娘のT美ちゃんが泊まった時は、夜中に「T美さんT美さん」と呼ばれたとか、
夜中、具合が悪くなり救急車を呼ぶ寸前までいったとか。
おばちゃんが憎々しげに「おじちゃんしか考えられないでしょっっ」

帰り道の車の中で老母が言う。
泊まりに行った日、仏壇にお線香あげようとしたら、おばちゃんの両親の写真の横に、パタンと伏せられた写真立て。
そしてその前には小皿に山盛りの塩。
聞くと、おじちゃんが夜中出るから!との事。
さすがに母が「そういうことしちゃいけないよ」と写真立てをちゃんと起こして、塩もやめなさいと言ったらしい。
そして、寝る時には暖簾を結び出すおばちゃん。
ゆらゆらすると怖いからと。
老母に、「で、おじちゃん、出た?」と聞くと、「何にも出ないけど、どこを見ても演歌歌手で寝づらいかったわ」
つ、強い。
メンタルの強い人だ。
わたしゃ、その話を聞いた時点で、もうこの家には泊まれない、泊まりたくないと思うけどねえ。

散骨した事の後ろめたさが霊を見てしまうのではないか。
あるいは、本当におじちゃんが居場所がなくて困ってるのか。
夫が「せめて墓石に名前を刻んであげたら?」と言い、老母が今度おばちゃんにアドバイスするよと言ってた。
塩を盛るより絶対そっちの方がいいよね。
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三つ子の魂百まで

2023年11月10日 | Weblog
11月10日(金)雨のち曇り

一週間前のことだ。
我が老母が、親戚のおばちゃんちに泊まりがけで遊びに行きたいというので、従姉Kemiちゃんを誘って一緒に送って行く。
車で1時間ちょっとの町だ。
そして翌日、今度は夫と一緒に迎えに行く。
お茶飲んで行ってと言われるのでお邪魔する。

ここで少しおばちゃんの話を。
母とは遠い親戚関係らしいが、歳が近かった事もあり姉妹のように育ったらしい。
違うのは、我が老母は六人兄弟で貧乏だったが、おばちゃんは一人娘で裕福だった点。
母が小学生の時は、まだ未就学児だったおばちゃんを学校に連れて行った事もあるとかで、「トトロ」のサツキとメイみたいだ。
お互いが結婚して子供が生まれてからも付き合いは続き、ワタクシの小さい頃はそこの姉妹ともよく遊んだ。
子供達も成人して独立した頃、老母からおばちゃんが散財し過ぎて大変な状態だったと聞く。
自宅を売り、何とか借金は返したらしいが、我が老母も何十万か貸していた。
老母は「人にお金を貸す時は、あげるつもりで貸しなさい」が信条。
よって、おばちゃんにもそう言って、返済は求めなかった。
当時ワタクシは東京在住で、さらっと聞いただけだが、母の太っ腹な所に感心しつつも、あたしゃ無理だわ、絶対返して欲しいわと思っていた。
ワタクシは、夫の友人に貸した25万が返ってこない事が未だ許せん。
鹿児島に帰ってきて、色々話を聞くようになり、ちょっと不快感を覚えるのが、おばちゃんのライフスタイル。
演歌歌手の追っかけをしているらしい。
福岡までコンサートに行ったり、グッズを買い込んだりしてると聞くと、この歳になってもそういうのがあると生きがいになっていいのかもねと思いつつも、
いや、でも、借金を返してない相手に、よくぞそんな話を語れるなあと渋い顔になる。
我が老母が返さなくていいよと言ったとしても、もしあたしだったら、遊ぶ金あるなら、ちょっと返してくれと言いたくなるし、
逆に借りた方だったら、後ろめたくて遊んでる話はしないと思う。
そういうことを思いながら、お迎えに行って、まあお茶でも飲んでよと言われ、上がる。
今は、おばちゃん一人暮らしで、猫を何匹か飼ってて、お魚を煮て食べさせているとのこと。
ふくふくとした猫ちゃん達が庭やら道やらにいて、、、
いや、猫好きだから、可愛いと触りまくったりするんですけどね、でも、外で飼ったりしている点やら、贅沢な食事をさせてる点やらで、また複雑な気持ちになる。
それほど広くない間取りの部屋の一室は衣装部屋になっていて、ちょっとしたブティックのごとぎっちり洋服が並んでいる。
田舎の小さな洋品店くらいはある。
それも、ユニクロやら激安衣料品のシロモノではないのはワタクシでもわかる。
母が寝たという寝室には、壁全面にその演歌歌手のポスターが貼り巡らされ、ウチワも数え切れないほど飾られている。
老母はそれを面白がっているが、ワタクシは苦笑いになる。
どこまでこの人は人が良いのか。
いや、人がいいと言うより、自分で働いたお金じゃないから、お金のありがたみがわからないんだとまで思ってしまう。
お父さんが働いてくれたおかげだよと、老母が一番嫌がる言葉を頭に浮かべる。
そして、三つ子の魂百までとはよく言うたものぞと思う。
小さい頃、欲しいものが何でも手に入る子供だったおばちゃんは、大人になっても何でも手に入れないと気が済まないのだと思った。
たとえ、自分ちの経済状況を超えてしまおうとも、我慢できなかったのだろう。
ぼんやり、そんな事を思い出したりした。

お茶やお菓子をいただきながらおしゃべりしていると、またワタクシはイラッとする。
この話は長くなるので明日に続く。

今日の一枚は、その送った日に、老母が車代といってお金をくれたので、Kemiちゃんとランチ食べてスタバ行った。
老母を責める筋合いはないね、こうして美味しい思いをさせてもらっておきながら・・・
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