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青い熊戦法

2012-02-18 00:00:51 | しょうぎ
先週、将棋の「必勝法」について書いたが、主に心理作戦。実力が全然違えば役に立たないが、将棋大会などでは、だいたい同じ位の棋力で対戦することが多いので、心理作戦は有効だと思う。

そして、つい最近。ある名言を知ったのだが、それはあまりにも将棋の必勝法に近いと思うので、紹介してみたい。

『青い熊』戦法。

穴熊戦法みたいだが、まったく違う。

モノまねタレントの「コロッケ」さんが、貧乏だったこども時代に、母親から聞かされた人生訓だそうだ。

そして、それは、熊とは何も関係がないわけだ。

 あせらない

 おこらない

 いばらない

 くさらない

 まけない

この5句の頭文字ということだそうだ。

これをティーチング中の人に教えたところ、「上の四つはよくわかるが、五つ目は難しい」と言われた。誤解だ。

負けない、というのは、相手に負けないということではなく、「弱い自分に負けない」ということだそうだ。(相手に負けない、というのでは人生訓じゃないよね)

もっとも将棋とは、相手に悪手を指させるという勝ち方もあるわけで、

 焦らせる

 怒らせる

 威張らせる

 腐らせる

 負けに追い込む

というような逆青熊戦法もあるのだろうとは思う。


さて、2月4日出題作の解答。

e12


▲4三角 △同竜 ▲2二金 △同金 ▲1一飛 △同玉 ▲1二金まで7手詰。

実際には、最後まで読み切らないと、手が発見しにくいかと思う。4枚の持ち駒で7手詰。すべてが「打」である。持駒を、飛、角、金、金ではなく、飛、角、金、銀にした方がいいかなと思っている。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

0218


こういうのは難しいのか易しいのかよくわからない。解くには長い時間はかからないが、作るのにはかなりの時間が必要だった。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ正誤判断。


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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (蛇塚の坂本)
2012-02-20 10:11:07
最終手1四角の15手詰みと成りました。角と玉の絡みが面白い。
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Unknown (おおた葉一郎)
2012-02-21 06:35:45
坂本さま
作為よりも長いのですが、どこかに循環手順が入っているのかなあ・・
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Unknown (おおた葉一郎)
2012-02-21 06:37:37
坂本さま
もしかしたら4手目の問題かしら?
返信する

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