入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’21年「春」(53)

2021年05月08日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 天気は下り坂のようで、いつの間にか青空が消えた。風の音も大分強くなってきたようだが、そのうち雨を運んでくるのだろうか。コナシにも少しづつ若葉が目に付くようになってきたから、枝打ち作業を急がねばと思いつつ、きょうはあまり気が乗らない。

 富士見側の閉鎖中だった道路がきょうから開き、通行規制の要員も配置された。ただ、牧場のキャンプ場や、小屋の利用者は所定の手続きをすれば通行できることになっている。
 枝打ちをしていたら伊那側から車で来たという人に声を掛けられた。登山口にある駐車場が使用できず、やむなく北門の外にある広場に駐車して歩いて来たという話だった。あの場所からだと2キロは優にある。伊那側にも富士見側にも駐車場はあるのだが、どうもおかしなことになっていて、先日も憤慨している人がいた。
 いつの間にか入笠は、車で来ようとする人たちを暖かく迎えないような状況ができてしまっているが、何の手も打たないのかと聞かれると少し弱る。正直を言えば入笠、特に伊那側は、どこかの行楽地のように人や車で溢れるようにはなってほしくない。そろそろ、地域の活性化という美名のために、安易に観光に頼るのは考え直した方が良いのではないか。失敗例も多い気がする。
 
 それはさて置き、各山小屋や牧場は自前の駐車場をどこも持っているから、不自由をするのは恐らく車で来た日帰りの入山者たちだろう。それも、富士見側はそういう人たちを規制の対象にするから、伊那側からの人たちが一番影響を受けることになる。伊那側には臨時ながらちゃんと駐車場があるのだから、それが使用できないなどという状態を放置しておいていいわけがない。
 牧場管理人がでしゃばるのは簡単だが、これ以上血圧を上げるとアブナイ。当然そうなる。いろいろな人が現状を行政に伝えるというから、ここはその対応をしかと見ることにする。
 本日はこの辺で。明日は沈黙します。
 
コメント
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