今年、将棋界で応援している棋士は、
1.熊坂学五段
なんとか、3月末までに17勝すれば、退職を免れ、順位戦に復帰できるのだが、今のところ13勝8敗、瀬戸際である。まず、16勝して、3月31日に将棋史に残る運命を決める一戦を期待中。
2.糸谷哲郎竜王
名前に「哲」がついているように、哲学専攻の大学院生。将棋と哲学は無縁と言っているが、実は持時間の配分がうまい。ハイデッガーの『存在と時間』の影響だろうか。
人まねをしない主義も哲学の影響だろう。
関西出身ということで、谷川会長のニックネームである「タニー」をもじって「ダニー」と言われているらしい。「イトダニ」では新種の生物みたいだ。というか、実在する。
3.伊奈川愛菓女流初段
ドクター糸谷とは異なり、こちらのドクターは本物のドクター。そろそろ、棋士か医師かの選択の時期が近いのかもしれない。私の友人に、27歳になって脱サラして医学部1年に入学して、その後医師になったものもいる。10年間だけ棋士を続けてタイトルのいくつかを手にしてから医師になったらどうだろう。
「名人女医」とか「オーイ、ドクター」とか医師としても箔がつくのではないだろうか。
さて、12月20日出題作の解答。


動く将棋盤はこちら。
ただし、原図では2手目に△1六玉の変同があるので、玉型に1五歩を追加したものを正図としたい。

鮮やかな炙り出し。お正月らしい。
正解です。
金の動きが,面白い。
正解です。