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超絶的な握り詰

2012-05-19 00:00:46 | しょうぎ
第28回詰将棋全国大会は7月15日に松本市で開かれる。日本に現存する本物の天守閣12本の一つが、松本にある。その観光スポットのためか、市内のタクシーは、どんどんメーターが上がるので、注意が必要だ。長野県には、その1週間前に行くので、15日には、ちょっと行けないかなあ残念、という感じが漂う。

さて、恒例の「握り詰」だが、駒種が詰将棋パラダイス誌上で発表された。

王・飛・金・金・香・歩・歩」計7枚。


超絶的だ。駒は8種類あるというのに、角と銀と桂がない。特に、詰将棋といったら角とか銀とか桂でしょ、と言いたい。飛車と金は強過ぎる駒だし、香、歩、歩は無力だ。

だいたい駒数が少なすぎる。7枚というのは、どんな小さな手なのだろう。駒箱の中に指を入れて掴んでいるのではないかと疑いたくなる。

7枚なら7手詰位が妥当な手数と思うのだが、それでは応募の価値ないだろう。

そういえば、昨年も少なかったと思い、調べると、王、飛、金、銀、桂、歩、歩、歩。今年は、さらに駒が減った。この調子だと、そのうち、王と金銀だけで計5枚みたいになるのかもしれない。


ブータレてもしょうがないので、最近作をあれこれ改造して、つまらない追詰めみたいなのができて、数えると2●手詰。ただ、途中がダラダラなのと、収束に、2手長駒余りの変化がある。まあ、花将棋だからいいかなと思って、封筒に詰めてみたものの、本誌の「名局ライブラリー」の中の記事で、過去の秀作の変長について、こういう記載があった。

当時は許容範囲だったが、現在は大きなマイナス要因となり、授賞対象から除外されることが確実と思う。


ということで、とりあえず、封筒から取り出し、ボツ作として本日の出題作とする。

0519


わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。



5月5日出題作の解答。

y12


▲4八銀 △同玉 ▲4九銀 △5九玉 ▲7七飛 △6九玉 ▲3六角まで7手詰。

まあ、初手の発見がすべてのような気がする。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (蛇塚の坂本)
2012-05-19 17:39:38
最終手●○●の●○手詰み。
依然これと似たような出題があったような気がします。
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Unknown (おおた葉一郎)
2012-05-19 17:41:04
坂本様
正解です。
そうです。似たパターンを作ってます。こんな変な駒のパターンでは・・来週もボツ作登場します。
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Unknown (やぶいり)
2012-05-20 06:48:58
●○●まで●○手でしょうか。
王様の途中ルートがユニークでないように見えます。
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Unknown (おおた葉一郎)
2012-05-20 06:49:31
やぶいりさま
お説の通りです。
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