神奈川県厚木市荻野の高取山(通称「西山」)を乱開発から守るため活動している西山を守る会の活動状況をお伝えします。
西山を守る会の活動
大沢登山口に標識をつけました!
ここからは、荻野高取山・華厳山・経ヶ岳の西山3山に上り下りできます。
しかし、登山道は厚木市道ではありますが、整備はされていません。
ポイントには、当会で道標をつけていますが、完ぺきではありません。
初めての方は、当会の月例登山に参加されることをお勧めします。
1月は13日、2月は10日に行います。
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平成24年の投句集
今年1年間の投句の中から、いくつかをご紹介します。
1月22日回収
冬麗や海を見渡す発句石 埼玉県鴻巣市 黒巣友子さん
2月12日回収
白嶺にトンビひとすじ宙を切る 横浜市
3月4日回収
早春の山路迷いし中高年 詠み人知らず
山道に枯れ葉踏む音カラス鳴く 岐阜県 香取幸生さん
4月15日回収
華厳越え高取に立つ暮の春 瀬谷区 草野正昭さん
西山は山削られてもよく笑う 同上
5月20日回収(俳句ではありませんが)
新緑の空気を吸いにと誘うけど装備がないと駄々こねる妻 市内 Kさん
山ビルにこわごわ登る高取山 市内 林博さん
11月4日回収
この山を行く人もなし西の山 座間市 渡部圭介さん
西山をたずねて一人秋の暮れ 同上
山一つ消してなんぼの採石場 同上
大山を凌ぐ眺めの発句石 同上
大空に鷹と見紛う鳶かな 同上
ファーと言う声に見下ろすゴルフ場 同上
荷を負いて名残の尽きぬ名所かな 同上
12月16日回収
落葉踏む音を打ち消すブルドーザ 空色山の会 椎橋稔さん
落葉たち仲間の靴で唄ってる 同上
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大沢登山口の落ち葉掃き
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モミの木地蔵を詠む
添え書きに、12月9日に西山に登って、期待のお地蔵さんに会って来ましたとあり、俳句が添えてありました。
ご紹介します。
根の祠 モミの木地蔵 居を得たり
お地蔵さん 冬枯れの山 誰を待つ
あなたも、お地蔵さんに会いに行き、一句作ってください。
傑作ができましたら、発句石広場の投句箱に入れてください。
写真は、10月に安置したときの記念の写真です。
お地蔵さんと一緒に写っているのは事務局の荻田ですが、これを見た会計の赤石さんは、「親子のよう」とからかいます。
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隣の峰が削られ始めました!
平成25年1月27日(日) (雨天中止)
JA荻野支所前午前10時集合
車に乗り合わせて現地に行きます。
参加自由です。但し、事故は自己責任です。
正午には出発点に戻る予定です。
参加希望者は、事務局 電話046-241-8990 荻田まで
写真は12月例会のときに発句石広場から写したものです。
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2013年1月月例西山踏査登山のお知らせ
☆月例西山踏査登山
1月13日(日)(雨天14日)
上荻野分館午前9時集合
(本厚木駅北口午前8時20分発半原行き乗車、上荻野バス停下車)
上荻野浅間神社に初詣して、大沢登山口から、華厳山・高取山・発句石と巡ります。
下山後は、館山(やかたやま)広場で、お汁粉で打ち上げをします。
こちらのみ参加費300円が必要です。
弁当・飲み物・雨具等持参ください。
参加自由です。但し、事故は自己責任です。
写真は2012年1月例会のときのものです。
前日の雪が積もっていました。
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発句石で初日の出を!
☆「発句石で初日の出」
2013年1月1日(祝)(雨天中止)
午前5時30分 神奈中上荻野車庫前荻田印刷駐車場出発
大沢登山口まで車で行きます。
発句石広場で初日の出を迎え、初日を浴びて、赤く染まり、地酒の「しぼり立て」で乾杯!
帰りに山神様の祠に立ち寄ります。
8時30分ころには、出発点に戻ります。
防寒登山装備、ヘッドライト・懐中電灯持参
参加自由 但し事故は自己責任です。
参加希望の方は、前日までに事務局に申し込みください。
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12月の西山踏査登山報告
丹沢ブナ党は横浜市・秦野市・小田原市・中井町・目黒区の6名、『山の本』の関係者は川崎市と所沢市の男性3人組、同じ山の仲間と云う座間市・大和市・伊勢原市の男女3名、『新ハイ』を見て国分寺市から男性1名、鶴巻からも男性1名、これに、山の絵を描く中村好至恵さん、お地蔵さんの製作者の齋藤貴子さん、4月のアースデイ東京で会のテーマソング「風の唄」を歌ってくださった図師たまみさん、そして、7名の会員の計25名と、まさに、当会の活動が広範囲に広がった年の納めの登山にふさわしいメンバーが揃いました。
この日は、10月に安置したお地蔵さんに会いに行き、もう一つ、華厳山山頂で県の水源の森推進課と森林再生部分収林課の課長2人と待ち合わせ、華厳山・経ヶ岳間を一緒に歩き、稜線の古い鹿柵を見ました。倒れたところは、今年度中に直すとのことでした。
山中で出会った登山者は4組8名でした。経ヶ岳山頂では、下荻野出身で、今は恩名に住むという男の子2人を連れた若夫婦に、「西山の方ですか」と声を掛けられました。
稜線で獲物を待ち伏せしていた旧知のハンターからは、「裁判官に×をつけたよ」とも。
下山後は、館山(やかたやま)広場で豚汁と地酒の「しぼり立て」を味わいました。
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納めの登山に参加を。そして、国民審査で×印を!
16日(日)に今年最後の西山踏査登山を行います。
『新ハイキング』9月号の記事をご覧になった方も小平市から参加予定です。
今回は、10月に荻野越えと経ヶ岳の間に安置したお地蔵さんを見に行きますので、久しぶりに、西山3山を歩きます。
お地蔵さんの製作者の斉藤貴子さんにも声を掛けておきましたので、参加されるかもしれません。
また、この稜線に設置されている昔の鹿柵の調査もしますが、そこに県の職員も立ち会うことになっています。
山の絵を描く中村好至恵さんは、『山の本』の読者と一緒に来る予定です。
アースデイ東京に出展した際に、当会のテーマソング「風の唄」を歌ってくださった図師たまみさんも参加予定です。
下山後は、赤石・楠田・小原さんらが館山(やかたやま)広場で、温かい豚汁を作って待っています。
地酒の「しぼりたて」で、打ち上げをしましょう。
ここ数日、国民審査のチラシを上荻野地区に手配りしています。
昨日は1万8千歩近く歩きました。
源氏河原でお会いした方の庭から削られた西山が良く見えました。
82歳のご当主は、おばあさんが、あの削られた山から吹き降ろす風を「フジの南風」と云って恐れていたと話してくれました。
山が低くなったことにより、なお一層風当たりが強くなり、自分の家は大工の自分がしっかり作ったから大丈夫だが、隣の家は、風で揺れると云っていました。
今日も、明日も、国民審査のチラシを配ります。
私は、平成20年6月19日の東京高等裁判所822号法廷での寺田逸郎裁判長の判決言い渡しの際の原告に対する姿勢に、人間としての基本的な常識が欠落していることを見てとりました。
こんな人が、最高裁判所判事にふさわしいわけがありません。
『新ハイキング』9月号の記事をご覧になった方も小平市から参加予定です。
今回は、10月に荻野越えと経ヶ岳の間に安置したお地蔵さんを見に行きますので、久しぶりに、西山3山を歩きます。
お地蔵さんの製作者の斉藤貴子さんにも声を掛けておきましたので、参加されるかもしれません。
また、この稜線に設置されている昔の鹿柵の調査もしますが、そこに県の職員も立ち会うことになっています。
山の絵を描く中村好至恵さんは、『山の本』の読者と一緒に来る予定です。
アースデイ東京に出展した際に、当会のテーマソング「風の唄」を歌ってくださった図師たまみさんも参加予定です。
下山後は、赤石・楠田・小原さんらが館山(やかたやま)広場で、温かい豚汁を作って待っています。
地酒の「しぼりたて」で、打ち上げをしましょう。
ここ数日、国民審査のチラシを上荻野地区に手配りしています。
昨日は1万8千歩近く歩きました。
源氏河原でお会いした方の庭から削られた西山が良く見えました。
82歳のご当主は、おばあさんが、あの削られた山から吹き降ろす風を「フジの南風」と云って恐れていたと話してくれました。
山が低くなったことにより、なお一層風当たりが強くなり、自分の家は大工の自分がしっかり作ったから大丈夫だが、隣の家は、風で揺れると云っていました。
今日も、明日も、国民審査のチラシを配ります。
私は、平成20年6月19日の東京高等裁判所822号法廷での寺田逸郎裁判長の判決言い渡しの際の原告に対する姿勢に、人間としての基本的な常識が欠落していることを見てとりました。
こんな人が、最高裁判所判事にふさわしいわけがありません。
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国民審査が楽しみ!
なぜ待ち望んでいたかと云いますと、平成20年6月19日に東京高等裁判所で東丹沢西山尾根道裁判の判決がありました。その時の裁判長が寺田逸郎氏で、氏はその後最高裁の判事になり、今回の国民審査の対象になっているからです。
判決の日、法廷入口の予定表を見ると、同じ時間内に(20分間)に5つの事件の判決が言い渡されることになっていました。
原告団や傍聴者らが時間前に法廷に入り、傍聴席に座り、最初に判決を受ける原告も席に着きました。しかし、定時を過ぎても、書記官も裁判官も一向に法廷に入って来ません。係員が2度控え室を覗きに行きました。どのくらい経ったのか、確かな時間は分かりませんが、やっと書記官が、次いで裁判官が入って来ました。そして、寺田裁判長は席に着くや否や、一気に5件の判決を言い渡しました。最後が西山の番でしたが、私たちが原告席に着く前に主文を読み上げてしまいました。
寺田裁判長は、なぜ時間どうりに開廷し、1件1件区切りをつけて、丁寧に判決を言い渡してくれなかったのでしょうか。
西山を守る会は、7回の口頭弁論のときと同様に、この日も30名を超える傍聴者がいたのです。
寺田裁判長の原告団や傍聴者に配慮しない態度は、人として大変お粗末なものでした。
※写真の白い雲が見えるところが削られたところです。右側の峰の雛壇の最上部の発句石広場から見下ろすと採石場は奈落の底のようです。真ん中の低い峰は、手前に張り出しています。現在は、左側の峰の最上部を削り始めています。
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