入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’20年「春」 (50)

2020年05月07日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など
                    Photo by Ume氏

 きょうは寒い。昼になっても気温は10度までしか上がらない。咲き始めた牧場の山桜も、早まったことをしてしまったと後悔しているだろうか。ただこの時季、こういう気温の変化はよくあり、確か昨年も水道管が破裂した記憶がある。

 さてきょうのPH、久しぶりのUme氏が今朝撮ったばかりの作品で、他にも4枚送って貰ってある。順次この独り言に添え、目の保養にしていただく。

 それに加え、この枝垂れ桜の正式な名はUme氏によれば「八重紅枝垂れ桜」と言うらしいが、この花にはなかなかの謂れがある。誤解も混ざりながら、話は伊那谷から遠く島根県の奥出雲まで飛び、さらには宮城県の伊達藩に及び、京都の平安神宮に行き着く。
 きょうはこの枝垂れ桜のややこしい話を呟くことは止めておくが(以前に呟いたことあり)、それにしてもこの場所にこの桜の木を植えた人は、この枝垂れにまつわる話を知っていたのだろうか。だとしたら、これは面白い話になるし、その人にもぜひ会ってみたい。

 この枝垂れ桜の植わっている場所は、個人の所有地らしいが、時折4駆車やオフロードバイクでやってきて、ここを通過して山室川の川床へ出てキャンプをしている人たちを見掛ける。環境に配慮してもらえればいいが、このままでは、地元の限られた人々の憩いの場所が、やがて荒れてしまうことが心配されるし、すでにその兆候がある。
 何しろ、車やバイクが中州まで行けるように土手を崩したり、川の中をバイクで走ったり、どう見ても品行のあまりよくない行為が目に付く。
 Sさんのように、流木を所々に集めたり、近くに散乱しているガラスやトタン板などの処理に気を揉む人もいる。土地の所有者の考えをまず聞くべきだが、山室川の清流に相応しいあのとびっきりの景観を、何とかして守ることを考えたい。協力したい。

 歳を取ると、生かすことよりか守ることばかりを考える。先がないからだろうが、それでも壊すことよりかもいいだろうと考えている。牧場や周囲の自然も、またしかり。

 かんとさん、通信拝読、多謝。確かに難しいところですね。もう少しだけ様子を見ましょう。悪天は仕方ないにしても、今度はウイルスですからね。
 お師匠、電話がおかしくないですか。かなり前から繋がりません。

 本日はこの辺で。

 
コメント
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