
まあ、あちこちの詰将棋サイトで年賀詰めコレクションができるのだが、1年をこの年賀詰めにかけている人もいるだろうから、私のなんかほぼ無価値と割り切り、速攻で考えることにしたのだが、アイディアが浮かばない。「あぶりだし」問題だと、解けないとなんのことやらわからないままになってしまうので、初型曲詰めにしてみた。本当は一問で表現すべきなのだが、能力なく二問仕立てと反則気味である。
コメント欄に最終手と手数、酷評などを記していただければ、正誤判定。
さて、2008年の将棋界の一つのポイントは、新将棋会館の建設計画ということかもしれないが、谷川九段が中心となって企画するようだ。次期連盟会長への布石(いや、将棋だから『駒組みの一手』というべきか)なのだろう。関西会館を閉鎖するのかと思っていたら、道場の改修が行われたようなので、その線はなさそうだが、耳に挟んだ話では、一部の将棋ファンに対し、七段、八段免状の案内が届いているらしい。自分のところには届いていないので、詳細はわからないが、申請料は七段が100万円くらいで八段は250万円ぐらいらしい。
前回の会館建設の時も、免状キャンペーンがあったようだが、実力で段位を取得した人たちにとっては、迷惑な話である。新規顧客確保のために既存客を軽視した某カード会社のような感じもある。さらに30年前には個人企業の社長などは、免状代を会社の経費で落とせたかもしれないが、昨今は公認会計士や税務署の目も厳しい。さらに、会館建設を目的としていながら一般会計に資金の流用でもあれば信用問題になるだろう。もちろん、会館の寄付と見間違うような詐欺的行為が行われなければいいのだが、一般的には、そういう時こそ起こるものだ。
個人的には、三畳一間でいいから「詰将棋の間」ができれば嬉しいな、と思うが、うっかり下手なことを書いておくと、奉納詰将棋一題10万円とかに追い込まれそうだ。

▲1三桂成 △同玉 ▲2ニ角 △1ニ玉 ▲2一角 △同玉 ▲3一角成 △同銀 ▲2三龍 △2ニ銀 ▲3三桂 △3一玉 ▲3ニ銀 △4ニ玉 ▲4一桂成まで15手詰
色々と上に逃げる変化がやっかいだが、とりあえず割り切れているはずだ。
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