どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

こびとのくつや

2023年10月23日 | 紙芝居(昔話)

   こびとのくつや/脚本・たかどのほうこ 絵・松成真理子/童心社/2017年

 

 「こびとのくつや」は、貧しい靴屋が、こびとがつくってくれた靴のおかげで、だんだんくらしがよくなり、お礼にこびとに服を作ってあげると、こびとは大喜びし、それからは あらわれなくなるというグリムの話。

 たかどのほうこさんが脚本化したというので、どんなふうに脚本化されているか興味津々。

くつやが、くつをつくるようすの歌。

♭くつくつ

 どーんな くつ できる?

 すてきで じょうぶで かるい くつ

 くつくつ クック おたのしみ!

こびとが くつをつくるようす。

 「こびとの くつやだ、ホイサッサ」

 くつのそこを、トントントーン!

 「くろい くつには ボタンを つけよ!」

 「ちゃいろの くつには リボンを つけよ!」

 「まっかな ひもは ブーツに つけよ!」

 「はなの かざりは ベルトに つけよ!」

 チクチク トントン、シュルシュル スーイ!」

 

 とても リズミカルな 展開で くつをつくる 楽しさもいっぱい。語る人もおおい話ですが、たかどのさん版で話すと楽しさも倍増しそうです。

 

 靴屋のご夫婦も 味があります。