羽生名人の頭脳構造を解き明かそうと脳科学者たちが立ち向かった記録というか、立ち向かっても完全には解明できなかった記録と言ってもいいかもしれない。

羽生さんがインタビューに答えたり、ある課題についてしゃべったりしたものを科学者が意味を解き明かすといった趣向なのだが、羽生さん自体が、自分の考えていることを体系的に解明してしまうので、どうも分析そのものが重複感がある。
思っていたように、それほど何万手も読んでいるわけでもなく、深く読む時間に備えて、あまり頭を使わないという方針は、よくわかる。以前、彼が大山15世と対戦した時に、大山先生はまったく考えていないように思えたとそうだが、そういうことなのだろう。
しかし、最大の驚きは、持ち時間の使い方で、最後に2分残しておく、とのこと。まったく読んでいないような手にも余分に1分あれば対応できるとのことだ。さらに100手までいったら両者に10分を追加するというような新ルールを提案している。
だが、勝率7割を超えるような大棋士が、さらに自分に有利なようなルールを提案しても、たぶん同調者はいないだろう。
さて、7月31日出題作の解答。

▲2九金△ 同玉 ▲3九金 △同玉 ▲3八金 △2九玉 ▲2八金 △3九玉 ▲3八金打 △4九玉 ▲4八と △5九玉 ▲5八と △4九玉 ▲4八金 △3九玉 ▲3八金右寄 △2九玉 ▲6九飛 △1八玉 ▲1八香まで21手詰。
何となく、暮れの大掃除で本棚の整理をしているような感じ。
動く将棋盤はこちら。
今週の問題。

とにかく動き回ることに尽きる。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ正誤判断。

羽生さんがインタビューに答えたり、ある課題についてしゃべったりしたものを科学者が意味を解き明かすといった趣向なのだが、羽生さん自体が、自分の考えていることを体系的に解明してしまうので、どうも分析そのものが重複感がある。
思っていたように、それほど何万手も読んでいるわけでもなく、深く読む時間に備えて、あまり頭を使わないという方針は、よくわかる。以前、彼が大山15世と対戦した時に、大山先生はまったく考えていないように思えたとそうだが、そういうことなのだろう。
しかし、最大の驚きは、持ち時間の使い方で、最後に2分残しておく、とのこと。まったく読んでいないような手にも余分に1分あれば対応できるとのことだ。さらに100手までいったら両者に10分を追加するというような新ルールを提案している。
だが、勝率7割を超えるような大棋士が、さらに自分に有利なようなルールを提案しても、たぶん同調者はいないだろう。
さて、7月31日出題作の解答。

▲2九金△ 同玉 ▲3九金 △同玉 ▲3八金 △2九玉 ▲2八金 △3九玉 ▲3八金打 △4九玉 ▲4八と △5九玉 ▲5八と △4九玉 ▲4八金 △3九玉 ▲3八金右寄 △2九玉 ▲6九飛 △1八玉 ▲1八香まで21手詰。
何となく、暮れの大掃除で本棚の整理をしているような感じ。
動く将棋盤はこちら。
今週の問題。

とにかく動き回ることに尽きる。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ正誤判断。
最終手3七馬までの15手詰みと最終手2八龍〔馬〕までの17手詰みです。12手目1六玉を1五龍は3七馬で3六龍は、2八龍までとなるのですが?
、というのはchessの感覚ですね。chessにはあります。
chessは両対局者はGMでも棋譜を記録する(証拠として)と聞いたことがあります。
記録係が全局つくわけではなく、合理的。
そうですね。チェスでは、何手目まで何時間というように決めますね。それと、フィッシャールール(1手につき30秒、持ち時間10分とか)が紹介されています。私もそれがいいと思いますが、それについては後日。
ご指摘の筋が見えません。8手目に中合する筋かな。
知人のさわやか風太郎さんから、坂本さんの読んでいる筋の解明ができた、との連絡がありました。
おそらく8手目に△3五角の筋と思いますが、その後、▲4六馬△2五玉に、正しくは▲2三龍からの13手駒余となります。▲4五龍からだとご指摘の通りとなります。
ですから、8手目の選択が間違っていることになります。
その早詰(13手)というのが正解なのですね。
8手目3五玉は、ご指摘の筋ではなく、4六馬、2五玉、2三竜、1六玉、2六竜の13手駒(歩)余りとなるので、駒の余らない13手の方が正解になると思います。
正解の方を15手になるように工夫すればよかったかな・・