浦野真彦さんの新作である。買ってから気付いたが、最終ページに「2004年の旧版を改訂したもの」とある。ただし、「5割以上の問題を修正し、修正しない問題は順番を変えました」とのことである。実は、旧版を持っていて、比べてみても順番が違うので、定かには検証できないが、注書きの通りだったら、半分、おカネを返してもらいたいということも言えないでもない。

それで、今回二冊を並べてみると、驚くことに出版元が違う。旧版は日本将棋連盟で新版は浅川書房。表紙のデザインはそっくりだが、ページをめくると問題図のサイズが若干小さくなったような気がする。
5手詰だし、半分は解いたことのある問題で、残りの半分も改作ということで、実は新横浜から新大阪の間で200題を解き終わった。この手のシリーズ本は北浜プロも出版しているが、どちらかというと、浦野プロの方が好みである。北浜プロの場合、駒を取ることをかなり毛嫌いしているような感じが伝わってきて、その先入観を持って解けばいいのだが、浦野プロの場合は、読み筋のバラエティを広く取らなければならない。
ただ、図面は盤の右上に収まるように作られていて、入玉や双玉といった方向にはいかない。
個人的には、5手詰を作るというのは、かなり難しいと思っている。
さて、6月2日出題作の解答。

▲2一金 △同玉 ▲2四香 △2三歩合 ▲同香 △1二玉 ▲2二香成 △同玉 ▲1三角 △1一玉 ▲2二銀 △1二玉 ▲2一銀不成 △1一玉 ▲1二歩 △2一玉 ▲2三竜まで17手詰。
2手目に△3一玉は、▲4二銀 △同金 ▲5一竜 △4一合 ▲1三角まで早詰め。
2手目の中合いがイノチである。
動く将棋盤は、こちら。
今週の問題。

禁断の「玉型2二と」である。初手の変化、色々といったところなので、最初から正解筋に行くと「簡単!」ということになるかも。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ正誤判断。

それで、今回二冊を並べてみると、驚くことに出版元が違う。旧版は日本将棋連盟で新版は浅川書房。表紙のデザインはそっくりだが、ページをめくると問題図のサイズが若干小さくなったような気がする。
5手詰だし、半分は解いたことのある問題で、残りの半分も改作ということで、実は新横浜から新大阪の間で200題を解き終わった。この手のシリーズ本は北浜プロも出版しているが、どちらかというと、浦野プロの方が好みである。北浜プロの場合、駒を取ることをかなり毛嫌いしているような感じが伝わってきて、その先入観を持って解けばいいのだが、浦野プロの場合は、読み筋のバラエティを広く取らなければならない。
ただ、図面は盤の右上に収まるように作られていて、入玉や双玉といった方向にはいかない。
個人的には、5手詰を作るというのは、かなり難しいと思っている。
さて、6月2日出題作の解答。

▲2一金 △同玉 ▲2四香 △2三歩合 ▲同香 △1二玉 ▲2二香成 △同玉 ▲1三角 △1一玉 ▲2二銀 △1二玉 ▲2一銀不成 △1一玉 ▲1二歩 △2一玉 ▲2三竜まで17手詰。
2手目に△3一玉は、▲4二銀 △同金 ▲5一竜 △4一合 ▲1三角まで早詰め。
2手目の中合いがイノチである。
動く将棋盤は、こちら。
今週の問題。

禁断の「玉型2二と」である。初手の変化、色々といったところなので、最初から正解筋に行くと「簡単!」ということになるかも。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ正誤判断。
初手は第一感でした。2手目ははずれました。
作意はすぐにわかりましたが変化に少し
手間取りました。
22と金を置くほどの。。
新作を用意して欲しいですよね。
これじゃあまりにも金儲け。。
正解です。ちょっと変化筋が長かったかなあ。
正解です。7手詰めも新判と言って出すのかなあ。
桂が、飛に当っているのと、角打ちを限定の2つの役目が、後で解りました。作為の17手詰みよりも変化手順の15手詰みの筋の方が、面白かった。
正解です。
変化筋とダブルで楽しめるということかなあ。
変化筋を独立させて作ってみます。