大沢・高取北尾根作業径路入口の道標 3の3

 ご覧のように、踏み跡はまっすぐに、しっかりと、ありますが、これに惑わされないでください。
 このたび取り付けた、荻野高取山山頂の写真が入った道標のところが、水源整備作業径路入口になります。ここを左折します。
 この九十九折りの径路の途中には、ケンポナシの大きな木があります、樹木名札を付けてありますので、見つけてください。
 登りきると、高取北尾根に出ます。
 ちなみに、高取北尾根は、ヤブツバキ・ダンコウバイ・ヤマザクラ・ヤマツツジ・ヤマボウシと早春から初夏まで各種の花が楽しめます。何より、西山に登るには、一番歩きやすいルートです。
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大沢・高取北尾根作業径路入口の道標 3の2

この写真は、登山口のドアを入り、右手に南沢の水音を聞きながら杉林を数十メートル歩いたところです。
一本目の杉の木に、「高取は左ですよ」と、予告の木札をつけました。
そして、二本目の杉の木の後ろにある大きな看板まで進みます。ちなみに、一番奥の白い看板は道標ではありません。
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大沢・高取北尾根作業径路入口の道標 3の1

 この写真は、大沢の高取登山口のものです。このところ2件、この獣害防護柵ドアを入り、高取山を目指していた方が、華厳山や大たるみに行ってしまったということがありました。
 原因は、道標の見落としですが、それも無理からぬことで、杉林の中の踏み跡がまっすぐ伸びていて、つい、左側にある水源整備の九十九折り作業径路に入るところを通過してしまうのです。
 そこで、20日の例会の日に新たに、径路入口に、高取山頂の写真入りの道標を設置しました。
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5月の西山踏査登山の報告

 5月20日(日)、女性5名、男性6名の11名で、経ヶ岳・華厳山・高取山の西山3山を歩きました。
 大沢の経ヶ岳登山口は、右手上の獣害防護柵出入り口ドアです。9時50分、ここから、道なき道を登ります。しかし、水源整備で下刈りができていますので、階段をつけた整備された登山道よりはるかに歩きやすいです。
 「当会が歩いたところには、ヒオウギあり」で、進む先々にヒオウギが育っていました。
 途中から、踏み跡がしっかりとしています。昔から用野の人たちはここから経ヶ岳に登っていたのでしょう。
 半僧坊からの関東ふれあいの道よりはいいのではと思います。今は上荻野で暮らす私は、半僧坊のある平山生まれですから、どちらにも地元意識があり、公平な意見だと思いますよ。
 台風の影響は、この山にも見られ、風の通り道は倒木が目立ちました。
 11時30分、全員経ヶ岳山頂に到着です。先頭と最後尾とでは10分以上違ったでしょうか。
 少し早い昼食にし、食後は、持参したヒオウギを山頂標識の下に植えたり、設置してあるポストに登山マップを補充したりしました。
 最後に、能の宗家の三番叟には程遠いですが、「西山を守る会」の心ばかりのお祝いをオープン2日前の武蔵国のスカイツリーに贈りました。
 経ヶ岳の標高はツリーより1m低い663mです。そこで、相模国愛川町の住人は、ベンチの上に乗り、ツリーの高さに合わせて、2本のストックを刀代わりに、宮本武蔵を演じました。(写真)
 彼は、この日1日、ハサミを持って歩き、ヤマビルを見つけると一刀両断にしていました。もちろん、ハサミは二刀流ではありませんでしたが。
 山頂と経石の間のヤマツツジが、今を盛りに花を咲かせていました。
 12時5分、経ヶ岳を出発。「禍福はあざなえる縄のごとし」といいますが、荻野越の鞍部までの下りの中程、ヒノキの成木が台風の風に煽られ岩盤上の土もろとも滑り落ちているところは、眺めのよう場所になっていました。
 この下りには、モミの大木が続きます。その一つの根元に、石仏でもおさめたいような大木があります。以前からここを通るたびに会員同士で話していました。
 今回、一般参加の方で彫刻をされる女性が、それもその木の横を通るときに、ちょうど私の前にいましたので、「お地蔵さんでもないですか」と、声をかけると、「手ごろなものがあります」との返事。打ち上げのときに寄贈を申し出てくれました。
 華厳ヒオウギ広場のヒオウギは順調に育っていました。
 華厳山頂のポストにマップを補充し、大たるみの樹木名札を直したりしながら、大沢分岐に。ここで、高取山への道標を付け替えました。
 高取山頂には、「ヒオウギを踏まないで」というポスターを付けました。
 山頂から発句石に向かう途中の砕石場側にヤマツツジの花が稜線市道に沿って咲いていました。
 発句石広場に立つと、崩れ始めた荻野側に、草の種のついた新しい網が張り付けてありました。
 下山の楽しみは、高取北尾根のヤマツツジです。盛りは少し過ぎていましたが、ヤマツツジ平と勝手に名づけているところは見事でした。

 大沢の高取登山口の獣害防護柵を入り、南沢に沿った杉林の道は踏み跡がしっかりしているので、途中、左手の九十九折りの
作業径路に入るところを見過ごし、真っ直ぐに行ってしまった登山者がこのところ続きましたので、ここに、集合時間前に、大きな道標をつけておきました。

 下山後、いつもの通り、館山広場で打ち上げをしました。
 数日前、私が所蔵する中村好至恵さんが描いた「荻野西山」の絵を、表紙カバーに使ってくださった『山ふたたび』の著者の渡辺ひろみさんが、お礼にと小布施堂の落雁を送ってくだしました。これを皆でいただきました。
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本の表紙に!

 写真の神奈中上荻野車庫裏のヒオウギ畑で、2年前の7月に、中村好至恵さんが描いた、「ヒオウギの花と荻野西山・丹沢前衛」が、このたび、白山書房から発行される渡辺ひろみさんの著書『山ふたたび』の表紙を飾ることになりました。
 この本は、有隣堂などで販売されますので、ぜひお買い上げください。1,680円です。
 なお、会員の方は、事務局にお申し込みください。
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節電が猿の生活にも影響?

 本日14日(月)午後、月例登山のときに打ち上げをする国道412号線平山坂上の館山広場に行くと、あちこちに猿の糞がありました。
 場内を見回ると、ヒオウギが数本、引き抜かれていました。
 帰宅し、妻に話すと、昨日午前中、館山側から西山側へ国道を渡る大群を見たと教えてくれました。

 この館山広場は、厚木市と愛川町の行政境にあります。ですから、厚木市の獣害防護柵はここで切れています。
 ですが、柵ができる以前から、猿・鹿・猪は、平山坂で国道を渡り、西山側から館山側に入って来ていました。それが徐々に鳶尾山方面に広がっていったと、私はみています。

 土・日は館山広場で草刈りなどをしていることが多い私は、ここで、猿の大群が国道を渡るのを幾度となく見ています。
 しかし、昨年の節電のときは、前の工場が木曜休みで、土・日は操業をしていましたので、見かけることはありませんでした。猿は、工場が操業していない時間帯に渡っていたのでしょうか。

 それが、節電が終わり、工場が日曜休みになった10月9日夕方、日曜日で、行楽帰りの車が多い国道を、館山側から西山側に渡る大群を見ました。
 
 今年の2月17日に上荻野分館で開かれた有害獣被害対策研修会で、この情報を提供しました。

 アースデイ東京に出展した際、私たちのブースの近くに日本オオカミ協会が出展していました。オオカミの力を借りずに、また、武蔵国御嶽神社のオオカミのお札に頼らずに、宮ヶ瀬ダム工事が始まる前の状態に、早く戻してほしいものです。
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「相州アルプス」が読売夕刊で!

 5月10日(木)、読売新聞夕刊の「みなみらんぼうの一歩二歩山歩」で「相州アルプス」が紹介されました。

 平成16年3月に、半原高取山から荻野高取山間の仏果山・経ヶ岳・華厳山など、国道412号線と平行に連なる東丹沢前衛の山々を、当会で「相州アルプス」と命名し、「黄色いチラシ」№281で発表しました。

 翌年、『山と渓谷』6月号の「小林泰彦の百低山巡礼」で紹介され、全国デビューをしました。

 命名から8年後の今、ネットで「相州アルプス」を検索すると、大勢の方々が縦走していることがわかります。

 今回の新聞記事で、相州アルプス南端の西山にも山ガールが大勢やって来ることを期待しています。

 写真は、今朝、神奈中上荻野車庫裏のヒオウギ畑から写した西山三山(右から経ヶ岳・華厳山・荻野高取山)です。
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相州アルプス縦走2012 17の10

 4、5人の山ガールとすれ違いました。
 金冷やしの緊張から解き放たれたからでしょうか、思わず、「そちらのグループに入りたい」と軽口がでました。
 背中に、彼女らの笑い声が。これも賑やかな山の登山の魅力でしょうか。

 八州ヶ峰と思われるベンチのある広場には、3、40人が休んでいました。
 「あと30分くらいで着きますので、お昼はそれまで待ってください」との女性リーダーの声も聞こえてきました。休む場所がないので通過し、少し下ったところで立ち休みをし、チョコレートを配りました。

 12時45分、第3山革籠石山(640m)到着。
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相州アルプス縦走2012 17の9

 仏果山山頂からすぐに、「金冷やし」の難所になります。
 岩場で、やせ尾根。今にも山岳修験者が現われそうなところです。
 21年5月4日、「相州アルプス北巡り」の際、この場所で『清川村の花図鑑』の藤田千代子さんに偶然お会いしたことを思い出しました。
 行き交う登山者に、道を譲ったりゆずられたり。やせ尾根が意外と長く感じられました。
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相州アルプス縦走2012 17の8

 宮ヶ瀬越え11時通過。
 しんがりを歩く私は、11時30分、第2山の仏果山(747.1m)を征服。先頭を歩いた仲間は、すでにお弁当を広げていました。
 無理からぬこと、彼女らは朝早く家を出た横浜からの参加者。
 それにしても、人気の山はすごい人出。次から次へと千客万来です。いつも静かな西山しか歩いていない私は、田舎者が銀座に出たようでした。

 集合場所のローソンで買った弁当を食べたのち展望台に登り、半原高取とは異なる眺望を楽しみました。
 出発前、集合写真を撮ろうとしていると、ちょうど到着したばかりの20人くらいのグループのリーダーの、「先に写真を撮ります」との声が聞こえたので、シャッター押しの交流をしました。
 12時03分出発。
 
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