ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

日曜の朝、古代史を考える

2020年07月19日 09時16分15秒 | 日本古代史

・・・人生も長くないので、ついつい、一日を区切って色々なことをして過ごす。

   不思議なことに、毎日が同じリズムのはずが、日曜日だけ行事が少ない。
   今日は朝から、思いついて、私の過去の「古代史」関連の文章を読み返していた。

   古代史には、小説と同じような、ミステリーなことが、いくつもあり、それをいろいろと考え、想像し、調べ、現地を訪れ考えることが、一つの趣味になっている。

   古代史を調べると、日本の国らしきものが見え始めた、西暦三世紀初めごろの日本列島で、いち早く、中央権力の奈良盆地とつながっていた地方が、ずいぶんと距離的に離れた辺鄙な場所にある事を知る。

   出雲(島根)、毛野(群馬)、えびの(宮崎)などがあるが、昨年、そのうちの宮崎に行ってきた。
    そして、宮崎の古墳の中心の、西都原古墳を見てきた。

    何故こんな場所が古代中央政権と繋がっているのか不思議だった。
    本当は、船に乗って瀬戸内海経由で、宮崎まで行くと、もっと、その距離感と途中の地方との関連などが感じられるのでしょうが、
    今回は、熊本まで、飛行機で行て、そこから、菊池川流域の有名な古墳をめぐり、
    そのあと、皇室の発祥地、高千穂の町を訪れ、そのあと延岡経由で西都原に行った。

    この地方の古墳を見て、同じ古代の時代の古墳でも、古墳外見は同じでも、埋葬の中身や遺物、埋葬方法が違うことを知りました。

    違う文化の地方勢力が、その地方まで及んできた、中央勢力と、どう折り合いをつけたことの証のように思えました。

    そんなことを、昔のブログの文章と写真を読みながら、日曜の朝の時間を過ごしていました。

   
   

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